「マイナビ 閃光ライオット2023 produced by SCHOOL OF LOCK!」ファイナルライブ審査のオープニングアクトに結束バンドが登場

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『SCHOOL OF LOCK!』と、ソニーミュージックのタッグにより、この夏9年ぶりに再始動が発表された10代アーティスト限定の音楽フェス「閃光ライオット」の、2023年8月7日(月)にZepp DiverCity (TOKYO)にて有観客で開催されるファイナルライブ審査「マイナビ 閃光ライオット2023 produced by SCHOOL OF LOCK!」のオープニングアクトに、アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』より、結束バンドの出演が決定した。

(c)はまじあき/芳文社・アニプレックス

(c)はまじあき/芳文社・アニプレックス

結束バンドは陰キャな高校一年生・後藤ひとりがバンド活動を通じて成長していく様を描いたTVアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』の劇中にて結成されたロックバンド。今回オープニングアクトでの出演という形で、「マイナビ 閃光ライオット2023 produced by SCHOOL OF LOCK!」と『ぼっち・ざ・ろっく!』のコラボが実現した。応募総数3,674組から勝ち上がった9組のアーティストのファイナルライブを盛り上げる。後藤ひとり役を演じ、結束バンドのバンドメンバーとして出演する青山吉能からのコメントも届いている。

<青山吉能コメント>
「以前、『SCHOOL OF LOCK!』にも出演させい頂いたり、何かと縁のある『閃光ライオット』のオープニングアクトに出演させて頂くことになり、とても驚きましたが、9年ぶりの復活をご一緒できることをとても嬉しく思います。私も、『ぼっち・ざ・ろっく!』をキッカケに楽器を始めたので、10代の楽器に対する熱に負けないように頑張ります!」

「閃光ライオット」オープニングアクトのバンドメンバーは、Guitar&Vo:青山吉能、Guitar:三井律郎、Drums:比田井修、Bass:高間有一。

「マイナビ 閃光ライオット2023 produced by SCHOOL OFLOCK!」の入場は無料、オンライン生配信も行われる。
 

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うらたぬき・志麻・となりの坂田。・センラの4名からなる男性ボーカルユニット・浦島坂田船が、毎年恒例のハロウィンライブ『Happy Halloweeeen 浦島坂田幽霊船 ~キャッ!とめられないの!?いたずらしニャイで♡でもご主人タマがすこすこすこてぃっしゅHOLD♡~』を2023年10月21日(土)・22日(日)に開催することが決定した。

7月から全国11都市17公演で開催する夏ツアーを開催中の浦島坂田船。結成10周年を迎えた今年のハロウィンライブは東京・有明アリーナで2days開催となる。

彼らの定期配信『浦島坂田船のげつようび。』にて発表されたコンセプトは“猫”。タイトルロゴにも“かわいい”要素が詰まっている。

なお、猫カフェ「うらしまさかニャせん」の入店チケットも手に入れられるハロウィンライブのチケット最速先行は、イープラスにて8月13日(日)まで受付中。

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上演決定を公式サイトにて発表していた、『ミュージカル「忍たま乱太郎」第13弾再演 ようこそ! 忍たま文化祭!』。この度、キービジュアルが完成、さらにアフターイベントの詳細なども決定した。

2023年4月に上演した第13弾初演は無事大千穐楽まで走り切った。そして今回の第13弾再演は、9月~10月、東京だけでなく大阪でも上演を予定。ハチャメチャで楽しい第13弾再演をひとりでも多くの方の元に届ける。

今回解禁になったビジュアルは、六年生を中心に五年生・四年生が文化祭を準備している中、事務員・小松田秀作がコミカルに奮闘しているとても賑やかなもの。

本公演は、お馴染みの六年生キャストの立花仙蔵役の湯本健一、潮江文次郎役の渡辺和貴、中在家長次役の新井雄也、七松小平太役の坂垣怜次、食満留三郎役の鈴木祐大、善法寺伊作役の反橋宗一郎の六年生6人を中心に忍術学園の文化祭を開催することになるが、五年生四年生はもちろん、一年は組の3人や先生たち、前回第13弾初演で初登場となった事務員の小松田秀作、そしてドクタケ忍者隊や暗殺者の万寿烏・土寿烏、さらには戸部新左ヱ門、食堂のおばちゃん、しんべヱのパパ、雑戸昆奈門も巻き込んで、様々な出来事が起こり忍術学園は大変なことになり……という物語。

原作マンガ・アニメと同様ギャグ満載、キャスト全員が舞台を所狭しと駆け回るハチャメチャで楽しい第13弾は、これまで忍ミュを観たことない方にも楽しむことができる、満を持しての再演。さらにパワーアップした本作を楽しみにしよう。

(C)尼子騒兵衛/NHK・NEP (C)ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会

(C)尼子騒兵衛/NHK・NEP (C)ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会

 
【STORY】
学園長先生の突然の思いつきで、文化祭を開催することが突然決まった。
すぐに六年生を中⼼に大慌てで準備に入ったけど、四年も五年も先生も意見がまるでまとまらない!
そんな時に学園長先生が、あるアイデアを思いついちゃったから、さぁ大変!
時間も無いし予算も無い! いったいどんな文化祭になっちゃうの!?
さらにパワーアップした再演の文化祭は、見所満載、盛り沢山、
爆笑の連続でハチャメチャにお届けします!
「お見逃しは、許しまへんで~」
さぁ!招待状を手に、忍術学園の文化祭に出掛けよう!

 

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世界最高峰、ニューヨークのメトロポリタン・オペラ(通称:MET)をスクリーンで楽しむ『METライブビューイング』。これまでの全ラインナップから選りすぐりの名作を一挙上映する恒例の人気企画『METライブビューイング アンコール2023』が東京・なんば・神戸・名古屋の4都市で上映が決定した。

『METライブビューイング』は、ダイナミックな音響と多彩なカメラワークに加え、生の劇場でも観られない舞台裏や歌手へのインタビューも収録。本年は、アンコール上映で久々の登場となる貴重な名演が多くラインナップ。東劇では28演目、なんば・神戸・名古屋では12演目を一挙上映する。ソニア・ヨンチェヴァ、リゼット・オロペーサなど今秋来日する歌手たちの出演作品も上映される。

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俳優・小沢道成による演劇プロジェクト「EPOCH MAN」の新作公演『我ら宇宙の塵』が、2023年8月2日(水)から13日(日)まで東京・新宿シアタートップスで上演される。

小沢が作・演出・美術を手がけるEPOCH MANによる約2年ぶりの新作となる本作は、「パペット」と「映像テクノロジー」を取り入れ、いなくなった父の行方を探す少年と、その少年の行方を探す母の物語を描く五人芝居。出演者は池谷のぶえ、渡邊りょう、異儀田夏葉、ぎたろー(コンドルズ)、そして小沢。

今回、EPOCH MANとしては初めて、“バリアフリー字幕タブレット貸し出し”による「鑑賞サポート実施公演」を2日間設定した。そこでタッグを組むPalabra株式会社(以下、パラブラ)に所属する蒔苗みほ子氏と、本作のプロデューサーでこれまでも鑑賞サポート実施公演を手掛けてきた半田桃子に、小沢が話を聞いた。

「障害」を取り巻く変化

小沢:そもそも僕は、「鑑賞サポート」とはどういうものなのか、これを演劇でやることでどういったメリットがいろんな方に増えていくのかというのを、まだ理解していなくて。それを今日知りたいなと思っています。そもそもですが、「障害者」という言葉を使うことに僕は少し抵抗を持っちゃうんですけど、これは今も使う言葉なんですか?

小沢道成

小沢道成

蒔苗:そうですね、使われています。ただ日本には2016年から「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法)」という法律があって、これを作ったのは国連の「障害者の権利に関する条約(障害者権利条約)」を批准したことによる国内法制度の整備の一環なんですけど、これらの法律により「人に障害があるのか」「社会に障害があるのか」というところで考え方が変わりました。「障害」の捉え方として、「医学モデル」と「社会モデル」という2つの考え方があります。大きく言えば、これまでの考え方は「この演劇作品が楽しめないのは個人に障害があるため(=医学モデル)」という感じだったんですけど、今の考え方としては、「障害のないことを前提に作られた演劇作品の側に原因がある(=社会モデル)」というようなイメージです。だから「障害」という言葉も、「害」の字を「碍」にしてみたり、ひらがなにしてみたり、「ハンディキャップのある人」という言い方をしてみたりということもされていますが、パラブラでは、「社会」のほうに障害があるという考え方で、「視覚障害」「聴覚障害」という言葉は使います。「障害を持つ人」となると違うよねっていう考えです。

小沢:なるほど!

