トンボコープ 初のワンマンライブで示した“進化し続けていきたい”というバンドの姿勢

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トンボコープ 1st ONEMAN LIVE「BUTTERFLY EFFECT」
2024.04.13 恵比寿 LIQUIDROOM

この日、恵比寿リキッドルームに集まった人はラッキーだ。2024年4月13日、トンボコープの1stワンマンライブ『BUTTERFLY EFFECT』。二度とない“初めて”を共有したいファンの熱意で、チケットは早々にソールドアウトだ。

ステージ前に下りた紗幕、暗いままの照明、息を呑むほど力強いギターロックバラード。いきなりの新曲「鼾」(いびき)で集中力を高める。堂々と歌い切ると雪村りん(Vo)の「トンボコープ 1st ONEMAN LIVE 『BUTTERFLY EFFECT』始めます。どうぞよろしく!」という一声で、一気に幕を切り落として「ストーリーモンスター」で明るく激しくぶち上がる、鮮やかなオープニング。続けて雪村りんが「最高の夜にしよう!」と叫び、林龍之介(Dr)が満面の笑顔でリズムを刻む。そらサンダー(Gt)がお立ち台に駆け上がって気合たっぷりのソロを弾く。見た目はいかついがプレーは繊細、でかそ(Ba)がしっかりビートを支える。「くだらないこと」のアップビートなサウンドに合わせた手振り、手拍子、合唱が一体感を生む。ステージの上も下も楽しむ気満々だ。

「初ワンマンをここでできることがめっちゃ嬉しいし、ソールドアウトしたことを誇りに思います」

やや緊張気味に見える雪村に対し、いきなりスマホを取り出して客席を撮り始めるでかそ。キャラ丸出しの自由なMCのあとは、「独裁者」「風の噂」「信号花火」と、アップテンポで踊れる曲を連ねて波に乗る。背景に飾られた、巨大なバンドロゴの電飾が七色に光る。「みんな飛べるか!」と、雪村が煽る前から待ってましたと言わんばかりに観客みんなが飛んでいる。結成2年、曲数もライブ本数もまだ少ないのにしっかりと曲が浸透している。ステージの下から上へ、私たちが盛り上げるんだ、という熱意が伝わる。

「2年前、このメンバーで結成して、初めて作った曲を歌います」

「俺にとっては初心に戻れる曲です――」。雪村の気持ちのこもった曲紹介からの「サンポリズム」に続けて「夢の10年後」を歌ったことにはたぶん意味がある。まだ未来があやふやな夢の始まりから、はっきりと未来を意識した夢の続きへ。明るく無邪気にはずむ曲調から、ぐっと胸の奥に迫るバラードへ。「夢の10年後」ではオーディンスに動画撮影を許可して、「しんどい時に見返して」とメッセージを送る。《正直に生きてみよう》。ありふれた言葉がありふれない力に変わる。トンボコープは歌詞に重きを置くバンドだ。その言葉がライブではっきり聴きとれるのは、技巧よりも説得力に重きを置く、率直でパワフルな雪村の声のおかげ。そして、それを支えるバンド全体のバランスだ。

感情を込め歌い終えると約3分ほどの中間SEが流れ、会場内は完全に暗転。何が起こるのだろうという緊張感のある空気が流れる。SEが鳴り止み曲が始まると前半のモノトーンの服から、4人それぞれにカラフルな服に着替えたメンバーが、もう1曲新曲を披露する。雪村がアコースティックギターを弾いて歌う新曲「ルッキンバッカー」は、ループする打ち込みのビートに生バンドのノリを掛け合わせた新境地。トンボコープの前、雪村がソロで歌っていた頃の楽曲のリメイクで、バンドでやるつもりはなかったがメンバーに「いい曲じゃん」と言われてやることにした、というエピソードが微笑ましい。BAND=バンドの意味は、様々なものを繋ぎとめて一つにまとめるもの。トンボコープはバンドそのものだ。

ここでMCを迎えるとでかそのシャツの前ボタンが掛け違えになっていてみんなで大笑い。でかその明るいキャラはバンドのお守り、かもしれない。「後半戦、ついてこれるのか、オイ!」と、雪村がちょっと強気な言葉で煽ってみせる。ここから3曲は、トンボコープの最もラウドで尖った一面をさらけだすセクションだ。激しくロックする「PARADIGM」、中間部にそらサンダーとでかその楽器バトルを組み込んだ「明日の一面」、そして強烈な四つ打ちのキックで踊らせる「過呼吸愛」。ポップな曲だけじゃない、ハードな曲もガンガンやる。「新たな一面を見せるとずっと言ってきた、それがこういうことです」と、歌い終えた雪村が誇らしげに言う。残すはあと2曲。

「アルバム制作で細かいところにこだわるのも楽しいけれど、ライブではそんなことがどうでもよくなるような、はっちゃけた音楽がやりたくなる瞬間があります」

「バンドを始めてから2年間の喜怒哀楽を歌に乗せて全力で届けます。あなたも喜怒哀楽をその声に乗せて聞かせてください――」。最新ミニアルバム『ファースト・クライ・ベイビー』のラストを飾る「喜怒哀楽」は、この先もきっとライブのハイライトになる、手拍子と合唱で全員が一つになれるアンセムだ。まぶしい光と音が会場をいっぱいに包み込む幸せな空間。そして、ライブ本編を締めくくる最後の1曲はまたしても新曲だ。“進化し続けていきたい”というバンドの姿勢をまっすぐに示す、ポップでキュートな、ちょっぴり切ないラブソング「恋はいたずらに」。みんな歌詞にじっと耳を傾けている。ゆったりと揺れるリズムが心地よい。後味がとても爽やかで清々しい。

アンコールのステージに一人で現れた雪村が、思いを込めて「むかしむかし」を歌う。ソロの弾き語り時代、観客がほぼゼロ人だった頃と今とを比べ、感慨深いと本音を漏らす。若いながらも歴史あり。トンボコープを動かすエンジンは4機あるが、メインエンジンはやはり、雪村の個人的体験に基づく強力な自意識ではないか。一言で言うと、腹が座っている。

