音楽家・細野晴臣の軌跡をたどる特別企画 音楽ドキュメンタリー2本を上映する『HOSONO CINEMA SHOW』開催が決定

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細野晴臣の音楽ドキュメンタリー映画2本を上映する特別企画『HOSONO CINEMA SHOW』が、8月28日(月)から9月1日(金)の5日間にわたり、東京・I‘M A SHOWで開催されることが決定した。

『NO SMOKING』 (C)2019「NO SMOKING」FILM PARTNERS

『NO SMOKING』 (C)2019「NO SMOKING」FILM PARTNERS

『SAYONARA AMERICA』 (C)2021 "HARUOMI HOSONO SAYONARA AMERICA" FILM PARTNERS

『SAYONARA AMERICA』 (C)2021 "HARUOMI HOSONO SAYONARA AMERICA" FILM PARTNERS

『HOSONO CINEMA SHOW』は、「夏休みの終盤に、優れた音楽ドキュメンタリーを幅広い世代の人に楽しんで貰いたい」との趣旨から、音楽家・細野晴臣の近年の軌跡をたどるドキュメンタリー映画『NO SMOKING』『SAYONARA AMERICA』を上映する特別企画。2本セットで割引になるチケットや、学生割引なども用意されているとのこと。会場ロビーでは細野の関連グッズを扱うショップも展開される予定だ。

『HOSONO CINEMA SHOW』のチケットは、イープラスにて8月11日(祝・金)10時より一般発売がスタート。上映スケジュールなどの詳細は、劇場公式ホームページを確認しよう。

 
 

 

また、『SAYONARA AMERICA』のBlu-ray/DVDが8月23日に発売されることも決定。通常盤(Blu-ray/DVD)に加え、『SAYONARA AMERICA』本編ディスクと映画『NO SMOKING』ディスク(Blu-ray/DVD)、両作品のパンフレット2冊が付属したスペシャルパッケージ仕様の初回限定盤リリースも決まっている。

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ヤユヨが、8月5日(土)に配信リリースする最新曲「Stand By Me」のミュージックビデオをこのあと0時に公開する。

監督は「アイラブ」に続き杉本大地が担当し、杉本の作り出すユーモアな世界観と楽曲の世界観が合わさり、どこか懐かしさも感じるヤユヨらしいミュージックビデオとなった。

ヤユヨ「Stand By Me」※8月5日(土)00:00公開

今作は、「めるる」ことモデル・タレントの生見愛瑠がイメージキャラクターをつとめる、PRIMO70周年記念CMの書き下ろし楽曲で、ぺっぺ(Gt.Cho)が作詞作曲を担当し、ノスタルジックな雰囲気漂うミディアムバラード。ヤユヨが新体制になってから初の楽曲となっている。

「PRIMO 70th Anniversary Movie ∼Stay Feeling,∼」(60秒篇)出演:生見愛瑠

ヤユヨは、9月末からは北海道・宮城・広島・福岡・香川・大阪・愛知・東京を巡る、ワンマンと豪華ゲストとの対バンを交えた全国ツアー『赤い愛でスタンドバイユー!ツアー』の開催も決定している。新体制となっても進み続ける、ヤユヨのこれからにも要注目だ。

 

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現在放送中のオープニングテーマ「Brand new day」とエンディングテーマ「風味絶佳」の先行配信が8月4日(金)よりスタートし、エンディングテーマのミュージックビデオが公開された。

sana(sajou no hana)

sana(sajou no hana)

「Brand new day」配信ジャケット  (c)古流望・TOブックス/おかしな転生製作委員会

「Brand new day」配信ジャケット (c)古流望・TOブックス/おかしな転生製作委員会

YuNi

YuNi

「風味絶佳」配信ジャケット  (c)古流望・TOブックス/おかしな転生製作委員会

「風味絶佳」配信ジャケット (c)古流望・TOブックス/おかしな転生製作委員会

先行配信されたのは、sana(sajou no hana)が歌唱するオープニングテーマ「Brand new day」とYuNiが歌唱するエンディングテーマ「風味絶佳」。

YouTubeにて公開された「風味絶佳」のミュージックビデオは、バーチャルシンガーのYuNiが美しいお菓子と花で溢れる幻想的な風景の中、物憂げに歌う3D仕様のミュージックビデオとなっている。

TVアニメ『おかしな転生』は古流望による小説が原作で、コミカライズもジュニア文庫も刊行されており、累計発行部数は110万部突破(電子書籍を含む)する人気作。

「Brand new day」と「風味絶佳」の収録されるCDは、TVアニメ『おかしな転生』テーマソングシングル
「Brand new day / 風味絶佳」として9月6日(水)に発売予定。アニメと共に、オープニングテーマとエンディングテーマも楽しみたい。

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劇作家・演出家でナカゴー主宰の鎌田順也(かまた・としや)さんが、2023年7月27日に死去したことが、8月4日ナカゴーの公式サイトで発表された。死因は虚血性心不全。38歳だった。

鎌田さんは、1984年10月生まれ。東京都北区出身。文化学院卒業。2006年、ナカゴーを結成し(劇団名は自身の住む王子の家具店名から想を得たという)、作・演出を担当。本公演以外にも、特別劇場、大ナカゴー、合同公演、等々、様々な公演形態を繰り広げながら旺盛に作品を発表してきた。2014年には、川上友里・墨井鯨子と演劇ユニット、ほりぶんを結成(ユニット名は自身の住む王子の老舗スーパーの店名から想を得たという)、ここでも作・演出を務めた。

作風は、静かで淡々とした日常的な雰囲気から発するもやがて狂暴で荒々しい事態を招く、ホラー的展開のコメディを得意とし、その表現強度は演劇界随一と言えるものだった。また、自身の率いる劇団の公演が、王子、町屋、浅草など、東京都北部の会場での上演が比較的多いことも特徴のひとつだった。

時には俳優として舞台出演することもあり(2013年野鳩とナカゴー合同公演『ひとつになれた』、2014年ナカゴー特別劇場『ノット・アナザー・ティーン・ムービー』、2016年ジョンソン&ジャクソン『夜にて』等)、そのつどその巨体の放つ独特の持ち味で舞台空間を圧倒し続けた。