ーーちなみに先ほど出てきた「障害者差別解消法」ではどういった義務があるのでしょうか?

蒔苗:現状、「不当な差別取り扱いの禁止」は義務となっています。また、国や地方自治体に対して「合理的配慮」ということで、当事者から配慮の要望があれば、負担にならない程度で検討することが義務づけられています。来年の4月からは事業者もそれが義務になります。ただそこで勘違いしてほしくないことがあって、当事者が言えばなんでもやらなければならないってことじゃないんです。あくまで「合理的」な「配慮」が求められているので、お互いの相談のもと「これ以上は難しいけど、ここまではできる」をみつけていきましょうという法律です。そこがまだあまり広まっていないこともあり、例えば演劇の鑑賞サポートでも、当事者は「法律もあるし相談できるかな」という感じなんですけど、事業者側はどこまで配慮したらいいのかわからないから難しいと感じてしまうときもある。パラブラでは「UDCast」というサイトで鑑賞サポートの相談窓口(※記事最後にリンク有)も運営していますが、根本的な考え方がなかなか社会に浸透していないというのは一番の課題だと感じています。

蒔苗みほ子

蒔苗みほ子

もともと演劇や映画が好きな人は多い

小沢:今回の鑑賞サポート導入のきっかけは、プロデューサーの半田さんからの提案です。今作に限らず、半田さんはそもそもどうして鑑賞サポートを導入しようと思ったんですか?

半田:私が2021年に携わったタカハ劇団の『美談殺人』という作品は、手話通訳者が舞台に立つというつくりでした。なので耳が聴こえない方にも観ていただきたいと考えたのですが、その鑑賞サポートを誰に頼めばいいかわからず、知り合いにパラブラさんを紹介してもらって、劇団主宰の高羽彩さんと一緒にお会いしました。『美談殺人』は東京・下北沢の「駅前劇場」で上演した公演なんですけど、小劇場でもそういう取り組みをやってみたいという相談をしたんですよね。

蒔苗:そうでしたね。なつかしい。

半田:そのときのパラブラ代表の山上さんや蒔苗さんの言葉ですごく心に残っているのが、「全部をやろうとすると大変だけど、できることからやっていくのがいいんじゃないですか?」というものです。というのも鑑賞サポートにはいろんなメニューがあるんですよ。舞台手話通訳、字幕タブレット貸し出し、音声ガイド、駅までのお迎え、盲導犬対応、台本貸出……。それを小劇場のカンパニーが最初からやるとなると、やり方もわからないし、どう進行をしていけばいいかわからない。そこでその言葉を聞いて、ちょっと肩の荷が下りて。じゃあまずは字幕タブレット、駅までのお迎え、盲導犬対応、台本貸出、事前舞台説明をやってみようと決めました。そこが始まりです。

半田桃子

半田桃子

ーーどのくらいの方が来られたのですか?

半田:40人くらいいらっしゃいました。そしたら客席がすごく豊かになったんですよ。字幕タブレットを利用している人もいるし、盲導犬と来てくださる方もいるし、音声ガイドはなかったけど目が見えない方や弱視の方も来てくださっていた。私はその客席の風景に感動して。カンパニーサイドとしては、コストもかかるしカロリーも高い取り組みではありますが、続けていくことに意味があるなと思いました。あと、小劇場でも興味を持って来て下さる方がこんなにいるんだ! というのも知れましたしね。

小沢:駅前劇場で40人ってすごく多いと思います。演劇を観たい方って多いんですか?

蒔苗:もともと演劇や映画がお好きな方も多いんですよ。でも聴こえない方でいうと、演劇はサポートがないと台詞がわからないので。

小沢:字幕がないですもんね。

蒔苗:そうですね。『美談殺人』は手話通訳者が舞台に立つという特色もありましたし、みなさまから「ぜひ観たい」という声が挙がって、多くの参加がありました。ただ現実としては、鑑賞サポートのある作品があることに当事者もまだ気付いていないという部分があります。普段から演劇や映画を観たいと思われている方は、そういうサークルだったりNPO団体だったりに属しているので情報を得やすいのですが、その一段先の「一般に向けての広がり」というのが今の課題です。

小沢:どう知ってもらうのがいいんですかね?

蒔苗:それこそこういう記事だったり、SNSだったりがありますね。だけどなにより、このサポートが当たり前になることが一番の近道だと思います。実際にどんな感じになるのかがわからないから、はじめの一歩が踏み出せない方が多い状況なので、私たちも今は「一回来てみなよ」っていうことを伝えています。

(左から)半田桃子、蒔苗みほ子、小沢道成

(左から)半田桃子、蒔苗みほ子、小沢道成

小沢:そこは演劇界の誰もが考える「どうやったらお客様に来てもらえるか」というのと同じですね。

蒔苗:はい、半田さんたちと話せば話すほど同じだなと思っています。そのために今、半田さんたちと検討していることとしては、情報発信ですね。演劇ファンにはチラシのあらすじが鑑賞の判断基準になるけど、初めての人には何がおもしろいのかわからないので、もっと簡単な宣伝文をお願いします、とか。

半田:チラシになんの情報を載せるかには、制作サイドが「相手がなにが知りたいか」を考えなければいけないなと感じています。どういうサポートがあって、どういうサポートが“ない”かまでを明確にする。パラブラさんや、手話通訳をお願いしている団体―TA-net(シアター・アクセシビリティ・ネットワーク)さんからフィードバックがあるのはそこです。ないならないと言っておくことが判断基準になるので。

蒔苗:問い合わせなきゃわからないような曖昧な書き方だと、それけで「私向きではないのかな」と思われてしまうんです。だから「これはできます」「これはできません」と明確にすることが大事。最近は、サポートがあることを情報解禁と同時に発信してくださる劇団さんや公演も多くなってきていて、当たり前に情報として受け取れる状況がすごくうれしいです。これまでは当事者だけの情報ツールで回ってくる、狭い感じだったんですよ。でも今はみんなが「こういうのあるんだ」と知れて、お友達とか会社の同僚の当事者と一緒に行ける、みたいになっている。一般の情報になることでの広がりというのは絶対にあると思います。それはいち演劇ファンとしてもうれしいです。自分が利用しなくても、こういうことが始まっていて、この劇団はこういうことをしているんだなってことに安心感を持ちます。託児サービスもどんどん増えていますしね。

国や都への働きかけから生まれる変化

ーー現状の課題というのはどこにあると思われますか?

蒔苗:まだまだ課題だらけです。観劇人口を増やしたいというのもそうですし、今話した社会に知られていないということもそうですし。さっき半田さんもおっしゃっていたけど、鑑賞サポートが公演実施の流れの中にデフォルトで入っているものではないので、どうしても後付けの負担になってしまう。だからお金の面でも人の面でも、国が法律でそれを当たり前にしたいんだったら、サポートしてほしいですよね。

小沢:そこはそうですね。団体側からするとお金のことはあるなと思います。小劇場で公演をするような団体は、そうでなくても予算が少なくて黒字にできるかどうかのラインで闘っているところもたくさんあるので。ただその一方で、シンプルにお客様の層が広がるというのはメリットだよなとも思いました。

小沢道成

小沢道成

蒔苗:理想としては、例えば舞台美術費とかと同じように、鑑賞サポートが当たり前の公演経費になることです。ただそのためには中期的ないろんな施策が必要で、鑑賞人口の掘り起こしには劇場や国の協力も絶対に必要だなと思います。

半田:ただその中でもちょっとずつ助成の仕組みが変わっていて、例えば芸術文化振興基金だと鑑賞サポートにかかる費用が助成の対象になったり、あとはアーツカウンシル東京は、今年から制作費とは別枠で、鑑賞サポート費と、ハラスメント防止や託児保育サービスの費用が申請できるようになったんですよ。

小沢:それは大きいですね!

半田:すべて同じ枠だと、どうしても目に見えるようなものだったり人件費に充ててしまうんだけど、別枠で立ててくれるとそのためだけにお金が使えるから「じゃあやってみよう」となるんですよね。

ーーそういう変化って、こちら側からの働きかけがあってのことなのでしょうか?