再びステージに揃った4人が、楽しそうにはしゃいでる。でかそがスマホを取り出して、エアドロップでみんなとコミュニケーションを取ろうとしてちょっと失敗してる。グッズ紹介で盛り上がる。初めて解禁された秋の1stワンマンツアーの日程に、大歓声と拍手が湧く。メンバーとファンの年齢層が近いせいか、トンボコープのライブにはサークルの仲間のようなアットホームな親近感がある。

ラストは「Now is the best!!!」からバンドバージョンの「むかしむかし」へ、宵越しのパワーは残さずに使う熱演で拍手喝采のフィナーレ。およそ100分の“初めて”をやり切った4人の表情が、現時点の満足と未来への期待で輝いて見える。一緒に記念撮影に収まるファンもみんな笑顔。次の“初めて”は、9月から始まる『1st oneman live tour「WORLD ILLUMINATION」』だ。いくつもの初めてを積み重ねてトンボコープは加速中。ファンにとっては今が一番楽しい時期だろう。体験するなら今だ。

取材・文=宮本英夫 Photo by Ryohey

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日本が誇る名曲を再構築する”リバイバル”音楽プロジェクト『Newtro』(ニュートロ)が公開した最新楽曲『「DOWN TOWN(シュガー・ベイブ / 1975)」× the band apart』の制作裏側とインタビュー映像が公開された。

今回「DOWN TOWN」を選んだ理由や、制作する中でthe band apartとしてのオリジナリティをどのように構築したのかを深堀った、シュガー・ベイブへのリスペクトを感じるインタビューとなっている。

 

 

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2024年8月30日(金)、31日(土)、9月1日(日)の3日間、さいたまスーパーアリーナにて開催される世界最大のアニソンライブイベント『Animelo Summer Live 2024 -Stargazer-』の第2弾出演アーティスト5組が発表された。

(C)Animelo Summer Live 2024

(C)Animelo Summer Live 2024

初日の8月30日(金)には、人気アーティスト「Aimer」がアニサマ初出演。本人から「初めてアニサマのステージに立てる事、光栄に思っています。みなさまと過ごす2024夏のさいたまスーパーアリーナが、より燦燦と褪せない輝きに満ちるよう、わたくしAimerも全力で歌わせていただこうと思います。」と喜びのコメントが寄せられている。

(C)Animelo Summer Live 2024

(C)Animelo Summer Live 2024

2日目の8月31日(土)には、すでに出演が発表されている『ラブライブ!』シリーズの「蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ」のメンバー6名に加え、櫻井陽菜(百生吟子役)、葉山風花(徒町小鈴役)、来栖りん(安養寺姫芽役)の新メンバー3名の出演が決定。さらに、文化放送のラジオ番組「神谷浩史・小野大輔のDearGirl~Stories~」から生まれた6ピースエアバンド「MASOCHISTIC ONO BAND」がアニサマ初出演する。

(C)Animelo Summer Live 2024

(C)Animelo Summer Live 2024

最終日の9月1日(日)には、今月4月から放送中のTVアニメ『響け!ユーフォニアム3』のエンディング主題歌を歌うユニット「北宇治カルテット」が3回目のアニサマ出演。そして、今年7月から待望のアニメ第2期がスタートするTVアニメ『【推しの子】』より、ルビー(CV.伊駒ゆりえ)、有馬かな(CV.潘めぐみ)、MEMちょ(CV.大久保瑠美)による人気アイドルユニット「B小町」がアニサマ初出演する。

今年の『アニサマ2024』も注目のアーティストばかり。夏は『アニサマ2024』で盛り上がりたい。
 

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2024年5月30日(木)~6月9日(日)よみうり大手町ホールにて、三人芝居『怪物の息子たち』が上演されることが決定した。

本作は東映プロデュースでおくる少人数芝居企画。脚本は『悪夢のエレベーター』『仮面ライダーリバイス』の木下半太。劇作家として、小説家として活躍を続ける木下が、絶妙な物語構成と至るところに伏線を張る新作会話劇を書き下ろす。演出は劇団少年社中や「ミュージカル『薄桜鬼 真改』土方歳三 篇」の毛利亘宏(少年社中)。『仮面ライダーリバイス』ではともに脚本を描いた二人が、本舞台では脚本と演出としてタッグを組み、新たな会話劇を生み出す。

主演は崎山つばさ、そして、安西慎太郎、田村心が出演。舞台上にいるのは三人だけ。怪物といわれたある男とその男の三人の息子たち、さらには劇中登場する人物たちを三人で演じる。東映が仕掛ける少人数演劇企画、そしてスタッフ、若手俳優三人による濃厚な三人芝居は必見だ。

出演者コメント

■崎山つばさ

崎山つばさ

崎山つばさ

自分にとって初となる三人だけの芝居は楽しみもありますが怖さもあります。一体どんな世界が出来上がるのか今は全く想像がつきません。わかることはきっと演劇に向き合い、芝居に苦しめられ、追い詰められている自分がいるでしょう。悪くないです。むしろそんな時を待ち望んでいる自分がいることに少々引いてます。乗り越えた先に味わったことのない、感じたことのない時間や景色に出会えたらいいなと思っていますし、それをお客様にも感じてもらえるように一生懸命頑張ります。
神話や落語をもとに見たことのない新たな演劇をお届けします。是非、劇場でお待ちしております。

■安西慎太郎

安西慎太郎

安西慎太郎

東映プロデュース『怪物の息子たち』に出演できることを嬉しく思っております。
脚本・木下半太さん、演出・毛利亘宏さんのもとどのような作品が出来上がっていくのか楽しみです。
また、個人的には三人芝居は七年ぶりですのでとてもワクワクしております。
出演の崎山つばささんと田村心さんと共に脚本と役を面白がりながら、カンパニー一丸となり全員野球で、深度のある濃密な会話劇を作っていけたらと思っております。
是非、劇場へお越しくださいませ。
皆様のご来場をカンパニー一同お待ちしております。

■田村心

田村心

田村心

憧れだった東映プロデュース、ご一緒してみたかった演出家毛利さん、大好きであり尊敬しているつばさくん、しんたさんとの三人芝居とのことでお話をいただいたときは「こんな田村心得な舞台ある???」という感覚になりました。その分、身が引き締まる思いでもあります。三人芝居ということで誤魔化しがきかない濃密な時間になるんだろうなと思っています。ほんの少しの怖さと楽しみが入り混じった不思議な感覚。気合い入れて臨みます。
是非劇場へ!!!!

