ASP、虹のコンキスタドール、lol、玉置成実、LINKL PLANETら『HYPER PLAMO Fes.2024』第一弾出演アーティスト12組を発表

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3月22日(金)から3月24日(日)まで、千葉・幕張メッセ国際展示場ホール7で開催される『HYPER PLAMO Fes.2024』から、出演アーティストなど詳細が発表された。

『HYPER PLAMO Fes.2024』は、プラモデル展示やアーティストによる有料ライブ、プラモデルにまつわるステージ、プラモデルの組み立て、最新技術の新たなプラモデル遊びに触れる体験、物販などが楽しめる“プラモエンターテイメントフェス”。

同イベントでは、アーティストによるスペシャルライブやトークステージ・プラモデルにまつわる企画が行われる「HYPER STAGE」と、プラモデルをより身近に楽しめる「PLAMO STAGE」が展開する。

「HYPER STAGE」に出演する12組のアーティストが第一弾ラインナップとして発表されている。3月22日(金)にはASP、ZOC、虹のコンキスタドール、ラフ×ラフ、LINKL PLANETが出演。3月23日(土)にはlol、神使轟く、激情の如く。、ちぃたん☆KISS、MAX、LINKL PLANETが出演。3月24日(日)には玉置成実、BACK-ON、LINKL PLANETが出演することが決まっている。

ヤーレンズ

ヤーレンズ

また、3月23日(土)には、「ププププPLAMOお笑いグランプリ2024」を実施。お笑い芸人がプラモデルをテーマにネタを披露し、ナンバーワンが決められる。MCを務めるのは、2023年の『M-1グランプリ』で準優勝を果たしたヤーレンズ。出演芸人は、後日発表されるとのこと。

さらに、3月24日(日)には、『アイドルマスター シャイニーカラーズ アルストロメリアのティーパーティー~30MSトークショー~』を無料開催。『アイドルマスターシャイニーカラーズ』に登場するALSTROEMERIA(アルストロメリア)の大崎甘奈役・黒木ほの香、大崎甜花役・前川涼子、桑山千雪役・芝崎典子が出演。『アイドルマスター シャイニーカラーズ』のコラボ商品を展開するプラモデルシリーズ・30 MINUTES SISTERSのプロデューサーである諸岡由輔氏とともにトークステージを行う。

黒木ほの香 (大崎甘奈役)

黒木ほの香 (大崎甘奈役)

前川涼子 (大崎甜花役)

前川涼子 (大崎甜花役)

芝崎典子 (桑山千雪役)

芝崎典子 (桑山千雪役)

そのほか詳細は、イベント公式サイトを確認しよう。

 

 

 

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関西在住の4人組バンド・umbrellaのボーカル&ギターでありソングライターでもある唯が、ソロ4作目となるミニアルバム『標本』を、毎年彼にとって「大切な日」としている4月24日にリリースすることが決定した。

今作も作詞作曲はもちろん各楽器を全て自ら演奏、レコーディングからジャケットデザインに至るまで唯自身が手掛ける全7曲を収録。唯ソロとしてリリースするCDの仕様では恒例となったアルバムの楽曲ごとの世界を物語にした「短編小説」が今作も歌詞カードに掲載される。聴くだけではなく、読むことでも楽曲の世界観を更に広げることができるこの小説にも期待してほしい。

4月19日(金)には『お二人様、入ります。-【標本】リリース直前!公式ガイド-』と題したリリースイベントを京都都雅都雅で行うことも決定。『標本』をライブハウスの音響で試聴、収録曲の解説や生インタビューなど盛りだくさんの内容になるという。さらに会場ではCDが先行発売され、購入者には当日限定特典やサイン会、撮影会も開催される。

 

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3月13日にリリースされるTHE ORAL CIGARETTESのNEW EP『MARBLES』のTeaserが、THE ORAL CIGARETTES official YouTube channelにて公開された。『MARBLES』は全曲コロナ禍中に制作した楽曲をコンパイルしたEP。

ティザーでは、山中拓也(Vo/Gt)のメッセージと共に、奈良県の地元の駅のホームから始まり、コロナ禍で全員がマスクをして声出しもできなかった頃のライブ映像が流れる。そして最後には、EPに収録される全5曲の一部が視聴できる映像となっている。

また、本日・1月30日(火)から全国一斉にラジオオンエアもスタートしている。

 

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1988年のソロデビュー、同年のB'zとしてのデビュー以降、流麗なメロディーを奏でる卓越したギタープレイで音楽シーンを代表するギタリストとなった松本孝弘が、ビルボードライブに満を持して初登場する。

B'zとして果たした日本人初のHollywood’s RockWalkの殿堂入りや、ラリー・カールトンとの共作アルバム『TAKE YOUR PICK』がグラミー賞の「最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム」受賞の栄誉に輝くことにも示されるように、その活躍は日本のみならず国際的にも高い評価を獲得している。現在もバンドと並行して行うソロ作品リリースや他アーティストへの楽曲提供、ギター演奏での参加と精力的な活動で音楽ファンを魅了し続ける松本孝弘。トップ・ギタリストの最高級のプレイを堪能するプレミアムライブは、5月15(水)、16日(木)にビルボードライブ東京、5月22日(水)、23日(木)にビルボードライブ大阪にて、各日2公演行われる。

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2月24日(土)に開催される、CLUB CITTA’によるラッパーとバンドのクロスオーバーライブ『error!!!』の追加出演アーティストが発表された。

すでに解禁済みのralph、SPARK!!SOUND!!SHOW!!、どんぐりずに加え、新たにCVLTE、ENTH、JUBEEの3組が解禁となり、全出演アーティストが出揃った。

チケットは現在イープラスにて発売中。

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2024年7月より、ミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』が、日本で3度目の幕を開ける。1980年代、イギリス北部の炭鉱町でバレエと出会い、どんな困難にも打ち勝って夢へと突き進む少年ビリー。そのビリー役4名と同時に、その親友であるマイケル役を演じる俳優たち4名もこのほど発表された。

マイケルは、とびきり愉快な個性の持ち主。夢に向かって突き進むビリーと友情を育み、さびしさをかみ殺してその背中を押すマイケル。ビリーとの息の合ったタップダンスで観客を楽しませる役目も負うこの役は、作品の要となるキャラクターのひとりだ。今回、この役に選ばれたメンバーのうち、2020年の再演でスモールボーイ役を務めた子がふたり。また、他のふたりも大きな舞台に出演したキャリアを持つ。そんな実力派揃いのマイケルたちの声を、ここにお届けする。

2024年のマイケル役
髙橋維束(たかはし いつか) 10歳、埼玉県出身
豊本燦汰 (とよもと さんた)11歳、神奈川県出身
西山遥都 (にしやま はると)10歳、千葉県出身
渡邉隼人 (わたなべ はやと)9歳、東京都出身
(※年齢は2024年1月30日現在)

■『ビリー・エリオット』との出会い

——皆さん、合格おめでとうございます。「マイケル役に決まりました」と言われた時のことから教えていただけますか。

髙橋​維束 すっごく嬉しかったです。ポップコーンが跳ねるみたいな、それくらい嬉しい気持ちでした。

豊本燦汰 今までにないほど嬉しすぎて、ちょっと言葉が出なくて、固まっちゃいました。

西山遥都 「やったー!」って何回も叫んじゃって。2020年の『ビリー・エリオット』にスモールボーイ役で出た時にお世話になったホリプロのプロデューサーからも「良かったね」って言ってもらって。早くも目標を達成できちゃったような気分です(笑)。 