半田:私も助成団体に対して「こういうのがあったらいいです」と伝えてきました。多分他のカンパニーも声に出して言ってくれたから、そうなってきたんだと思います。今はほかにも、公共劇場、および民間劇場が、鑑賞サポートのための機材をスタンダードに置いておいてくださると、レンタル経費がかからないよねって話を蒔苗さんとしていて。
蒔苗 そうですね。機材が劇場に備え付けであれば、カンパニーは中身を作るところだけでいいわけなので。

ひとつの作品で語られているものは決してひとつの答えではない

ーー今回の具体的なサポートの内容もうかがいたいのですが、『我ら宇宙の塵』ではどんな鑑賞サポートがあるのでしょうか?

蒔苗:まず、お一人ひとつずつタブレットをお貸出しします。そのタブレットは暗転中でも明かりが漏れないような加工がしてあるものです。タブレットには、開演前のアナウンスから本編まで全部の言葉が文字で表示されるので、お客さんはそれを見ながら舞台を観ることで音声の情報が受け取れるということです。

蒔苗みほ子

蒔苗みほ子

ーー舞台って日々少しずつ台詞のタイミングなども変化しますが、そこはどう対応されているのですか?

蒔苗:場内に一人オペレーターのスタッフがいて、その場で音声を聞いて文字をタブレットに出せるようにしています。いろんなサービスがありますが、弊社はそういうふうにしていますね。

小沢:アドリブとかあると大変ですね?

蒔苗:一応、アドリブも入力できるモードをつけてはいるんですよ。非常時に「避難経路はこちらです」というご案内は必要なので、なにかあったらパッと差し込めるような機能はつけています。

ーーいろんな事態を想定してつくられているんですね。

蒔苗:字幕で演劇が楽しめるかなと不思議に思いますか?

小沢:でも僕は英語が話せないし聞き取れないのですが、海外でお芝居を観てなにを言っているかはわからなくても楽しめる人なんです。そのときは、物語を知ろうとしたり言葉を理解しようとしないぶん、「きれいだな」とか「役者さんの表情いいな」とかで楽しんでいたりする。人間の持っている情報量はすごいですから。それに、ひとつの作品で語られているものは決してひとつの答えではないと思うんです。作者がつくったものだけではない、自由にいろんな捉え方ができるのが、演劇や映画なんだと思いますし。

蒔苗:小沢さんのその、観客を信頼してくれているところ、とても素敵だと思いました。鑑賞サポートの取り組みをしていると、聴こえなくても見えなくても、作品の本質はじゅうぶんに受け取ることができるんだなということを実感します。そこが私は一番おもしろいなと思っているところです。今回は、字幕タブレットの貸出なので聴こえない方がいらっしゃることが多いと思うのですが、字幕があることできっとさらにイメージが膨らむと思います。

当事者のお客様の選択肢を増やしたい

ーーこういった鑑賞サポートの取り組みは、ボランティアの方が担うことが多かったそうですね。

蒔苗:はい、その場合はボランティアの方の個人の解釈で字幕表現を作ったり、シーンの説明をしたりということになっていました。それも助けになりますが、個人的には公式の、つまり演出家の意図の入ったサポートを提供するというのは、すごく大事なことだと思っています。そこがこの鑑賞サポートの事業を始めるきっかけでもあります。実は半田さんのチームは、毎回字幕を出すオペレーションも担ってくださっているんですよ。

半田:うちは毎回制作スタッフから担当者を出すようにしてて、今回も制作スタッフが担当します。

半田桃子

半田桃子

ーー稽古場で一緒に作品をつくってきた人が担当するんですね。

半田:今回、その制作スタッフに頼んだときにうれしかったのが、ご家族の中には耳が聞こえにくい方もいるそうで、本人が担当している作品も観に行けなかったりするらしいんです。だから今回は「家族にも届けるためにがんばってオペレーションします」と言ってくれて。キャストやスタッフが「家族に観てもらえる」と言ってくれるのはうれしいし、「字幕、見やすかったよ」と言ってもらえるのもうれしいなと感じます。
もちろん予算の問題もあるし人手の問題もあってそうしているのですが、理想では、例えばもし鑑賞サポート対象日以外にお客様からの問い合わせがあったときに、「じゃあ今日も出しますか」くらいのノリで対応できたらいいなと思っているんです。もちろん「この日は鑑賞サポート日で、タブレットを使うお客様がいます」と、事前周知しておくことも大切なんですけど、でもそのくらい気軽に観に来てもらえるようになればすごくいいなと思います。

ーーたしかにそれは制作スタッフができるからこそ可能な対応ですね。

半田:自分が鑑賞サポートをやる公演に関しては、日時も含めお客様に選択肢をもっと持ってほしいなと思っています。あとはお客様が作品を選べることが一番大事だと思うので。取り組むカンパニーが増えることもうれしいです。
小沢 そうですね。と同時に、義務的にやるだけでは誰にとっても良くないと思うので、まずは僕たちが取り組んでの実績みたいなものを共有できたらいいんですかね。「こんなにいろんな人が観てくれるんだ!」ということが広く知られたら、多くの作り手さんが「私たちもやってみよう」と思って、鑑賞サポート実施の公演が広がっていく気がしました。より多くの人に観てもらいたいという想いは誰もが抱いてるはずなので。

(左から)半田桃子、蒔苗みほ子、小沢道成

(左から)半田桃子、蒔苗みほ子、小沢道成

UDCast 鑑賞サポート相談窓口
https://udcast.net/support/

Palabra株式会社
https://palabra-i.co.jp/

取材・文=中川實穗     写真=山岸和人

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2.5次元ミュージカルを中心に手掛ける舞台制作会社ネルケプランニングがプロデュースする演劇ユニット、神戸セーラーボーイズが7月1日(土)、高速神戸駅と新開地駅をつなぐ地下街「メトロこうべ」主催の七夕イベントに登場。ミニコンサートがメトロこうべの中央広場「metro+」にて開催された。イベント終了後には、神戸老舗のイスズベーカリーとの「推しパン」コラボ企画のための試食会も実施。こちらでは、その様子もあわせてレポートしよう。

メトロこうべ

メトロこうべ

フレッシュな歌声とダンスで魅了

神戸セーラーボーイズは、14~18歳までの10人の少年からなる演劇ユニット。全員関西出身で、舞台を中心に地域に根差したイベントにも積極的に参加し、多くの人に愛されるグループを目指している。来たる2023年8月4日(金)~6日(日)には、拠点としている新神戸の劇場AiiA 2.5 Theater Kobeにて、新作公演「神戸セーラーボーイズSF『Boys×Voice 308』」の上演を控えている。

【メトロこうべ~七夕イベント~出演!☆ダイジェスト映像】

神戸セーラーボーイズの舞台の中でも重要な役割を果たす「合唱」は、彼らの特徴のひとつだ。少年期独特のボーイ・ソプラノを披露できる時間は限られている。彼らのフレッシュな歌声、パフォーマンスを一目見ようと、ストリートピアノが設置された中央広場には、開演前からファンがたくさん集まった。

開演前に呼び込みをする中学生メンバー

開演前に呼び込みをする中学生メンバー

リハーサルを終え、衣装に着替えたメンバーは、開演10分前になると広場前を通行する人々に呼び込みを開始! 少しはにかみながらも、「神戸セーラーボーイズです! ぜひ観て行ってくださーい!」と元気に声をかけていた。

細見奏仁

細見奏仁

絶対音感を持ち、ピアノを特技とする15歳の細見奏仁は、設置されているグランドピアノを演奏し、開演までの時間も集まった人々を楽しませてくれた。その軽快で楽しい音色にひきつけられてどんどんお客さんが集まってくる。

そして、細見奏仁のピアノ生演奏によるイントロダクションからコンサートが開演。メンバーが登場し、横一列に並ぶと「やさしさに包まれたなら」(松任谷由実)を透き通るような美声で聴かせていく。神戸の街をイメージした神戸タータンをあしらったセーラー服は、夏らしく爽やかでステージに映える。中学生はブルー、高校生はブラウンという配色になっており、夏らしく爽やかでステージに映える。見事なハーモニーを響かせると、会場のお客さんは大きな手拍子で応援した。

石原月斗

石原月斗

グループのまとめ役である中川月碧が「神戸セーラーボーイズです! 僕たちは、芝居や合唱などいろんなことにチャレンジしています!」と挨拶し、塚木芭琉が新作公演をアピールすると10人それぞれの自己紹介がスタート。

フラメンコが得意な14歳の田中幸真はフラメンコのステップを披露、アクロバットとバレエダンスが得意な17歳の石原月斗は見事なバク宙を決めるなど、それぞれの特技やチャームポイントをアピール。彼らの初々しいパフォーマンスに思わず笑顔になってしまう。

