森ふう花(まねきケチャ)×柊きき(夜光性アミューズ)、“双子のバスタイム”を切り取る 写真集『双子の秘め事』誌面カット3点を解禁

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2月2日(金)に発売された森ふう花・柊ききの写真集『双子の秘め事』から、誌面カットが解禁された。

SPA !デジタル写真集 森ふう花・柊きき「双子の秘め事」 表紙 提供:週刊SPA!編集部 撮影/中山雅文 ヘアメイク/高野雄一 スタイリング/有咲

SPA !デジタル写真集 森ふう花・柊きき「双子の秘め事」 表紙 提供:週刊SPA!編集部 撮影/中山雅文 ヘアメイク/高野雄一 スタイリング/有咲

森ふう花・柊ききとは実の双子で、それぞれが別のアイドルグループに所属。森はまねきケチャ、柊は夜光性アミューズのメンバーだ。写真集『双子の秘め事』では、そんなふたりの“バスタイム”が切り取られている。解禁されたカットでは、水着姿のふたりがベットに横たわる様子や、果物をほおばる場面などが公開されている。

SPA !デジタル写真集 森ふう花・柊きき「双子の秘め事」 誌面カット 提供:週刊SPA!編集部 撮影/中山雅文 ヘアメイク/高野雄一 スタイリング/有咲

SPA !デジタル写真集 森ふう花・柊きき「双子の秘め事」 誌面カット 提供:週刊SPA!編集部 撮影/中山雅文 ヘアメイク/高野雄一 スタイリング/有咲

SPA !デジタル写真集 森ふう花・柊きき「双子の秘め事」 誌面カット 提供:週刊SPA!編集部 撮影/中山雅文 ヘアメイク/高野雄一 スタイリング/有咲

SPA !デジタル写真集 森ふう花・柊きき「双子の秘め事」 誌面カット 提供:週刊SPA!編集部 撮影/中山雅文 ヘアメイク/高野雄一 スタイリング/有咲

なお、森ふう花がメンバーであるまねきケチャと、柊がメンバーである夜光性アミューズは、どちらも3月9日(土)・10日(日)の2日間にわたって東京・渋谷にて開催される『IDORISE!! FESTIVAL 2024』に出演することが決まっている。

 

 

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結成4周年ライブを終えたゼラが、最新ビジュアル&MUSIC VIDEOを解禁。あわせて、地元・大阪での衣装・パネル展の開催を発表した。

「Octavius」MV

2月28日(水)にニューシングル「Octavius」のリリースが決定しているゼラ。衣装・パネル展は、大阪・心斎橋オーパにて2月6日(火)〜2月19日(月)の期間に開催される。2月9日(金)16:00、2月17日(土)18:00にはメンバーが来店してトーク&撮影会も予定している。

また、ワンマンツアー『OUTBREAK』の開催も決定しているので要チェック。

Vocal 氷翠

Vocal 氷翠

Bass 流

Bass 流

Guitar ミナギ

Guitar ミナギ

Guitar Aqui

Guitar Aqui

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ストリーマー活動を行い総SNSフォロワー約100万人の“はつめ”が、“Hatsume”としてアーティスト活動を開始する。

音楽活動に専念する拠点として、音楽マネージメント「発明課」を“Hatsume”個人で立ち上げた。音楽活動のサポートにはHatsumeの敬愛するレーベル「murffindiscs」内にmurffindiscs /[NOiD]瀧口がゲームと音楽の新レーベルとして「0ne desk」を設立。また、「発明課」の運営にはデビューのきっかけとなった murffindiscs /[NOiD]瀧口がスペシャルアドバイザーとして就任する。

そして、4ヶ月連続デジタル限定リリースの第1弾となる「エンドロール」を2024年2月14日(水)にデジタルリリースすることが決定した。

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2024年2月9日(金)〜2月11日(日)に下北沢アレイホールにて、『D社の公演 vol.3 「踊ってた気さえ」』(出演:太田いず帆、直木ひでくに)が上演される。

