レトロリロン、 2nd EP『ロンリーパラドックス』リリースワンマンツアー初日・渋谷クラブクアトロ公演をレポート

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RETRORIRON 2nd EP「ロンリーパラドックス」 RELEASE ONEMAN TOUR 2024
2024.2.12 SHIBUYA CLUB QUATTRO

春の芽吹きのように勢いよく伸びてゆく、若い才能に触れることほど嬉しいことはない。2月12日、渋谷クラブクアトロ、レトロリロンのセカンドEP『ロンリーパラドックス』のリリースワンマンツアー2024の初日、東京公演。昨年6月にSpotify O-nestで初めてのワンマンライブを開催してから、半年ちょっとでクアトロをソールドアウトさせた実力は本物だ。男女比はほぼ半々、初めて見る人も多いはず。開演前からすごい熱気だ。

「楽しそうだね。大丈夫そうだ。みんな今日一日楽しんで行こう」

観客へというよりは自分に言い聞かせるような、涼音(Vo&A.Gt)の呼びかけが初々しい。レトロリロンは2020年結成、コロナ禍のせいでライブ経験はそれほど多くない。そのぶん見るたびに進化の度合いに驚かされるが、この日も「DND」で涼音がハンドマイクを握って観客を煽ったり、「Don’t stop」で涼音のアコギと飯沼一暁(Ba)のベースが向き合ってバトルを繰り広げたり、1曲ごとに見せ場が増えた。全員が音楽大学出身の演奏力の高さに加え、ライブバンドとしての迫力がどんどん身についている。それに全力の手振り、手拍子、歓声で応える満員の観客。素敵な雰囲気だ。

レトロリロン

レトロリロン

どうやら今日はレトロリロンのファンしかいないらしいですーー。誇らしそうで照れくさそうな、涼音のMCをニコニコ見守るメンバー。miri(Key)と涼音の掛け合いが最高にかっこいい「Restart?」で、ラテンっぽい踊れるリズムと変拍子のブレイクもばっちり決める飯沼と永山タイキ(Dr)のリズム隊。レトロリロンの楽曲はすべて涼音が手掛け、アレンジの方向性も涼音が決める。ワンマンバンドと思われるかもしれないが、決してそうではないのは全員のプレイヤビリティの高さと柔軟性、そして人間性が絶妙なバランスで保たれているから。涼音を除く3人でのセッションでは、miriのピアノがリードするジャズ/フュージョン系のグルーヴィーな演奏で楽しませる。バンドは足し算ではない、掛け算で大きくなる。

涼音

涼音

飯沼一暁

飯沼一暁

永山タイキ

永山タイキ

miri

miri

中盤のハイライトは、涼音がハンドマイクを握り、観客にコーラスを任せて盛り上がる「Document」。メンバーの見せ場もたっぷりあり、永山が主役を張るパートがあったり、miriが叙情味溢れる美しいソロプレーを披露してそのまま「独歩」に繋げたり。音源だけ聴いて来た観客は、その柔軟な多様性に心地よく驚かされたはずだ。『ロンリーパラドックス』の核心となる曲の一つ「たださよなら、命燃え尽きるまで」の、miriがアレンジを手掛けた華麗なストリングスのメロディも、生演奏と同期させて抜群の効果を発揮する。ここまで8曲をノンストップで駆け抜け、歌い終えた涼音が「止まらなすぎる(笑)。長くなかった?大丈夫?」と笑う。いやいや、長いどころかもっと聴いていたかった。

レトロリロン

レトロリロン

「いざステージに出れば楽しいってなるんだけど、この日を迎えるためにできることを全部やったのだろうか?って、ずっと考えてました。みんなはそんなことないよと言ってくれるから、それを糧に頑張っているけど、うまくいかないことはいっぱいあるんだよ」

文字に起こすと重く見えるかもしれないが、独り言のような涼音のMCには不思議な軽みがある。同世代、年下のリスナーに語り掛けるような飾らない親しみやすさがある。そして素晴らしく伸びやかで説得力溢れる歌がある。「ここで歌うことができて幸せです」と言って歌った「深夜6時」は、レトロリロンの過去曲の中で最も聴かれている代表曲。レトロリロンにあってほかのバンドにないもの、エレクトリックではなくアコースティックギター中心のグルーヴにピアノとリズム隊が寄り添うサウンドはとても風通しがよく、激しくてもうるさくない。だから歌詞がしっかり耳に届く。

レトロリロン

レトロリロン

『ロンリーパラドックス』収録の、おそらく涼音が最も自身の本音をさらけ出した「TOMODACHI」の歌詞は特に心に響く。「あの時あの人にああ言えばよかった」と、個人的な後悔や不安が、誰にも覚えのある「みんなのうた」に変わる。本編ラストを締めくくる珠玉のバラード「ひとつ」の、魂を削り取るような涼音の歌にはしびれた。この日唯一の特殊効果と言っていい、とっておきのミラーボールの美しさが目に沁みた。

涼音

涼音

飯沼一暁

飯沼一暁

永山タイキ

永山タイキ

miri

miri

そしてアンコール。観客の多さに圧倒されて1曲目「ヘッドライナー」にピアノが入り損ねたとmiriが言うと、涼音が「反省は楽屋でやろう(笑)」とまぜっかえして観客がどっと笑う。このゆるさもまたレトロリロンのライブの楽しさ。軽快な「カウントダウン・ラグ」から、ラストは『ロンリーパラドックス』収録の「夢を見る」で締めくくり、笑顔で手を振る4人におくられる拍手の温かさ。この日のライブを経験した観客は、次のツアーも必ず来るだろう。1曲ずつ1ライブずつ、信頼を積み重ねてバンドとファンは共に大きくなる、レトロリロンは幸福な上昇スパイラルの中にいる。体験するのは今だ。

レトロリロン

レトロリロン

文=宮本英夫
撮影=スエヨシリョウタ

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カラノアが3月13日(水)に、デジタルシングル「愛でたし。」をリリースすると発表した。

雄大(Vo&Gt)、虹太(Gt&Cho)、樹(Ba)、かずき(Dr)による、「貴方の生活を彩るロックバンド」カラノア。2024年最初のデジタルシングルとなる同作は、カラノア初のストレートかつ、男の子目線の切なく、儚いラブソングとなっている。ミディアムテンポのサウンド、繊細なコーラスワークに、語りかけるようなメロディに仕上がり、雄大は、「フィクションかノンフィクションかはさておき、君と僕の昔の話を楽曲にしました。僕なりのラブソングです」とコメントしている。

併せて、雄大がクリエイティヴを手掛けたアートワークも解禁となった。YouTubeではティザー映像も公開中。

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北海道出身の3ピースロックバンドsajiが2月28日(水)にリリースをする3rd Digital Full Album『カルト』を提げたツアー「saji one man tour 2024 『Re:(ヨミ:アールイー)』」の開催を発表した。

saji 3rd Digital Full Album『カルト』

saji 3rd Digital Full Album『カルト』

6月よりスタートする本ツアーは、東京、愛知、大阪に加え、メンバーの故郷である北海道含めた全4箇所を巡る予定。北海道公演は、前身バンドphatmans after schoolからsajiへと改名してからは初となり、前進バンド含めても約6年ぶりの凱旋公演となる。

saji

saji

また、ツアータイトルの『Re:』には、アルバムコンセプトでもある<宝の地図>を広げ、<再び><冒険>へ出かけようという想いが込められており、今週2月28日(水)に配信開始となる3rd Digital Full Album『カルト』収録の新曲も披露される予定とのこと。

なお、本ツアーのチケットは本日2月26日(月)21時よりオフィシャル最速先行がスタート。アルバム『カルト』収録楽曲とともに巡る冒険の旅にぜひ参加したい。

また、同じく本日21時に「感脳性リベレーション」MVのティザー映像が公開された。久しぶりのsaji本人出演となるMVは、2月28日(水)21時に公開となる。

3rd Digital Full Album『カルト』のリリース、そしてリリース記念ツアー「saji one man tour 2024『Re:』」とsajiの2024年の活動に注目していきたい。

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第16回エドヴァルド・グリーグ国際ピアノコンクールにて優勝及び聴衆賞を受賞し、一躍世界的脚光を浴びたピアニスト髙木竜馬のデビューアルバムが、2024年4月24日(水)eplusmusicよりリリースされることが決定した。