「七夕の願い事は、自分のためじゃなくて、誰かのためにする願い事なんやで!」(崎元リスト)、「今日観に来てくれたみなさんに楽しんでもらえることを願って!」(中川月碧)と、七夕らしいトークでつなぐと、合唱曲「マイバラード」へ。

さらに「もう一度ふたりで歌いたい」(和田アキ子)を躍動感のあるダンス、10人による鮮やかなフォーメーションを織り交ぜながら歌唱。ときおりメンバー同士で目を合わせながら気持ちを込め、汗が光る熱いパフォーマンスを見せてくれた。ラストのポーズもばっちり決まると、子どもから大人まで幅広い年齢層のお客さんが大きな拍手を送った。

メンバーがハンドクラップを誘導すると、早くもラストソングに。「手紙~拝啓 十五の君へ~」(アンジェラ・アキ)では、ダンスもよりダイナミックになり、生き生きした表情で約20分のステージを終えた。

終演後の集合写真撮影タイムでは、誰からともなく手でハートをつくって笑顔を見せるメンバー。みんなの仲の良さが伝わってくる一幕だった。

集まってくれたお客さんへ名刺を配って、「神戸セーラーボーイズ」の営業活動もしっかりと。

塚木芭琉

塚木芭琉

七夕イベントとあって、会場には大きな笹が飾られ、誰でも自由に短冊に願い事を書くことができるコーナーも。なかなか願い事が思いつかないメンバー、すらすらペンを走らせるメンバーなどさまざま。それぞれに公演の成功やスキルアップを願って笹に飾った。短冊は後日、神戸の湊川神社で御祈祷、お焚き上げされたそう。

願い事が叶いますように☆

願い事が叶いますように☆

メンバーの「推しパン」を選ぶ試食会を開催

七夕イベント終了後、イスズベーカリーとのコラボ企画の試食会を行うために、メンバーは新開地から三ノ宮にあるイスズベーカリー本店に移動。気になったパンをひとり5つずつ選ぶことに。選んだパンを実際に試食し、各メンバーが推しパンとしてお気に入りをひとつ選ぼうというもの。

イスズベーカリーは創業77年を迎える神戸を代表するベーカリー。神戸市から「神戸マイスター」に認定された井筒英治二代目シェフが「毎日食べられる飽きのこないパンを」をモットーにパン作りをしている。神戸っ子の御用達として長年愛されている商品はどれも個性的でありながら、老若男女に愛される親しみやすさが特徴だ。

イスズベーカリー本店

イスズベーカリー本店

たくさんのパンがところ狭しと並ぶ店内。高校生、中学生が2人1組となりお気に入りのパンをトレーにいれていく。しっかりと吟味して選ぶメンバー、見た目や直感で選ぶメンバーなど選び方にもそれぞれの性格が垣間見える。

塚木芭琉、髙橋龍ノ介

塚木芭琉、髙橋龍ノ介

津山晄士朗、中川月碧

津山晄士朗、中川月碧

奥村頼斗、崎元リスト

奥村頼斗、崎元リスト

明石侑成、細見奏仁

明石侑成、細見奏仁

選んだパンを持ち帰り、お待ちかねの試食会がスタート! 七夕イベントで歌って踊ったあとなので、食べ盛りの彼らはお腹ペコペコ。「いただきまーす!」と元気よく手を合わせると50個のパンが机の上に並ぶ中、「どれから食べる!?」と目を輝かせるメンバーたち。自分が選んだパンを「見て! 見て!」と自慢し合ったり、「それ何!?」と隣の人のパンをのぞき込んだりと賑やかだ。

みんなが選んだパンは、スイーツパン、惣菜パン、食パン、ハード系パンとさまざま。中でも人気が高かったのは、ゴロっとベーコン。「サイコロみたいなベーコンの食感とチーズが美味しくて、一口の食べごたえと満足感がスゴイ!」と中川月碧、石原月斗、細見奏仁の3人が絶賛していた。

チョココロネの美味しい食べ方をみんなにレクチャーする崎元リスト、「もちもちで美味しくて5個も入っていて幸せ」とタマゴぼうやをほおばる最年少の髙橋龍ノ介は、キャラクターにぴったりのパンを選んでいておもしろい。

トレロンを掲げる細見奏仁

トレロンを掲げる細見奏仁

その中でもみんなから注目を集めていたのは、細見奏仁が選んだ超ロングなフランスパン、トレロン。細見が全長約70cmのパンを掲げると「長っ!」、「中には何が入ってるん?」とみんなも興味津々。「見た瞬間、存在感に惹かれて買いました。弾力がある生地と中に入っているジューシーな粗挽きソーセージがマッチしていて最高!」と見た目のインパクトはもちろん、味にも大満足していた。

ひと通り食べ終えると「美味しい以外の感想がない!」、「順位なんかつけられない!」、「全部美味しすぎる!」と困った表情を浮かべるメンバーたち。残りのパンも持ち帰り、じっくりと選んで、後日それぞれの推しパンが決定した。

試食した感想を記入

試食した感想を記入

みんなが選んだ推しパンは一体何になったのか!? 現在、イスズベーカリー3店舗(本店、生田ロード店、元町店)で、それぞれの推しパンにメンバーの写真付きポップが掲示されている。ポップにはオフィシャルサイトや公式SNSのQRコードが記載されているので、お気に入りのメンバーのプロフィールをチェックすることも可能。ポップは公演最終日の8月6日(日)まで掲示されているので、気になった人はチェックしてみよう!

取材・文・撮影=岡田あさみ イスズベーカリー撮影=オフィシャル提供(神戸セーラーボーイズ製作委員会

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宝塚歌劇団・元星組トップスター北翔海莉が、芸能生活25周年をむかえ、『北翔海莉 芸能生活25周年記念公演 THE 北翔まつり』を、2023年9月に東京、大阪で開催する。

第一部は松竹新喜劇の作品である『先づ健康(作:茂林寺文福)』を、第二部は『THE 北翔まつり』と題した和物のショーを予定。芝居・歌・ダンスと三拍子揃った北翔海莉の魅力のたっぷり詰まった記念公演だ。
この公演では、夫・藤山扇治郎との再共演や、今年3歳を迎える夫妻第一子・美治の初舞台も話題となっている。そのほか、風莉じん、星吹彩翔、亜聖樹、小林功、川浪ナミヲが共演し、舞台を彩る。

そんな記念公演に挑む北翔に、都内某所でお話を伺うことができた。

北翔海莉

北翔海莉

ーーこの度は、芸能生活25周年おめでとうございます。まず、25周年を迎えたお気持ちをお聞かせください。

正直、25年も続けられると思っていませんでした。宝塚を卒業して、ちょうど今年の秋で7年目に入りますが、変わらずに応援してくださるファンの方の存在も、とても大きいです。
自分自身は宝塚を卒業し、結婚・出産を経て、私生活の環境も大きく変わったんですね。育児しながらのお仕事に不安を感じていたとき、夫の藤山扇治郎さんが「みっちゃんは舞台からおりたらいけない。僕はみっちゃんの舞台を見続けていたい」って言ってくれたんです。ファンのみなさんや家族の支えのおかげで、こうして25年続けられているっていう感謝の気持ちを込めて今回、感謝祭のような公演にしたいなと思ったんです。
公演のタイトルもね、メモリアルとか横文字のおしゃれなタイトルも考えたんですよ。でも、スパッと潔く「誰ももう忘れないだろうな!」っていう題名にしようって思って、これに決めました。

ーー今回は二部構成の舞台となっていらっしゃいます。まず、第一部の『先づ健康』についてお伺いします。

宝塚時代にも、劇中でおじいさんの役をやることもあって、その時に役作りに参考にさせていただいた作品なんです。自分が40歳を過ぎて、「親孝行って何だろう」って考えたとき、この作品にはメッセージとして伝えられるようなものが、いっぱい詰まってることを思い出しました。この3、4年、コロナ禍で、気軽に人に会えない時期が長かったと思うんです。ファンの方も、「とにかく、まず健康に舞台見に行くからね」って言って下さる方も多くて、『先づ健康』というタイトルの喜劇、すごくいいなって思って決めました。
25周年ですし、「キラキラしていて、格好良くて、一番素敵なみっちゃんが見れるのかも……」って思ってるファンの方々もいるとは思うんですけども。今回のコンセプトって、なんだかそっちじゃないんですよね。夢の世界じゃなくて、よくある日常の中で気づかされる……、そういう作品をやりたかったんです。

北翔海莉

北翔海莉

ーー第二部はタイトルと同じ『THE 北翔まつり』と題した和物のショーをご予定ですが、どのようなショーになりますか?