「D社の公演」は、コメディやコントを中心にドラマ、舞台などで活動する脚本家「伊達さん」プロデュースのコメディ企画。過去には、2019年12月に第1回公演『ご相談がありまして…』 (アトリエファンファーレ東新宿)、2023年4月に第2回公演 『たびたび、こんなこと』 (恵比寿・エコー劇場)が上演されている。

なお、本公演のチケットは現在イープラスにて販売中。

 D社の公演 vol.3 「踊ってた気さえ」

D社の公演 vol.3 「踊ってた気さえ」

 

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読売ジャイアンツは、東京ドームで4月に行われる広島東洋カープ戦、および5月に行われる中日ドラゴンズ戦で『BLACK DIAMOND SERIES』を開催する。

『BLACK DIAMOND SERIES』では、ブラックとオレンジを基調とした新デザインの3rdユニホームを選手が着用。さらに、4月12日(金)のカープ戦では来場者全員に、5月21日(火)・22日(水)のドラゴンズ戦ではシーズンシートチケット入場者とGIANTS ID会員にレプリカユニホーム配布する。

※5月21日(火)・22日(水)は各日先着25,000枚を配布

『BLACK DIAMOND SERIES』 の開催日程は以下の通り。

・4月12日(金) 広島東洋カープ戦
・4月13日(土) 広島東洋カープ戦 
・4月14日(日) 広島東洋カープ戦 
・5月21日(火) 中日ドラゴンズ戦
・5月22日(水) 中日ドラゴンズ戦

なお、4月12日~14日のカープ戦の観戦チケットは、2月12日(月・休)12:00よりイープラスプレオーダー(抽選)を開始。一般販売は2月17日(土)からとなっている。

『BLACK DIAMOND SERIES』というシリーズ名は、ブラックダイヤモンドという宝石が持つ「革新」「成功」「永遠の強さ」などの意味と、未来を切り開いてきたジャイアンツのイメージを重ね合わせたもの。ブラックを基調とした新デザインの3rdユニホームで、さらなる強さを演出する。

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2024年2月6日(火)東京建物Brillia HALLにて、舞台『中村仲蔵 ~歌舞伎王国 下剋上異聞~』が開幕する。舞台写真・藤原竜也のコメントが届いたので紹介する。

本作は厳しい階級制度の江戸歌舞伎界で、努力と才覚と不屈の精神で大スターへと駆け上がった男の波乱万丈な人生を描く。

藤原竜也(中村仲蔵役/『舌出し三番叟』)          撮影:引地信彦

藤原竜也(中村仲蔵役/『舌出し三番叟』)          撮影:引地信彦

歌舞伎が黄金期に向かう江戸時代中期、彗星の如く現われた破天荒な歌舞伎役者、初代・中村仲蔵(なかむらなかぞう)。梨園の血縁ではない彼は、四代目・市川團十郎に見出されて異例の出世を遂げ、一代で「名人仲蔵」と言われるまでの大スターになった。
主演の藤原竜也をはじめ、市原隼人、高嶋政宏他、実力派キャスト陣で描く、江戸歌舞伎界の表舞台と裏舞台の人間ドラマが、ついに開幕する。