渡邉隼人 オーディションの8ヶ月間の自分の思いが全部伝わった気がします。感動して泣いちゃった。

——『ビリー・エリオット』という作品との出会いと、オーディションに参加した動機についてお話しください。

髙橋​ 小学1年生の時に、中村海琉くんと河井慈杏くんのビリマイ(ビリー&マイケル)で再演(2020年)を観て感激し、オーディションを受けたいと思うようになりました。その後、ミュージカル『オリバー!』(2021年)で、海琉くん・慈杏くんと一緒に出演させてもらって。自分が目指している舞台に出ていた人と共演できたので、すごく興奮しました。

豊本 僕はもともと(2020年の再演に)スモールボーイ役で出演させていただきました。そこで佐野航太郎くんたちがやってるマイケルを見て、「僕もマイケルになりたい」「僕の目標はマイケルになることだ」と思ったのがきっかけでした。その時の楽屋では、海琉くんや航太郎くんたちがいっぱい優しくしてくれたので、「僕も、次のスモールボーイを可愛がってあげられるようになりたいな」と思っていました。

西山 僕も、燦汰くんと同じく(2020年の再演で)スモールボーイ役でした。ビリーやマイケルががんばっている姿を燦汰くんと一緒に見ながら感激していました。それで、オーディションを受けて合格したいという夢を持つようになりました。

渡邉 僕は維束くんと同じで、『オリバー!』で海琉くんや航太郎くんたちと共演していました。その時、ビリーやマイケルの役をやっていたお兄ちゃんたちがすごくかっこよかったし、優しかったんです。それで「僕もいつかお兄ちゃんたちのようになりたい」と思い、今回、応募しました。 

——『ビリー・エリオット』という作品は、どんなところが好きですか? あるいは、感動したところは?

髙橋​ 最後の歌、「過ぎし日の王様」のところで涙が出ました。ビリーがロンドンのバレエスクールに合格して家を出ていく時に、大人たちに見守られながら、見送ってもらいます。大人たちの優しい気持ちが伝わってきて、すごく感動しました。他には、第2幕の「白鳥の湖」の前のシーン。マイケルのビリーに対する、寂しいから行ってほしくないっていう気持ちが伝わってくるところも、すごく良かったです。

豊本 僕が好きなのは、ビリーがダンスを好きになり、初めてピルエット(片足のつま先で立って回転する基本技)をするところです。「団結だ」の歌に合わせてピルエットを回ってるところが「すごいな」って思いました。それと、最後の場面で炭鉱夫たちが地下に潜っていくところも圧巻というか、本当に「いいなぁ」と思いました。

西山 僕は、タップのところに感動しました。「足をどこに、どう打って鳴らしているのかな」というのがものすごく気になっていたんです。いま、少しずつタップを覚えて、「今あのステップをやっているんだ」と思いながら練習しています。

渡邉 僕は、マイケルが「好きなことをして何が悪いの?」って歌うところが大好きです。 最初に聞いた時は「僕も『何が悪いの?』って言いたい!」と思ったほどでした。感動したのは、ビリーがロンドンのバレエスクールに行っちゃう、最後の場面。マイケルとの友情など、いろいろな感情が深く描きこまれていて、本当にいい物語だと思いました。 

——皆さんそれぞれの、得意なことや、今まで習っていたこと、そして主な舞台経験について、教えていただけますか。

髙橋​ 得意なことは歌、演技、ダンスタップ、そしてイケメン顔です。イケメン顔が得意っていうのは、冗談なんですけど(笑)。でも、こんな顔で(キメ顔をばっちりキメて)「イケてる?」(笑)。習い事は歌、タップ、水泳です。タップは、お兄ちゃんがダンスのレッスンを受けていたので、幼稚園の終わりくらいの時「僕もやってみたい」って思って始めました。(舞台は)これまでに『オリバー!』と『キンキーブーツ』と『マチルダ』などのミュージカルに出演しています。

豊本 僕が得意なのはヒップホップダンス、演技、歌ですね。2歳くらいから習い事を始めて、舞台に立ちたいなって思い始めたのは幼稚園生年長の時でした。『トムとジェリー』のミュージカルを観て、「あ、やっぱりミュージカルって面白いな」と思い始めて。個人レッスンで先生に演技を「いいね」と褒められ、歌も「悪い方ではない」と言われて自信がつき、『ビリー・エリオット』再演のスモールボーイ役に応募しました。

西山 今回のオーディションを受ける前に……今もなんですけど、事務所のレッスン以外に、習い事は特に何もやっていなくて。あとはパパの個人レッスン。パパが以前テーマパークのキャストさんだったので、知っていたことを教えてもらってます。特技はタップですが、うまくなれたのは、今回のワークショップでプロの先生が教えてくれたおかげです。「好き」が「得意」になりました。舞台は、前回の『ビリー・エリオット』の他、ミュージカル『スクルージ』などにも出ていました。

渡邉 僕が得意なことはタップ、歌、演技です。やり始めたきっかけは、もともとお姉ちゃんがミュージカルをやっていて。それでお母さんが「隼人もやってみようか」ということで、やり始めました。やってみたらとても楽しくて。 最初は歌舞伎に出演させてもらって、それからどんどん舞台に興味を持ち始め、『オリバー!』『マチルダ』などを経て、今ここにいます。

髙橋維束

髙橋維束

 

■目指すマイケル像とは

——皆さんにはそれぞれの目指すマイケル像があると思うんですけど、「僕がなりたいのはこういうマイケル」というのを教えてください。

髙橋​ 僕のマイケルは、歌と演技とタップの総合力があるマイケルです。また、マイケルの面白くて自分に正直な性格や、素直な心、広い心を持っているマイケルを表現していきたいです。

豊本 僕の目指しているマイケル像は、明るくて前向きで、みんなを元気づけられるマイケルかなって思います。

西山 僕のマイケルは、少し優しい感じかな。自分の優しいところとか、とにかく自分の性格を全部使って、自分らしいマイケルを表現できればいいなと思います。

渡邉 僕のマイケル像は、みんなを笑顔や勇気でいっぱいにする明るいマイケルです。

——自分自身がマイケルと共通していると思える点はありますか? 

髙橋​ 明るいところです。 僕も家では普段、「クレヨンしんちゃん」を見て真似をしたり、めっちゃ喋っています。知らないおじさんからも「飴ちゃんあげる」みたいな感じですぐ話しかけられて(苦笑)。

豊本 僕は、好きなことに夢中になり、一生懸命取り組んでしまうところがマイケルと一緒だなって思います。例えば大好きなレゴを作り始めると、僕はそればかりに集中してしまいます。マイケルも女装が好きで、夢中になってしまうくらい大好きなんだろうなぁって思える。そういうところ、共感できますね。

西山 女装が好きなマイケルって女の子みたいところがありますが、僕もちょっとそういうところがあって。リリアンという編み物をやるのが好きで、できあがったものをパパのスマホにくっつけちゃったりする。ビーズをつけて可愛らしいから(笑)。

渡邉 1月5日が僕の誕生日だったのですが、その日じゅう(満面の笑顔で元気よくピースしながら)「Yeah! Yeah!」ってやって、家族みんなを笑顔にしていました。僕のそういう、人を笑わせるのが好きなところはマイケルと似ているんじゃないかな。他には、「好きなことしてて何が悪いのさ!」っていうところも。僕はゲームが好きで、よく夜更かししちゃうのですが、「何が悪いのさーー!」って、ちょっとガンコになっちゃう(笑)。

豊本燦汰

豊本燦汰

 

■長期オーディションの思い出

————昨年の4月から長期間にわたって皆さんが体験してきたオーディションですが、どんなことが印象深いですか?