今年(2023年)2月、ほりぶん第9回公演『かたとき』で初の紀伊國屋ホール上演、同戯曲は第67回岸田國士戯曲賞の最終候補作品にも選出された。また、ナカゴーとしては5年ぶりの本公演『しられざる』を10月に北とぴあ・カナリアホールで上演することが7月18日にアナウンスされたばかりだったが、この公演は鎌田の死去により中止が決定された(8月4日、公式発表)。

通夜および葬儀は既に、8月2・3日に近親者・関係者のみで執り行われた。

謹んでお悔やみ申し上げます。

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2023年8月4日(金)Mixalive TOKYO 6F Theater Mixaにて、劇団おぼんろ『月の鏡にうつる聲』が開幕。初日を前に囲み取材・ゲネプロが行われた。

『月の鏡にうつる聲』は、2014年に桃太郎伝説を題材にして描かれた、劇団おぼんろ主宰・末原拓馬の代表作のひとつ。囲み取材には全キャストが出席し、本番を迎えるにあたっての心境について、萩谷は「自分の人生もそんなに長くないんですが、この座組みに入って初めて経験することが多くて、末原さんや先輩方に教えてもらいながら、すごくいろんな挑戦をしている時間だなと感じています。ここから迎える本番は短い期間ですが、とても楽しみにしております。」とコメント。

今回の作品について考えたことについて、末原は「個人的には嘘をつかないということでした。劇団を長くやっていて、プロ意識としていろんなことにバランス感覚があることが自分の良さだと思っていたんですが、そういうものよりも今思っていることをそのまま嘘をつかないとか、過去の成功体験にこだわらず、9人で一つの劇団を作ると宣言して始めました。この場の9人で今起きたことに向き合いながら、自分がやりたいこと、自分がやるべきことをやろうと思いました。それは来る参加者の顔色も伺わなくなったというのも自分にとっては大きな変化で、俺らが今正しいと思うことはこれだよねということを重視して作品を作りました。伝えたいことは作品を見てもらえればわかると思うので作品をぜひご覧いただけたらと思います。」とメッセージを送った。

本作品は8月4日(金)に開幕し、8月13日(日)までTheater Mixaにて上演される。

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ニューヨークの貧民街で姪キャサリンと暮らすエディとビアトリス夫婦。違法移民の従兄弟を受け入れたことで、一家の運命は変わっていく——。20世紀アメリカを代表する劇作家アーサー・ミラーの『橋からの眺め』が、イギリスのジョー・ヒル=ギビンズ演出で上演されることになった。血のつながらない姪に複雑な思いを抱く主人公エディを演じるのは、これが13年ぶりの舞台出演となる伊藤英明。意気込みのほどを直撃した。

ーー今回のオファーが来たときの心境は?

今まで演技はほとんど独学というか、現場で学んできたところが多かったので、50歳手前で挑戦したいなということと、いやだなと思うものに進んで取り組んでいこうと思うようになりました(笑)。舞台は、いやだというより、ものすごく怖いんですよね。今回、演出がイギリスの方で、アーサー・ミラーの作品ということで、大きなチャレンジだと思っています。自分自身が俳優として何かをとらえたいなと思ったときにこのお話をいただいて、縁だと感じましたし、これで芝居、演技が学べるなと思いました。今は、どこまでできるかわからないけれど、やれるだけやろうと思っています。

伊藤英明

伊藤英明

ーー舞台に立つのは『ジャンヌ・ダルク』以来13年ぶりですが、舞台ならではのおもしろさをどんなところに感じていらっしゃいますか。

お客さんの歓声や拍手といった反応がすぐ来るところが気持ちいいんだろうけれど、『MIDSUMMER CAROL ガマ王子 vs ザリガニ魔人』(2004)で初めて舞台をやったとき、それを気持ちいいと感じられなかったんですよね。二幕が僕のセリフから始まるのですが、初日の二幕の幕が開いた瞬間、頭が真っ白になってセリフが飛んでしまって。僕と同じく初舞台の長谷川京子さん相手に、「どうしたらいいんだ」「どうしたらいいんだ」ってずっと舞台と関係ないことを話しているうちにやっとセリフが戻ってきたのですが、長谷川さんも口をあんぐり開けていて(笑)。それで舞台が怖くなってしまって。また舞台に立ってみたい、チャレンジしたいという気持ちが、どんどん萎縮していってしまいました。俳優というものに対し、その年代年代では真剣に取り組んできたのですが、自分のためにやっていた部分が大きかったのかなと。今回、経験も重ねてきて、この年齢で新たな挑戦の場としてやらせていただけるのはありがたいことだなと思っています。怖いけれども、演出家もいるし、共演者もいるし、スタッフもいるし、自分も精一杯やっていけばいいなと思っています。何か新人俳優みたいだな(笑)。

ーー今回、アーサー・ミラー作品に挑戦されます。

作者も知らない、どういう作品かも知らない状態でしたが、自分が役者として何かをとらえなければと思っているときにいただいたお話だったので、何かの縁だ、思し召しだ、やるしかないと飛び込みました。こんなにも壮大なスケールのすばらしい戯曲をやらせていただけるということで、今は日に日に責任を感じています。自分が望んだことなので、やれるだけやるしかない、もう逃げられないなと思っています。演出家とも共演者ともしっかり向き合って芝居というものを学びたい。本当に、新人のときに戻ったような気持ちというか、新人のときにも感じなかったような気持ちかもしれない。これだけ長い間人々に愛されてきた戯曲というだけでもスケールの壮大さを感じます。映画でもドラマでも、ここまでの愛憎劇、セリフ劇を経験したことがないので、これから自分の中で解釈がいろいろ生まれてくると思います。この戯曲には、複雑という言葉だけでは収まらない、本当の人間の感情が入り乱れるところがあって、それが演出家によってどう引き出されて、どういうものを見せられるか、稽古と本番を終えたときに自分が俳優としてどう変わっているのかなと、今はその期待感でいっぱいですね。