中央前:藤原竜也(中村仲蔵役/『蘭平物狂』“捕方”)、中央奥:高嶋政宏(四代目市川團十郎/『蘭平物狂』“蘭平“)          撮影:引地信彦

中央前:藤原竜也(中村仲蔵役/『蘭平物狂』“捕方”)、中央奥:高嶋政宏(四代目市川團十郎/『蘭平物狂』“蘭平“)          撮影:引地信彦

中央:藤原竜也(中村仲蔵役/『外郎売』)          撮影:引地信彦

中央:藤原竜也(中村仲蔵役/『外郎売』)          撮影:引地信彦

中央:藤原竜也(中村仲蔵役/『江戸紫根元曽我』“イノシシ前足“)          撮影:引地信彦

中央:藤原竜也(中村仲蔵役/『江戸紫根元曽我』“イノシシ前足“)          撮影:引地信彦

本作で脚本を務める源孝志は、令和4年度(第77回)文化庁芸術祭大賞を受賞したNHKドラマ『忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段』で脚本と監督を務め、中村仲蔵の半生を痛快無比に描いて話題を呼んだ。新たな視点でオリジナルの舞台戯曲として書き下ろした本作では、演出に、自身が率いる劇団モダンスイマーズの公演以外にも多くのプロデュース公演で高い評価を受け、2017年赤坂大歌舞伎では新作歌舞伎の作・演出を務めた蓬莱竜太を迎え、舞台ならではの骨太な人間ドラマに仕上げた。

左:浅香航大(中村伝蔵役/この時は二代目市川八百蔵)、中央:深澤嵐(五代目市川團十郎役)、右:古河耕史(瀬川錦次役/この時は四代目松本幸四郎)          撮影:引地信彦

左:浅香航大(中村伝蔵役/この時は二代目市川八百蔵)、中央:深澤嵐(五代目市川團十郎役)、右:古河耕史(瀬川錦次役/この時は四代目松本幸四郎)          撮影:引地信彦

左:尾上紫(志賀山お俊役)、右:藤原竜也(中村仲蔵役/この時はまだ中村中蔵)          撮影:引地信彦

左:尾上紫(志賀山お俊役)、右:藤原竜也(中村仲蔵役/この時はまだ中村中蔵)          撮影:引地信彦

左:藤原竜也(中村仲蔵役/この時はまだ中村中蔵)、中央:今井朋彦(金井三笑役)、右:高嶋政宏(四代目市川團十郎役)          撮影:引地信彦

左:藤原竜也(中村仲蔵役/この時はまだ中村中蔵)、中央:今井朋彦(金井三笑役)、右:高嶋政宏(四代目市川團十郎役)          撮影:引地信彦

主役の中村仲蔵役を演じる藤原竜也は、15歳で鮮烈なデビューを飾って以来、舞台や映像で数々の個性的な役柄に挑んできた。養母に厳しく踊りを叩きこまれた仲蔵が、芝居の面白さにとりつかれ、数々の壁を乗り越えながらまっすぐに歌舞伎界を駆け上がっていく姿は、藤原自身が歩んできた道のりとも重なって見える。

仲蔵に初めに目を掛ける初代・市川八百蔵役と、仲蔵最大のピンチを抜け出すヒントを与えることになる武士、酒井新左衛門役の二役を演じるのは、市原隼人。豪気な男前の八百蔵と、腕は立つがそれよりも芝居と三味線を好むニヒルな新左衛門を、色気たっぷりに演じている。この舞台のために稽古を重ねてきた三味線の演奏シーンは必見。

市原隼人(酒井新左衛門役)          撮影:引地信彦

市原隼人(酒井新左衛門役)          撮影:引地信彦

中央:高嶋政宏(四代目市川團十郎役/『江戸紫根元曽我』“工藤祐経”)          撮影:引地信彦

中央:高嶋政宏(四代目市川團十郎役/『江戸紫根元曽我』“工藤祐経”)          撮影:引地信彦

左:藤原竜也(中村仲蔵役/『蘭平物狂』“捕方”)、中央:高嶋政宏(四代目市川團十郎役/『蘭平物狂』“蘭平”)、右:古河耕史(瀬川錦次役/『蘭平物狂』“捕方”)          撮影:引地信彦

左:藤原竜也(中村仲蔵役/『蘭平物狂』“捕方”)、中央:高嶋政宏(四代目市川團十郎役/『蘭平物狂』“蘭平”)、右:古河耕史(瀬川錦次役/『蘭平物狂』“捕方”)          撮影:引地信彦