グリーグ国際ピアノコンクールのほか、第26回ローマ国際ピアノコンクールなど8つの国際コンクールで優勝を飾る髙木。オスロフィルハーモニー管弦楽団など国内外の著名なオーケストラとの共演を重ね、ウィーン楽友協会やシェーンブルン宮殿などの世界各地の著名なホールで演奏するなど、近年目覚ましい演奏活動を多岐に渡って続けている。

そんな髙木が満を持してリリースするデビューアルバムは、シューマンの「謝肉祭」を軸に組み立てられたプログラムであり、「変奏曲」がメインテーマ。タイトル『Metamorphose』が示すように、『移り変わってゆくもの』『変遷を辿るもの』に焦点が当てられ、色彩に満ち変化に富んだ作品がアルバムを飾る。グリーグ国際ピアノコンクールの覇者がお届けするグリーグ作品も必聴。それぞれの作曲家が描いた傑作によって彩られた渾身の一作となっている。

髙木竜馬プロフィール

(C)Yuji Ueno

(C)Yuji Ueno

第16回エドヴァルド・グリーグ国際ピアノコンクールにて優勝及び聴衆賞を受賞し一躍世界的に脚光を浴びる。その他にも第26回ローマ国際ピアノコンクールなど7つの国際コンクールで優勝。オスロフィル、ベルゲンフィル、クリスチャンサン交響楽団、トロンハイムソロイスツ、ウクライナ国立フィル、ウィーン室内管、東京フィル、東京交響楽団、新日本フィル、大阪フィル、大阪交響楽団、日本センチュリー交響楽団、関西フィル、千葉交響楽団、神奈川フィル、群馬交響楽団、富士山静岡交響楽団、ARKシンフォニエッタ等のオーケストラと、ハンス・グラーフ、エドワード・ガードナー、アンドレア・バッティストーニ、小林研一郎、秋山和慶、尾高忠明、高関健、佐渡裕、下野竜也、鈴木優人、三浦文彰等の指揮で共演。ウィーン楽友協会やシェーンブルン宮殿等の世界各地の著名なホールで演奏するなど広範な演奏活動を続けている。また室内楽においても共演者からの信頼が厚く数多くの著名な奏者と共演を重ねている。NHK総合『ピアノの森』では雨宮修平メインピアニスト役で出演した他、映画『アナログ』やテレビ朝日『題名のない音楽会』、NHK Eテレ『青のオーケストラ』などメディアや音楽祭への出演多数。京都市立芸術大学専任講師に就任し後進の指導にも当たっている。

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2024年2月23日(金・祝)~25日(日)よみうり大手町ホールにて、Musical shoW『WE ARE MUSIC』vol.1が上演された。3DAYS完走した本公演のレポートが届いたので紹介する。

「歌が持つドラマの力で人々を幸せにしたい」
同じ想いを持ち、ミュージカルを中心に活動しているアーティストたち。
ワタナベエンターテインメント所属の東啓介、愛加あゆ、豊原江理佳、斎藤瑠希、加藤大悟、そして各出演者にゆかりのあるゲストが一堂に会し、3日間それぞれ異なるコンセプトでおくる夢のコンサートとなっている。

本コンサートでしか見られないスペシャルコラボのデュエットや、ミュージカルファンが愛してやまない誰もが耳にしたことのあるナンバーが披露される。

オフィシャルレポート

■DAY1
ミュージカルの祭典の幕開けを飾ったのは、"DIVAS' NIGHT"。

キュートなワンピースを見にまとい、DIVA(歌姫)たちがステージに登場。
『ウエスト・サイド・ストーリー』より「アメリカ」の名シーンからスタート。
愛加と斎藤率いるアニタチームと、豊原率いるロザリアチームに分かれ、それぞれに渡辺ミュージカル
芸術学院卒業生と在校生で構成されたDIVAS' SISTERSを従えて、パワフルなダンスを披露。本コンサートで披露されるミュージカルナンバーに期待が高まる中、豊原がヒロインを務めた『Fantasticks』の「Much
More」を皮切りに『RENT』の「Take Me or Leave Me」(豊原・斎藤)、『リトルマーメイド』の「恋してる」(DIVAS' SISTERS)、『ジキル&ハイド』の「その目に」(愛加・斎藤)、『エリザベート』から「私だけに」(愛加)とミュージカルナンバーが続く。
MCで愛加は、「ずっとワタナベエンターテインメントのメンバーで一緒に歌いたいと思っていた。このようなコンサートで歌うことが出来て幸せ」と語った。

そしてここで、同事務所のゲストとして東啓介と加藤大悟が登場。
東の軽快なトークと、『RENT』の「What You Own」のデュエットで紡がれるロックな歌声が会場に活気を与えた。

本公演には、上口耕平、森崎ウィンもゲスト出演。各出演者とゆかりのあるゲストとして、参加してくれたのがこの2人だ。
上口と豊原は『美女と野獣』から「美女と野獣」をデュエット。甘い歌声で観客を魅了した。
また、 2022年に『ピピン』で共演した愛加と森崎は『ピピン』より「Love Song」を披露し、再会の喜びを分かち合った。

ラストには、女性3名のうち最年少の斎藤が『ファニーガール』より「Don’t Rain on My Parade」を披露。自身をミュージカルの道へ導いてくれた思い入れのある楽曲を力強く歌い上げ、若手女優の底力を見せた。

アンコールでは満を持して『ドリームガールズ』より「ドリームガールズ」を。 歌姫たちは力強い歌声で魅せ、ミュージカルを愛する気持ちを観客と共有できる一夜となった。

■DAY2
2日目は、東啓介ソロコンサートとなる "Connecting Puzzles"。

自身が出演したミュージカル『ジャージー・ボーイズ』の「December 1963(Oh, What a Night)」からスタート。

「アンダー・ザ・シー」(『リトル・マーメイド』)や「やさしさに包まれたなら」など、聴き馴染みのある楽曲で
客席を盛り上げる。
そこから打って変わって、『ジキル&ハイド』の「時が来た」をギター1本のアコースティックアレンジで披露。
「(多くの先輩俳優が歌ってきた名曲を)自分ならではの歌い方やアレンジで届けたい」と音楽への強い想いを語った。

ゲストコーナーでは、昼の部は加藤大悟と共に「What You Own(『RENT』)を熱く歌い上げた。加藤はソロで「僕こそ音楽」(『モーツァルト!』)を初披露。

夜の部は遥海を迎え、2人が出会い、第31回読売演劇大賞の優秀作品にもノミネートされた『ラグタイム』でのエピソードをユーモアたっぷりに語った。
「輝く未来」(『塔の上のラプンツェル』)を遥海が歌い始めると、会場の空気が一変。
続いて『ラグタイム』より「Wheels of a Dream」を披露すると、東の優しくも力強い歌声と、遥海の透き通ったどこまでも伸びる歌声が奏でる圧倒的なハーモニーに、しばらくの間拍手が鳴りやまなかった。

終盤には「最後のダンス」(『エリザベート』)や「デスノート」(『デスノート THE MUSICAL』)など、東がいつか挑戦したいと語るミュージカル楽曲を歌唱。
ミュージカルの中のわずか1ピースではあったが、東が熱を込めて歌い上げるステージには、確かにそ
の作品のドラマが見えた。

ラストには自身が作詞・作曲した「こえ」を披露して、今後の意気込みを語った東。
アンコールでは、自分がずっと目指し続ける未来として選曲した「Stars」(『レ・ミゼラブル』)を情感たっぷりに歌い、その歌声からは、東の強い覚悟が感じられた。

■DAY3
3日目は加藤大悟のソロコンサートとなる”A-ways“。

会場が一体となって盛り上がれる加藤のオリジナル曲「夢の向こうへ」からスタート。
この一曲で一気に会場の空気を掴んだところで加藤にとって新たな挑戦となるミュージカルソング、『アラジン』より「自慢の息子」を丁寧に歌い上げた。

昼の部はゲストに矢田悠祐を迎え、2人の共演作である舞台『魔法使いの約束』から「指先から始まる絆」をここでしか観られない、2人だけのハーモニーで聴かせ、矢田はソロで『ピピン』より「Corner of the Sky」も披露した。