伊藤英明

伊藤英明

ーー作品に描かれている関係性についてはいかがですか。

人はそれぞれで思考していることが違うので、コミュニケーションが取れなくなると、ただ自分の思考だけで相手のことを考えてしまう。そこでズレが起きて、例えば、愛をもった言動でも、相手にとっては憎しみの言葉のように受け取られたりして。自分が作り上げた思考によってどん底に落とされて、誰も信じられなくなっていって、でも、愛だけはあるのに、みたいな怖さを感じる戯曲ですね。是枝裕和監督の映画『怪物』を観たときの感覚に似てるんですよね。自分の思考だけで怪物というものを作り上げてしまって、どんどん自分だけで落ちていってしまい、自分自身も見失ってしまう、そんなぞわぞわするような恐怖というか。僕が演じるエディは、血のつながらない姪のキャサリンのことを本当の子供のように愛しているのだと思いたいんだけれど、でも、どこかで男と女として意識しているような、そこが怖いんですよね。子供としてかわいがっているんだけど、彼女に恋人が現れて、そのとき、親としての嫉妬なのか、よくわからなくなって、追い込まれていってしまう怖さがあると思います。役作りについてはまだまだこれからですが、イタリア系アメリカ人で、日々の生活、家族や友人を大切にしながら仕事をしてきた、そんな人間がなぜこうなってしまったのかという話だと思うので、そこをしっかり踏まえた上で、日々どういう生活をしているかをリアルに想像し、突きつめながら、丁寧に演じていきたいなと思います。役が内面から出てくるように、演出家の方に引き出してもらえればと思いますね。戯曲を読んで、知っている感情を増幅させるのか、削るのか、わからないけれど、まずは稽古の中で起こった感情を素直に演出家の方にぶつけて、それをどう芝居に落とし込んでいくのか、一緒に作っていきたいと思っています。

ーー13年ぶりの舞台で楽しみにしていることは?

稽古が楽しみですね。毎日同じ時間で、ルーティンができるし。トレーニングと一緒で、それを演技としてできるのが楽しみでしかないなと。『ジャンヌ・ダルク』のときは、セリフをうまく言わなきゃとか、舞台の上に立った時にいろいろな人が観てるから緊張するなとか、稽古はいいんだけど本番が来なければいいなってずっと思っていました(苦笑)。稽古は好きなんでしょうね。映画でもドラマでもリハーサルは好きだし。先輩方は、舞台の本番はお祭りみたいなもんだ、何やったっていいっておっしゃるんですけれど。ドラマや映画だと瞬発力が必要ですが、舞台だと日々積み上げていくものだと思うので、稽古の中で自分がどう変わっていって、本番を終えたときにどう自分が変わっているか、それが今回楽しみです。

ーー舞台と映像作品とで感じる違いとは?

舞台に立っているときは、とにかくお客さんが気になってしまうんですよ。全部繊細に感じてしまうので、疲れてしまうんです。昨日ここで拍手があったのに今日はないなとか、咳が多いなとか、寝てる人がいるなとか(笑)。そのお客さんの生の反応がいい風に入れば芝居がよくなると思うんだけど。とにかく、初日にセリフを忘れてしまった過去があるので怖くて、忘れられなくて、その感覚を忘れたくて『ジャンヌ・ダルク』をやったんだけど、そのときはいっぱいいっぱいなまま終わってしまって。映像だと、対監督だったり対カメラマンだったり対共演者だったりするから、逆に緊張したことがないんですよね。

伊藤英明

伊藤英明

ーーエディは男らしさに固執するところがありますが、そのあたりはいかがですか。

男らしさって女々しさじゃないのかなと思います。結婚して初めて、男って女々しいんだなって思いましたね。いろいろなことを引きずったり、くよくよする。それを隠そうとするのが男じゃないかな。女々しいって男性のためにある言葉だと思うんです。若いときは隠したりしてたんですよ。やきもちをやいているのにやいてないふりをしたり、電話したいのに電話したくないふりをしたり、甘いものが好きなのに好きじゃないふりをしたり。そういうことをするのが男らしさなのかなって最近では思うようになって。何か、強いとか、守ってやるとかが男らしさと思われているようなところがあると思うのですが、それはそれでおいておいて、本当の男らしさって女々しさなんじゃないかなと思いますね。この作品のエディの場合、男らしいがゆえに、隠さないから、彼自身もこんな気持ちになったのが初めてで、だから怖いんじゃないかな。自分自身の感情に気づいたから、もう転がっちまえって思ったところもあるのかなと思います。

ーーこれまで俳優業は自分のためにやってきたとおっしゃっていましたが、心境の変化が訪れた理由とは?

誰でも若いときはやっぱり、自分が自分がってなるところがあると思います。今までは、自分が楽しいかどうかでしかやってこなかったのですが、今は、人が喜んでくれることがうれしくなったというか、周りを見ていても、そういう年代になったのかなと思います。こういう仕事をしていると特に、自分は人を喜ばせることが好きだったのだと気づく瞬間があって。挑戦、挑戦と言っていますが、自分が舞台に出ることによって他人の人生にタッチできたり、舞台を観に来てくれた人の人生がちょっとでもいい方向に転がってくれればなと思います。今後、十年を見据えたときに、50歳になるまでに、このまま自分のキャリアや、もっているものを食いつぶしていくしかないのであれば、舞台というものすごく苦手なもの、逃げたかったものに、そこに挑戦することで何かが生まれるんじゃないかなと思っています。何かひとつ俳優として転機なのかなと思っています。

伊藤英明

伊藤英明

ーー舞台に対する怖さや緊張感を克服するために心がけていることは?

今までは、緊張してはいけない、緊張したらパフォーマンスが落ちる、なんで緊張してしまうんだろうというのが自分の中であったのですが、最近、緊張していいんだ、緊張はマイナスじゃないんだと思えるようになって、うまく緊張を使えるようになりました。やっぱり、いい役者になりたいと思って。自分を変えたいな、このままじゃよくないと思っているところがあるのだと思います。いい役、いい作品にめぐり合えてきたのは運だと思うのですが、そのときに運や縁をしっかり自分のものにするためには、自分がしっかりと日々に向き合っていることが大事なんだなと最近気づきました。

ーー共演者の方々についてはいかがですか。

和田正人くん以外は全員共演が初めてなんですが、キャサリン役の福地桃子さんは、彼女が女優を志す前、小さいときから知っています。初めて会ったのが小学生くらいのときなので、共演がすごく楽しみですね。

ーー初共演の方々とはどうコミュニケーションされますか。

コミュニケーション……、苦手かもしれないですね(苦笑)。でも、共演者として、どこまで自分が相手のパフォーマンスを引き出せるか、そのためにどう行動できるかだと思っています。コミュニケーションもそのためのものですよね。まずはみんなのパフォーマンスを引き出して、自分のパフォーマンスもあげてもらうっていうことを考えてやりたいなと思っています。

ーー俳優としての今後の目標は?