仲蔵の才を見抜いて引き上げていく、四代目・市川團十郎役の高嶋政宏は、歌舞伎界の最高峰に位する威厳と共に、人間味あるユーモアを随所に感じさせる。劇中に登場する歌舞伎シーンでの、堂々たる出で立ちにも注目したい。

また仲蔵の弟弟子で出世を画策する中村伝蔵役を演じる浅香航大のどこか憎めないキャラクター、仲蔵の養母である志賀山お俊の流麗さと激しさを見事に共存させている尾上紫、仲蔵最大の試練に立ちはだかる立作者・金井三笑の秘めた野望を滲ませる今井朋彦、奈落にすむ稲荷神コン太夫の軽妙洒脱な語り口で魅せる池田成志など、一癖も二癖もある人物たちが本作を盛り上げる。劇中に登場する、歌舞伎シーンの華やかな衣裳や小道具にも注目したい。

左:藤原竜也(中村仲蔵役/この時はまだ中村中蔵)、右:池田成志(コン太夫役)          撮影:引地信彦

左:藤原竜也(中村仲蔵役/この時はまだ中村中蔵)、右:池田成志(コン太夫役)          撮影:引地信彦

中央左:植本純米(七代目中村勘三郎役)、中央右:廣田高志(中村伝九郎役)          撮影:引地信彦

中央左:植本純米(七代目中村勘三郎役)、中央右:廣田高志(中村伝九郎役)          撮影:引地信彦

左:斉藤莉生(蕎麦屋の万蔵役)、右:藤原竜也(中村仲蔵役)          撮影:引地信彦

左:斉藤莉生(蕎麦屋の万蔵役)、右:藤原竜也(中村仲蔵役)          撮影:引地信彦

江戸に生きた役者達の熱量が、時代を越えて現代に放たれる、舞台作品ならではの面白さを体感しに、劇場へ足を運んでみてはいかがだろうか。

藤原竜也 コメント 

藤原竜也(中村仲蔵役)          撮影:引地信彦

藤原竜也(中村仲蔵役)          撮影:引地信彦

中村仲蔵という役者が生きた歌舞伎の世界とどう向き合うのか、稽古序盤は何もかもが手探りでした。昔、蜷川幸雄さんが待つ稽古場に向かう時の吐きそうな不安と緊張感が久々に甦ったくらいです。でも稽古を重ねるうちに、芝居の根本部分は何も変わらないということがわかってきました。歌舞伎の所作などについて出来る限りの努力をするのは当然としても、歌舞伎だからと構えすぎず、自分がいつも演劇と向き合う姿勢で、稽古に臨んできました。
仲蔵のように光り輝く一本の道をまっすぐに歩く人生でありたいという願いを持ちながら、未知のものに挑戦していく気概を持ち続けていたいです。
ようやく初日を迎えられてお客様の前で表現させてもらえることが、僕としても嬉しい限りです。

なお、本公演の上演時間は1幕70分、休憩20分、2幕80分(計2時間50分)を予定。

東京公演は2月6日(火)~2月25日(日)東京・東京建物Brillia HALLにて上演、その後2月29日(木)~3月1日(金)広島・広島文化学園HBGホール、3月7日(木)~3月10日(日)名古屋・御園座、3月15日(金)~17日(日)宮城・東京エレクトロンホール宮城、3月22日(金)~24日(日)福岡・キャナルシティ劇場、3月27日(水)~3月31日(日)大阪・SkyシアターMBSにて上演。

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1月に活動終了を発表したCHAIが、現在進行中のラストツアー『We The CHAI Tour!』の追加公演を、3月6日(水)に東京・恵比寿ザ・ガーデンホールで行うことが決定した。