現役時代そして卒業してからも、和物作品に多く出演しているんです。ただ、思い返してみると、ディナーショーとかでなかなか和物の曲を歌う機会がなくて。それだったら、今までのものをずらっと並べてみようって。実は、和物のショーをやりたいっていうことが先に決まったんです。それから、お芝居を決めました。

ーー今回、共演者のみなさまもバラエティに富んだメンバーです。みなさまの印象や、どのようなご関係かお聞かせください。

風莉(じん)さんは私の同期生です。宙組時代に一緒に戦友として頑張ってきた仲間であります。そのほかの他の子たち(星吹彩翔、亜聖樹)は、在団中もですけれど、卒業してからもご縁がある方たちなんです。小林(功)さんは、私と扇治郎さんが共演した『蘭~緒方洪庵 浪華の事件帳~』で、一緒に共演させていただいた方です。お力をお借りしたいけど、手の届かない御方かな……と思いながら、お声かけしたところ、ご快諾くださいました。そして、川浪(ナミヲ)さんは役者でもあるのですが、演出助手もできるマルチな方なんですね。今回『先づ健康』でも補綴として力を貸してくれます、

ーー今回のチラシのイラストの北翔さん、とっても素敵ですね。こちら、はじめてご覧になった時は、どう思われましたか?

元雪組の大澄れいさんに描いてもらったんです。「綺麗な女優さん」のイラストっていうよりは、前進し続ける勢いがあるイメージで書いてくださいました。はじめてみたときは思わず笑ってしまいました、私のこと、よくわかってるなぁって。一発OKです!

ーーデビューしたばかりのころと、今、心境の違いなどはありますか?

長い道のりだった……という気がしています。初舞台のころ、自分がこんな続けると思ってなかったです。「あっという間だった」っていう感覚が全然なくて、紆余曲折、いろんなことがあって、すごい長い道のりでした。壁にぶち当たって身動きが取れない試練も、それすら前進するのみでここまでやってきました。そんな中でも、私を応援してくださるそのファンの方から、「この作品に助けられた」「試練を乗り越えられた」っていうお手紙をいただいた時は、「自分が舞台に立つことは無駄じゃなかったんだ」と感じることができて幸せです。

北翔海莉

北翔海莉

ーー今回、藤山扇治郎さん、美治さんとご家族での共演になりますね。

母親の目線になったときは、「この子は大丈夫か? 夜公演で寝ちゃうんじゃないか」とか、「稽古場で本当にできるんだろうか」という心配はあります(笑)美治さんが生まれた2020年はコロナ禍だったので、どこかに預けるっていうことできなかったんですよ。とにかく自分の現場に連れていくしかなくて、楽屋で育ったような子なんです。なので、母が「舞台に立つ」っていう意識はあるみたいですね。2歳くらいになったら、「自分も舞台に立ちたい」って言うようになりました。
また、今回、松竹新喜劇の作品をさせていただくにあたって、私が旦那さんの方の世界観のそのジャンルに入らせていただくことなります。自分がその世界ファンだったので、松竹新喜劇を演じられるという部分では嬉しい反面、緊張感もすごくあります。
今回、ショーのメドレーやフィナーレの衣裳は千地泰弘先生の素敵なお着物です。千葉県人会からいただいた北翔の紋が入ったお着物もあります。扇治郎さんは藤山の紋が入ったお着物なわけで、紋バトルみたいな雰囲気になりそうですよね。

ーー今でも様々な舞台でご活躍ですが、今後、どのようなことに挑戦していきたいですか?

どんな作品にお声かけ頂くか、自分が未知のまま宝塚卒業したんです。自分がこういうものがしたいっていう目標を立てるのも大事なんですけど、導いてくださる方との縁を無駄にしないように、これからもやっていけたら嬉しいな、と考えています。
また今回殺陣のシーンがあります。出産もあったため、三年半木刀を持たない時期があって、筋肉が全部落ちちゃったんですよ。だけど、そんな中でも、挑戦のチャンスをいただいたので、出戻りのような気持ちでチャレンジしています。殺陣指導をお願いしている市瀬秀和さんには、武道の神髄みたいなものから教わって、格好いいだけではない殺陣のシーンを披露出来るように、所作からご指導いただいています。

ーーたのしみにしているみなさんへメッセージをお願いいたします。

25周年の節目に、自分の芸能生活のこれからをどうしようか……子育てもあるし、ひとつの節目で休憩かな……なんて考えたこともありました。でも、ファンの方の「みっちゃんの舞台が生きがいだ」、「みっちゃんに会いに行くことを目標に今頑張ってるんだ」って言葉に、「まだ舞台降りちゃいけないな」ってことを改めて気付かされました。
たったひとりでも私を求めてくださる人がいるのであれば、その方に誠心誠意、お応えしていきたい。
今回は、その感謝の気持ちをもって、まず健康で、笑顔で帰っていただく内容にしたいなって、思っております。

北翔海莉

北翔海莉

取材=森きいこ   撮影=山副圭吾

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タイのダイヤモンドビーチで12月2日・3日と2日間開催されるビーチフェス『Longlay Beach Life Festival』。メインステージとなる“Whale Stage”のラインナップが第一弾アーティストとしてアナウンスされた。

2019年から開催されているこのビーチフェスは2日間で約2万人の観客が来場している。Whale Stage、Octopus、Seahorse、and Secret Stageの4つのステージがあり、日本でも知名度のあるPhum Viphurit(プム・ヴィプリット)やタイの2ピースデュオ・HYBS をはじめJeff Satur、TSUNARI等タイのアーティストの第一弾出演者が発表された。また、日本からはTina Moonの出演が決定した。

”Whale Stage”出演者

HYBS/ JEFF SATUR/ MAIYARAP-AUTTA/ NOI PRU/ ORNAREE/ PARADOX/ PHUM VIPHURIT/ PIXXIE/ REINIZRA/ SLUR/ TRIUMPHS KINGDOM/ TSUNARI and TINA MOON from Japan

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中日ドラゴンズは8月25日(金)~27日(日)、『勝夏フェスティバル 2023』をバンテリンドーム ナゴヤ(愛知県)で開催する。対戦相手は横浜DeNAベイスターズ。

『勝夏フェスティバル 2023』は、この夏新たに誕生したドラゴンズの一大イベント。「野球観戦」×「音楽」の進化型夏フェスをテーマとしており、毎日異なるアーティストが来場。国歌独唱やセレモニアルピッチ、ミニライブなどを行う。

8月25日(金)は、5人組アーティスト「Da-iCE」のボーカル兼パフォーマーとして活躍中の大野雄大が来場。試合前の国歌独唱とセレモニアルピッチに登場する。

大野雄大

大野雄大

26日(土)は、Z世代を中心に爆発的ヒットを記録した「チグハグ」を歌う7人組ボーイズグループの「THE SUPER FRUIT」が来場。試合前にはセレモニアルピッチ、試合中にはイニング間イベント、試合後にはミニライブを行う。

なお、セレモニアルピッチにはメンバーを代表して、愛知県出身の星野晴海が登板する。

THE SUPER FRUIT

THE SUPER FRUIT

27日(日)は、「東海ラジオガッツナイター」の今季テーマソングである「ワンダーラスト」を歌う、GENERATIONS from EXILE TRIBEが来場。試合前にミニライブ、セレモニアルピッチを行う。

なお、セレモニアルピッチにはメンバーを代表して、三重県出身の小森隼が登板する。

GENERATIONS from EXILE TRIBE

GENERATIONS from EXILE TRIBE

『勝夏フェスティバル 2023』では、他にもさまざまなイベントやプレゼントを実施。来場者全員プレゼントとして26日(土)には昇竜レプリカユニホームが、27日(日)には勝夏ラバーバンドが配布される。

26日(土)には昇竜レプリカユニホームを来場者全員にプレゼント

26日(土)には昇竜レプリカユニホームを来場者全員にプレゼント

27日(日)にプレゼントされる勝夏ラバーバンド

27日(日)にプレゼントされる勝夏ラバーバンド

また、27日(日)の試合終了後には「スカイロールオープンショー」を開催。バンテリンドーム ナゴヤの天井の一部を開放して、さまざまな形を模る。外の明かりを取り入れることで、「夜が明ける時のような感覚を楽しめる」とのことで、どんなモチーフが天井に浮かび上がるか楽しみだ。