演技力と、芝居ができるくらいの英語力も身につけて、世界に通用する、世界で活躍する、世界に呼ばれるような俳優になりたいなと思っています。目標とする先輩方もいっぱいいますが、見ていると、やっぱり、背中でどれだけ見せられるかじゃないかだと思います。こういうところに憧れるなとか、素敵だなと思うところもいっぱいありますが、結局は人としてどうあるべきかということがまず大切なんだなと、先輩方から教わりましたね。

伊藤英明

伊藤英明

■ヘアメイク:今野富紀子
■スタイリスト:根岸豪

■レザーシャツ¥880,000、Tシャツ¥57,200、レザーパンツ¥862,400、シューズ¥187,000(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)その他・スタイリスト私物

■問い合わせ先:ボッテガ・ヴェネタ ジャパン 0120-60-1966

取材・文=藤本真由(舞台評論家)    撮影=中田智章

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2023年8月17日(木)より、東京建物Brillia HALLにて上演される、ミュージカル『スクールオブロック』。この度、本公演で音響デザイナーを務める山本浩一のオフィシャルインタビューが届いたので紹介する。

【クリエイターインタビュー】音響デザイナー 山本浩一/ミュージカル『スクールオブロック』

舞台をつくるスタッフへのインタビューをお届けする<クリエイターズ・ノート>。
せっかくミュージカルを観に行くなら、なるべく良い音で聞きたいもの。そこで要となるのが音響の仕事。これまで数多くのミュージカルやコンサートの音響デザインを手掛け、今月開幕『スクールオブロック』の音響も担当するこの道の第一人者・山本浩一さんに聞いた。

山本浩一 Yamamoto Koichi(プロフィール)
日本大学芸術学部放送学科卒業。エス・シー・アライアンス取締役社長。近年の主な参加舞台作品に『キングアーサー』(オ・ルピナ演出)、『画狂人北斎』(宮本亞門演出)、『巌流島』(堤幸彦演出)、『太平洋序曲』(マシュー・ホワイト演出)、『ジキル&ハイド』(山田和也演出)、『ザ・ミュージック・マン』(ダニエル・ゴールドスタイン演出)、TEAM NACS『幾つの大罪~How many sins are there?~』(戸次重幸演出)、『アニー』(山田和也演出)、『BACKBEAT 2023』(石丸さち子演出)、『She Loves Me』(荻田浩一演出)、『ファインディング・ネバーランド』(小山ゆうな演出)などがある。

ーーそもそも劇場で観劇する際、歌や台詞、楽器の音色がきれいに聞こえる、逆に聞き取りづらいということもあります。音にそういった差が出るのは、どのような原因が考えられますか。

様々な原因がありますね。
施設を建てる際にこんな形で立てるといい音になる、という建築音響という分野がありまして、建物の作りによって音の響き方は変わってきます。音を出すと綺麗に減衰していくのが、ちょうどいい響き。客席の形状が複雑だと位置によって台詞が聞こえづらいところもあり、その場合はスピーカーを当てることで対処します。
ところが劇場によっては乱反射が起きて、ワンワンと響きが連なる現象が起きることもあります。

ーー『スクールオブロック』を上演する東京建物 Brillia HALLでは今、その対策が進んでいると聞いています。

はい。細かく測定をして、改良が進んでいるようです。
『MEAN GIRLS』では1階席の両サイドに幕を吊ることで反射を抑え、アンケートでも好評でした。その後、客席の1階席、2階席、3階席の後ろ側に吸音パネルを設置。その工事が徐々に行われており、まだ課題はありますが、音響の点では良くなってきていると思います。

ーーこれまで錚々たるミュージシャンとご一緒されてきた山本さん。『スクールオブロック』のリハーサルを見学なさったそうですが、子供たちのバンド演奏はいかがでしたか。

実は僕も小学校5年生くらいから演奏していましたが、子供たちの演奏は最高ですね。テクニックは僕らの頃に比べると圧倒的に上です。
それよりも、楽器を演奏する楽しさがビシバシ伝わってくるのがいいんですよ。それを見ているだけで、こちらまで楽しくなってくる。普段はみんなキャッキャしている普通の子供たちなんですよ。それが楽器を持つと、一人前のアーティストのようになって、突然良いグルーヴを出す。そこには嘘がないんですね。
バンドをやることを、心底楽しんでいる。これは見どころ、なかなか見られない光景だと思います。

ーーそれは楽しみですね。『スクールオブロック』は子供たちによるステージ上での演奏、そしてプロのバックバンドの演奏の二つが並行します。そのあたり、音響で難しいところや工夫しようと思っていることはありますか。

まず、プロのバンドはオーケストラピットを使わず、奥に配置します。このスタイルは音響を制御しやすいので、かなりスッキリとできるんじゃないかと思います。
難しいのは、子供たちの演奏と、プロのバンド演奏の音を一つのスピーカーから同じように出すと、みんな同じに聞こえて、誰が何をしているのかがよくわからなくなる可能性があるんですね。ですから、スピーカーをいくつか仕込み、子供たちの演奏と大人の演奏の音色、位置の違いを上手く出したい。そして元気いっぱい、若さ溢れる子供たちの演奏、そのエネルギー感をいかに出すか。そこは大きな課題です。

今回の稽古場にセッティングされたプロのバンド

今回の稽古場にセッティングされたプロのバンド

ーー『スクールオブロック』はバラエティに富んだ楽曲が楽しめますが、その名の通りロック曲が多い作品。クラシック音楽系のミュージカルとは、音響の設計が変わるものですか。

全く変わります。スピーカーの選択、スピーカーから出る音をどんな音にするかのチューニング、響きの面では音楽に付加するエフェクターをどう使うかなど。ロックなどスピード感のある作品に関して、エフェクターがかなり重要です。

ミュージカル『スクールオブロック』プレライブイベント歌唱ダイジェスト

ーー『スクールオブロック』ならではのこだわり音響プランがありましたら、教えてください。

ロック音楽に合うスピーカーを使いたいなと考えています。
僕がかつて、長く使っていたのは、ローリング・ストーンズが来日した時に開発されたスピーカー。シカゴに見に行って、これはいい! と買ったんです。ロック系の時にはそのスピーカーを15年くらい使っていましたが、あまりに大きくて、つい先週捨てられてしまいました(笑)。
と言うのは、テクノロジーが進んで、同じ音圧のものがその10分の1の大きさで出るようになったので。今回は、ロック系に合う、ミッドローの押出しの強いスピーカーがいいかなと。Brillia HALLでは初めて使いますね。上手くいくと良いのですが。

ーー山本さんは元々、ミュージシャンだったのですか?