髙橋​ みんなとオーディションを一緒に受けられたことと、クリエイティブ・チームの方々から自己表現の演技などを褒めてもらえたことです。実際、演技の表現力は増したと思いますし、歌では声量が大きくなったと思います。タップもいろんなステップができるようになりました。我ながら「成長したな」って思っちゃいました(笑)。

豊本 僕はオーディションを受けるまで、タップダンスをやったことが全然なくて、最初は苦労しました。でも、苦手なことから逃げないようにと心の中で決めて。するとワークショップ期間に、だんだんタップステップを踏めるようになってきました。先生方からも「良くなったじゃん」と言ってもらえて、嬉しかったですね。

西山 僕もタップです。先生方に教えてもらって、急速に上手くできるようになったことが自慢です。たとえばプルバックという技があるのですが、最初はもう全然音を鳴らせなかったのに、今では簡単に鳴らすことができるようになりました。

渡邉 僕もタップを始めたばかりの頃はシャッフルくらいしか踏めませんでした。でも、オーディション期間中に踏める種類がどんどん増えていって、それで楽しくなり、やり続けました。先生からも「すごく成長したね」って言われて嬉しかった。本当にこの8ヶ月間で、とても上達したと自分でも思っています。

————オーディション期間中に苦手だったことや苦労したこと、これから頑張らなきゃって思うことは?

髙橋​ どんなことも一生懸命に楽しんでやっているので、本当に苦手だという意識はあまりありません。これから頑張っていきたいところは、ビリーとの掛け合いのところかな。歌いながらちょっと言い合いをするのですが、そういう時にビリーに負けてしまわないように頑張りたいと思っています。

豊本 僕は、やっぱりタップ。もちろん慣れてきてはいるんですけど、これからもっと、他の人を超えられるくらいタップがうまくなれたらいいなって思います。

西山 僕はあまり苦手なものはないけれど……トマトは苦手です!(笑) サラダにちょっとでもトマトが乗っていたら、残しちゃう(笑)。

渡邉 僕の課題は、歌ですね。高いキーの音が出ないし、裏声も使えない。だから、そこを頑張って工夫していきたいと思っています。

——オーディションの最後には、8カ月間のレッスンの成果を披露する機会がありましたね。その時はどういう気持ちでしたか?

髙橋​ すごく緊張もしましたし、その一方で「見せたい」という気持ちも強くあったのですが、最終的には両方が合わさって、いい感じで味方になってくれたんです。自分の中で二つの気持ちが仲直りしたように感じられました。

豊本 僕も少し緊張はしていましたが、以前と比べれば自分が本番に強くなってることに気付きました。ワークショップ期間中にはあまりできなかったことが、最終オーディションの本番では急にできていたのです。この調子だったら(合格まで)いけるんじゃないかなと思っていました。

西山 僕はほとんど緊張していなくて。「あれー? なんかおかしいなぁ」って思っちゃいました(笑)。スモールボーイ役のオーディションの時は、初めて緊張したんですよ。だけど今回はもう緊張していなかった。むしろそのことで焦っちゃいました(笑)。

渡邉 僕は、緊張によって背中が押されたみたいな。緊張することによって、より上手くできたみたいな気がしました(笑)。

西山遥都

西山遥都

 

■仲間たちのこと

——お互いについて聞かせてください。自分以外の3人のマイケルについて、どんなキャラクターなのか、一言ずつコメントをいただいてもいいですか?

髙橋​ 燦汰くんは、ずっと楽しくやっていて。ハル(遥都)くんは穏やかで優しい子。隼人くんはゲーム仲間みたいな。よくゲームの話をしています。

豊本 維束くんは一緒にいて楽しいし、盛り上げてくれます。遥都くんは性格が優しくて大人しいから、一緒にいて落ち着ける。隼人くんは、小柄だけどダンスの時は大きく見せて踊るのがいいなって思います。

西山 維束くんはタップの振り覚えが早くてスゴイです。燦汰くんは(2020年の)スモールボーイ役で一緒になったから昔からの友達ですが、この人、肉、好きです!(笑) 特にすき焼きが好きなんだよね~(笑)。隼人くんは、自分と同じぐらいの身長で、そんな子がいたんだってびっくりした。でも背丈は『ビリー・エリオット』の本番が始まる頃には抜かされてるかもしれないですね(笑)。

渡邉 維束くんはタップが上手、燦汰くんは笑顔が沢山あって、遥都くんはいつも優しい。そんな感じ。

——マイケルはビリーとの友情、掛け合いが大事になってきますが、今回ビリーに選ばれた4人(浅田良舞・石黒瑛土・井上宇一郎・春山嘉夢一)それぞれについても、ひと言ずつコメントいただけますか。

髙橋​ 良舞くんはよく話しかけてくれるし、僕のできないことをやってみせてくれます。燦汰くんがルービックキューブを持ってきた時も、「貸してみ」と言ってやってくれて、優しい子だと思いました。瑛土くんはバレエが上手で、それでいて面白い子。宇一郎くんはオーディションで僕とペアを組み、ビリーとマイケルの「ブロードウェイ・フィニッシュ」というシーンをやったのですが、最後のところを僕に決めさせてくれたのが印象深いです。嘉夢一くんはノリノリで(笑)。本当にノリのいい子でした。

豊本 良舞くんがピルエットをくるくる回ってるところは、見ていて圧倒されます。瑛土くんは明るく元気な子で、一緒にいて楽しい。だけど、ちゃんとけじめはつけられる人。宇一郎くんは性格が優しい。「スター・ウォーズ」が好きな嘉夢一くんは、やっぱり一緒にいてすごく楽しい。というか、みんな一緒にいて楽しい人ばかり。

西山 良舞くんとは、あまり話をする機会がなかったので、これから仲良くなりたいと思っています。瑛土くんは歌でも演技でもペアを組んでワークショップをした間柄なので、ビリーの中では、いちばんよく知ってるかな。もう親友みたいな感じ(笑)。宇一郎くんのことは、まだあまり知らないけれど、これから発見できることが沢山あると思うので、それを見つけに行きます。嘉夢一くんとはゲームをやったり、電車ごっこをして遊んだことがあって、それがとても楽しかった。

渡邉 良舞くんは元気で、明るい子。瑛土くんと宇一郎くんはバレエがとても上手。嘉夢一くんはすごく優しい子。そんな感じ。

渡邉隼人

渡邉隼人

■将来の夢

——将来の夢は?

髙橋​ ミュージカル俳優です。ただ、そうなるためには、子供時代の活動も重要なので、自分自身が努力しなければいけないのですが、家族からもいっぱい支えてもらったり、励ましてもらったりしています。特に励ましてくれるのはお兄ちゃん。お兄ちゃんも俳優を目指していて、『キンキーブーツ』では同じ役で、『オリバー!』では違う役で一緒に舞台に出てました。

豊本 僕も維束くんと一緒で、将来の夢はミュージカル俳優です。舞台に立ち始めて、やっぱり面白いなって感じられているし。レッスンの先生や、お母さん、お兄ちゃん、お姉ちゃん、そしてお父さんも、みんなが応援してくれるから「僕が期待に応えてあげなきゃどうするんだ」って思うんですよ。

西山 僕は将来何になりたいかをまだ特に決めていないので、これから探しに行く。生きていく中で、自分にとってどれが本当にいちばん得意なことなのかを探りに行く。「さあ冒険!」みたいな感じです(笑)。

渡邉 僕もミュージカル俳優になることが夢です。ここまで、今回のようなすごいミュージカルの舞台に立たせてもらえたのだから、もっともっと有名になって、お母さんたちの期待に応えられるようにしたいです。

——憧れの人はいますか?