その後、加藤は『レ・ミゼラブル』より「カフェソング」、『モーツァルト!』より「僕こそ音楽」を披露。これまでにない新たな一面の加藤大悟を魅せた。

中盤はバンドサウンドとのかけ合いから、ファンとのコール&レスポンスを通して会場のテンションも最高潮に。ラストは自身で作詞し、初主演映画の主題歌でもある「0%」で締めくくった。

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2024年5月4日(土・祝)~5月12日(日)品川ステラボールにて上演される、悪童会議 第二回公演 ミュージカル『夜曲~ノクターン~』。この度、ビジュアルと配役が解禁となった。

悪童会議とは、演出家・茅野イサムとプロデューサー・中山晴喜による演劇ユニット。佐藤流司を主演に迎えた旗揚げ公演『いとしの儚』に続き、今春おくる第二回公演は1986年に劇団「善人会議」で初演され、以来、様々なカンパニーで繰り返し上演され続けている、横内謙介・不朽の名作。

今回、『夜曲』に繰り返し出演し2003年には演出も担当した、この名作を誰よりもよく知る茅野イサムが、新たにミュージカルとしておくる。

配役は、十五 役を立花裕大、ツトム 役を糸川耀士郎、虎清 役を長田光平、サヨ 役を川原琴響、千代姫 役をMIO、ゴロウ 役を松本亮、白百 役を唐橋充、乳母 役を野口かおる、黒百合 役を大湖せしる、玉野尾 役を岡 幸二郎が務める。

なお、玉野尾の眷属 役は鈴木亜里紗、詩織、福田真由、アイザワアイが演じる。

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2024年4月26日(金)~5月5日(日)ヒューリックホール東京、5月10日(金)~5月12日(日)COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて、舞台『恋と呼ぶには気持ち悪い』が上演される。この度、キービジュアルが公開された。また、原作“もぐす”、TVアニメ版 有馬一花 役 “小坂井祐莉絵” より応援メッセージが到着した。

コミックス累計発行部数120万部突破(電子書籍含む)、 原作”もぐす”による人気作「恋と呼ぶには気持ち悪い」(一迅社刊)。2021年にはTVアニメがAmazon PrimeVideo で独占先行配信、さらにAT-XやTOKYO MXで放送され話題となった作品が、TVアニメ版をベースに舞台かされる。

上演に向け、主人公の女子高生“有馬 一花”役を舞台単独初主演となる乃木坂46の柴田 柚菜と一花に一方的な恋心を抱くイケメンエリート社会人“天草 亮”役を務める内 博貴によるキービジュアルを公開。

柴田 柚菜 (乃木坂46)          (C)もぐす(comic POOL / 一迅社刊)/舞台「恋と呼ぶには気持ち悪い」製作実行委員会 (C)もぐす・一迅社/恋きも製作委員会

柴田 柚菜 (乃木坂46)    (C)もぐす(comic POOL / 一迅社刊)/舞台「恋と呼ぶには気持ち悪い」製作実行委員会 (C)もぐす・一迅社/恋きも製作委員会

内 博貴          (C)もぐす(comic POOL / 一迅社刊)/舞台「恋と呼ぶには気持ち悪い」製作実行委員会 (C)もぐす・一迅社/恋きも製作委員会

内 博貴    (C)もぐす(comic POOL / 一迅社刊)/舞台「恋と呼ぶには気持ち悪い」製作実行委員会 (C)もぐす・一迅社/恋きも製作委員会

また、一花の親友で亮の妹“天草 理緒”にNMB48の龍本 弥生、亮の親友“益田”を千葉 瑞己、一花の同級生“多丸 快”を長江 崚行、亮の同期社員“松島 有枝”を小見川 千明、一花の母“有馬 百合子”を八城 まゆが務めるほか、瑚々、泉澄、根本 流風、片山 しおり、尾崎 明日香らのキャラクタービジュアルも公開。

龍本 弥生(NMB48)          (C)もぐす(comic POOL / 一迅社刊)/舞台「恋と呼ぶには気持ち悪い」製作実行委員会 (C)もぐす・一迅社/恋きも製作委員会

龍本 弥生(NMB48)    (C)もぐす(comic POOL / 一迅社刊)/舞台「恋と呼ぶには気持ち悪い」製作実行委員会 (C)もぐす・一迅社/恋きも製作委員会

千葉 瑞己          (C)もぐす(comic POOL / 一迅社刊)/舞台「恋と呼ぶには気持ち悪い」製作実行委員会 (C)もぐす・一迅社/恋きも製作委員会

千葉 瑞己    (C)もぐす(comic POOL / 一迅社刊)/舞台「恋と呼ぶには気持ち悪い」製作実行委員会 (C)もぐす・一迅社/恋きも製作委員会

長江 崚行          (C)もぐす(comic POOL / 一迅社刊)/舞台「恋と呼ぶには気持ち悪い」製作実行委員会 (C)もぐす・一迅社/恋きも製作委員会

長江 崚行    (C)もぐす(comic POOL / 一迅社刊)/舞台「恋と呼ぶには気持ち悪い」製作実行委員会 (C)もぐす・一迅社/恋きも製作委員会

小見川 千明          (C)もぐす(comic POOL / 一迅社刊)/舞台「恋と呼ぶには気持ち悪い」製作実行委員会 (C)もぐす・一迅社/恋きも製作委員会

小見川 千明    (C)もぐす(comic POOL / 一迅社刊)/舞台「恋と呼ぶには気持ち悪い」製作実行委員会 (C)もぐす・一迅社/恋きも製作委員会

八城 まゆ          (C)もぐす(comic POOL / 一迅社刊)/舞台「恋と呼ぶには気持ち悪い」製作実行委員会 (C)もぐす・一迅社/恋きも製作委員会

八城 まゆ    (C)もぐす(comic POOL / 一迅社刊)/舞台「恋と呼ぶには気持ち悪い」製作実行委員会 (C)もぐす・一迅社/恋きも製作委員会

瑚々          (C)もぐす(comic POOL / 一迅社刊)/舞台「恋と呼ぶには気持ち悪い」製作実行委員会 (C)もぐす・一迅社/恋きも製作委員会

瑚々    (C)もぐす(comic POOL / 一迅社刊)/舞台「恋と呼ぶには気持ち悪い」製作実行委員会 (C)もぐす・一迅社/恋きも製作委員会

泉澄          (C)もぐす(comic POOL / 一迅社刊)/舞台「恋と呼ぶには気持ち悪い」製作実行委員会 (C)もぐす・一迅社/恋きも製作委員会

泉澄    (C)もぐす(comic POOL / 一迅社刊)/舞台「恋と呼ぶには気持ち悪い」製作実行委員会 (C)もぐす・一迅社/恋きも製作委員会

根本 流風          (C)もぐす(comic POOL / 一迅社刊)/舞台「恋と呼ぶには気持ち悪い」製作実行委員会 (C)もぐす・一迅社/恋きも製作委員会

根本 流風    (C)もぐす(comic POOL / 一迅社刊)/舞台「恋と呼ぶには気持ち悪い」製作実行委員会 (C)もぐす・一迅社/恋きも製作委員会

片山 しおり          (C)もぐす(comic POOL / 一迅社刊)/舞台「恋と呼ぶには気持ち悪い」製作実行委員会 (C)もぐす・一迅社/恋きも製作委員会

片山 しおり    (C)もぐす(comic POOL / 一迅社刊)/舞台「恋と呼ぶには気持ち悪い」製作実行委員会 (C)もぐす・一迅社/恋きも製作委員会

尾崎 明日香          (C)もぐす(comic POOL / 一迅社刊)/舞台「恋と呼ぶには気持ち悪い」製作実行委員会 (C)もぐす・一迅社/恋きも製作委員会

尾崎 明日香    (C)もぐす(comic POOL / 一迅社刊)/舞台「恋と呼ぶには気持ち悪い」製作実行委員会 (C)もぐす・一迅社/恋きも製作委員会

イケメンエリート社会人と普通で実はオタクな女子高生の「年の差」一方通行ラブ・コメディ。直球すぎる恋愛アプローチやそれをひたすら気持ち悪がって罵倒するシーンなどは思わず笑ってしまいながらも、ときにはキュンとさせてくれる展開がたまらなく、クセになるひとが続出。果たして、この恋の行方は……。