活動終了を発表直後には、3月12日(火)東京公演のチケットが完売し、その他の公演もほぼ完売となった。このため、チケットを手に入れられなかったファンからSNSなどで、解散を惜しむ多くの声や追加公演が行われないのかといった問い合わせが相次いだため、このほど追加公演を行うことが決定したという。

チケットは、2月5日(月)19時からオフィシャルファンクラブへの販売が受付開始となり、その後オフィシャルサイト先行が開始される。

メンバーコメント

NEO KAWAII BABIESのみんなにお知らせだよ♡♡♡♡

「NEO かわいい is フォーエバー」の発表をしたら嬉しいことに各地でチケットがソールドアウトしてしまったもんで、たくさんのBABIESから問い合わせをもらって、東京だけになっちゃうけど追加公演をすることにしたよ☆.:+

私たちもよりたくさんの人に最後のツアー見てもらいもらいたいから、是非遊びにきてね!

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尾上右近が、京都南座の『三月花形歌舞伎』に出演する。公演は3月2日(土)より24日(日)まで。右近は、近松門左衛門の傑作『心中天網島(しんじゅうてんのあみじま)』より「玩辞楼(がんじろう)十二曲の内 河庄(かわしょう)」にて、紙屋治兵衛(かみや じへえ)を勤める。右近に『三月花形歌舞伎』への思い、「河庄」への意気込みを聞いた。

■それぞれが光だと信じるものを追いかけて

南座での『三月花形歌舞伎』は、右近にとって「仲間の大切さを思う公演」だと話す。

「2021年3月の南座で、中村壱太郎さんを座頭に、初めて自分たちに本興行を任せていただく経験をしました。僕にとっては、古典のお芝居で主役を勤めるのも初めてで。芝居はもちろん、この公演を盛り上げようと、皆で必死で取り組みました。一丸となって過ごした熱い日々は、今でも折に触れて思い出します。春の木漏れ日のような、あたたかい空気は一生忘れないと思います」

右近は歌舞伎座での「弁天娘女男白浪」など活躍の場を広げた。2023年3月、2年ぶりに南座の『三月花形歌舞伎』に出演した。心境に変化があった。

尾上右近

尾上右近

「また呼んでいただけた。しかも「仮名手本忠臣蔵」五・六段目の早野勘平という大役です。うれしさや感謝は2年前と変わりません。でも「やらせていただく」というばかりの自分に、違和感を覚えました。もっとフラットな姿勢で、僕らは五・六段目を当たり前にお見せできないといけない世代ではないのか、と気がついたんです」

3月の南座で共演した俳優たちは、それぞれに大きな役を勤めている。今年1月には歌舞伎座で、壱太郎と右近が「京鹿子娘道成寺」を勤めた。

「『三月花形歌舞伎』で仲間の大切さを知り、同世代の誰かが大きな役を勤める時、ライバル意識とは別の気持ちを強く持つようになりました。僕らは歌舞伎という世界で、それぞれが光だと信じるものを追いかけている。皆で一緒に、歌舞伎を大きくしていこうぜ! という感覚です」

■「河庄」かぁー!

3月2日(土)開幕の『三月花形歌舞伎』では、上方歌舞伎の和事の大役、「河庄」の治兵衛に挑む。

「中村鴈治郎のおじさまのお許しを得て、「玩辞楼十二曲の内」と銘を打たせていただきます。今年は、近松門左衛門歿後三百年の年。2018年に自主公演(第四回『研の會』)で、近松の「封印切」をさせていただいた時も、鴈治郎のおじさまにご指導いただきました。それ以来、近松の作品にいっそう魅力を感じるようになりました」