はい。大学時代からバンドをやっていて、レコーディングをするところまで行ったんです。
ただ、レコーディングと今の会社エス・シー・アライアンスを受けたのが同時期で。そこで、会社に勤めながらバンド演奏もすればいいかなと思っていたら、そうはいきませんでした。入社したのがちょうど、松任谷由実さんと松田聖子さんが武道館で公演した最初の年。めちゃくちゃ忙しくなってしまい、片手間にバンド活動なんて状況ではなかったです。

ーーでは、ロックを聴くとテンションが上がるのでは?

もちろんです! そもそも仕事でも、僕はコンサートの音響が中心で、ミュージカルはロック系、『RENT』や『GODSPELL』のようなバンドものに限っていましたから。
ところが『ミー&マイガール』(2003年)が帝国劇場で上演された時、演出家の山田和也さんが大学の後輩で、一回やってみないか? と声がかかりまして。それがオーケストラのいるミュージカルの初仕事。そこで指揮者の塩田明弘さんと出会い、ローリング・ストーンズモデルのスピーカーを使ったんです。音自体は気に入ってもらったのですが、初日の1幕終わった後にスピーカーが全部壊れて、大惨事に。これは、ロックを志している人間は、オーケストラものをやっちゃいけないと神様が言っているんだと思いました(笑)。金輪際、オケの仕事は来ないなぁと。ところが、いまだにやっているのですから不思議なものですね。

<近年山本さんが音響デザインを手掛けたホリプロステージ作品>

2023年上演ミュージカル『ファインディング・ネバーランド』    撮影:引地信彦

2023年上演ミュージカル『ファインディング・ネバーランド』    撮影:引地信彦

2023年上演ミュージカル『キングアーサー』   撮影:田中亜紀

2023年上演ミュージカル『キングアーサー』   撮影:田中亜紀

ーー『スクールオブロック』はそれこそ山本さんのお得意なロック! 音もバシッと決めていただけますね。

もちろんです! この作品は僕しかやる人がいないでしょう。劇場全体が盛り上がるような音作りに精一杯努めます。

取材・文:三浦真紀

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2022年7月8日(金)に開幕し、今年ロングラン2年目を迎えた舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』東京公演。この度、8月4日(金)12時15分開演の公演にて、新キャスト6名が初日を迎え、舞台写真&コメントが公開された。また、ロン・ウィーズリー役の竪山隼太の10月カムバックが決定した。

本舞台は、小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者である J.K.ローリングが、ジョン・ティファニー、ジャック・ソーンと共に舞台のために書き下ろした「ハリー・ポッター」シリーズ8作目の物語です。小説の最終巻から19年後、父親になった37歳のハリー・ポッターとその息子・アルバスの関係を軸に描かれる新たな冒険物語は、世界中で多くの演劇賞を獲得するなど好評を博している。国内でも第30回読売演劇大賞の選考委員特別賞、第48回菊田一夫演劇大賞を受賞するなど高い評価を獲得し、本年8月には総観客数60万人を突破し、好評を受けて2024年3月末までの公演延長が決定している。

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』舞台写真

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』舞台写真

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』舞台写真

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』舞台写真

今回、新キャストである、笹本玲奈(ハーマイオニー・グレンジャー役)、石垣佑磨(ロン・ウィーズリー役)、内田朝陽(ドラコ・マルフォイ役)、西野遼(スコーピウス・マルフォイ役)、鈴木結里(デルフィー役)、香寿たつき(マクゴナガル校長役)の6名が一挙デビューした。

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』舞台写真

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』舞台写真

そして2022年開幕期から2023年6月30日までロン・ウィーズリー役を務めた竪山隼太が2023年10月から再びロン・ウィーズリー役としてカムバックすることも決定。先日新ハリー・ポッター役として藤木直人が初日を迎えた、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』。ますます盛り上がる、2年目のロングラン公演に引き続き注目しよう。

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』舞台写真

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』舞台写真

初日キャストコメント

■笹本玲奈(ハーマイオニー・グレンジャー役)

本日より舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』に出演させていただきます。
この2ヶ月共に汗水流した 2 年目キャストの皆様と、昨年の開幕から1年間この壮大な舞台を作り上げて来られた素晴らしいカンパニーの皆様とご一緒出来るこの日を心待ちにしていました。
ハーマイオニーとして、共に舞台に立つ仲間との1度しか起きない瞬間を大切に捉えながら生きていきます。お客様に心から楽しんでいただけるよう、体と心を万全に整えながら挑みたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

■石垣佑磨(ロン・ウィーズリー役)

ロン・ウィーズリー役を演じさせていただきます、石垣佑磨です。
稽古場では毎日必死に過ごしており、今まで経験したことのない演出が多く、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』に関わるキャストの皆様、スタッフの皆様を本当に尊敬しています。
世界中の「ハリー・ポッター」ファンの皆様のおかげでこの作品が公演できると思っています。
2年目のキャストも、スタッフさんと皆で力を合わせ、作品を継承しつつ頑張っていきたいと思います。

■内田朝陽(ドラコ・マルフォイ役)

世界に魔法はあるんだと思います。
遂にデビューの日が来ました。これまでにも色々な出会いや経験がありましたが、どれも素敵な出来事です。
今日から「ハリー・ポッター」の世界にドラコとして生きる毎日がやってきます。長い旅になりますが一生懸命に進んでいきたいと思います。
よろしくお願いします。
魔法はここに確かに存在しています。

■西野遼(スコーピウス・マルフォイ役)

約2ヶ月間の稽古が終わり、いよいよスコーピウスとの旅が始まります。
皆さんとお会いできることを心待ちにしていました。
ひとつひとつを全身で感じ、楽しんで演じたいと思います!