スタッフコメント

■脚本:木下半太

木下半太

木下半太

いつか父親と息子の物語をガッツリと書きたいなあと思っていました。
自分の話にはなりますが小学生のときに事故で父親を亡くし、野球少年だった僕は現実逃避のために映画や小説、漫画を漁りまくったのです。
もし、あのとき父親が事故に遭わなければ、僕はエンタメの仕事を選んでないでしょう。
父親が亡くなった年齢はとうに過ぎ、僕の二人の息子も大きくなって思春期真っ只中です。まだ死にたくはないけど、僕がこの世からいなくなったとき、彼らにどんな影響を及ぼすか楽しみでもあります。
物語は、怪物と呼ばれた男の葬儀に、三兄弟が集まるところから始まります。
三兄弟が父親の人生を振り返り、自分たちの生き様を見つめ直す一夜を描きます。
活きのいい三人の俳優たちがぶつかり合い、凌ぎを削り、新しい扉を開くことを期待しております。
ぜひ、その瞬間を目撃してください!

■演出:毛利亘宏

毛利亘宏

毛利亘宏

三人芝居に挑戦します。
一人芝居も二人芝居もやらせていただいたことがあるのですが、三人芝居というのは初めてです。三人というのは実に奥深い数字です。集団という概念は、三人以上で初めて成立するようです。そう言われてみれば多数決が成立する最小限の単位も三人。「三人寄れば文殊の知恵」などという言葉もあります。
三人芝居という、集団として最小単位でのお芝居を作ることによって、最小単位の社会が見えてくるのではないか? と思っております。
この未知の体験を木下さんという素敵な作家、素敵な三人の役者たちと一緒に作れることは楽しみでしかたないです。いったいどんな集団・どんな社会が生まれるのか?
皆様もご期待くださいませ。

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ソニー・ミュージックアーティスツの創立50周年を記念し、8月に新たなイベントの開催が発表された。

8月23日に東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEにて行われる同イベントには、SMA所属のボーカリスト6組、足立佳奈、甲田まひる、坂口有望、崎山蒼志、スピラ・スピカ、竹内アンナと、更にベースに佐伯隼也(クジラ夜の街)、ドラムには櫻井海音の出演が決定。兼ねてから親交の厚い8組がSMA50周年を盛大に彩る。

タイトルの『Solo×Solo みんなで 集まっちゃう?』は各ソロアーティストと代表曲のコラボレーションをイメージし、その日限定の特別なセッションを披露するなど、それぞれ異なる8組のアーティストが夏休みに一夜限りのスペシャルなイベントを届ける。

なお、本日・4月19日(金)19:00から4月30日(火)23:59まで、チケットの最速先行予約を受付中。

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2024年4月19日(金)舞台『ヴィンランド・サガ』がこくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて開幕した。

西田大輔主宰・DisGOONie(ディスグーニー)初の2.5次元舞台作品である本作は、最強と謳われた戦士の息子・トルフィンを中心に描いた「~海の果ての果て 篇~」と、クヌートを中心に描いた「~英雄復活 篇~」の2本立て。本日4月19日(金)まずは「~海の果ての果て 篇~」から開幕。4月23日(火)には、「~英雄復活 篇~」が初日を迎える。

また、舞台『ヴィンランド・サガ』~海の果ての果て 篇~/~英雄復活 篇~各篇千秋楽の生配信が決定。「海の果ての果て 篇」は4月28日(日)18:00から、「英雄復活 篇」は4月29日(月・祝)13:00より配信となる。

舞台『ヴィンランド・サガ』~海の果ての果て 篇~

舞台『ヴィンランド・サガ』~海の果ての果て 篇~

舞台『ヴィンランド・サガ』~海の果ての果て 篇~

舞台『ヴィンランド・サガ』~海の果ての果て 篇~

舞台『ヴィンランド・サガ』~海の果ての果て 篇~

舞台『ヴィンランド・サガ』~海の果ての果て 篇~

舞台『ヴィンランド・サガ』~海の果ての果て 篇~

舞台『ヴィンランド・サガ』~海の果ての果て 篇~

舞台『ヴィンランド・サガ』~海の果ての果て 篇~

舞台『ヴィンランド・サガ』~海の果ての果て 篇~

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カバーやスウィングとは基本的に、本役の俳優が体調やスケジュールの都合で出演できなくなった際に代わりに演じる、複数役を担当する人のこと。特に長期間にわたって上演されるロングラン公演においてはその役割は大きく、欠かすことのできない存在だ。ロングラン中の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』で、メインキャストのカバーを務める上野聖太、川辺邦弘、前東美菜子に、その面白さや苦労などを聞いた。

左から前東美菜子、上野聖太、川辺邦弘

左から前東美菜子、上野聖太、川辺邦弘

●前東美菜子(左)本役はマダム・フーチ。プレビュー(2022年6月~)から演じている。ハーマイオニー・グレンジャーとジニー・ポッターのカバーを担当。
●上野聖太(中央)本役はマゾーニほか。プレビュー(2022年6月~)から演じている。ハリー・ポッターのカバーを担当。この4月にデビューを控えている。
●川辺邦弘(右)本役は駅長ほか。プレビュー(2022年6月~)から演じている。ロン・ウィーズリーとドラコ・マルフォイのカバーを担当。

一作品で複数の役を担当~ロングランを支える大勢のカバーキャストたち

――皆さんはそれぞれ本役があり、その上でカバーの役もお持ちだとか。プレビューからご出演されているそうですが、すでにカバー役のデビューは迎えられているのでしょうか。