髙橋​ 城田優さんです。最初に見たミュージカル俳優が城田さんなのですが、身長も高いし、歌も上手くて、「かっこいいなぁ」と。それで最初は城田さんと共演したいという夢があったんですけど、『キンキーブーツ』でそれが叶ってしまったので。それで、自分自身が本格的なミュージカル俳優になりたいという夢に変わりました。

豊本 僕はスモールボーイの時に共演したビリーのお兄ちゃんたちやマイケルのお兄ちゃんたち、中村海琉くんや佐野航太郎くん、川口調くんや河井慈杏くんたちに優しくしてもらったので、彼らに憧れています。みんな演技がうまいし、ダンスもうまいし、性格もいい。自分もそういう人になりたいと思います。

西山 僕が憧れるのは、パパですね。パパは器用なんです。たとえば僕がおもちゃを壊したりした時でも、パパはすぐ直せちゃう。だから、パパを目指しています。

渡邉 僕は今、特に憧れてる人はいなくて。でも、僕が好きなことをやってる人は沢山いる。その人たちが上手くやれていることを僕は真似していきたいです。

——舞台とは関係く、夢中になっていることや趣味は何ですか? 

髙橋​ 毎週「クレヨンしんちゃん」を見ることと、「ドラゴンボール」のシール集めです。

豊本 僕はレゴ作りや工作、野球ゲームだったり、実際の野球ですね。

西山 僕は、図鑑で宇宙のことを調べること。それから、さっき言ったリリアンでいろいろ編むこと。今は7色で綺麗に編んで、虹みたいにすることを目指しています。今はまだ少ししかできてないんですけど……。

渡邉 僕は「呪術廻戦」を見ることと、ゲームをやることです。最近は動画編集もやっていて、それが結構楽しいので、夢中になってやってます。

——最後に、読者の皆さまへメッセージをお願いします。

髙橋​ 僕たち一人ひとりの成長を見て欲しいです。僕も最初はタップが全然できなかったけれど、それができるようになったところを、ぜひ見に来ていただきたいです。

豊本 僕たち4人がマイケルに受かったのって、多分それぞれの個性が強かったからだと思うんです。維束くんにはこの個性が、遥都くんにはこの個性が、隼人くんにはこの個性がある。そうした中で僕のことは「明るくて前向きなマイケルだな」って皆さんから思っていただきたいので、そうなれるように頑張ります。

西山 僕はさっき、みんなから「優しい」って言われたので、「優しい」という個性を持ったマイケルをお見せできればと思います!

渡邉 僕は、お客さん全員を笑顔にできるマイケルを演じたいです。皆さんを笑わせて、僕も笑います。

 

それぞれが落ち着いて、自分の言葉でしっかりと話す姿が印象的だったマイケルたち。もはや“小さなプロフェッショナル”と呼びたくなるような彼ら(もちろん初々しさや子どもらしい可愛らしさ、けなげさもいっぱいだが)の舞台での活躍に期待したい。

取材・文=若林ゆり
写真撮影=池上夢貢

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劇団MONAが2月10日(土)~2月12日(月・祝)の期間、大阪の近鉄アート館にて西野亮廣脚本による舞台『テイラーバートン』を上演する。

2018年2月に大阪で活動を開始し、MONA conceptに所属するタレントを起用して公演してきた劇団MONA。過去には『神様からの贈り物』『タカラモノ』『私が扉を開くときいつもミカエシがそこにある。』(脚本:ケバブ大吾)、『ロミオ&ジュリエット』(原作:シェイクスピア/脚本:ケバブ大吾)などを上演してきた。

今回、キングコング西野亮廣が手掛けた『テイラーバートン』の脚本に挑戦。同作はシカゴ美術館から盗まれた伝説の宝石「テイラーバートン」を巡る物語。宝石がアジア系マフィア「九頭竜商会」の地下アジトに隠されているとの情報をFBIがキャッチ。しかし、捜査は予想外の方向へと転じ、FBI、マフィア、超能力者、掃除屋、そしてバカ犬が壮絶な争奪戦を繰り広げる。出演はteam ROSEとteam DIAの全役ダブルキャスト制で、FBI潜入捜査官は優木風見と芦田雄太、マフィアの子分は手塚マナカと新見鈴菜が演じる。

チケットは、イープラスほかプレイガイドにて販売中。

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2024年3月19日(火)~3月24日(日)の6日間、横浜みなとみらいホール「プロデューサー in レジデンス」第2代プロデューサーの反田恭平がプロデュースする、横浜みなとみらいホール開館25年を記念した音楽祭が開催される。会期中は、ソロ、室内楽、そして反田率いるジャパン・ナショナル・オーケストラによる公演の他、世代や障がいの有無を越えて、あらゆる人々が自由に音楽を享受できる多彩な企画が並ぶ。

ラインナップは以下の通り。詳細は横浜みなとみらいホールサイトにて確認してほしい。

3/19(火) ジャパン・ナショナル・オーケストラ ロマン派協奏曲 前夜祭演奏会

左から エリック・ルー、務川慧悟

左から エリック・ルー、務川慧悟

ロマン派音楽の至宝、イ短調の協奏曲2曲を、反田恭平の指揮により、反田の親友ピアニスト二人が競演。

3/20(水・祝) ミュージック・イン・ザ・ダーク®

視覚に障がいのある演奏家を含むアンサンブルが暗闇の中で演奏し、視覚以外の感覚で音楽を享受。
客席にも視覚に障がいのあるお客様を広く迎え入れ、音楽について・障がいについて、共に考えるインクルーシブ・コンサート。

3/21(木)ブラームス 室内楽演奏会

左から 青木尚佳(ヴァイオリン)、三井 静(チェロ)、髙木竜馬(ピアノ)

左から 青木尚佳(ヴァイオリン)、三井 静(チェロ)、髙木竜馬(ピアノ)

反田恭平が信頼するミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の若手俊英奏者が集い、ブラームスの室内楽作品を届ける。

3/22(金) 徳永二男 無伴奏ヴァイオリン演奏会

徳永二男

徳永二男

横浜みなとみらいホールの25年を共に歩むヴァイオリンの輝ける柱、徳永二男が、円熟と熱意と感動の無伴奏演奏会を開催。

3/23(土) 反田恭平 ジャパン・ナショナル・オーケストラ 新曲演奏会

左から 池辺晋一郎、反田恭平

左から 池辺晋一郎、反田恭平

日本を代表する作曲家で、横浜みなとみらいホールの前館長を務めた池辺晋一郎が、反田恭平の為に作曲した新作協奏曲を初演。

3/24(日)反田恭平のオルガン道場

反田恭平

反田恭平

横浜みなとみらいホール「プロデューサー in レジデンス」第2代プロデューサーの反田恭平がオルガン演奏に挑戦する「オルガン道場」を公演。ホールのシンボルであるパイプオルガン“Lucy”の魅力を発信し、この楽器にさらに親しみを持ってもらうべく、自らがオルガン演奏に挑戦、半年間に亘る成果を披露する。

3/24(日)室内楽 リレー コンサート

上段左から 﨑谷直人(ヴァイオリン)、エリック・ルー(ピアノ)、岡本誠司(ヴァイオリン)/下段左から 外村理紗(ヴァイオリン)、横坂 源(チェロ) 、髙木竜馬(ピアノ)

上段左から 﨑谷直人(ヴァイオリン)、エリック・ルー(ピアノ)、岡本誠司(ヴァイオリン)/下段左から 外村理紗(ヴァイオリン)、横坂 源(チェロ) 、髙木竜馬(ピアノ)

反田恭平が信頼するソリストが集い、室内楽を様々な編成・楽曲で楽しむ演奏会。
「横浜フランス映画祭」(3月20日~24日)の開催にちなみ、“フランス”をテーマにした作品をおくる。

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1月26日(金)に発売された『SPA !デジタル写真集 藤園麗「ソワソワしちゃう」』から、誌面カット3点が解禁された。

藤園麗は、AKB48チーム8の鹿児島県代表として活躍し、2023年5月に同グループを卒業。その後は、タレント/女優として活動しており、12月には主演映画『クジラの島 とくのしま』が東京・秋葉原の『ふるさと映画祭』などで上映された。