■鈴木結里(デルフィー役)

無事にこの日を迎えられたことを心から嬉しく思います。
今日まで本当に沢山の方々の熱意と愛情に触れてきました。
こんなにも素晴らしいカンパニーに今自分がいられる喜びを噛み締めています。
初めてのロングラン公演。今日のこの気持ちを忘れずに毎日新鮮に作品と向き合っていきます。
新しい風が吹く、『ハリー・ポッターと呪いの子』ぜひ観にいらしてください!

■香寿たつき(マクゴナガル校長役)

無事に初日を迎えられ、ホッとしています。
舞台稽古中は緊張していて、本番も緊張するのではと思っていましたが、初日は比較的落ち着いて演じることができました。
ですが、初日を迎えたことで、見えてきたこともあるので、これからマクゴナガル校長という役を深めていけたらいいなと思っています。
頑張ります!

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ブロードウェイミュージカル『ONCE ダブリンの街角で』イン コンサートが、2023年8月4日(金)に東京・東急シアターオーブにて開幕した。

本作は、グレン・ハンサードとマルケタ・イルグロヴァが主演と作詞作曲を務めた同名映画(2006年)が原作のミュージカル。アイルランドの首都ダブリンの街角で出会ったストリートミュージシャンの男性(Guy)とチェコ移民の女性(Girl)が、音楽を通して心を通わせていく姿が描かれている。映画のサウンドトラックは大ヒットを記録し、主題歌「Falling Slowly」はアカデミー賞最優秀歌曲賞を受賞。2012年にミュージカル化されるやいなや、トニー賞8部門に輝く快挙を遂げた。

日本では2014年に来日公演が開催されたが、今回上演されるのは2023年3月にロンドンで開催されたコンサートバージョン。主演の男と女を演じるのは、『ONCE』ロンドン公演で同役を務めたデイヴィット・ハンターと、ミュージカル『ビューティフル』の主演を務めたキャシディ・ジャンソン。全12名の来日キャストはいずれもロンドン・ウエストエンドで活躍する実力派だ。

以下、8月3日(木)に行われたゲネプロの模様をレポートする。

出会いはダブリンの街角。

ひとりの男がギターをかき鳴らしながら、感情を込めて激しくバラードを歌い上げる。男がギターを置いてその場を去ろうとすると、女が声をかけた。女は「とても素敵な歌だったのに、なぜギターを置いていくのか」と彼に問う。男は少々面倒くさそうにしながらも、仕事のためだと答える。

男は父が経営する掃除機修理屋で働いているという。すると女はひらめいたように「うちの掃除機も壊れているの」と言い、修理代として男の曲をピアノで弾くことを提案。半ば無理やり男をどこかへ連れて行く。

女が連れてきたのは、休憩時間によくピアノを弾かせてもらっているという行きつけの楽器店だった。女はピアノに向かい、男が昔の恋人に書いたほろ苦いラブソングを弾き始める。彼女に強引に誘われ、渋々ギターを弾き歌い始める男。2人が生み出す音と音が少しずつ重なり合うにつれ、ほんのひととき、切なく美しいハーモニーが広がっていくーー

本作最大の特徴は、キャスト全員が自ら楽器を演奏しながら物語が展開していく点にある。主演の男と女はもちろん、10名のアンサンブルキャストはヴァイオリン、チェロ、ウクレレ、マンドリン、アコーディオン、カホン、ドラムスなど実に様々な楽器を演奏する。舞台上で楽しそうに演奏しながら歌い踊る姿に、思わず観ているこちらも笑顔になってしまう。音楽の歓びが満ち溢れているのだ。

今回のコンサート版はミュージカル版からセットや台詞を極力シンプルに削ぎ落としたことによって、音楽の持つ力を最大限に引き出すことに成功している。舞台中央に大きな円形ステージが設置されており、上手と下手にはキャストが座る椅子が向き合うように並ぶ。基本的なセットはそれだけだ。キャストが奏でる音楽こそが作品の彩りであり、要なのである。

台詞を調整したコンサート版とはいえ、しっかりと芝居も堪能できるのでご安心あれ。女の風変わりな家族と同居人、やたら情熱的な楽器店の経営者、突然歌い出す銀行の支店長など、ダブリンで生きる登場人物たちが繰り広げるシニカルな笑いにくすりとさせられるシーンも少なくない。会話と歌唱が交互に展開されていくため、いい意味でミュージカルらしさがなく、普段ミュージカルを観ない人にもおすすめできる作品だ。

見せ場となるのは1幕ラストを飾るナンバー「Gold」。パブのバーカウンターの上に立ち、男は昔の恋人へ向けて書いたラブソングを歌う。しかしその歌は昔の恋人ではなく、今目の前にいる女へと向けられていた。彼のまっすぐな想いに惹かれたのか、パブの客たちがひとりずつ立ち上がり、曲に加わっていく。一音一音が重なり合い、次第に音に熱が込もる。そのエネルギーは役者から役者へ、舞台上から客席へ、そして劇場全体をあたたかく包み込んでいく。

音楽はときに言葉を超えるものを生み出し、人と人とを繋ぐ力を持っている。そんな音楽の持つ可能性と豊かさを体現しているのが、ミュージカル『ONCE ダブリンの街角で』イン コーンサートだ。

上演時間は1幕50分、休憩20分、2幕50分の計2時間。東急シアターオーブにて8月13日(日)まで上演予定だ。珠玉の音楽が生み出だす心あたたまる瞬間を、ぜひ劇場で体感してほしい。

取材・文・撮影 = 松村 蘭(らんねえ)

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2023年9月25日(月)〜10月1日(日)下北沢ザ・スズナリにて、赤堀雅秋一人芝居『日本対俺』が上演されることが決定した。

この度、劇作家、演出家、映画監督、俳優として活躍する赤堀雅秋が一人芝居に挑戦する。本公演の総合演出は数々のドラマや映画などで活躍する多才なクリエイターの大根仁。作・演出・出演は赤堀雅秋。そして山下敦弘監督が映像で参加する。

公演内容は、赤堀の短編一人芝居を数本と、山下敦弘監督が撮り下ろした「フェイクドキュメンタリーロードムービー」映像を数本織り交ぜ構成し、生の芝居と映像を上演。そして、最後に毎日異なるゲストを迎え赤堀とゲストの「即興劇」で締めくくる。