上野:僕はハリーのカバーを担当していますが、デビューはこれから。この4月に予定しています。(編集注:2024年4月20日(土)にデビュー予定)

川辺:僕はロンとドラコをカバーしていますが、ロンとしては2022年8月にデビューしています。

前東:私は(カバーの役は)ジニーとハーマイオニー。ジニーは2022年8月頃、週に1、2回やらせていただき、その後も一度緊急登板しました。2023年の6〜8月にはハーマイオニーも。その後もぼちぼちやらせていただいています。

上野:僕以外、初期からのカバーメンバーは全員デビュー済みなんですよね。

川辺:実はアンサンブルにもカバーがいて、駅長、マゾーニ、マダム・フーチにはそれぞれカバーが4名います。彼らも全員デビューしています。

上野聖太

上野聖太

――カバー役のオファーがあったのはいつ頃ですか。

前東:出演が決まった時です(笑)。

上野:僕はハリーのカバーについては、合格の時点で言われましたよ。

川辺:へえ! 僕は衣裳合わせまで何役なのかがわかりませんでした。本役すら知らなくて。ドラコやロンの扮装をして、あれ?これ着ちゃっていいの?って(笑)。

上野:そうそう、稽古の4カ月前に初めての衣裳合わせがあって、全役の衣裳を着ましたね。美菜子さんもでしょ?

前東:はい。全身が痛くなるくらい何着も着ました。

――メインキャストのカバーと聞いた時はどう感じましたか?

川辺・前東:へぇー!(笑)(って感じ)。

上野:わかります。全く現実味がなかったです。

前東美菜子

前東美菜子

川辺邦弘

川辺邦弘

本役の稽古に追われつつ、自主稽古で互いにフォロー。毎日役が違ったり、本番直前に登板が決まることも

――カバー役の稽古はどのような形で行われましたか。

上野:2022年4月から全体稽古が始まり、稽古2日目から自主的にカバー稽古を始めました。休憩が1時間ぐらいあって、ここで30分は読み合わせをしようと。誰が言い出したんだろう?

前東:聖太さんが「やろう」って言ったんですよ。

上野:俺だっけ?(笑)アルバスやスコーピウスも含め、カバーメンバーの席が近くて、思わず始めたんですよね。

――自主的にやらないと、稽古する時間がなかなか取れない?

上野:そうですね。日本初演で、本役の稽古も余裕がない状態でしたから。その上、稽古するスタジオがいくつかに分かれていたので、カバー役が何をするのかを見る機会もなくて。時間が空いたら見に行ったりもしました。

前東:本役の稽古に追われつつ、ひとまず台詞だけは合わせようと。

川辺:稽古が19時に終わって、そこからの1時間が本格的なカバー稽古。演出補の坪井さんや通訳の方が見てくれましたね。

――カバー役でいける!と思えたのはいつ頃ですか。

前東:デビューした時です。舞台に立つ前は、もうダメ!って首を絞められるような気持ち(笑)。いざ舞台に出て、うわーっ!終わった!できた!(笑)。立つ前はできるなんて思えなかったです。

川辺:そうだね。僕の場合、かなり前からデビュー日が決まっていたので、ゲネもやってもらいました。ロンとして10回出て、ようやく慣れた頃に終わり、そこから半年空いてまたちょこっと出て。毎回新鮮な気持ちで、ドキドキ感は止まらないです。

上野:美菜子さんは突然、デビューが決まった?

前東:ジニーは3、4日前に出ることが決まって、稽古で全シーンを当たってもらいました。それでも余裕がなくて、緊張しましたけど。

――カバーとして、いつでも心の準備が必要ですね。

前東:常にクラウチングスタート、みたいな。

川辺:台詞を忘れないように、本番でアンサンブルをやりながら、舞台裏でロンやドラコに合わせて台詞をブツブツ言ったりしています。

前東:私もそう。着替えながら、よくジニーやハーマイオニーの台詞をブツブツ言っています。

上野:学生のスウィングは毎日役が変わったりもするので、僕らよりもはるかに大変なんです。階段を動かす方向も変わるし、ワンドダンスではポジションが変わる。上手から出る、下手から出るなど、細かい変化にも全て対応しなければならない。僕らも、このグリフィンドールの制服を着ている学生はヤンなのかジェームズなのか?確認しないとわからない。本人たちからは「髪型が違うでしょ?」って言われたりするけど(笑)。

前東:大人のアンサンブルでもありますよ。「今日は何役?」って聞くと「髭の角度で(わかってください)」って(笑)。

>(NEXT)支え合い繋ぐ、ロングランのカンパニー

 

本役もカバーも。支え合い繋ぐ、ロングランのカンパニー

上野:僕自身のことを言えば、アンサンブルとハリーは全く違うのでその意味での混乱はないです。初めてハリーの稽古をしたときに役者の引き出しを開けた感覚があって、そこからカバー稽古が楽しくなりました。この作品のアンサンブルは、動きながらモノを動かしたりと舞台転換の役割を担うことが多いんですよね。

前東:わかります。私もそれに支えられている部分がありましたね。体中が痛いけど、ご飯を早く食べて30分後にロビーに集まろう!って。

川辺:僕は文学座の劇団員で、劇団公演ではダブルキャストってほぼないんです。研修生のときにダブルキャストをやって以来。だから竪山(隼太)さんやエハラ(マサヒロ)さんがロンをやっているのを見て、そういう方向性もあるんだと大変勉強になりました。自分だけで考えるよりも、その人物が豊かになるなぁと。

前東:確かに。私も同じ役の方たちをじっくり見るようにしています。役作りもそうだし、動線もね。

上野:僕は最近月1回観劇して、今までのハリーはほとんど観てきました。普段は知り合いの出演者に「あそこ良かったよ」って言うためのネタを探したりするけど、今はあえてハリーに集中して観るようにしています。