【あらすじ】
ある雨の日、駅で見知らぬ女子高生に助けられた、サラリーマンの天草 亮(内 博貴)は、その女子高生が妹の親友・有⾺ 一花(柴田 柚菜)だと知る。女癖の悪い亮は一花に対し、お礼にとキスやデートを提案するが、「気持ち悪い」と一蹴されてしまう。だが、それが亮の中の新たな扉を開いてしまい、彼女に狂信的な恋をする。
その日以来、直球すぎるアプローチと愛情表現を毎日のように繰り広げる亮。それをひたすら気持ち悪がる一花は彼を容赦なく罵倒するが、いつも愛情表現の裏返しとして受け取られてしまい……。

舞台化応援メッセージ

■『恋と呼ぶには気持ち悪い』 原作“もぐす”

 原作 もぐす

原作 もぐす

原作者のもぐすです。『恋と呼ぶには気持ち悪い』舞台化です!
様々な形で作品を応援してくださった皆さま、関係者の皆さまのおかげです。本当にありがとうございます。
原作はすでに完結していますが、舞台という新たな姿でまた会えるのが嬉しいです。
どのような形に創っていただけるのか、俳優の皆さまがどのように演じてくださるのか、一観客の立場として大変楽しみに
しております。

■『恋と呼ぶには気持ち悪い』 TVアニメ版 有馬 一花 役 “小坂井 祐莉絵”

小坂井 祐莉絵     (C)もぐす(comic POOL / 一迅社刊)/舞台「恋と呼ぶには気持ち悪い」製作実行委員会 (C)もぐす・一迅社/恋きも製作委員会

小坂井 祐莉絵     (C)もぐす(comic POOL / 一迅社刊)/舞台「恋と呼ぶには気持ち悪い」製作実行委員会 (C)もぐす・一迅社/恋きも製作委員会

私にとって、初めてのアニメ主演作であり思い入れの大変深い作品。舞台化すると聞いてとても嬉しく思います。
原作、そしてアニメの放送が終わってしまってもまた大好きなコンテンツに触れることができる、その世界を目の前で味わえると知って、喜びを感じました。亮さんの気持ち悪さとか、「アニメだから許されるのでは……」という部分もあったので、現実だったらどうなってしまうのか……笑 今から想像しただけでもワクワクします!
アニメでは一花視点で作品をみていたので、舞台では、一人ひとりの魅力的なキャラクターを楽しめたらいいなと思います。
素敵なキャストの皆様での舞台化、とても光栄です。千秋楽まで怪我なく素敵な舞台になりますように!

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2024年3月10日(日)よりPARCO劇場を皮切りに、PARCO PRODUCE 2024『東京輪舞』が上演される。オーストリアの劇作家・アルトゥル・シュニッツラーによる原作『輪舞(La Ronde)』は、男女の情事前後の会話をリレー方式で紡ぎながら19世紀当時のウィーンの世相を炙り出すセンセーショナルな作風が法廷論争にまで波紋を広げた問題作。しかしながら人間の持つ本能的欲求と普遍的な関係性を描写した本作の支持は厚く、98年にはデヴィッド・ヘアーによる翻案劇『ブルールーム』がブロードウェイへ、01年には日本でも上演された。『東京輪舞』は、そんな時代を越えた注目作『輪舞』を“現在”の“東京”に移した新たな翻案劇である。台本を手がけるのは『バナナの花は食べられる』で2022年岸田國士戯曲賞を受賞した範宙遊泳主宰・山本卓卓。演出は『更地』や『グリークス』などの代表作を持つKUNIOの主宰であり、木ノ下歌舞伎『勧進帳』などの外部演出でも高い評価を得る杉原邦生が務める。今を生きる人々の息づかいを掬い上げ、繊細に活写する劇作家・山本と、数々の名作に新たな視点と情感を宿らせる演出家・杉原。演劇シーンの“現在”に欠かせない存在である二人に本作について話を聞いた。

(左から)山本卓卓、杉原邦生

(左から)山本卓卓、杉原邦生

現在の作家が、現在の話に翻案する意義

ーー『輪舞』を『東京輪舞』として立ち上げるに至った経緯からお聞かせいただけますか?

杉原:企画の発端はパルコさんからの「『ブルールーム』を上演するのはどうでしょう?」というご提案でした。偶然にも僕が大学時代に内野聖陽さんと秋山菜津子さんが出演されていた『ブルールーム』を観ていたこともあり、最初に話を聞いたときから「面白そうだな」と思いました。それで、改めて『ブルールーム』と『輪舞』の両方を読んでみることにしたんです。

ーー二作品を読んでみての印象はいかがでしたか?

杉原:100年以上前に書かれた『輪舞』に比べると比較的新しい『ブルールーム』ですが、改めて読んでみると、「今とはかけ離れた時代の話だ」という印象がありました。例えば、現代では当たり前のようにみんなが持っているスマホが当時はまだ欠片もないとか……。そういった時代性との距離を端々に感じたので、そのまま上演するのは演出家としても掴みづらいと思ったんです。だったら、原作の『輪舞』を現代の作家に現代の話としてリライトしてもらうのはどうだろう。そう提案しようと考えた時、真っ先に浮かんだのが卓卓(すぐる)くんでした。

山本:そんな経緯があったとは! 僕はむしろ「『ブルールーム』の権利元に日本での上演を断られたんだろうな」と思っていたんです。

杉原:それで卓卓くんに話がきたと? 

山本:そうです。僕は自尊心がすごく低いので、「誰かに断られたから自分に話が来たんだろうな」って勝手に思っていたんですけど、そうだったんですね。わあ、今日まずそれが聞けてめちゃくちゃよかった!

杉原:『ブルールーム』の上演権はとれるだろうという見込みの上での話だったし、そんなことは全くないよ(笑)。卓卓くんとは10年来の付き合いで、僕がディレクションしていた京都のフェスティバルに呼ばせてもらったこともあったし、範宙遊泳の作品もいくつも観てきました。交流自体は地味にずっと続いていたんだよね。

山本:そんな風に結構長い付き合いがあったので「いつか書かせてもらえたらいいな」と思っていたんですけど、なんだろう、正直「邦生さんは僕に興味がないのかな」とも思っていて……(笑)。だから、邦生さん直々のオファーだと聞いた時は「マジで! 嬉しい! 超やりますよ! やった!」っていうのが素直な気持ちでした。

山本卓卓

山本卓卓

杉原:『バナナの花は食べられる』を観た時にものすごく“現在”にフォーカスした作品だと感じたんです。言葉の質感やリズム感のオリジナリティが卓卓くんの魅力だとは思っていたけど、それに加えて、コミュニケーションの在り方や人々の立ち上がり方がすごく現在をスケッチしているなって……。「リライトを頼むならこういう作家にお願いしたい!」って直感で思ったんですよね。そしたらご快諾いただけたので、こちらこそ「やった! 一緒にできる!」って気持ちでした。

山本:『輪舞』を『東京輪舞』にしていく執筆作業の中で、「この翻案を僕に依頼した人、僕のことをめちゃくちゃわかっている人じゃないか?」って思う瞬間が多々あったんですよ。後々それが邦生さんだと知って合点がいったのですが、自分の作家性を分かってくれた上でのオファーだということを書きながら実感していくような時間でした。それもなんだか運命的に思えて嬉しかったんですよね。

杉原:今の日本の演劇界では、若い作家が大きな企画に良い形で巡り合う機会がなかなか実現できていないなと、個人的には感じています。だけど、時代に呼応した世代の作家が豊かに挑戦できる場をちゃんと作っていくべき。僕も40歳を過ぎて、いよいよそういう年齢と立場になってきたと痛感しているんですよね。中でもPARCO劇場は流行の最先端の施設にあり、時代を象徴する存在。そんな場所で次世代の作家が“現在の東京”を舞台に演劇を作るということには必然性がある気がして。そういう意味でも今回卓卓くんと一緒にできることは本当に刺激的だと思っています。

セックスではなく、コミュニケーションを描くということ

ーー現在の東京で情事、つまりセックスとその前後を描くことにおいては、センシティヴな諸問題を含まざるを得ないとも思うのですが、この題材を扱うにあたってお二人が気をつけたこと、大切にされたことをお聞かせください。