SPA !デジタル写真集 藤園麗「ソワソワしちゃう」カバー  提供:週刊SPA!編集部  撮影:佐藤裕之  ヘアメイク:哘絵美子  スタイリング:富田育子

SPA !デジタル写真集 藤園麗「ソワソワしちゃう」カバー 提供:週刊SPA!編集部  撮影:佐藤裕之  ヘアメイク:哘絵美子  スタイリング:富田育子

デジタル写真集『ソワソワしちゃう』では、そんな藤園がトラ柄ビキニなどで“セクシー&ビューティー”な姿を披露しているという。解禁されたカットでは、藤園が体を伸ばしながら花の香りを嗅いだり、窓から差す日の光に照らされる様子などが切り取られている。

SPA !デジタル写真集 藤園麗「ソワソワしちゃう」  提供:週刊SPA!編集部  撮影:佐藤裕之  ヘアメイク:哘絵美子  スタイリング:富田育子

SPA !デジタル写真集 藤園麗「ソワソワしちゃう」 提供:週刊SPA!編集部  撮影:佐藤裕之  ヘアメイク:哘絵美子  スタイリング:富田育子

SPA !デジタル写真集 藤園麗「ソワソワしちゃう」  提供:週刊SPA!編集部  撮影:佐藤裕之  ヘアメイク:哘絵美子  スタイリング:富田育子

SPA !デジタル写真集 藤園麗「ソワソワしちゃう」 提供:週刊SPA!編集部  撮影:佐藤裕之  ヘアメイク:哘絵美子  スタイリング:富田育子

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ReoNaが2024年1月27日(土)に台湾・Clapper Studio、同年1月18日(日)に香港・Music Zone@E-MAX の2都市で開催した初の海外単独ライブ『ReoNa Live 2024 in 台北・香港』を無事に完走し、オフィシャルレポートが到着した。以下オフィシャルレポートを掲載する。

TVアニメ『ソードアート・オンライン アリシゼーションWar of Underworld』2ndクールオープニングテーマ「ANIMA」のミュージックビデオがYouTubeで1000万再生を記録、さらにTVアニメ『シャドーハウス 2nd Season』オープニングテーマ「シャル・ウィ・ダンス?」がクランチロール・アニメアワード2023「Best Anime Song」部門で最優秀アニソン賞にノミネートされるなど、国内にとどまらず、多くの海外ファンから高い支持を得ているReoNa。そんな彼女が自身初となる海外での単独公演「ReoNa Live 2024 in 台北・香港」を開催、発表されると同時にチケットが即ソールドアウトするなど現地でも大きな話題となっていた。

現地では、両公演共に早い時間からグッズ売り場には長蛇の列ができ、熱いファンからのスタンド花も飾られるなど、アジアファンのReoNaを熱望する温度が感じられた。

ライブの始まりは、TVアニメ「ガンゲイル・オンライン」劇中アーティスト・神崎エルザ starring ReoNaの「ピルグリム」。水を打ったような静寂が訪れるとともに、深くReoNaが息を吸う、そこからお歌の時間が始まった。

初めてアジアの地に響いたReoNaのお歌に聴き入っていたファンたちは、歌い終えた彼女に、大きな拍手を送った。

そこから“ソードアート・オンライン”シリーズのテーマソング「forget-me-not」、そして「ANIMA」を立て続けに披露、イントロが流れるたびに驚きと喜びの歓声が沸き上がる。

その後「ないない」「生命線」などのヒット曲に続き、「Untitled world」「R.I.P.」「Alive」と自身が深く関わっている『アークナイツ』に関する楽曲を続けて披露。満員のファンに力強く歌い上げる。緊張感の中にも優しさと激しさを内包したReoNaのお歌に、台湾、香港のファンたちも歓声で応える。

そうかと思えばMCでは、現地の言葉で挨拶をし、軽くコミュニケーションを取る一面も。現在進行系のReoNaは2月28日に発売されるTVアニメ「シャングリラ・フロンティア」第2クール エンディングテーマ「ガジュマル ~Heaven in the Rain~」、デビューシングル「SWEET HURT」などを含む全14曲を歌いきり、約1時間半のライブは、両会場とも圧倒的な熱気の中終幕した。

自分の気持ちをお歌にのせて一人ひとりに届けようとするReoNa。その想いを受け取ろうと歌声に耳を澄ませるファンたち、お互いの心と心が通い合っていくようにライブ全体の空気感が創り上げられていく。奄美大島で生まれた絶望系アニソンシンガーは、遠くアジアの地でその一歩目を踏み出した。

最後に「今日はお歌を受け取りにきてくれて本当にありがとうございました。あなたに、また、会えますように。ReoNaでした。じゃあな」と告げ、2日間のアジア公演は幕を閉じた。

ReoNaは5月18日(土)より戸田市文化会館でのライブを皮切りにデビュー5周年を記念した全国ツアー『ReoNa 5th Anniversary Concert Tour “ハロー、アンハッピー”』を、さらに10月20日(日)に「ReoNa ONE-MAN Concert "Birth 2024"」を東京ガーデンシアターで開催する。

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1月21日(日)より放送がスタートした福士蒼汰主演のABCテレビ・テレビ朝日系ドラマ『アイのない恋人たち』の主題歌を担当する3人組ボーカルグループ・THE BEAT GARDENが、2月3日(土)に和歌山ビッグホエールで開催される『oomiya presents TGC WAKAYAMA 2024 by TOKYO GIRLS COLLECTION』(以下、TGC和歌山2024)に出演することが決定した。THE BEAT GARDENが『TGC』に出演するのは2022年以来、約1年半ぶりとなる。

今回THE BEAT GARDENが出演するのは、ドラマ『アイのない恋人たち』スペシャルステージで、ドラマの主題歌である「present」を初歌唱する予定。また本ステージにはドラマキャストの岡崎紗絵も登場予定で、ドラマの見どころについて語るなど、ドラマファン必見のスペシャルなステージになりそうだ。

ABCテレビ・テレビ朝日系ドラマ『アイのない恋人たち』 キービジュアル

ABCテレビ・テレビ朝日系ドラマ『アイのない恋人たち』 キービジュアル

 

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シス・カンパニーは別役実の戯曲『カラカラ天気と五人の紳士』を、2024年4月~5月に、東京・岡山・大阪・福岡で上演する。

演出は、近年、演劇、映像の両分野で活躍を続ける加藤拓也。出演は、堤真一・溝端淳平・野間口徹・小手伸也・高田聖子・中谷さとみ・藤井隆
 

【ものがたり】
ある日、ある所に、「棺桶」を担いでやって来た五人の紳士たち(堤真一・溝端淳平・野間口徹・小手伸也・藤井隆)。
どうやら、五人のうちのひとりが懸賞のハズレくじでもらった景品らしい。
せっかくの景品を役立てるためには、仲間の一人が死んで棺桶の中に入らねば、と、五人の議論が始まった。
いかに本人が死を意識せず、痛みを感じる前に死ねる方法がないものか……と模索する五人。
そこへショッピングバッグを抱えた女性二人(高田聖子・中谷さとみ)が現れた。
彼女たちは、同じ懸賞の当たりくじの当選者たちだったのだ。
そして、その一等賞の景品とは・・・?