一人芝居とショートムービーの脚本は赤堀が書き下ろし、一人芝居では「時に無様で、時に滑稽な、世の中にうまく馴染めない市井の人々の機微」を描き、ショートムービーでは「憎めない中年男3人の日常を独自の視点」描き、あたかも登場人物の日常を覗き見しているような不思議な空間へ誘う。

(上段左から)赤堀雅秋、大根仁、山下敦弘(中段左から)荒川良々、大久保佳代子、大倉孝二、黒田大輔(下段左から)田中哲司、永山瑛太、森山未來、八嶋智人

(上段左から)赤堀雅秋、大根仁、山下敦弘(中段左から)荒川良々、大久保佳代子、大倉孝二、黒田大輔(下段左から)田中哲司、永山瑛太、森山未來、八嶋智人

赤堀とゲストの二人芝居は“設定やシチュエーション”のみを決めた「即興劇」。日替わりで、荒川良々、大久保佳代子、大倉孝二、黒田大輔、田中哲司、永山瑛太、森山未來、八嶋智人(五十音順)という豪華ゲストが出演する。

「赤堀の一人芝居」「山下監督の映像」「ゲストとの即興劇」という、これまでに類を見ない舞台公演に期待しよう。

赤堀雅秋 コメント

日本対俺。長谷川和彦監督『太陽を盗んだ男』の準備段階において、題名として幾つか挙がった候補の中のひとつにこれがあった。記憶は定かではないが20年以上前に何かのドキュメンタリーを見ていて、長谷川監督のノートに殴り書きのようにあった『日本対俺』が、あれからずっと頭の片隅にこびりついて離れない。今作はマッチョな精神とは真逆な、そこらに落ちていた棒っきれで見えない巨大な敵と泣き喚きながら戦うイメージ。初の一人芝居。
おそらく最初で最後の所業。勝手にそのタイトルを拝借し、醜態をさらすドキュメンタリー。

大根仁 コメント

(上記コメント)と、赤堀君は言っているが、総合演出としては最初で最後にするつもりはない。
事の発端は、THE SHAMPOO HAT時代に遡る。
「赤堀君が作る舞台は赤堀君がいちばん面白いんだから、赤堀君が主役をやりなよ」
公演を見るたび、私は言い続けてきた。劇団が解散、演目ごとのカンパニースタイルに移行し、大きな劇場やメジャーキャストで公演をするようになってからも、同じことを言い続けた。
おそらく、赤堀作品を長年観てきた客も、共演した役者ですら、同意見であろう。
だが赤堀君がそれに応じてくれることはなかった。
理由は赤堀君独特のイズムとシャイネス、他役者たちへの配慮だろう。
「じゃあ一人芝居でいいから! とにかく赤堀君が主役の舞台を見せてくれよ!!」
鄙びた居酒屋の隅で、半ば恐喝まがいで決まった本企画。
テメエの才能は皆無だが、他人の才能を見抜くことに関しては絶対の自信を持つ私が断言しよう。この舞台は絶対に面白いものになる! そしてレギュラー公演化する!
もはや私は金の匂いすら感じ始めている。

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2023年9月1日(金)~3日(日)浜離宮朝日ホールにて、 『宮田大&横溝耕一が贈る室内楽フェスティバル AGIO(アージョ)』が開催される。

「室内楽をもっと身近に聴いていただきたい」という、共通の想いを抱く宮田大・横溝耕一と、その呼びかけに応じた俊英アーティストたちによる新時代の室内楽フェスティバル。AGIOとはイタリア語で“くつろぎ”や“ゆとり”を意味し、かしこまらず、ゆっくりと音楽を楽しんでいただきたいという想いが込められているという。3日間、5つのプログラムで構成される本フェスティバル。会場となる浜離宮朝日ホールは、繊細な演奏を満喫できる国内屈指の室内楽専用ホールだ。

開幕を祝う「オープニングコンサート」は、仕事帰りに立ち寄りやすい19:30開演。19:00からは出演者によるプレトークが始まる。出演は高い演奏技術と音楽性を兼ね備えた弦楽の3人の名手、木嶋真優(ヴァイオリン)、横溝耕一(ヴィオラ)、宮田大(チェロ)。モーツァルトの作曲した数あるディヴェルティメントの中でも唯一弦楽トリオのために書かれた至高の名作と呼ばれている傑作「ディヴェルティメント K.563」を演奏する。

さらに9月3日(日)10:30からは、0歳児から入場可能、演奏中の出入りも自由なファミリーコンサート開催。自身、子供を育てるパパでもある横溝たっての願いから実現した企画だという。「子供たちはもちろん、子育て世代の親も演奏会に行くのが難しい状況の中、お子さんと親が一緒に楽しめるコンサートを作りたい!」という熱い気持ちに溢れたコンサートで、子供目線の音楽ではなく、本気の演奏をしたい!と、出演者たちも今から大変な意気込みを持って臨んでいるという。そのほかチェロクァルテットや宮田大プロデュースの公演もあり。詳細は、公式サイトにて確認してほしい。

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2023年9月に東京・大阪にて上演される、舞台『野暮兄弟と小狐ちゃんSpeciaL』。この度、追加公演が決定した。

本公演は、ジャニーズJr.内ユニット「SpeciaL」林 蓮音、松尾 龍、和田優希、中村浩大のメンバー4人が、主演として揃って初めて一緒の舞台に挑戦。キャストは「SpeciaL」の4人だけとなり、内容も、彼らが初挑戦となる痛快爆笑コメディだ。

他人には聞かせられない、赤裸々な本音が炸裂するズッコケ!青春!ポップコメディとなる本舞台。2021年にも上演された本作は、これまでに見たことのないキテレツなストーリーとお客様参加型の演出で、観客のの心をわしづかみにし、笑い疲れた人が続出した。

高校時代からの付き合いで、まるで兄弟のように仲の良い”ダメダメな男3人”に”謎の女”が絡んで、物語は次から次へとおかしな方向へと進むという物語。日替わりパートもあり、アドリブ力が試され、演じる俳優たちの素の部分も垣間見える、このポップな青春コメディ作品に、フレッシュな「SpeciaL」のメンバーが挑む。

決定した追加公演の日程は、9月13日(水)18:30開演、紀伊國屋ホールにて。チケットは、公式サイト抽選先行を8月4日(金)12:00~8月7日(月)23:59まで、そして追加公演一般発売日は、8月20日(日)10:00から行われる。