前東美菜子

前東美菜子

――先輩たちから学ぶことは多そうですね。

上野:はい。ハリーは今まで5人いて、皆さんよく教えてくださいます。(石丸)幹二さんは変更があると「あそこ変わったよ」と。向井理さんはご自分の稽古後に僕の稽古を見てくれて、ちゃんとアドバイスもしてくれる。稽古からずっと一緒にやってきたこともあり、この関係性はロングランならではじゃないかな、と。学校の同級生や先輩後輩みたいな感覚で、皆さんに育てていただきました。

前東:向井さんは教えるためだけに稽古場にいらしたことがあって、感動しましたね。私がジニーデビューでものすごく切羽詰まった稽古の時には、馬渕(英里何)さんが全部細かく教えてくださって。私は馬渕さんを休めるために舞台に立つのに、デビュー本番まで観届けてくださった。もう休んでください!という気持ちになりました。本当に皆さん、親身になって教えてくださり、人に恵まれたなと感謝しています。

――役と作品に対しての責任感、そしてみんなで力を合わせないとこの舞台は成立しないと皆さんご存じだからこそ、でしょうね。逆にご自身の役をカバーの方たちに教えてあげることも?

川辺:もちろんです。舞台裏で付いてもらって「ここで着替えてこれを持っていくんだよ」「この台詞中には出ちゃダメ、転換とぶつかるから」とか。

上野:舞台上のことよりも舞台裏がわかりづらいし、何より安全第一ですから。

川辺邦弘

川辺邦弘

――この機会にカバーとして、みなさんにお伝えしたいことや訴えたいことはありますか。

上野:もっと注目していただけたら嬉しいです。海外ではスウィングやカバーの人たちがフィーチャーされることも多いんですよね。日本でもその存在により光が当たると、お客さんに楽しんで応援していただけるのではないかと思います。

川辺:僕はロン役を通算48回くらいやらせていただきました。3カ月ほど続けてやらせてもらって、やっと役が染みついてきたなと感じ始めたところ。間が空くと忘れてしまうこともあるので、できたらカバーの回みたいなものを作って、定期的に演じられる機会が欲しいです。月に2、3回でもあると、より役を深められると思うんですよね。

上野:確かに数カ月空くと、また一からと言う感じになってしまう。カバー役の回ができたらいいですね。

前東:本当に。安全面からも必要だと思います。

仲間のカバーデビューにはガン泣き! 何回観ても飽きない、誇りに思える作品

――複数役を演じて感じる、この作品の魅力を教えてください。

前東:どの角度から観ても絶対に面白いです!

川辺:そうだよ。絶対に面白いし、誰がやっても面白い(笑)。

前東:きっと犬や猫が観ても(笑)。そう言えるくらい、すごい舞台です。

上野:月1回観ても毎回面白いし、飽きることがありません。出ている人たちを本当に尊敬しますし、みんなすごいよ〜!って好きになっちゃいます。良くできているし、誇りに思える作品。ロングランする価値があります。

上野聖太

上野聖太

――観劇しながらグッとくることはありますか?

前東:私は客観的に観られないんですよね。みんな大丈夫?ってドキドキしながら観てしまうので。どうですか?

上野:アルバスのカバーの小松季輝くんのデビューが急遽決まって、ちょうど休みの日で観ることができたのですが。ずっと息子として一緒に稽古してきたアルバスが、別のパパを相手に頑張っているのを観て、ガン泣きでした。

前東:私も小松くんがデビューしたときはグッときました。ああ、やってるな、うわぁ!って。

上野:この二人のカバーデビューも感動しました。このロンとハーマイオニー、良いカップルで最高でした。

川辺:俺も聖太がハリーデビューしたら絶対泣いちゃうな。

前東:本当に。たまらないと思う。

上野:僕はこれまでミュージカルでの活動が多く、『呪いの子』はストレートプレイなので、ある意味アウェイなんです。ミュージカルを観に行くと知り合いがたくさんいて、「『呪いの子』、観に行くよ」「頑張ってね」とみんな言ってくれる。中には「僕らの希望だよ」とまで言ってくれた人もいて。その反響の大きさに、ハリーのデビューを控えて、これは人生の一大事だ!と実感しています。

川辺:タイトルロールだからね。

前東:すごいことですよ!

上野:頑張ります!……って、二人とも僕にプレッシャーかけてない?(笑)

取材・文=三浦真紀 撮影=荒川潤

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全国10都市にて開催される、日本初演の新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』が、2024年4月27日(土)日本橋三井ホールにて開幕する。

日本初となる本公演は、A.A.ミルンの原作とクラシカルなディズニーの⻑編アニメーションの流れを組んだ作品となっており、等身大のパペットを役者たちが操り、素敵なセット、新旧の愛すべき音楽によって、100エーカーの森にこれまでにないいのちを吹き込む。

この度、公演アンバサダーの福尾誠がプーさんと対面。楽しそうな2ショットと、福尾が本作の魅力を語るインタビューが到着した。

ーー福尾さんが感じている「くまのプーさん」の魅力を教えてください。

なんといっても、くまのプーさんと仲間たちがかわいい! それに尽きると思います。100エーカーの森の中で繰り広げられる仲間たちとの友情や愛、楽しい日常が描かれている物語は、心が暖かくなるすてきなストーリーで、それも魅力のひとつです。

ーー「くまのプーさん」はいつ頃からご存知でしたか?

いつからか覚えていないくらい小さな時から大好きでした。幼い時は、家にパズルやプーさんの人形があって、常に⼀緒にいる存在でした。ディズニー版のアニメーションを初めて観たのは、幼稚園か小学校に入った頃だと思います。絵本も読んでいた記憶があります。ただ、当時は物語の内容を理解するというよりは、プーさんと仲間たちが遊んでいる姿を観て楽しんだり、聞き馴染みのある歌を聴いたりという楽しみ方をしていました。

ーー「くまのプーさん」の中で⼀番好きな登場人物は?