杉原:卓卓くんの本を読んだときにまず興味深く感じたのが、セックスが単一の事象として捉えられているのではなく、多様な段階として幅を持って組み立てられているということでした。そこには動物としての人間が持っている欲求から特有の言語による関係まで含まれている。だからセックスの描写においても、本能的に求め合うコミュニケーションの形もあれば、それこそ「しない」という選択肢も提示されるし、男女二元論でも決してない。そんな風に文明におけるセックスといったところまでグラデーションが組み立てられていることがとてもいいなと感じました。そして、それはとても重要な視点なので、しっかり見せていかなくてはと思っています。

杉原邦生

杉原邦生

山本:こういった題材を扱う限り、観る人や語る人によってセックスシーンやその描写だけが切り取られることもあるかもしれないし、その話をしたり、させられたり、そのことで盛り上がったり、盛り下がったりといったことも起きるかもしれない。そう考えた時に僕が強調しておきたいのは、「これはとあるいくつかの愛の話である」ということです。もちろんセックスもその愛に絡んではくるのですが、台本にも書いた通り、それは“枝葉のひとつ”に過ぎない。そこを履き違えないでいたいし、いてほしいと常に思いながら執筆に取り組んできました。誰しもが必ず愛というものを抱えていて、人と関係する時には日々それでやりとりをしているはず。だから、そこを描かなければいけない。そう考えています。

ーー台本上で、情事が行われるシーンを「交尾する」、「愛する」、「関係を持つ」といったいくつもの表現を以って示されていたこともグラデーションや枝葉という視点を以ってのことだったのですね。今のお二人のお話を聞いて、「セックス」というものがひとつのカテゴリーに集約できないコミュニケーションなのだということを改めて感じました。

山本:「僕は僕の責任を以ってこの本を書いている」と強く思っているのですが、そのことが不意に誰かを傷付けてしまう可能性も同時に背負っているとも思っているんです。だからこそ、せめて僕の知識が及ばないばかりにそういうことが起きてしまうことだけは避けたい。避けなければならない。そう思って、今、台本をあらゆる角度から検証していただいています。でもどんなに細心の注意を払っても、この作品によって自分が損なわれた、属性が傷つけられた、尊厳が踏み躙られた、と思わせてしまう人がいる気がします。これは本作に限らず、表現と呼ばれるものの全てが孕まざるを得ないもので、その覚悟を持って書くことが、作家としての僕の責任だと思っています。

現在への置き換えで生じるズレ、宿るリアリティ

ーー杉原さんが最初におっしゃった様に、私も山本さんの戯曲からは今まさに起きていることへの眼差しを強く感じますし、そのことに都度救われてもきました。今作の様々な登場人物を描くにあたってはどういうことを心がけられたのでしょうか? また、杉原さんが台本の執筆に関して何かお伝えしたことがありましたらそれも併せてお聞かせ下さい。

山本:『輪舞』で描かれていることを現在に置き換える作業がまず必要だと感じました。パルコさんの方でも時代における『輪舞』と『ブルールーム』の違いと、現在の東京に置き換えたら、という比較表みたいなものを事前に作っていて下さっていたので、参照しながら執筆に取り組みました。

杉原:あの比較表、めちゃくちゃよかったよね。

山本:すごく助けになりましたね。それをガイドラインにしつつ、自分なりに人物を造形していく感じでした。例えば、原作には「兵士」が出てくるけれど、「兵士」という存在は今の東京にはいないとまず思うわけです。だけど、明日食うのに困る人たちはこの東京にいる。つまり、生きるか死ぬかの命懸けの状態である人は確かにいるって思ったときに、僕は「十代」を「兵士」と重ねたんですよね。

杉原:最初に僕が卓卓くんにお願いしたことは、「基本的には『輪舞』の構造を踏襲してほしい」ということ。それと、「単純な男女二元論の話にしたくないよね」と提案させてもらいました。そうしてあがってきた初稿を読んだら、想像を越えたものがそこに広がっていて……。単なる置き換えや踏襲ではなく、ちゃんと卓卓くんなりの眼差しが込められていたんです。卓卓くんはそれを「ズラし」と言っているのですが、現代への置換によってズレていくリアルさが人物造形や関係性の随所にあって、そこがうまいというか、ニクいなっていうか、すごく面白いんですよね。

(左から)山本卓卓、杉原邦生

(左から)山本卓卓、杉原邦生

山本:原作のセリフをズラして引用することもありましたね。「兵士」の部分もまさにそうで、「娼婦」が「兵士」に向かって言う「明日も生きていられる保証なんかない」という原作のセリフを「十代」が自分について言うセリフに置換した上で引用しました。「十代」の置かれている過酷な状況を「十代」の言葉として言わせたい。今を生きる人たちを見つめたときに矛盾が起きないようにしたい。2024年現在の最先端の人たちを出すべきだって。そう強く思ったので、現代に置き換えた時にバチっとはまる存在を見つけていく作業を重ねていきました。

杉原:一方で演出家としては、「『輪舞』を全く知らない人が観たらどうだろう」という視点でも読むのですが、そういう意味でも「ひとつの演劇であること」が作品の構造にしっかり組み込まれていると感じました。あと、すごく惹かれたのは、やはり人と人とのコミュニケーションの描き方。何が正しいか、どちらが正義かとかではなく、“ありのまま”が生々しく描かれていて、その風景の中にその人たちならではのロジックや生き方が肯定も否定もされないままゴロッと提示されている。台本が更新される度に楽しみに読んでいました。

ーー様々な登場人物を二人の俳優が演じ分ける高度な二人芝居、かつその関係が「輪舞」という言葉通りシームレスな円環を成していく。構造や仕掛けにおいても見どころ満載な本作ですが、台本ではやりとりの中に互いの「相槌」が文字として書かれていたことも印象的でした。

山本:この書き方はここ2年ぐらい挑戦しているスタイルです。というのも、今こうやって僕の話を頷いて聞いて下さっているのもそうなのですが、人との会話って結構相槌で成り立っていたりしますよね。なのに、演劇ではこの感じをうまく書けない、そして書いている人もいない。そういうもどかしさが常にあったんです。だからこそ、自分は相槌を書き込める作家になりたいと思って。

杉原:なるほど。確かに戯曲に相槌が書き込まれているのはあまり見たことがないかも。演出で後から入れていることも多い気がします。

山本:そうなんですよ。でも、戯曲ってやっぱり音を想像して書かれなきゃいけないはずだから、声の音がそこに入っていないのはおかしいなって思って……。読んでいる人が音を感じられるというか、視覚で読んで聴覚に落とし込めるということをすごく考えるんですよね。

山本卓卓

山本卓卓

ーー杉原さんがこれまで演出を手掛けられた作品も「音」や「音楽」が導く余韻がとても印象だと感じます。本作では台本上の相槌やその前後の行間をどう表現されるのかも見どころになると思うのですが、現状どんな演出プランをお考えでしょうか?

杉原:舞台における音楽性について僕はずっとこだわって考えてきました。そもそも、古来より演劇は“聴く芸術”だったんですよね。ギリシャ悲劇の上演がすり鉢構造の大劇場だったのは声をしっかり届けるためだったし、シェイクスピア劇もスタンディングライブのようにセリフを聴くことを重視して作られていたり……。そういう意味でも、演劇にとって音楽性は常に意識されてきたことだと思っていて、卓卓くんもその感覚を強く持っている作家だと思います。リズムが戯曲に仕込まれているのを感じるし、「相槌」もユニークな書き方ですよね。演出するにあたっては、僕自身が演劇作品を一曲の音楽として捉えて作っていくタイプなので、これまでと違うロジックでやらなくちゃとかは思ってないです。「この面白い楽譜をどんな風にやろうかな」って。そんな風に思っています。

生々しい姿で舞台上に居られる二人だからこそ

ーー現在という最新の状態に再構築された物語がどんな演出によって立ち上がっていくのかとても待ち遠しいです。そんな折々の人物たちを髙木雄也さん、清水くるみさんのお2人に演じていただくことになりますが、お二人の印象は?

杉原:僕は2人とも舞台で観ていて、純粋に存在感がある俳優だと感じています。髙木くんは三浦大輔さん作・演出の『裏切りの街』を拝見した時にも思ったのですが、気負わない身体の生々しさがすごく魅力的。先日Hey! Say! JUMPのライブも拝見させてもらったんですけど、すごくいい意味でステージをゆらゆら揺蕩(たゆた)っていたんですよね。

山本:へ〜! 面白い。天性みたいなものなのかな…?