「スカイロールオープンショー」

「スカイロールオープンショー」

なお、バンテリンドーム ナゴヤの周囲では、『勝夏フェスティバル 2023』に向けて特別装飾を実施中。横断幕には勝夏フェスティバル 2023にゲスト出演する大野雄大(Da-iCE)、THE SUPER FRUIT、GENERATIONSが、夏らしさをイメージしたロゴとともにデザインされている。一方、三角バナーはイベント当日3日間は、特別バージョンに変わる予定だ。

『勝夏フェスティバル 2023』に向けて、球場周辺で横断幕などを設置

『勝夏フェスティバル 2023』に向けて、球場周辺で横断幕などを設置

特別装飾の三角バナー

特別装飾の三角バナー

野球と音楽を同時に楽しめる進化型夏フェス『勝夏フェスティバル 2023』。ファンとアーティストが一体となった声援が、ドラゴンズを後押しする。

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2023年10月18日(水)~11月19日(日)新国立劇場 中劇場にて、シェイクスピア、ダークコメディ交互上演『尺には尺を』『終わりよければすべてよし』が上演される。

新国立劇場の2023/2024シーズンは、シェイクスピア二作品の交互上演でスタートする。『尺には尺を』と『終わりよければすべてよし』の二作品は、シェイクスピアの戯曲のなかでは上演回数もそれほど多くはなく、またどちらも、最初の全集では"喜劇"に分類されているが、ストーリーもやや複雑で、登場人物も屈折したキャラクターが多く、"ダークコメディ(暗い喜劇)"と呼ばれている。

しかし、単に暗いだけではなく、人間の内面、時に自我と欲望をむき出しにした登場人物たちは、同時期に書かれた『ハムレット』から始まる四大悲劇の主人公たちを彷彿させる、魅力的で深い人物造形に満ち、物語も終幕に至るまで、息をもつかせず展開するなど、隠れた傑作とも称されている。

また、この二作は時をおかず執筆されたと推測され、ストーリー的にも同じテーマを持つ、表裏一体のような戯曲であり、交互上演にこそ意味があると新国立劇場は考えている。さらに、シェイクスピア作品の中では、数少ない、女性が物語の主軸となる作品でもあり、両作品とも登場人物たちは降りかかる困難に果敢に立ち向かい、世の理不尽を白日の下にさらす。

そこで、2023/2024シーズンの開幕は、この二つの作品を交互上演する、という前代未聞の企画に新国立劇場は挑む。

(左から)ソニン、岡本健一、中嶋朋子、浦井健治  

(左から)ソニン、岡本健一、中嶋朋子、浦井健治  

演出は、「新国立劇場シェイクスピア歴史劇シリーズ」の鵜山 仁があたり、出演は岡本健一、浦井健治、中嶋朋子をはじめとするこのシリーズお馴染みの俳優陣と、今回新たに参加するメンバーが顔を揃えた。さらに『ヘンリー六世』以来、14年ぶりに新国立劇場シェイクスピア作品の出演となるソニンにも期待が高まる。

12年に亘りシェイクスピアの歴史劇を上演してきた新国立劇場のカンパニーだからこそできる、チャレンジングな企画に期待しよう。

新国立劇場の演劇『尺には尺を』/『終わりよければすべてよし』メイキング映像

 
【尺には尺を】あらすじ
ヴィーンの公爵ヴィンセンシオ(木下浩之)は、突然出立すると告げ、後事を代理アンジェロ(岡本健一)に託し旅に出る。だが実は、密かにヴィーンに滞在したまま、アンジェロの統治を見届ける目的があった。というのも、ヴィーンではこのところ風紀の乱れが著しく、謹厳実直なアンジェロが、法律に則りそれをどう処理するのか見定めようというのだ。
そんな法律のなかに、結婚前の交渉を禁ずる姦淫罪があり、19年間一度も使われたことがなかった。アンジェロはその法律を行使し、婚姻前にジュリエット(永田江里)と関係を持ったクローディオ(浦井健治)に死刑の判決を下す。だがクローディオはジュリエットと正式な夫婦約束を交わしており、情状酌量の余地は十分にあったのだ。
それを知ったクローディオの妹、修道尼見習いのイザベラ(ソニン)は、兄の助命嘆願のためアンジェロの元を訪れる。兄のために懸命に命乞いをするイザベラの美しい姿に、アンジェロの理性は失われ、自分に体を許せば兄の命は助ける、という提案をする。それを聞いたイザベラはアンジェロの偽善を告発すると告げるのだが、彼は一笑に付し、「誰がそれを信じる?お前の真実は、私の虚偽には勝てぬ」とイザベラに嘯く。
クローディオの命は? イザベラの貞節は? すべてはアンジェロの裁量に委ねられる。

 

【終わりよければすべてよし】あらすじ
ルシヨン伯爵夫人(那須佐代子)には一人息子バートラム(浦井健治)がいた。彼はフランス王(岡本健一)に召しだされ、故郷を後に、パリへと向かう。だが王は不治の病に蝕まれ、命は長くないと思われていた。
もう一人、伯爵夫人の元には侍女として育てていたヘレナ(中嶋朋子)という娘がいて、その父は、先ごろ他界した高名な医師だった。彼はヘレナに、万病に効く薬の処方箋を残していた。そしてヘレナは、実は密かに、身分違いのバートラムのことを慕い、妻になりたいと願っていた。
その想いを知った伯爵夫人は、ヘレナにバートラムを追ってパリへ向かうことを許す。パリに到着したヘレナは王に謁見し、亡父から託された薬で王の病を見事に治してみせる。王は感謝の印として、ヘレナに望みのものを褒美として与える約束をする。ヘレナはバートラムとの結婚を望むが、彼はそれを拒否し、自ら志願して、逃げるように戦地フィレンツェへ赴いてしまう。残された手紙には「私を父親とする子供を産めば、私を夫と呼ぶがいい。だがその時は決して来ないだろう。」と認められていた。
ヘレナは単身、バートラムを追ってフィレンツェへと旅立つ。愛する彼と結ばれるために。

演出 鵜山 仁 メッセージ

物の見た目や物を見る立場が変わると、人の心は他愛無く変化してしまう。加害者のはずが被害者になり、被害者のはずが加害者になる。とすれば「生」の世界はたちまち「死」の世界に、「死」の世界がもしかしたら「生」 の世界に反転するかもしれない。『尺には尺を』と『終わりよければすべてよし』。この二つの「問題劇」にしかけられた二つのベッドトリックは、そんな人生と世界の変容を象徴しているような気がします。
三年に及ぶコロナ禍、僕にとって驚きだったのは、目にも見えない、生物だか無生物だかも判然としないウイ ルスという存在に、世界がここまで翻弄されてしまったことです。そして昨年二月以来のロシアによるウクライナ侵攻は、「戦争」が、実は平穏に見えたわれわれの日常の、すぐ隣に息を潜めていたことを痛感させました。
われわれの目に見えていたのはなんと狭い世界だったのか、ならば舞台という特権的な場では、生きている現実の人間だけではなく、目には見えない世界、死者たちの歴史や、ウイルスも含めた森羅万象、あらゆるものとの交信を心がけたい。ここでは日常生活の利害、効率、善悪を一旦度外視した、遠大、深遠なコミュニケーショ ンが求められます。そのためにあらゆる手段を動員して見えない者たちに呼びかけ、見えない者たちの呼びかけに応えたい。

2009年の『ヘンリー六世』から2020年の『リチャード二世』に至るまで、新国立劇場の舞台で、シェイクスピアの歴史劇を創ってきた仲間たちとの新しいチャレンジ。これを機会に是非、もう一歩先の世界に、分け入ってみたいと思っています。

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androp・内澤崇仁をボーカルに迎え、東京・大阪・横浜の3都市で開催された『ROCKIN’ QUARTET』第6章。ツアー初日の模様が、8月12日(土)に配信されることが決定した。

andropのベストセットリストとも言える名曲達をヴァイオリニストNAOTO率いる弦楽四重奏がアレンジ。7月19日にBillboard LIVE TOKYOで行われたツアー初日の模様が全曲ノーカットで配信される。

なお、視聴チケットはイープラスにて販売中。

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2022年、大学1年生にして第91回日本音楽コンクールの本選に進出した稲積陽菜。2023年8月14日(月)、ティアラこうとう小ホールにて、カルテット・プリマヴェーラとの演奏会を開催する。サントリー室内楽アカデミー第7期フェローであり、同じ大学に通う同カルテットとの初共演に向けて、公演への想いを聞いた。

ーーカルテット・プリマヴェーラとの共演で楽しみにしていることはありますか?