プーさんが好きです。僕とプーさんは共通する部分が多いんですよ。例えば、ハチミツが好き!プーさんは食事やおやつとしてたくさんのハチミツを食べていますが、僕は健康のために(笑)、毎日、必ず食べています。そんなこともあって、プーさんはとても身近に感じます。もちろん、ピグレットもティガーもみんなそれぞれの良さがあるのでみんな好きですし、⼀緒にお散歩したいなと思っています。

ーー福尾さんは、一足先にくまのプーさんたちとご対面されたと聞きました。実際に目の前で見たプーさんたちはいかがでしたか?

まず何よりも動いている姿がかわいい。それが最初に素直に感じたことです。みんな元気いっぱいで、プーさんは思っていた以上にゆっくり動くんですよ。本当に癒されました。それに、プーさんもティガーもイーヨーもみんなそれぞれが、性格によって全く動きが違うというのも印象に残っています。彼らの動きから性格までしっかりと分かるんですよ。それは新しい発見でしたし、プーさんと仲間たちの新たな魅力に気づくことができたように思います。

(左から)プーさん、福尾誠     (C)Disney

(左から)プーさん、福尾誠     (C)Disney

ーーでは、ミュージカルならではの魅力は?

例えばテレビや映画もそうですが、何かを観ていると画面というひとつの壁があると思います。ですが、今回のミュージカルにはそれがない。目の前でプーさんたちが遊んでいる姿を感じることができるのは、ミュージカルならではのことだなと思います。音や歌もそうですし、細かい動きまで生で観ることができます。実際に、プーさんがどんなふうに動くかは、皆さん、分からないと思うんですよ。ただ、このミュージカルを観に行くことによって、「こういう感じで走るんだ」とか、「こんな動きをするんだ」ということも分かると思います。

ーー初めてミュージカルを⾒るというお⼦さんたちも多くいらっしゃると思うので、お⼦さんも楽しめるポイントを教えてください

100エーカーの森の世界観が味わえるということが、きっと⼦どもたちにとってワクワクする最大のポイントだと思います。その森の中で、一緒に遊んでいる感覚になってもらいたいです。“プーさんのミュージカルを観に行く”というよりも、“プーさんに会いに行く”“プーさんと遊ぶ”という気持ちで観に来てもらえたら、より楽しめるのではないかなと思っています。そして、今回の物語は、春夏秋冬、それぞれのストーリーが展開されているので、子どもたちにとっても大人にとってもとても分かりやすい物語になっていると思いますし、100エーカーの森の四季を存分に楽しんでいただけると思います。暖かい時間もあれば、寒さを感じたり、雪が降ってきたのを感じる時間もあります。森の中は⾃然でいっぱいですから。こんな木が生えているんだとか、夏と冬の違いとか、色々な楽しみ方ができると思います。

ーー今回、終演後にステージ上でプーさんと仲間達の記念撮影ができるVIB席も販売されています。

ワクワクしますよね、写真が撮れるんですよ! 僕も撮りたいです(笑)。世界で活躍しているプーさんが日本に来て、日本のみんなと一緒に遊んでくれて、一緒に写真も撮れるなんて、すごく貴重な経験だと思います。写真はいつまでも残るものですから、子どもたちが大人になった時に、その写真を見返せばとってもすてきな思い出になりますし、大人になった僕でさえ嬉しくなってしまう距離感で写真が撮れるので、すばらしい企画だなと思います。

ーー東京からスタートし、全国10都市での公演も予定されています。

すごいことですよね。プーさんにも日本の良さを色々と知ってもらえたらいいですね。プーさんが世界で活動する時、「日本はこんなところよかったよ」と日本の思い出をお話ししてくれたら嬉しいです。

ーー改めて、公演を楽しみにされている方にメッセージをお願いします。

この作品の最大の魅力は、100エーカーの森に遊びに行って、プーさんたちと⼀緒に遊ぶことができるという、生の舞台ならではの没入感が味わえることだと思います。⾃分たちも同じ場所にいる気持ちでその空間を楽しめると思うので、ぜひその生の空間を味わいに来てください。
 

なお、新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』は、4月27日(土)から5月6日(月祝)まで日本橋三井ホールにて上演。その後、愛知、千葉、⼤阪、埼⽟、宮城、神奈川、福岡、広島、静岡で開催される。

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2024年7月18日(木)~7月21日(日)東京芸術劇場 シアターウエストにて、『火の鳥』連載70周年記念 サルメカンパニー特別公演 『猿女版 火の鳥~鳳凰篇~』が上演されることが決定した。

1954年から連載され、時空を超えて存在する火の鳥を通して「生と死」・「輪廻転生」という哲学的な問題を深くえぐる『火の鳥』。その中でも奈良時代と呼ばれた8世紀の日本を舞台とし、二人の対照的な彫刻師の生き様を描いた『鳳凰篇』を連載70周年の今年、2024年に『猿女版 火の鳥~鳳凰篇~』として上演する。

脚本・演出はサルメカンパニーの石川湖太朗。サルメカンパニーは2018年に旗揚げし、平均年齢27歳ながら佐藤佐吉演劇賞2021では最優秀演出家賞を含む6部門受賞、旗揚げ5年目で東京芸術劇場 シアターウエストに進出し1,400名を動員、また2024年上演の『文明開化四ッ谷怪談』では「日本の演劇人を育てるプロジェクト」新進劇団育成公演に選出されるなど活躍を続ける新進気鋭の若手演劇集団。2023年には東京芸術劇場シアターウエストにて、5周年記念公演『スウィングしなけりゃ意味がない』を上演し、約1400名を動員した。今作は演劇界で大きな注目を浴びるサルメカンパニーとハピネット・メディアマーケティングがタッグを組み行う。

なお、キャスト、その他詳細は5月上旬解禁予定。

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女王蜂の新曲「超メモリアル」のMUSIC VIDEOが、4月19日(金)21時からYouTubeでプレミア公開されることが決定した。

新曲「超メモリアル」は、4月20日に開催が迫った結成15周年記念単独公演『正正正(15)』の開催、さらには結成15周年を記念した楽曲。既に先行配信が先週からスタートしており、4月20日の会場では数量限定の完全生産限定盤としてパッケージでの販売もされる。