2021年にシス・カンパニー公演にて、安部公房作の『友達』に鋭く切り込み、その不条理性を際立たせた加藤拓也が、巧者揃いの俳優陣を得て、日本不条理劇の第一人者・別役実の世界にどのように挑むのか、期待したい。

 

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2024年3月16日(土)、17日(日)、20日(水・祝)、23日(土)、24日(日)Bunkamuraオーチャードホールにて上演される、Daiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Spring 2024『ジゼル』の新ビジュアルスポット映像が解禁された。

Tetsuya Kumakawa K-BALLET TOKYO Spring 2024『ジゼル』

設立25周年を迎え、さらなる躍進を続ける熊川哲也率いるK-BALLET TOKYOが、7年ぶりに新たな顔ぶれでおくるロマンティック・バレエの最高傑作『ジゼル』。

熊川哲也     (C)Makoto Nakamori

熊川哲也     (C)Makoto Nakamori

本作は、古典改訂からオリジナル作品まで数多の名作を世に送り出している熊川哲也が最初に手掛けた全幕プロダクション。ダンサーとしてこの名作をこよなく愛し、「完成されたバレエ」として格別な敬意を抱いてきた熊川は、あくまでも伝統に忠実に寄り添いながらその揺るぎない世界に深く分け入り、卓越した演出技法によって演劇と舞踊が融合したドラマティックな世界を舞台に現出させる。

出演者は、ジゼル役の日髙世菜、浅川紫織、飯島望未。アルブレヒト役のジュリアン・マッケイ、堀内將平、山本雅也ら。

日髙世菜

日髙世菜

浅川紫織

浅川紫織

飯島望未

飯島望未

ジュリアン・マッケイ     (C)Nicholas MacKay

ジュリアン・マッケイ     (C)Nicholas MacKay

堀内將平

堀内將平

山本雅也

山本雅也

この深淵なる愛の物語が、観客をまた新たな感動へといざなう。

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中村勘九郎、中村七之助を中心に中村屋一門が、2005年から毎年行ってきた全国巡業公演(※2020年はコロナ禍により中止)が、2024年3月26日(火)~4月1日(月)に「陽春歌舞伎特別公演」として全国6ヶ所、「春暁歌舞伎特別公演」として全国15ヶ所で開催される。

2022年には全国47都道府県すべてでの開催を達成、そして2024年は20年目という節目、また勘九郎、七之助の父である十八世目中村勘三郎の十三回忌追善としての巡業公演となる今回に向けての意気込みを、勘九郎、七之助の2人に聞いた。

まずは合同取材会が行われ、冒頭の挨拶で勘九郎は「中村屋の巡業特別公演も20年目を迎えることになった。今回は父の十三回忌追善として行う。十三回忌と聞いたときは「もう」という思いと「まだ」という思いが自分の中にあった。陽春公演には私の子も出演するので、父の思い、父が愛した歌舞伎、そして芸というものを繋いで、全国の皆様方に楽しんでいただけるような公演にしたいと思っている」、七之助は「2月の歌舞伎座の追善に引き続き3月・4月にも、私達の記念すべき20年目の巡業と併せて十三回忌の追善ができることを嬉しく思っている。今年は10月まで父の追善が続くので、本当に役者冥利に尽きると思う」とそれぞれ述べた。

中村勘九郎

中村勘九郎

巡業公演ではおなじみとなったトークコーナーについて大事にしていることを問われると、勘九郎は「中でも質問コーナーは、お客様に手を挙げてもらって直接お話しをするという、とても楽しく土地柄の出るもの。コロナ禍でしばらくそれができなくなっていたが、昨年秋の公演でやっと復活した。今回もより多くのお客様と直に触れ合ってお話しできたら」、七之助は「お客様との対話ができるようになり、その土地の行って欲しいところをお客様が提案してくださって、昼夜公演の間に2人で行ったりした。今回もそうしたやり取りを楽しみにしている」と、観客との直接のふれあいを大事にしている様子を語った。

演目について問われると、まず陽春の演目から勘九郎が『鶴亀』(つるかめ)について「長唄舞踊の代表的な作品。おめでたい踊りとして、公演の序幕に踊ることが多い。今回は小三郎・仲弥・仲四郎が勤め上げる。中村屋の巡業としてお弟子さんたちもいろいろな演目に出演してお客様に見ていただくことでレベルアップしてきたので、今回もこの3人でしっかりとした踊りを見せることができると思う」、七之助が『舞鶴雪月花』(ぶかくせつげっか)について「祖父の俳名『舞鶴』がついた、祖父のために作られた踊り。私も桜の精で1回、松虫でも出演したことがある。様式美も高く、季節の移ろいを描いた美しさや、雪達磨のユニークな踊りなど、いろんな歌舞伎舞踊の面白さがつまっていて見ごたえがある」と紹介。

春暁の演目から、勘九郎が『若鶴彩競廓景色』(わかづるいろどりきそうさとげしき)について「中村屋のお弟子さんの仲助・仲侍・仲之助と、おじの澤村藤十郎のお弟子さんの國久さんが勤める。國久さんは私たちと共に修行をし、毎回サポートをしてくれている。踊り自体は、俄獅子をベースとした踊りで、鳶頭と芸者のさわやかで粋な目にも楽しい舞踊だと思う」、七之助が『舞鶴五條橋』(ぶかくごじょうばし)について「これも『舞鶴』とついている演目。『五條橋』の踊りがベースだが、母親の常盤御前と牛若丸の親子の別れを描いているところが『五條橋』とは違うところ。親子の愛や憂いを描いた後に、牛若丸と弁慶が初めて出会った場面での迫力ある立廻りを味わえる踊りになっている」と紹介した。

中村七之助

中村七之助

質疑応答で、今回はどういった経緯で演目が決まったのかを聞かれた勘九郎は「今回は父の追善ということで、中村屋にゆかりのある踊りを選んだ。その中でも、祖父のために作られた『舞鶴』と名のついた踊りが残っているうえに、素晴らしいものばかりで、祖父にあて書きされている部分があるので情にあふれたところがあり、祖父そして父らしい踊りだな、と改めて思う」と思いを述べた。

各地に出向いて演じる際に大事にしていることを問われると、勘九郎は「トークコーナーで『今回初めて生で歌舞伎をご覧になる方』聞くと7割くらいの手が挙がる。最初に触れる歌舞伎が『よくわからなかった、つまらなかった』では絶対に嫌なので、面白いもの、記憶と心に残るものを心がけて、一つひとつ丁寧に勤めることを意識している」、七之助は「これを機に歌舞伎に生で触れて好きになっていただいて、中村屋だけでなく歌舞伎に足を運んでいただく、これが未来につながることだと思っている。一生懸命勤めるというのは父からの教えでもあり、常に心がけている」と語った。

『舞鶴雪月花』で初役となる雪達磨を演じることについて問われた勘九郎は「とにかくチャーミングな役。父は「あれはできない」と言って一回しかやらなかった。あて振りと言って歌を振りにして踊るというのがメインで、言ってしまえばパントマイムのようなもの。その表現方法やリアルさをうまくできたらいいなと思う」と述べた。

陽春公演に出演する勘太郎と長三郎への期待を問われると、勘九郎は「勘太郎は中村座で『舞鶴五條橋』牛若を勤めているが、長三郎は『舞鶴』と名のついた舞踊に初めて出演する。祖父のために作られ、父が受け継いで、脈々と繋いでいく中に初めて入るということが嬉しいし、こうやって繋がっていってくれたらと思う。松虫はとてもかわいらしく不思議な振りで、長三郎は独特の感性を持っているので、安心してできるのではないかと思う」、七之助は「2人と巡業ができることが純粋に楽しく嬉しい。2月の歌舞伎座で、勘太郎は初めて主役で一ヶ月勤め上げるし、長三郎は初役で仔獅子をやるので、一ヶ月やった後に役者として一回りも二回りも大きくなってこの3月を迎えるであろうと僕は確信している。二人の成長ぶりも楽しみ」とそれぞれ思いを語った。

春暁公演では歴史ある芝居小屋をまわることについて問われると、七之助は「芝居小屋でやるというのは、ホールや歌舞伎座でやるのとは違った魅力がある。芝の上に居ると書いて芝居、ということが実感できるような経験ができて、とても面白いし楽しい」と述べた。