杉原:「いつもの(稽古場とか楽屋とかにいる)髙木くんじゃん!」って思っちゃうくらいの自然さだった(笑)。でも、それってすごいことなんですよ。その状態で舞台に立てる潔さ、飾らなさ、気負わなさ。それがそのまま生々しさになっている。対してくるみさんはそういった魅力を自ら作り出せる人、そのエネルギーによって舞台上での存在感を生々しくできる人。ベクトルは全然違うのですが、舞台上のリアリティ、現代っぽさという点では魅力が共通しているから、本読みを経てなおのことすごく相性がいいんじゃないかなって楽しみにしています。

山本:僕は台本を書いている時に自分が抱いたイメージがノイズになってしまうこともあるので、その俳優さんがどんな人でどんな活動をされているのかをあえて調べないようにしているんです。さらに、これは偶然の奇跡だったのですが、最初にもらったメールのキャスト名の髙木さんの名前部分だけがたまたま文字化けしていて誰が演じるのかが分からない状態だったんですよ。本当に奇しくもなんですけど。「ここは突っ込まず、このまま受け入れよう」とよく知らないままに書いて、書き終わった後にいろいろ情報を追ったという感じでした。

杉原:あははは! そんなことがあったんだね。だから、事前情報を得ずに済んだという(笑)。

杉原邦生

杉原邦生

山本:そんなこんなでまだ2回しかお会いできていないのですが、清水さんは「テキストを本当に深く理解してくれているんだな」っていうのが本読みからも伝わってくる人でした。稽古で積み上げていくものの予想もきっとついていて、そこに辿り着けるように早くも葛藤しているような。プロ意識の高い方だと感じます。髙木さんに感じたのは圧倒的ピュアさ。肩肘張らずに対等に話しかけてくれるし、それこそ杉原さんが言ったみたいに“その辺にいるような自然さ”があって、「素敵な人ってそうだよな」って思わせてくれる人ですよね。そんな純粋さも相まって、動物的感覚に則って役に入って下さる予感がしていて、そのスタンスと清水さんの深掘りしていく知性とのバランスがすごく魅力的だと感じました。

杉原:これからの稽古が楽しみです。演じ分けに関しては本読み稽古の初日にも伝えたんですけど、俳優2人が複数役ずつ演じることはもう自明のことだから、そこをカモフラージュする必要はないと思っているんです。自分が演じている役がどういう人物であるのか、どういう状況でどういう状態であるか。そこをきちんと考えて表現するところから入れば、演劇として豊かなものになると思っています。

ーー昨年再演された木ノ下歌舞伎『勧進帳』でのスゥイング公演をはじめ、杉原さんの演出作品からはステージに立つ全ての人の存在が不可欠であるという実感を受け取ります。今回はお二人以外に「ステージパフォーマー」を担う演者さんも出演されますね。北尾亘さんの振付も含め、どんな風に作品を彩られるのかもとても気になります。

杉原:「ステージパフォーマー」として主に若手の俳優とダンサーに出演していただきます。コロコロ変わる10の場面を空間そのものでも表現したいと思うと、どうしても多くの転換を要するのですが、「その転換をどう魅せるか」というところを担っていただく予定です。転換を作業的に捉えてしまうと、僕の中では音や空間が途切れちゃう気がしているので、空間自体がそれこそ輪舞のように変化したらいいなと考えています。動くものに身体性を感じること、あるいは身体性を持っている人たちがそこに存在すること。それらによって空間が止まることなく、最後までドライブし続けられるのではないか。そういった意味も込めて、空間を形作る人たち=ステージパフォーマーと銘打ちました。北尾くんの力を存分に借りながら、彼らが動かし、彩っていく空間の中にいくつもの“2人”がいる。そんな作品になっていくんじゃないかなと思います。

山本:作・演出を兼任する時は、執筆しながら「これ演出するのはやっかいかも」ってひっこめちゃう瞬間がどうしてもあるんです。そのことで戯曲自体もある種甘くなっちゃうというか。本当は演出なんて考えずに、フルスロットルで書きたいことを書かなきゃいけないのに、兼任だとそれができない。そんな問題について考えてきたので、今回こんな風に戯曲だけに集中させてもらえたことは貴重でした。なんというか、「演出なんて知ったことかー!」って気持ちで書けたんです。「きっとなんとかしてくれる」と思える懐の大きな邦生さんがいて、信頼する北尾亘くんもいて、自分の書いたものをキャッチしてくれる安心感によってこそ書き上げられた台本だと思います。まあ、正直なところ、書き上がった今、「これ、どう演出やるんだろう?」とは思っているんですけど(笑)。

杉原:あははは! でも、その方がこっちも楽しいよ。劇作家と共に新作を作る時は、稽古がはじまる頃になると毎回「何書いてもらっても大丈夫ですなんて言わなきゃよかった」、「これ一体どう演出すればいいんだろう」って必ず思うんだよね(笑)。だけど、やっぱりそういう本を演出できるのってすごく刺激的で面白い。作家が思いっきり書きたいことを書いてくれている本って絶対にいい。だから、『東京輪舞』もきっと想像以上に面白くなる。そう信じています。

(左から)山本卓卓、杉原邦生

(左から)山本卓卓、杉原邦生

取材・文=丘田ミイ子     撮影=中田智章

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3月2日(土)~4日(月)にあましんアルカイックホール・オクトにて上演される『尼崎ストロベリー2024』。インタビューを交えた稽古場レポートが到着したので紹介する。


落語作家の成海隼人が、自身の体験と母親をモデルに書き上げた小説作品の舞台化、尼崎を舞台にした『尼崎ストロベリー2024』が3月2日(土)~4日(月)尼崎の「あましんアルカイックホール・オクト」で上演される。本公演は、昨年3月に同じくアルカイックホール・オクトにて全3公演が上演され完売となった話題作の再演となる。今回は開幕直前の稽古場から、緊張と笑い、役者たちの葛藤と作品にかける想いを、主演の駿一を演じる真丸はじめ、オカン役の篠原真衣、駿一の相方役の井本涼太そして、駿一の幼馴染である美樹役の堀くるみ、駿一の彼女役の春名真依のインタビューも交えながらレポートする。

主人公は、お笑いマニアな母親から、たっぷりの愛情と笑いの英才教育を受けて育った高校生・駿一。親子2人で貧しいながらも幸せな生活を送るが、ある日母親がスキルス胃がんを患い、余命宣告を受けてしまう。がんに打ち勝つ手だてを探る中、元々人間の体内にあり、がん細胞を攻撃する「ナチュラルキラー(NK)細胞」の存在を知った駿一は、笑うことで活性化するといわれるNK細胞に望みをかけ「笑いのチカラでオカンを救う」ことを誓い友人と共に漫才コンテストに挑む-といったストーリー。初演からわずか1年での再演、キャストもほぼ同じということで稽古場の雰囲気はとても和やか。主演の真丸からは充実した稽古の手応えが感じられる。

真丸:本番が迫ってきて、全員の集中力がグッと上がってきている感じがします。シーンごとにお芝居を固めていく作業は粗方終わったので、今は全体を通して感情の動きを整理していく段階です。ずっとピリピリしているわけでもなく休憩中などは和やかで明るい稽古場なので、メリハリがあって凄く居心地が良い環境でお芝居をさせていただいます。

その一方で……

真丸:今回は、初演を超える作品をお届けしなければいけないという事にすごく悩まされました。初演通りにお芝居をしようとしても上手くいかないし、全く違うお芝居になってしまうと作品が壊れてしまう。作品の軸はブレる事なく、初演とはまた違った表現を生み出すというのがすごく難しかったです。

同じキャストとのわずか1年という短い期間を経ての再演の難しさを感じたという。真丸演じる駿一のオカン役の篠原真衣もそれは同じようで

篠原:一度作り上げたものをなぞらない。そこが難しくもあり、拘っている部分です。今回新たに生まれてくる気持ちや行動を大切にしています。誰かが投げた新しい気持ちを受け取ってキャッチボールしながら作ってこうと、みんな遠慮なく気づいたことは意見し合って確認しながら作っています。前回観ていただいた方にもちゃんと心に届けられるよう、初演にも増して注意しながら生きた心にこだわって演じています。