さらに、今回の公開決定に合わせてMUSIC VIDEOのTeaser Movieも女王蜂のSNSで公開。MUSIC VIDEOの世界観を垣間見ることのできる映像となっている。

また、結成15周年記念単独公演『正正正(15)』は、機材席が解放となったため急遽追加席の販売が決定、現在販売中。詳細は女王蜂オフィシャルHPより確認できる。

 

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2017年夏、ミュージカル『ピーター・パン』にて、歴代最年少タイの13歳で、10代目ピーターパン役を務め、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』水城アユミ役で大きな注目を集めている吉柳咲良(きりゅうさくら)が、10代最後の日、2024年4月21日(日)にユニバーサル ミュージック / Virgin Musicよりアーティスト・デビューすることが発表となった。

『ブギウギ』でのドラマティックかつ圧倒的パフォーマンスで大きな話題となり、プライベートでは「ひとりカラオケを8時間」実施するほどに歌うことが好きという吉柳咲良。その歌唱力、アーティスト性は自らの「吉柳咲良 official YouTube」チャンネルで公開されている「歌ってみた」動画などですでに注目を集めていた。このチャンネルでは、「Ego Rappin’/ くちばしにチェリー 」、「山口百恵 / イミテーション・ゴールド」、「ちゃんみな / ハレンチ」、「中森明菜 / 飾りじゃないのよ涙は」、「椎名林檎 / ここでキスして。」など難易度の高い楽曲を、歌唱テクニックにより独自の世界観に見事に昇華してみせている。

そして、"10代最後の日"=4月21日にドロップをした楽曲「Pandora」は、『ブギウギ』でも「歌ってみた」動画とも一線を画す、ストリート・フレイバー溢れるスリリングでディープ、センシュアルなトラックに。楽曲制作を手掛けたのはちゃんみな、SKY-HI、BE:FIRSTなどを手がけてきている音楽プロデューサー、Ryosuke "Dr.R" Sakaiが担当、作詞では数多くの次世代アーティストの楽曲製作を手掛ける麦野優衣が参加、そして吉柳咲良自身も作詞・作曲で参加、新たな才能を開花させている。

吉柳咲良「Pandora」ジャケット写真

吉柳咲良「Pandora」ジャケット写真

「Pandora」ミュージック・ビデオの全貌は楽曲が配信スタートされる4月21日(日)午後1時にプレミア公開される。
このタイミングで本人のインスタ・ライブも予定されているので要チェックだ。なお、吉柳咲良は、5月〜7月に東京・名古屋・大阪にて上演されるミュージカル『ロミオ&ジュリエット』のジュリエット役に抜擢されている。

音楽プロデューサーRyosuke "Dr.R" Sakai、麦野優衣からコメントが届いた。

音楽プロデューサーRyosuke "Dr.R" Sakaiコメント

デビュー曲となる本作「Pandora」をプロデュースさせて頂きました。実はこの曲、彼女と初めてお会いした日に作った作品なのです。最初はスタジオで挨拶だけ、という予定だったのですが、「折角だし、試しに作ってみる?」といった具合に作り始めた曲で。彼女はこれまでにオリジナル曲を作ったことも全くなかったようで当初はとても困惑していましたが、僕と二人でアイディアを出し合ううちに段々とコツを掴み、結局1日の作業で楽曲の骨子を全て作り上げしまったのです。そういったセッションを通じても、吉柳咲良は最近出会った新人アーティストの中でも特にズバ抜けたセンスと才能、そして歌声を持っていると感じています。「Pandora」は彼女が今まであまり見せてこなかったような内面の部分を切り取った楽曲で、内に秘めたエネルギーが解放されるようなイメージの楽曲になっています。サウンドとしては現在進行形の世界標準RnB/HipHop系のビートを用いていますが、いよいよ日本でもこういう曲を歌いこなせるアーティストが出てきてくれたなと、個人的にも非常にワクワクしています。禁断の「Pandora」、ぜひお楽しみください。

麦野優衣コメント

Ryosukeさんのスタジオで初めて出会った日に聞いた、さくちゃんにとって初めてのソングライティング体験だったはずの、歌詞もまだ無いあの時点でのデモがあまりにもかっこよくて、今もその衝撃は鮮明に覚えています。数々の作品で様々な想いの代弁者として役を演じ曲を歌ってきた彼女が、初めてゼロイチの自己表現に挑戦し、『吉柳咲良』という存在を世界に放つ『Pandora』。インタビュー形式で彼女とたっぷり対話し、ぴったりの世界観を共に練り上げる所から始まった歌詞制作でしたが、テーマである「パンドラ」にたどり着いた一番のヒントは、彼女の言葉から伝わる「どんなジャッジを受けようと自分の『好き』を貫き通したい」という思いでした。レコーディングでは、より彼女らしい新たな表現へのハングリーな追求心に何度も驚かされ、あっという間に彼女のファンになりました。今まで彼女が内に秘めていた色彩がどう世界に広がっていくのか、是非目撃していただきたいです!

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7月26日(金)、27日(土)、28日(日)に新潟県湯沢町 苗場スキー場で開催される『FUJI ROCK FESTIVAL’24』(以下、フジロック)のキックオフイベント『Smash Go Round FUJI ROCK NIGHTS』 が、来週4月24日(水)に渋谷CLUB QUATTROで開催される。

苗場での開催が25回目の節目を迎える今年の『フジロック』。今年最初のプレイベントは、田島貴男(Original Love)とbetcover!!を迎えてのスペシャルライブを開催。その他にも、苗場初年度の1999年から2023年までに至る数々のライブ写真やポスターなど貴重な資料の展示や、苗場につながるワークショップも開催される。さらに、今年のチケットやグッズが会場内で販売されるほか、スタッフも会場内にいるので、わからないことや不安なことなどもその場で聞くことができる。

また、当日は『フジロック』の代表的なフェスごはん「とろろ飯」も登場するほか、今年も『フジロック』に協賛が決まっているiichikoによる“一番美味しい割合”で提供する「いい茶こ」も特別販売される。渋谷クアトロでのキックオフイベントで、一足先に『フジロック』気分を味わってみてはいかがだろうか?