中村七之助

中村七之助

今年の抱負を問われると、勘九郎は「42歳になり、去年は生まれて初めてぎっくり腰になったので、健康面に気を付けていきたい」、七之助は「父の十三回忌追善が続くので、体調に気を付けて一つひとつの公演を一歩一歩踏みしめて一年を過ごしていきたい」と述べた。

公演が終わった後で、息子2人にご褒美などは考えているのか、と問われた勘九郎は「全く考えていないですね」ときっぱりと答えて取材陣の笑いを誘った。続けて「でも昨日、長三郎が『2月が終わったらこれをもらおう』というのを僕の隣で聞こえるようにつぶやいていた。彼の中ではもらう気満々だと思う。ちなみに『HUNTER×HUNTER』に登場する「軍儀」を買ってくれと言われた」と明かした。自身も漫画好きの勘九郎は「名作がこうやって読み続けられているというのが嬉しい。それは作品の持つ魅力や、(作者の)富樫義博先生や声優さんやアニメーション制作スタッフさんたちの結晶。そうやって『やりたいな、楽しいな』と思っていただけるものを僕らもずっと続けていかなければならないと思った」と歌舞伎と照らし合わせながら思いを語った。

勘太郎と長三郎を見ていて、勘三郎と似ていると感じるところはあるか、という質問に勘九郎は「勘太郎は、セリフを言ってにらんだ目が、父と似ている。あの目はなかなかできない。あれは言ってみれば(『ONE PIECE』に出てくる)「覇王色の覇気」。覇気をまとえるのはすごいなと思った。長三郎は非常に真面目なところが父と似ている。真摯にやる姿勢、スイッチの入り方が違う。稽古のはじめに『お願いいたします』と言った瞬間から別人格になる。なかなか面白い2人だと思う」と、父親の顔ものぞかせた。

中村勘九郎

中村勘九郎

今年3月で東日本大震災から13年、巡回公演では東北へも行く。被災地への思いを問われると、勘九郎は「僕たちができることはその土地に行って、皆様に少しでも笑顔になっていただく、元気になっていただくという思いを持ちながら公演をすること。その気持ちは忘れずに今回も勤めていきたい」と述べた後、能登半島地震と小倉駅前商店街の火災にも触れ「今年はいろいろなことがお正月から起きて、去年の秋の公演で富山の氷見に行ったばかりだし、小倉で一番行っていた「耕治」という中華料理屋さんが全焼してしまった。自分たちの知っている土地でお世話になった人たちが苦しい思いをしている。でも僕たちには舞台の上から発信することしかできないので、それはずっと続けていきたい」と胸の内を明かした。七之助も「舞台に立つときは常に、大切な人だったり、地震や火災などで苦しい思いや悲しい思いをした方々に喜んでもらえるようにやることが、僕たちの仕事であり生きがいであると思うので、常にいつも心の中で思っている」と思いを語った。

合同取材会終了後、勘九郎と七之助がSPICE単独インタビューに応じた。

ーー巡業特別公演の演目を選ぶときに、どういった点を重視されているのか教えてください。

勘九郎:歌舞伎の演目の中でも特に舞踊は様々なバリエーションがあって、今まであまり歌舞伎座などでも上演されないような埋もれてしまっている名作が多々あるので、そういったものをこの機会に見ていただきたいという気持ちで選んでいます。あとは初めて歌舞伎を見る方が多いので、渋めのものや難しいものは外して考えるようにしています。今回の演目に関して言えば、そういった観点からも『舞鶴雪月花』『舞鶴五條橋』が私たちの家の演目としてあることがとてもラッキーだなと思いました。初めて歌舞伎をご覧になる方たちの中には「見方がわからない」とおっしゃる方が多いのですが、「見方なんてないよ」ということをわかっていただきたいですね。歌舞伎となると、どうしても固定観念というか頭で難しく考えてしまう部分があると思いますが、そういったものを取っ払って見ていただけたらと思います。

(左から)中村七之助、中村勘九郎

(左から)中村七之助、中村勘九郎

ーー七之助さんは巡業に臨むにあたり、例えば歌舞伎座や平成中村座のときとお気持ちの違いというものは感じていらっしゃいますか。

七之助:やはり巡業公演が20年目という節目の年でもありますし、そこに今回は父の十三回忌追善ということもありますので、一生懸命勤めたいなという思いを抱いています。巡業の楽しいところは、会場ごとに全然違うところです。特に春暁で回る芝居小屋は、周りの雰囲気であったり、もちろん小屋の中、内装であったり楽屋であったり、その小屋や土地特有のものがあるところが、とてもワクワクしますし、初めて行く場所であれば「どんなところなんだろう」と想像するだけでもドキドキしますね。

ーー様々な公演形態、そして様々な演目にご出演されていて、歌舞伎以外の舞台や映像を含めて様々なお話しも来ると思います。そういった中で、自分たちのやりたいことと、周りから求められるものの間にギャップやジレンマを感じることはあるのでしょうか。

勘九郎:正直な話、お仕事のお話しについてはいただいたものがほとんどで、自分たち発信のものはなかなかやれていないので、その点に関してギャップやジレンマというものは全然感じていないですね。ありがたいことに、祖父の17代目勘三郎はギネスブックに載ったぐらい本当に多くの役をやっているので、その精神といいますか、その血を継いでいるので、もちろん何でもやればいいというものではないですが、「何でも来ていいですよ」という気持ちでいますので、どんな役でも楽しんで演じようと思っています。

七之助:私も仕事に対してジレンマのようなものはないですが、歌舞伎俳優としては古典の演目を常にできるようにしていかなくてはいけないと思いますので、それは主なベースとして考えています。映像に関しては、僕は極力お断りをしています。例えば宮藤官九郎さんとか源孝志さんとかお世話になっている方に声をかけていただいたり、この間出演した『どうする家康』だったら(松本)潤との縁だったり、そういうものを大切にしてお受けするのであって、自分から映画がやりたいとか、こういう役がやりたいというのは全くないです。もし、歌舞伎と映像と両方同時にオファーが来たら、どんな役でも確実に歌舞伎を取ります。

(左から)中村七之助、中村勘九郎

(左から)中村七之助、中村勘九郎

ーー今、宮藤官九郎さんのお名前が出ましたが、ちょうどシネマ歌舞伎で2022年10~11月に平成中村座で上演された『唐茄子屋 不思議国之若旦那』が上映されています。

勘九郎:『唐茄子屋 不思議国之若旦那』は新作歌舞伎ですが、父が受け継ぎ、大切にして、心から愛した古典がベースになっているので、そこは後世に繋げていかなければいけないというのが一番の使命だと思っています。宮藤さんはこれからも歌舞伎を書いてくださると思いますし、そうした才能あふれる方たちが歌舞伎を面白い、楽しいと思って書いて演出してくださる作品にはどんどん出演していきたいなと思いますね。

七之助:『唐茄子屋 不思議国之若旦那』は面白かったですし、とにかく兄がほぼ出ずっぱりで大変でしたよね(笑)。みんなが楽しんで稽古をしていたのも良かったですし、僕個人としては荒川良々というバケモノをみんなに見せたかったので、稽古場での彼に対するみんなの憧れの眼差しを見ながら「でしょ?」とほくそ笑んでいました。勘太郎と長三郎も大活躍していましたし、平成中村座で新作を上演したのが初めてだったので、2ヶ月やってよかったなと思いますし、シネマ歌舞伎として残してもらえたのはとても嬉しいことです。

勘九郎:あの公演のときはまだ感染症対策も厳しくて、僕が客席に降りる芝居の時も、しゃべっちゃいけないと言われて口を押えていましたよね(笑)。もちろんまだ注意は必要ですが、次に中村座でやるときはもっと劇場全体を巻き込んだようなものができたらいいな、と思います。コロナのことで言えば、全国巡業では特に、なかなか歌舞伎を見る機会のない土地の方たちに見ていただこうと行くわけですから、そこで体調不良者が出て休演となってしまうことは何としても避けたい。今回もしっかり気を付けて、回らせていただきたいと思います。