カルテット・プリマヴェーラさんは、4人全員が桐朋の先輩で、中には高校の時から仲良くしていただいている先輩もいるので、そのカルテットの皆さんと共演させていただけるという事がまずとても楽しみです。人間関係というのも音楽を作る上でひとつの大切な要素であり、それが音楽にも現れると私は考えているので、そういった意味でも今回のこの貴重な共演の機会を皆様にも楽しみにしていただけたらなと思っています!

ーー弦楽四重奏伴奏版のショパン:ピアノ協奏曲について聴きどころを教えてください。

ショパン:ピアノ協奏曲1番は、2台ピアノ版で何度か弾いてきましたが、弦楽器(室内楽版)と一緒に弾くのは今回のコンサートが初めてで、『2台ピアノ版』というのは2ndピアノにオーケストラを凝縮したものだと捉えていますが、今回演奏する『室内楽版』は、決してオーケストラの縮小版ではなく、文字通り「室内楽」として捉えています。例えばオーケストラだったら何人もが一緒に弾く旋律を1人のヴァイオリニストが弾いたりする箇所も多いですが、だからこそより弦楽器のパートに私も耳を傾け、一人ひとりとのやりとりをより大切にしたいなと思いますし、色々な楽器のパートが皆様も聴いていて分かりやすく、楽しめるかなと思います。
迫力といった面ではオーケストラの方が豪華にはなりますが、室内楽版はある意味オーケストラに比べて"単純"であり、"単純さ"とは言い換えれば"純粋さ"とも言えると思っているので、今回私たちが引き出す"純粋なショパン"を是非皆様に聴いていただければと思っています!

ーーこの公演のプログラムへのこだわりを教えてください。

ピアノ五重奏での演奏の他、弦楽四重奏での演奏、ピアノソロの演奏、ピアノ三重奏の演奏、と色々な編成のものが一回のコンサートで聴けるというのが今回のプログラムのこだわりです。

ーー記事をお読みの皆さんへ一言お願いいたします。

このコンサートの為に時間を作って聴きにきてくださる方々の為に精一杯準備させていただきます。是非、一緒に楽しい時間を過ごしましょう!!

稲積陽菜 プロフィール

2003年生まれ。
2007年桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室仙川教室入室。
2017年Jugent musiziertより招待され、ドイツ6都市でのコンサートに出演。
第5回桐朋学園全国ジュニア音楽コンクールピアノ部門中学校の部第1位。第20回日本演奏家コンクール中学生の部第1位。第73回全日本学生音楽コンクールピアノ部門高校生の部東京大会及び全国大会第2位。第2回Kピアノsoloコンクール第1位。第10回福田靖子賞選考会第4位。第13回桐朋ピアノ・コンペティション第1位。第91回日本音楽コンクールピアノ部門入選。他入賞多数。
これまでに東京フィルハーモニー交響楽団、桐朋学園大学オーケストラと共演。また、桐朋ピアノ・ガラ・コンサート、桐朋学園大学音楽部門若きピアニスト達によるYamaha Ginza Concert、桐朋学園高校卒業演奏会等に出演。その他ソロリサイタルを含む多くの演奏活動を行う。
これまでにピアノを梅村祐子氏、作曲を石島正博氏、室内楽を練木繁夫氏、山崎伸子氏に師事。現在ピアノを沼沢淑音、三上桂子、本村久子、横山幸雄の各氏に師事。桐朋女子高等学校音楽科を経て、現在桐朋学園大学音楽部2年に特待生として在学中。

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宅間孝行が作・演出を手掛けるタクフェスが10周年を迎えた。この度、2023年10月よりタクフェス第11弾『晩餐』が上演されることが決定し、出演者と公演詳細が解禁となった。

タクフェス第1弾で2013年に初演をしたのち、一度も再演をされてこなかった作品『晩餐』が10周年を記念し上演する。『晩餐』の舞台は井の頭公園に隣接したシェアハウス「イノヘッド」。そこに60年後の未来から天才少女が発明したタイムマシンで、幼い頃に亡くした母に会うため、おっさんとおばはんがやってくる。自らの身元を伝えることは決して許されないため、宇宙人や旅芸人として疑われながら、イノヘッドを混乱の渦に巻き込んでいく。タクフェス版BACK TO THE FUTUREとも言える本作は、家族愛をテーマにしたハートフルコメディの決定版だ。

主演は、ドラマ『ごくせん』(05年)で俳優デビューし『ウルトラマンオーブ』で人気を博し数々の作品に出演し活躍する石黒英雄。乃木坂46を卒業して連続でドラマ出演を果たすなど俳優・モデルとして活動の幅を広げている北野日奈子がヒロインを、タクフェス初参戦で務める。子役として実写版『ちびまる子ちゃん』で主演を務め、現在はドラマ『紅さすライフ』に出演する他、バラエティやコメンテーターでも活躍している森迫永依が、タクフェスを機に舞台へ初挑戦をする。
また、2010年『くちづけ』以来の出演となる加藤貴子も10周年という節目で参戦が実現する。宅間孝行は、作・演出に加えてて俳優としても舞台に登場する。

タクフェス第11弾『晩餐』 は、2023年10月~12月。埼玉、仙台、大阪、札幌、名古屋、東京にて上演。

【あらすじ】
シェアハウス「イノヘッド」が物語の舞台。そこに60年後の未来からやってくるおっさんとおばはん。産まれてすぐに事故で亡くなったという母親にどうしても逢いたくて、天才少女が発明したタイムマシンに乗ってやってきたのだ!
そう、これは、タクフェス版BACK TO THE FUTURE!!
お約束のように未来から来たことがバレてはならない面々は、宇宙人と間違われたり、旅芸人に間違われたり。美人でオタクな外国人やら、色っぽいキャバ嬢やら、夫婦漫才みたいな恋人同士やら、濃すぎる面々が集うその「イノヘッド」』は珍入者の出現にててんやわんやのお祭り騒ぎに!
そして、物語は、意外や意外、感動のラストスパートへ!
家族愛をテーマにしたハートフルコメディの決定版

キャスト・コメント

■石黒英雄:高槻純二 役

タクフェス10周年! そんな素敵な年に初参加。そして第1弾『晩餐』の10年ぶりの再演。宅間さんが演じた主人公のキャラを今回、演らせて頂きます。光栄です。
宅間さんの演出脚本芝居が楽しみです。
観に来て頂く皆様の心に残る舞台になるよう、稽古場を濃密に過ごしていきたいと思います。
是非、新しい『晩餐』を観に来てください。お待ちしております。

■北野日奈子:山科舞子 役

タクフェスに出演させて頂くことになりました北野日奈子です。自分にとって挑戦したことのない作品と役柄で、不安もありますが歴代の公演を大切にしながら負けないように精⼀杯楽しみながら頑張りたいと思います!
この作品が終わる予定の12月半ばには達成感や寂しさでいっぱいだと思いますが、そんな未来にワクワクしながら色々な場所で公演をやらせて頂くので、たくさんの方にお会いできることを楽しみにしています。

■森迫永依:中野たま 役

記念すべきタクフェス10周年の今年、その⼀員として出演させていただけることを光栄に思います。
私が演じる中野たまというキャラクターがなかなか癖のある女性で、お話をいただいてからどうやって演じよう? と
ずっと考えています。笑
稽古を通してどのような人間にできあがっていくか私自身とても楽しみです。
舞台初挑戦なのですが、『晩餐』の公演を楽しみにしてくださっている方が沢山いらっしゃると思うので、来てくださる皆さんに少しでも元気や幸せを届けられるように精一杯頑張ります!