■早く買うほどお得なチケット2次先行
&手ぶらでキャンプを楽しめる新エリア「キャンプヴィレッジ」販売中

宇宙大使☆スター

宇宙大使☆スター

早く買うほどリーズナブルな『フジロック』のチケットは、現在2次先行販売中。今年から新たに加わった「金曜ナイト券(¥16,000)」のほか「Under18 1日券(¥9,000)」「Under22 1日券(¥18,000)」を含む全券種が販売中だが、それぞれ規定枚数に達し次第販売終了となるので、迷っている方は早めの入手をお勧めする。

また、購入後、受け取り方法で「配送」を選ぶとリストバンドが事前発送されるので、来場時にチケットとリストバンドを交換する手間が省け、直接入場が可能となるのもお勧めポイントだ。

そして、『フジロック』で手軽にキャンプを楽しめる新エリア「キャンプヴィレッジ」が今年から新たに登場。このキャンプヴィレッジは、設置も撤去も不要なテントスタイルのほか、エアコンも完備したキャンピングカープランも用意。

キャンプヴィレッジの場所は、すでに受付が開始されている「キャンプサイトエリア」「ピラミッドガーデンエリア」とは会場をはさんで反対側の、各ステージを通り過ぎたホスピタリティエリア「ORANGE CAFE」に隣接するところにある。フラットな地形に、「キャンピングカー」「デラックスキャンプ プラン」「シンプルキャンプ プラン」という3タイプのレンタルキャンプが用意される。

 

■NGOヴィレッジ 出展者募集中

『フジロック』といえば、自然と音楽の共生を目指す日本最大級の野外ロックフェスだが、その会場内には、比較的小規模なNGO団体による活動紹介の場「NGOヴィレッジ」があり、来場者へ"社会のカダイ"をわかりやすく伝え、アクションへ踏み出すキッカケを作っている。

このNGOヴィレッジに参加し、地球環境や森林保全、平和など、我々を取り巻く様々な問題に取り組むNGO団体を募集中。応募は4月26日(金)までとなっており、詳細はNGO ヴィレッジ OFFICIAL HP(https://ngovillage.net/)で確認してほしい。

 

 

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映画公開から20周年のアニバーサリーイヤーに、不朽の名作『オペラ座の怪人』が『オペラ座の怪人  4Kデジタルリマスター』として、2024年6月14日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショーされることが決定した。

ガストン・ルルーの小説を元に、アンドリュー・ロイド=ウェバーが1986年に作曲し、ロンドン・ウエストエンドにあるハー・マジェスティーズ劇場で初演された『オペラ座の怪人』。日本では、劇団四季によって1988年から各地でロングラン公演を果たしており、世界で1億6000万人が観劇、2004年、ロイド=ウェバー自身が製作・作曲・脚本を務め、『バットマン・フォーエバー』などのジョエル・シュマッカー監督とともにこだわりぬいて映画化。2005年1月29日に日本で公開されると、リピーター続出の空前の大ヒットとなり当時のミュージカル映画史上最高興行収入を誇り、全世界興収の40%以上を日本が占めた伝説の作品。映画版では、舞台では描かれないファントムの出生の秘密やラウルとの決闘シーンも映画では追加されいる。

パリ・オペラ座を舞台にした豪華絢爛な美術と衣装や装置の数々、高さ約5m、幅4m、2万個からなるスワロフスキー・クリスタル製のシャンデリアは圧巻。主演のジェラルド・バトラー、エミリー・ロッサム、パトリック・ウィルソンら主要キャスト3人は全ての歌唱を本人が行い、映画のためにロンドンのアビーロードスタジオにてフルオーケストラで収録された。第77回アカデミー賞撮影賞、美術賞、歌曲賞(「Learn To Be Lonely」)にもノミネートされ、世界的に高い評価を得ている。

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電子書籍・電子コミックストア【Reader Store】にて、‟今、無料で読める”電子コミックをご紹介! この機会に、ぜひ新たなマンガ作品に触れてください。(※無料期間:2024年4月19日~2024年4月25日)

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現代怪異! 謎解き! 異世界ミステリー! <これは、数々の怪異をめぐるささやかな友情と別れの物語――>若返りの怪異“月読の変若水(ツクヨミノヲチミズ)”絶対に声に出して読んではいけない“異界の歌”知らない本がいつの間にか書棚に並ぶ“逆万引きの本”神隠しの実録ルポルタージュ“仙境異聞”…首都圏のとある中心駅、この町では何かが起きている……。令和の世に残された最後の迷宮、“現代怪異”のミステリーに、しがない小説家志望の緒川菫子(おがわ・すみれこ)と、童顔糸目の魔少年・化野 蓮(あだしの・れん)のコンビが挑む!

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【期間限定無料配信】クジャクのダンス、誰が見た?(1)

雪がちらつくクリスマスイブの夜に起きた元警察官殺害事件。容疑者は逮捕され、事件は終わったかのようにみえた。しかし、殺された元警察官が娘に遺した一通の手紙で事件は再び動き出す。そこには「以下に挙げる人物が逮捕、起訴されたら…その人は冤罪です」そう書かれていた。そして、そのリストには父を殺したとして逮捕された容疑者の名前も書かれていた……。映像化もされた『イチケイのカラス』の浅見理都が手がける、衝撃のクライム・サスペンス。

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【期間限定無料配信】鴨乃橋ロンの禁断推理 1

かつて、探偵養成学校BLUEで、解けない謎はない天才と呼ばれ、自らも類稀なる才能を生涯探偵に捧げると宣言した男・鴨乃橋ロン……しかしロンは探偵として致命的な欠陥をかかえていた!! 事件解決率100%! 犯人検挙率0%!? 訳あり探偵・鴨乃橋ロンがピュアでマヌケな捜査一課の刑事・一色都々丸と鮮烈に謎を解き明かす!

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