七之助:体調に気を付けて一生懸命勤めて、各地のお客様にいいものをお届けしたいですね。

 

取材・文・撮影=久田絢子

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2月18日(日)を皮切りに4月まで、東京・山形・大阪の3都市で上演されるミュージカル『ボディガード』で主演を務める大谷亮平。1月25日(木)にカンテレ本社(大阪市・北区)で取材会を開き、同作にかける思いを語った。オフィシャルレポートが到着したので紹介する。


1992年にケビン・コスナーとホイットニー・ヒューストン主演で、世界中で大ヒットを遂げた映画『ボディガード』。そのミュージカル版となる本作はイギリスで誕生し、『ローレンス・オリヴィエ賞』で、最優秀作品賞を含む4部門にノミネートされると、たちまち世界中で上演されるヒットミュージカルとなり、2020年の春には新演出で日本キャスト版初演を控えていたが、コロナ禍の影響によりほとんどの公演回が中止に。その2年後の2022年に大阪・東京で念願の再演が叶い、大好評のうちに閉幕。そして2024年2月、更なる進化を遂げて、東京・山形・大阪で再び上演する。大谷は人気絶頂の歌姫・レイチェル(新妻聖子/May J. ダブルキャスト)を守るボディガード・フランクを演じる。

大谷亮平

大谷亮平

2020年の初演から本作への出演は3度目となる大谷。ダンディなボディガード役はまさに「ハマり役」という声もあがる中、「そう言ってもらえるとありがたいです。フランクは基本的にしゃべらない人なので、レイチェルとの距離感の詰め方をセリフ以外で表現しなくてはいけない。最初は信用してもらえず、受け入れてもらえなかったけど、徐々に本人さえも気づかぬうちに彼女の魅力にハマっていく。そういう過程の見せ方が難しくて。愛情を言葉には出さないけれど、実は心の中では揺れ動いているフランクという役は、3度目となる今回改めて考えて取り組むと難しいところがありますね」と寡黙なキャラクターのフランクを演じる難しさを語った。

現在稽古真っ只中。2年ぶりに作品と向き合う中で新たな発見も多いと言う。「前回納得して終わったはずなのに、2年たつと見方が変わることもあって、「このセリフって何なんだろう?」「こういう意味だったんだ!」とレイチェルたちと議論しています。あと、今回はフランクの先輩ボディガード役と、ストーカー役のキャストが変わっていて、前回と同じセリフだけど違う演技を見せていただいています。先輩ボディガードはすきが多く、劇中お菓子を食べながら仕事したり、ミスをしたりとキャラクターの立つ役ですし、ストーカーは、彼が怖いほど対照となるラブストーリーが際立ち、物語をひっぱる役でもあるので、そういうスパイスになる役の演じ方が変わることで、舞台の空気が変わるのではないかと思います」と新たなキャスト陣との共演にも期待を寄せた。

大谷亮平

大谷亮平

共演の新妻聖子、May J.の印象について聞かれると「新妻さんはすごくサバサバしていますね。「学級委員長みたいだね」って言ったら、「自分で立候補してやったことある」と言っていました(笑)。思ったことは素直に表現されますし、納得がいかないシーンがあれば「みんなもう1回やろうよ」と引っ張ってくれます。初対面のフランクに対して、敵対心をむき出しにするシーンがあるんですけど、そこでは強気で堂々としたレイチェルに近いところを感じます。May J.さんはすごく冷静に物事を見ていて、繊細な感じ。レイチェルの強気な部分というよりは、ストーカーに追われて不安になったり、フランクにかよわい部分を見せる、そういうレイチェルの一面にMay J.さんの本来の姿が現われている気がします」と対照的な2人のレイチェルの魅力を語った。

ミュージカル『ボディガード』の魅力の1つが、新妻・May J.による圧倒的な歌唱力で、ホイットニー・ヒューストンの誰もが知るヒットナンバーを浴び続け、まるでレイチェルのライブ会場に入り込んだかのような感覚にもなる、華やかなステージシーン。舞台の最初から最後まで、歌姫2人によって名曲の数々が紡がれていくのだが、そんな中、実は大谷も1曲だけ歌を披露するシーンがある。「あそこが一番難しいんですよね……。そのシーンのどのタイミングで歌うかを決めていなくて、毎回気分で歌っているんです。音程をあえて若干外すんですが、実はハモリのラインを歌っています。ふざけているように見えるかもしれないですけど、真剣に悩んでいます。観た人から「あれは本当に音痴なの? それともわざと?」と聞かれることがあって、それを聞くと「じゃあもっと外したほうがいいのかな」と考えてしまって。答えが出ないです(笑)。答えが出ないまま本番を迎えるんだろうな……」と若干の不安もにじませた。

大谷亮平

大谷亮平

そんな歌唱シーンもさることながら、本作におけるフランク屈指の名シーンと言えば、やはりレイチェルをストーカーから助け出す「お姫様抱っこ」。このシーンのために「スクワットをしている」と過去に語ったこともある大谷だが「普段からバレーをやっていて筋トレは日常的にしているので、常に動ける状態ではあります。2年ぶりにお姫様抱っこのシーンを稽古でやってみましたが、全然問題なく……楽勝というか。2人(新妻・May J.)とも「大丈夫?」「重くない?」と気にしてくれますが、全然大丈夫です」と頼もしい発言をする一方、「体にガタは来ていないんですか?」という記者からの質問には「来ていないわけないじゃないですか(笑)。ボロボロですよ」と正直に答え、会場は笑いに包まれた。

最後に本作を楽しみに待つファンに向け「前回はコロナの影響で来られなかった、という方もいると思います。キャスト全員でより素晴らしいものを作りたいという気持ちで稽古に励んでいます。声出しNGだったカーテンコールも今回は制限がなくなりますので、お客さんと一緒になって盛り上がっていきたいです。カーテンコールのダンスは前回からフルモデルチェンジをしています。フランクという役は置いておいて……「大谷が精いっぱい練習したんだな」と思ってもらえたら(笑)。僕自身、今回は思いっきり楽しみたいと思います」とメッセージを送った。

ミュージカル『ボディガード』は、2月18日(日)から始まる東京公演を皮切りに、山形公演が3月9日(土)~10日(日)、そして大阪公演が3月30日(土)~4月7日(日)梅田芸術劇場メインホールにて上演される。大谷演じる不器用ながら一途な愛を貫くボディガード・フランクに「守ってもらいたい」とトキメクこと間違いなし! 是非劇場へ。

文・写真=(提供:カンテレTIME)

大谷亮平

大谷亮平

チケットはイープラス他プレイガイドにて販売中。

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2024年9月9日(月)~30日(月)シアタークリエにてミュージカル『ファンレター』の上演が決定した(10月兵庫公演あり)。

本作は韓国創作ミュージカルを代表する人気作で2016年に韓国で初演。以降、韓国で度々再演され、中国でも14都市で上演。今回が日本初上演となる。1930年代の京城(現在のソウル)を舞台に、“ファンレター”をきっかけに文人たちの世界に入ることになった、ある孤独な文学青年の成長を描いた物語は、美しい音楽と叙情的なセリフで紡がれ、文人たちの芸術と愛を通じて観客たちに暖かいヒーリングと感動を伝える。

ミュージカル『ファンレター』

ミュージカル『ファンレター』

作家を志す孤独な青年セフンに海宝直人、彼に寄り添うもう1人の人物ヒカルに木下晴香、セフンが憧れる小説家ヘジンに浦井健治という実力派俳優達が挑み、日本演劇界を代表する演出家・栗山民也が演出を担う。

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