尾上右近  (c)松竹

尾上右近  (c)松竹

「河庄」の治兵衛は、坂田藤十郎の当り役だ。鴈治郎家が大切に上演を重ねてきた。藤十郎の孫で、鴈治郎の長男である壱太郎からの提案だったのだろうか。

「僕がやりたいと言いました。壱太郎さんはむしろおよび腰で(限りなく壱太郎さんの声で)「河庄かぁー!」という反応でした(笑)」

治兵衛には、妻子がありながら遊女小春と深い仲に……。壱太郎が、遊女小春を勤める。

「壱太郎さんは小春が初役ではありません。お家の芸として、役にも作品にも思い入れがあるでしょう。それでも、すぐに鴈治郎のおじさまに話をしてくださり、ご指導いただけるよう配慮してくれました。そして「ケンケンがやるなら!」と小春役で付き合ってくださいます。本当に感謝しています」※研佑。右近の本名

治兵衛の兄・粉屋 孫右衛門(こや まごえもん)を勤めるのは、中村隼人。

「孫右衛門は優しいお兄さんですよね。治兵衛と小春のことを思って話をしてくれる。隼人くんと今回ほどしっかりと組んでお芝居をする機会は、今までありませんでした。上方の空気をまといながら一緒にどこまでいけるか。俺たちでやってみようぜ! という気持ちです。楽しみです!」

左から中村隼人、中村壱太郎、尾上右近  (c)松竹

左から中村隼人、中村壱太郎、尾上右近  (c)松竹

昨年の南座では、五・六段目の勘平を、江戸式にこだわって演じた。「南座の皆さまに、江戸っ子の勘平のカッコ良さをおみせします」とも語っていた。今年は違う。

「冗談まじりで本音を言うと、今年は上方に魂を売って、上方の魂をもった役者として、上方の「河庄」を目指します。関西のお客様に「こいつ、今年はめちゃくちゃ上方に媚びてきたな!」「お前の信念はどこにあるんだ!?」とツッコんでいただけるくらい(笑)。近松さんにも喜んでもらえたらうれしいですね」

「河庄」の魅力を聞くと「振れ幅の大きさ」を挙げる。

「悲劇と喜劇。陰と陽、愛と暴力。振れ幅の大きな要素が、表裏一体に混在してそこを自在に行き来します。最終的には悲劇へもつれ込んでいくけれど、ドロドロをドロドロのままやるのではなく、おかしみがあり、会話劇でもあり、かと思えばドーンと義太夫が入り、歌舞伎の古典の世界へと連れて行かれます。そして全体に、やはり鴈治郎家が作り上げてこられた魅力がありますよね。それはいわゆる型でもない独特の風味とかに近い物かもしれません」

■近松物「嘘をつきながらできるものではない」

取材に先立ち、右近は治兵衛のスチール撮影にのぞんだ。

「歌舞伎には型があり、こうすればこの感情にみえる、といった表現の形があります。でも「河庄」では、そのような形をいったん捨てて、「悔しい」時はまず本当に悔しい気持ちになる。その時の(身体や表情の)形を大事するってことなのかな、と感じました。この感覚は、僕が経験してきた歌舞伎の中では異質です」

「玩辞楼十二曲の内 河庄」紙屋治兵衛=尾上右近  (c)松竹

「玩辞楼十二曲の内 河庄」紙屋治兵衛=尾上右近  (c)松竹

異質な感覚は、自主公演で「封印切」を勤めた時にも経験した。

「「封印切」の前の月、初めて歌舞伎以外の演劇に出演しました。社会派の翻訳劇(『ウォーター・バイ・ザ・スプーンフル』)で、歌舞伎の「型で演じる」とはかけ離れた世界。思えば僕は、歌舞伎の芝居で「この台詞がどんな感情で何を言おうとしているか」なんて、考えたことがなかったんです。先輩のお芝居で学び、「この台詞はこういう音程なんだ」と真似ながら、「なるほど、悲しい気持ちってことなんだな」と分かっていくものだと思っていました。だから役の感情とか自然な表現とか、手も足も出ませんでした。日常生活で「あ、そうだ」と呟いたら、「今の発声がリアルか……とすると? 今どういう感情だった? 音程は? いつ息を吐いた?」と常に意識して手探りで(笑)」