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2023年10月6日(金)~15日(日)TOKYO DOME CITY HALL、10月20日(金)~29日(日)メルパルクホール大阪、11月3日(金・祝)~12日(日)TACHIKAWA STAGE GARDENにて上演される、ミュージカル『新テニスの王子様』The Third Stage。この度、キービジュアルが解禁となった。

「新テニミュ」のストーリーも、いよいよ「U-17 WORLD CUP(アンダーセブンティーン ワールドカップ)」で世界各国との戦いが描かれることになり、国際色豊かなキャストの顔ぶれが大きな話題となった。また、テニミュボーイズも決定し、ついに全キャストが揃った。

公開となったキービジュアルには、越前リョーマ、平等院鳳凰、手塚国光、プランス・ルドヴィック・シャルダールら各国のユニフォームに身を包んだU-17(アンダーセブンティーン)代表たちの姿。また、背後には、頂点に君臨するユルゲン・バリーサヴィチ・ボルクの鋭い眼光が。世界各国との熱い戦いを予感させるビジュアルに注目しよう。

さらに、2023年8月11日(金・祝)に、20周年記念YouTube特番「テニミュ通信」(全3回)の配信が決定した。第1回スタジオ出演キャストは、メインパーソナリティーとして今牧輝琉(越前リョーマ役)。コメンテーターとして土屋直武(伊武深司役)、三井淳平(観月はじめ役)、松永有紘(佐伯虎次郎役)が出演。また、「オール手塚座談会」出演キャストとして、城田 優、南 圭介、渡辺大輔、馬場良馬、和田琢磨、多和田任益、財木琢磨、宇野結也、青木 瞭、山田健登、映像出演で滝川英治、MCで置鮎龍太郎が登場する。こちらもチェックしよう。

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2023年10⽉22⽇(⽇)から29⽇(⽇)までニッショーホールにて上演される「バクテン!! The Stage」。『映画 バクテン‼』ティザービジュアルをイメージしたキービジュアルが解禁となった。加えて、聖地・宮城県岩沼市でのイベント開催クラウドファンディング実施も決定した。

宮城県岩沼市を舞台に、⾼校⽣男⼦新体操部の⻘春を描くオリジナルアニメーション「バクテン!!」。東⽇本⼤震災で特に⼤きな被害を受けた岩⼿県、宮城県、福島県をそれぞれ舞台とするアニメーション作品を制作する「ずっとおうえん。プロジェクト 2011+10…」のうちの1作品で、2021年4⽉8⽇よりフジテレビ“ノイタミナ”にて放送され、2022年7⽉2⽇より映画が公開された。

その舞台作品である「バクテン!! The Stage」は、脚本・演出を舞台『北⽃の拳 -世紀末ザコ伝説-』、『SK∞ エスケーエイト The Stage The Last Part〜俺たちの無限⼤〜』の演出をはじめ、RICE on STAGE『ラブ⽶』シリーズ、舞台『ゾンビランドサガ Stage de ドーン!』、『⻘⼭オペレッタ THE STAGE』シリーズ等を⼿掛けるKPR/開幕ペナントレース主宰である村井雄が務める。本⽇8⽉4⽇(⾦)よりオフィシャル1次先⾏が開始された。

©バクテン製作委員会 ©バクテン!! The Stage

©バクテン製作委員会 ©バクテン!! The Stage

またこの度オリジナルTVアニメ「バクテン!!」の聖地である、宮城県岩沼市でのイベント開催を⽬的としたクラウドファンディングの実施が決定。「バクテン!! The Stage」の上演後に、「バクテン!!」の“舞台”である岩沼市で上映会イベントを実施するという。その目的について、「バクテン!! The Stage」の観劇者と作品の舞台である岩沼市を繋ぐこと、そして、岩沼市を訪れるきっかけを作りたいとしており、8⽉15⽇(⽕)18:00よりクラウドファンディング募集が開始となる。クラウドファンディングやイベントの詳細は公式サイトにて確認してほしい。

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10月9日(月・祝)にデビュー15周年を記念したベストアルバム『The Best flumpool 2.0 ~ Blue[2008-2011]& Red[2019-2023]~』をリリースすることを発表したflumpoolが、同アルバムに収録予定の楽曲「Over the rain〜ひかりの橋〜 (Ryu-Take 2023 ver.)」を8月15日(火)にリリースする。

「Over the rain〜ひかりの橋〜」は、2008年11月5日(水)に彼らの通算2作目となる配信シングルとしてリリース。当時TBSドラマ『ブラッディ・マンデイ』の主題歌として起用され話題となったナンバー。

今回10月9日(月・祝)にリリース予定のベストアルバムDISC.01[Blue盤]では、デビュー曲の「花になれ」や「君に届け」を始めとする彼らの初期の代表曲を、今回のアルバムのためにボーカルを再録音、2023年バージョンとして再度ミックス、リマスタリングした内容を収録していると伝えられているが、本楽曲に関しても約15年の時を経てボーカルを再録音。「Over the rain〜ひかりの橋〜 (Ryu-Take 2023 ver.)」としてベストアルバムに先駆けて8月15日(火)に配信リリースすることが決定した。

「Over the rain〜ひかりの橋〜 (Ryu-Take 2023 ver.)」

「Over the rain〜ひかりの橋〜 (Ryu-Take 2023 ver.)」

8月4日(金)には山村(Vo)がレギュラー出演しているFM802『ROCK KIDS 802-Lisa Lit Friday‐』(金21:00〜23:48)でラジオ初O.Aを予定している。生放送の中で本人の口から15年ぶりに再録音した本楽曲や、ベストアルバム収録楽曲のエピソードなども語られる予定とのこと。

また、アーティストオンラインショップ「アスマート(A!SMART)」では、10月9日(月・祝)にリリース予定のベストアルバム『The Best flumpool 2.0 ~ Blue[2008-2011]& Red[2019-2023]~』のファンクラブ限定盤予約購入受付を行っている。

そして、10月6日(金)に行われる、デビュー15周年を記念した日本武道館公演『flumpool 15th Anniversary Special Thanks Giving「 SINGALONG 2.0 」at NIPPON BUDOKAN』のチケット一般発売が、明日・8月5日(土)より開始となる。

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