今回は稽古期間も短く、猛スピードで進んでいてあっという間に感じていますが、そんな中でもみんなでアイディア出しながら挑戦を重ねて、その時々の心の揺れ動きを感じつつ、丁寧に丁寧に作りあげている所です。「尼崎ストロベリー」の世界で紡いでいる日常を、この人たちはずっとこんな風にこの街で育ってきたんだなとみなさんに感じてもらえるように心がけています。その背景や距離感、温度感までも感じてもらえると嬉しいです。

1年ぶりに同じ作品を同じキャストで演じることの難しさをカンパニーが一体となって解決してゆく中で、堀くるみは新しい発見も多かったという。

堀:一年越しに台本を読んでみると、美樹ならここはこう動くんじゃないかな?とか、この台詞はこういう含みを持たせることもできるかな?とか、本当に細かいことなのですが自分なりにブラッシュアップして、美樹のキャラクターというか、お芝居のアプローチの仕方を少し変えています。再演なので、出演者同士の仲がより深まってナチュラルな会話ができていると思うのでそこにも注目してほしいです。

春名真依は1年ぶりに集まった稽古場では、カンパニーの"絆"、"一体感"を感じたという。

春名:キャストも続投の方が多く、稽古初日から沢山コミュニケーションがとれていて1年前に築いた座組の絆の強さを強く感じています。だからこそ感じられる会話のテンポ感は今回の魅力なのではないでしょうか!あとは新たな笑いのタネもあり、そこも見どころです!稽古場のいろんなところから笑い声が聞こえます。

真丸:初演より磨かれている点は、「笑い」の部分です。稽古がスタートした段階から、この部分は初演とは違ったアプローチをしてみようだったり、ここのセリフはもっと強く言ったほうが面白いんじゃないかなど、皆でディスカッションしながら作中の「笑い」の部分をブラッシュアップしています。面白いシーンが光ってこそ感動するシーンも光ってくると思うので、今回は「笑い」のシーンに注目して欲しいなと思います。

井本:自身が1年間ほぼ舞台出ずっぱりということもあり、前回のフレッシュさ、マコトの純粋さをだしていきたいです。真丸さんや堀くるみさんと1年ぶりにセリフを交わした瞬間に新しく生まれた感情やアプローチを怖がらずに、トライしています。間違えていたら、修正すればいいですし。初演は、僕は全員はじめましての状態だったので仲良くなるまでに時間を要しました。今回はみんな仲良しの状態からのスタートなのでまたあたらしい関係性もっと仲の良い4人組っていうのをお見せできると思います。初演では出来なかったもうひとつ〝踏み込んだ距離感〟そこに是非注目して頂きたいですね。

クラウドファンディングで、尼崎市在住の中高生200人を無料招待!

今回、舞台「尼崎ストロベリー」実行委員会は昨年秋に"次代の尼崎を背負う尼崎市在住の中高生たち"を無料招待すること目指して、クラウドファンディングを実施、200人の尼崎市在住の中高生たちを無料招待する。脚本・演出の木村淳は2回目となる舞台「尼崎ストロベリー」開幕を迎えて……

木村:この作品を今後も毎年、尼崎で上演し続けることで、【演劇】を通じて【地域】と【次世代の尼崎を担う若者たち】をつなぐ、きっかけにさえなれれば嬉しい。このキャストで上演する「尼崎ストロベリー」は今回で最後となります。沢山の愛と思いやりの詰まった作品をお客様にはお届け致します。

と作品への想いを語る。

このキャストでは最後の「尼崎ストロベリー」

真丸:本当に沢山の愛がこもった作品です。出演しているキャストはもちろん、関わってくださっている皆様がこの作品を愛しています。そんな愛情たっぷりの「あますと」。観劇後はきっと心がほっこりとするはずです。初演をご覧になられた方も、今回初めて観劇する方も「尼崎ストロベリー」の愛をいっぱいに受け取ってください。

篠原:主人公・駿一の周りにはいつも側に笑いがあって、笑いと一緒に生きて戦ってきた日々がある。一生懸命な駿一を取り巻く尼崎の景色は全てが愛おしくて、愛で溢れています。初演を観ていただいた方にもきっと、より深く尼崎ストロベリーの世界の愛おしさを感じてもらえるのではと思っています。尼崎ストロベリーの歴史はまだ始まったばかり。数年後はあなたが舞台に立っているかもしれないのです・・・なんて素敵なことでしょう。

井本:心があたたまる本当に素敵な作品です。"ぜったい笑って、きっと泣く" あなたの人生の中で、『見てよかった』そう思って頂ける作品です。僕もマコトとしてこの世界に生きられること、光栄です。ご期待以上をお届けしますよ!!!!おたのしみに。

堀:本番では、初演を観てくださった方にも、前よりパワーアップしてる!と思っていただける作品にきっとなると思います!もちろん初めて尼崎ストロベリーをご覧になる方にも、あたたかい気持ちになって帰っていただけるように、ここからまだまだブラッシュアップして稽古に励みます。舞台を観ることの楽しさを知るきっかけになるととても嬉しいです!

春名:ある県のある街のある場所で繰り広げられる"笑い"と"想い"の物語。観た後にふと、大好きな、大切な人に想いを伝えたくなる。そんな舞台になっています。この舞台を観た経験がきっとこの先の自分を支えてくれるはず。ぜひ劇場で体感してください!

劇中に溢れる笑いと、涙・・・上演時間2時間の間に何度も何度も観るものの感情がめまぐるしく変化する・・・”感情が忙しい!?”そんな青春群像劇!下町に暮らす人々が紡ぐ素敵な物語をぜひ劇場でご覧下さい。

チケットはイープラスにて販売中。

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「ABEMA」が2024年2月29日(木)、3月1日(金)に『ウマ娘 プリティーダービー』よりアニメシリーズ4作品を全話無料一挙放送することがわかった。

『ウマ娘 プリティーダービー』は、かつての名勝負、伝説のレースや偉大な記録を生んだ競走馬たちの名前と魂を受け継いだ「ウマ娘」の活躍を描く、Cygamesが発信するクロスメディアコンテンツ。

(C) 2018 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー」製作委員会

(C) 2018 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー」製作委員会

(C) 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会

(C) 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会

TVアニメは2018年以降、これまで3期にわたり放送。また昨年春には配信アニメ『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』が公開。第1期ではスペシャルウィーク、第2期ではトウカイテイオー、第3期ではキタサンブラック、配信アニメではナリタトップロードを主人公に、トレセン学園に集った「ウマ娘」たちが“自身の夢”と“レース”に向けて仲間たちと日々切磋琢磨していく青春物語が描かれている。

(C) Cygames, Inc.

(C) Cygames, Inc.

「アニメLIVEチャンネル」にて、2024年2月29日(木)朝8時より、TVアニメ第1期『ウマ娘 プリティーダービー』および、サイドストーリー「EXTRA R」を、続く午後3時30分からはTVアニメ第2期『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』を全話無料一挙放送。

(C)2023 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 3」製作委員会

(C)2023 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 3」製作委員会

また、3月1日(金)午後1時40分より、配信アニメ『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』、TVアニメ第3期『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』を全話無料一挙放送する。

(C)2023 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 3」製作委員会

(C)2023 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 3」製作委員会

(C)2023 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 3」製作委員会

(C)2023 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 3」製作委員会

さらに、一挙放送を記念したX(旧Twitter)でのプレゼントキャンペーンも実施される。「ABEMA Mart」公式X(@ABEMART_ANIME)と、ABEMAアニメ公式X(@Anime_ABEMA)をフォローし、「ABEMA Mart」公式Xにて、2024年2月26日(月)昼12時に投稿された該当のキャンペーン投稿を、3月3日(日)夜11時59分までにリポストした人を対象に、「TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』1/7スケールフィギュア ドゥラメンテ」「TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』1/7スケールフィギュア キタサンブラック 新勝負服(結願のしまい華)ver.」を各1名(計2名)にプレゼントされる。
 

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女子テニスの国別対抗戦『ビリー・ジーン・キング・カップ by Gainbridge 2024 ファイナル予選』が、4月12日(金)・13日(土)に有明コロシアム(屋内ハードコート)で開催される。チケットは2月24日(土)12:00に先行発売。

この大会ではスペインでの開催が予定されているファイナルへの出場をかけて、日本とカザフスタンが対戦する。日本とカザフスタンは過去に5度、アジア/オセアニア・グループ1部で対戦があり、日本が4勝1敗と勝ち越している。