尾上右近

尾上右近

「そんな試行錯誤の後に「封印切」の忠兵衛を経験でき、良かったと思っています。これをきっかけに、歌舞伎も演劇なんだ、と目覚めたので。「封印切」は、忠兵衛という人間の日常の中で起きた劇的な出来事の一部分を切り抜いたもの。それをドラマチックだというのなら、ドラマチックも日常の一部。近松の作品には日常の自然体を感じるリアルさがあり、感情に嘘をつきながらでは、到底やれないと思いました。「壱太郎さんが演じる梅川を、本気で好きでなくては忠兵衛はできない」と思いましたし、芝居の中で、純粋に役の感情として涙が出たのも初めて。ひたすら夢中でやりました」

自主公演の「封印切」から、本興行の「河庄」へ。ふたたび近松物の大役に挑む。

「芸は人なり。今年の僕のテーマでもあります。以前は、仮にいい加減な生活をしていても、先輩の型を覚えて上手くやれる人は舞台でも良い芝居ができるのだろう。生活は隠せるだろう、と思っていました。でも、そんなことはない。あらゆるものが舞台に出る。近松の作品は、特に顕著にあらわれる気がします」

右近の声は明るい。過去の取材で「歌舞伎役者の修業は、自分だけの無限階段をそれぞれにのぼり続けること」と話していたことがある。その時も、ストイックな言葉を口にする一方で、ワクワクしているような表情だった。

「ゴールのない仕事ですから、無限階段をのぼり続けることは、ある意味で義務だと捉えています。でも決して、厳しい修行に耐えてこそ……という話ではありません。お客様は、僕らの努力に感動するわけではありませんから。少なくとも努力ではないし、上手ければ良いというものでもない。何に感動するかといえば、いまどき言葉でいうならバイブスとか、もっと大きくは人間力とか。それを届けるためにも、まずは自分が大好きな歌舞伎に、いかに夢中でいられるか。世阿弥の「離見の見」という言葉でも言われるように、客観性は常にもっていたいです。その上で無限に続く階段を、楽しく夢中でのぼり続けること。それなしには続けられませんし、お客様にも届きませんよね。「河庄」では、「魂抜けてとぼとぼうかうか」という言葉で花道へ出ます。その時に自分がどんな感情になるのかは、まだ想像もつきません。でも、いっぱい失敗もして、いっぱい恥もかけばいいと思っています。やりたいと言ったのは僕ですからね。すべてが舞台に出る、という気持ちで一所懸命やりたいです」

尾上右近

尾上右近

南座『三月花形歌舞伎』は、2024年3月2日(土)から24日(日)まで。右近は、中村壱太郎、中村隼人とともに「忍夜恋曲者 将門」と「女殺油地獄」にも出演する。

取材・文・撮影=塚田史香

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ラッパー・Awich(エーウィッチ)が昨年配信リリースした最新アルバム『THE UNION』のパッケージリリースが決定した。

3月6日にリリースとなるのは、アナログとCDを含めた3形態。アナログは、2枚組でオレンジとクリアのカラーヴァイナル仕様。CDは、初回生産限定盤と通常盤の2形態となり、初回生産限定盤には、ボーナストラックとして同じく配信シングルとしてリリースされている「Pendulum」の収録と、DVDには2023年11月5日に行われた自身初のアリーナワンマンライブ『Queendom – THE UNION-』から5曲を収録。さらに、パッケージも透明なスリーブケースと、CDジュエルケース内のピクチャーレーベル仕様のディスクが覗くような仕様のアイテムとなっている。

同時に、各チェーン別特典も発表に。いずれも先着で終了となる。

Awichは、4月27日のZepp Nambaを皮切りに全国ツアーを開催予定。チケットはイープラスにて発売中。

『THE UNION』

『THE UNION』

特典一覧

特典一覧

 

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