■加藤貴子:高槻氷見子 役

タクフェス第1弾『晩餐』を姉と一緒に観に行ってから10年。
帰りの電車で「別れの予感」を口ずさみながら帰ったのが、ついこの間のように感じますが、宅間さんが未来から来るおっさんの役をやるってことは、確実に月日は流れてるんですね。
久しぶりの舞台が宅間さんの演出で、また⼀緒にお芝居ができるなんて嬉しい限りです。鍛えてもらいます。
若い皆さんに付いていけるように、全力でおばはん役を楽しみながら駆け抜けたいと思います。
是非、観に来てください。

■宅間孝行:作・演出/高槻耕太郎 役

10周年! 今年はなんとタクフェス10th ANNIVERSARYとなります! そこで満を持してお届けするのが、非常に多くのリクエストを頂きながらこれまで再演して来なかった『晩餐』。これは実は俺の最高傑作だと自負しておりましたので、10周年記念公演とか、節目に再演するべきだと10年前から決めておりました。本当です。
そしてその節目を飾るべく素晴らしい俳優陣に集まって貰えました。最高です。今回の10周年のタイミングで、それを祝うかのようにコロナも明けました。強運です。さあ準備は整いました! 是非劇場に帰って来て、思う存分10周年記念のお祭り騒ぎをご堪能下さい。これを逃すとまた10年この『晩餐』は生では観られないという事なのです。本気です。あなたに劇場で逢えるのを心から楽しみにしております。

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日テレプラスでレギュラー放送中の『2.5次元ナビ!』が番組を飛び出し行う『2.5次元ナビ!シアター』第2弾公演の開催が決定した。

CS放送「日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブ」にてレギュラー放送している『2.5次元ナビ!』。『2.5次元ナビ!シアター』では、番組MCを務める平野良が演出を務め、舞台上で様々な役者たちと“セッション“する。『2.5次元ナビ!シアターVol.2~Show Must Go On~』は、2023年11月8日(水)~12日(日)シアター・アルファ東京にて開催。

あらすじ

主役が、いくら芝居が上手くても、いくら人気があっても一人では何もできない。
人を感動させられる作品を届けるには、役者、演出家、スタッフみんなが一つの方向に向かったとき、そしてそこに観客の熱が加わったとき達成される。
「Show Must Go On」どんな逆境にあっても、計画され、もう始まったものは最後までやり遂げなければならない言い古された言葉だが、今どきの役者の日常を通して、その大切さを改めて気づかせてくれるそんな群像劇。

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2023年11月~12月に『シェルブールの雨傘』の上演が決定した。

『シェルブールの雨傘』は1964年に公開されたジャック・ドゥミ監督の映画で、台詞も含めた全編が音楽のみで構成され、その表現と作品性が高く評価され、第17回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した。アルジェリア戦争を時代背景にギイとジュヌヴィエーヴという将来を誓い合った若い2人の恋を描いた本作は、戦争により引き裂かれた恋が終わりへ向かう姿を、「ロシュフォールの恋人たち」や「華麗なる賭け」などの名曲を生み出した映画音楽界の巨匠ミシェル・ルグランが紡ぐ美しい旋律に乗せて描く。戦争に翻弄され、若さゆえに互いへの想いを守り続けることができなかった2人の生き様は、世界中の観客の心を揺さぶり、公開からおよそ60年経った今もなお愛される不朽の名作だ。1983年に日本で舞台化され、これまで様々なキャストで再演を重ねてきたが、この度新たなキャストと演出により約10年ぶりの上演が決定した。

主演は、ドラマ、映画、音楽など舞台のみならず幅広い分野でも多彩な才能をみせ、近年ではその卓越した演技と歌唱力で、『ニュージーズ』や『エリザベート』といったミュージカルの大作に次々と抜擢されている京本大我(SixTONES)。2022年には音楽も担当したミュージカル『流星の音色』で、主演として確かな実力を発揮し高い評価を得た。共演は、宝塚歌劇団トップ娘役として活躍し、この公演が退団後初めてのミュージカル出演となる朝月希和、『ショウ・マスト・ゴー・オン』『博士の愛した数式』など話題の舞台に出演し進境著しい井上小百合、『ボーイズ・イン・ザ・バンド~真夜中のパーティー~』『歌うシャイロック』など様々な舞台で活躍する渡部豪太、女優・シンガーとしての活動をはじめ、『エリザベート』『ハウ・トゥー・サクシード』『ジェーン・エア』など舞台での活躍も光る春野寿美礼。演出には元宝塚歌劇団演出部で、現在はミュージカルや音楽劇、レビュー、コンサートなど幅広いジャンルで演出を手掛ける荻田浩一を迎える。

京本大我(SixTONES)コメント

京本大我

京本大我

この度は『シェルブールの雨傘』に出演できること、大変光栄に思います。
作品を拝見し、フランスらしさの詰まった色彩感覚、そしてミシェル・ルグラン氏による楽曲の上品さに非常に感銘を受けました。大作への出演にプレッシャーも感じますが、この作品を令和の時代に上演する意味、そして僕が務めさせていただく意義を、稽古期間を通してよく考え、皆様に自信を持ってお届けすることをお約束します!
また、音楽でストーリーを紡いでいく形になると思うので、役を通して歌唱表現の幅も更に広げていきたいと思います。
是非、劇場でお待ちしております。

STORY

1957 年秋、アルジェリア戦争が続くフランスの港町シェルブール。病気の伯母・エリーズと共に暮らす 20 歳の自動車整備士のギイ(京本大我)は、17 歳のジュヌヴィエーヴ(朝月希和)と将来を誓い合った恋人同士です。未来の子どもの名前を話し合うほど結婚に向け思いが募る 2 人に対し、ジュヌヴィエーヴの母で雨傘店の店主・エムリ夫人(春野寿美礼)は、若すぎることを理由に 2 人の結婚に反対していました。そんな時、ギイにアルジェリア戦争への召集令状が届き戦地へ赴くことに。2 人は永遠の愛を誓い合ってシェルブール駅で別れるのでした。
ギイが戦地に旅立った後のある日、妊娠に気付くジュヌヴィエーヴ。ギイからは喜びの手紙が届きましたが、次第に届く手紙の数は減ってゆき、ジュヌヴィエーヴは不安を募らせていくのでした。そんな中で知り合った宝石商カサール(渡部豪太)が、お腹にギイとの子がいるのを承知でジュヌヴィエーヴに求婚します。エムリ夫人の勧めもあり、ジュヌヴィエーヴは街を出て、カサールと共にパリで新生活を始める選択をするのでした。
2 年後、足を負傷し除隊となったギイはシェルブールに戻ってきました。恋焦がれた恋人に会うため雨傘店を訪れますが、店の所有者も変わり、ジュヌヴィエーヴが結婚しパリへ移り住んだことを知ります。
自暴自棄になり酒に溺れるギイ。伯母エリーズも亡くなり、悲嘆にくれるギイでしたが、自分の不在の間も以前と変わらず献身的に伯母を支えてくれたマドレーヌ(井上小百合)の励ましにより、心を入れ替えついにガソリンスタンド経営という長年の夢を叶えます。そしてどんな時も傍に寄り添ってくれたマドレーヌに求婚するのでした。
子どもにも恵まれ、シェルブールで家族 3 人仲良く暮らすギイ。あるクリスマスの夜、ギイの店に 1 台の車が給油に訪れます。運転席に座るのはあの日シェルブール駅で別れた彼女で…。

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Nothing’s Carved In Stoneが、日本武道館ワンマン公演『Nothing’s Carved In Stone 15th Anniversary Live at BUDOKAN』を2024年2月24日(土)に開催することを発表した。

Nothing’s Carved In Stoneの日本武道館公演は、2018年の結成10周年以来5年ぶり。今回は、結成15周年イヤーの締めくくりとして開催され、全楽曲からのリクエストと全アルバムから1曲ずつをメンバーが選んだ全30曲超のセットリストで構成されるという。

リクエストは、7月30日(日)にオープンした特設サイトにて、1人3曲まで、中間発表前後での計2回まで投票が可能。武道館公演当日は、投票楽曲の中から上位20曲が演奏される。さらに、投票上位20曲以外の楽曲からアルバムごとに1曲ずつメンバーが選んだセットリストで構成されるとのこと。

チケットは、MEMBERSHIP SITE RULE’s先行と、オフィシャル先行がスタートしている。なお、RULE’s先行では、当選者の中から抽選で15名にメンバーのサイン入りポスターが当たる企画を実施している。

今回の発表に合わせ、自粛期間中に期間限定で公開されていた2018年の日本武道館公演『Nothing’s Carved In Stone 10th Anniversary Live at BUDOKAN』のライブ映像がYouTubeで再公開されている。

 

 

Nothing’s Carved In Stoneは、15周年を記念したツーマンツアー『Nothingʼs Carved In Stone 15th Anniversary Tour 〜Hand In Hand〜』を9月21日(木)の恵比寿LIQUIDROOM公演を皮切りにスタートさせる。

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