杉山愛監督が率いる日本代表は昨年11月、日比野菜緒、本玉真唯、坂詰姫野、青山修子、柴原瑛菜らを招集して、プレーオフに出場。接戦の末にコロンビアを下し、見事『ファイナル予選』への進出を決めた。

一方のカザフスタンは、世界ランク3位のエレナ・ルバキナ、64位のユリア・プチンツェワらを擁する強豪。昨年はファイナルに進出するも、グループリーグ2位で決勝トーナメントに進めず、今期はファイナル予選に回っている。

チケットの先行販売は2月24日(土)12:00から2月28日(水)23:59まで。一般発売は3月2日(土)10:00。

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競泳の『国際大会代表選手選考会』が3月17日(日)~24日(日)に東京アクアティクスセンター(東京都)で行われる。

この大会では『第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)』日本代表の座を目指し、トップ選手が8日間に渡って熱戦を繰り広げることになり、レベルの高い争いが期待される。

男子200mバタフライに出場する本多灯(一番下)

男子200mバタフライに出場する本多灯(一番下)

中でも注目されている選手の一人が、男子200mバタフライの本多灯。『世界水泳選手権』(カタール)の2月14日(日本時間15日)に行われた同種目で、本多は見事に優勝している。日本男子のバタフライにおける金メダルは、オリンピック、世界選手権を通じて初の快挙となった。

本多は準決勝では全体2位となり決勝に進出。決勝では同1位のラツェッティ(イタリア)に先行を許したが、100mで逆転。53秒90のトップで前半を折り返すと、150mでラツェッティに追いつかれながらも、得意のラスト50mで強さを見せた。優勝タイムは1分53秒88。

その本多が今度はパリでの金メダルを目標に、選考会のスタート台に立つ。世界一に輝いたばかりの力強い泳ぎで、代表切符をつかんでくれるだろう。

今大会での選考基準は、世界一厳しいと言われる。池江璃花子が自身のX(旧ツイッター)で「50.100フリーの派遣記録見たけど自由形大国のオーストラリアよりも速い」とするほど。2017年以降のオリンピック、世界選手権の10位相当以上の記録をマークした上で、決勝2位以内に入る必要がある。

ただ、この厳しい戦いを突破すれば、パリでの活躍が見えてくる。各日の選手たちの力泳に熱い声援をおくりたい。

今大会の競技日程は以下の通り。

■3月17日(日)大会1日目

【予選】(開始10:00)
1.女子100mバタフライ/2.女子400m自由形/3.男子100m平泳ぎ/4.男子400m自由形/5.男子50m背泳ぎ

【準決勝/決勝】(開始19:00)
6.女子100mバタフライ準決勝/7.男子100m平泳ぎ準決勝/8.女子400m自由形決勝/9.男子400m自由形決勝/10.男子50m背泳ぎ決勝

■3月18日(月)大会2日目

【予選】(開始10:00)
11.男子200m自由形/12.男子400m個人メドレー/13.女子100m平泳ぎ/14.男子100m背泳ぎ/15.女子200m自由形/16.男子50mバタフライ

【準決勝/決勝】(開始19:15)
17.男子200m自由形準決勝/18.女子100m平泳ぎ準決勝/19.男子100m背泳ぎ準決勝/20.女子200m自由形準決勝/21.男子400m個人メドレー決勝/22.女子100mバタフライ決勝/23.男子100m平泳ぎ決勝/24.男子50mバタフライ決勝

■3月19日(火)大会3日目

【予選】(開始10:00)
25.女子400m個人メドレー/26.女子100m背泳ぎ/27.男子800m自由形/28.女子50mバタフライ

【準決勝/決勝】(開始19:30)
29.女子100m背泳ぎ準決勝/30.女子400m個人メドレー決勝/31.男子200m自由形決勝/32.男子100m背泳ぎ決勝/33.女子100m平泳ぎ決勝/34.女子200m自由形決勝/35.女子50mバタフライ決勝

■3月20日(水)大会4日目

【予選】(開始10:00)
36.男子200mバタフライ/37.男子100m自由形/38.女子1500m自由形/39.女子100m自由形/40.男子200m平泳ぎ

【準決勝/決勝】(開始19:30)
41.男子100m自由形準決勝/42.男子200mバタフライ準決勝/43.女子100m自由形準決勝/44.男子200m平泳ぎ準決勝/45.女子100m背泳ぎ決勝/46.男子800m自由形決勝

■3月21日(木)大会5日目

【予選】(開始10:00)
47.女子200m平泳ぎ/48.男子200m背泳ぎ/49.女子200mバタフライ/50.女子50m背泳ぎ

【準決勝/決勝】(開始18:50)
51.男子200m背泳ぎ準決勝/52.女子200m平泳ぎ準決勝/53.女子200mバタフライ準決勝/54.女子100m自由形決勝/55.男子200mバタフライ決勝/56.男子200m平泳ぎ決勝/57.女子1500m自由形決勝/58.男子100m自由形決勝/59.女子50m背泳ぎ決勝

■3月22日(金)大会6日目

【予選】(開始10:00)
60.女子200m背泳ぎ/61.男子50m自由形/62.男子200m個人メドレー/63.男子50m平泳ぎ

【準決勝/決勝】(開始19:30)
64.女子200m背泳ぎ準決勝/65.男子200m個人メドレー準決勝/66.男子50m自由形準決勝/67.女子200mバタフライ決勝/68.男子200m背泳ぎ決勝/69.女子200m平泳ぎ決勝/70.男子50m平泳ぎ決勝

■3月23日(土)大会7日目

【予選】(開始10:00)
71.男子100mバタフライ/72.女子200m個人メドレー/73.女子800m自由形/74.女子50m自由形/75.男子1500m自由形/76.女子50m平泳ぎ

【準決勝/決勝】(開始19:30)
77.男子100mバタフライ準決勝/78.女子200m個人メドレー準決勝/79.女子50m自由形準決勝/80.男子50m自由形決勝/81.女子200m背泳ぎ決勝/82.男子200m個人メドレー決勝/83.女子50m平泳ぎ決勝

■3月24日(日)大会8日目

【決勝】(開始18:30)
84.男子100mバタフライ決勝/85.女子200m個人メドレー決勝/86.女子800m自由形決勝/87.女子50m自由形決勝/88.男子1500m自由形決勝

※スケジュールは変更になる場合あり。各種目の頭数字はプログラムナンバー

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ファッションEC「ZOZOTOWN」を運営する株式会社ZOZOが主幹となる初のアワード『ASIA STAR ENTERTAINER AWARDS 2024 in JAPAN Presented by ZOZOTOWN』(略称:ASEA 2024)が、4月10日(水)にKアリーナ横浜にて開催される。また、本日・2月26日(月)正午よりZOZOTOWN会員限定でチケットの最速先行抽選販売が開始となった。

『ASEA 2024』はアジアを代表するトップアーティストが出演し、世界中のファンと音楽で一つになるアワード。昨年1年間に世界で活躍したK-POPアーティストとアジアのアーティストが出演して華麗なパフォーマンスを披露する。今回、ZOZOTOWNが主幹となり、記念すべき第1回目のアワード正式名称が『ASIA STAR ENTERTAINER AWARDS 2024 in JAPAN Presented by ZOZOTOWN』に決定し、“ZOZOTOWNのユーザーをはじめとする国内のK-POPファンに向けて特別な体験を届けたい”という思いから、『ASEA 2024』の日本開催が実現したという。

Stray Kids、TAEMIN、THE BOYZといった豪華アーティストに加えて、ヒップホップスタイルをベースに華やかなパフォーマンスで日本の厚いファン層を獲得しているTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEや、日本のみならず世界中でヒットしている「Bling-Bang-Bang-Born」などの話題の楽曲を手掛けるラッパーR-指定とDJ松永によるHIPHOPユニット・Creepy Nutsが出演。さらに本日・2月26日(月)、国内外で高い注目を集めるグローバルボーイズグループ・JO1やINI、世界中のZ世代から指示され、アルバム・音源チャートを席巻するTOMORROW X TOGETHERの出演が決定した。なお、今後も出演アーティストを順次発表する予定。

また、アワードを楽しんでもらうために『ASEA 2024』オリジナルグッズを企画している。

ZOZOTOWNは、販売やグッズ販売、運営などを通じて『ASEA 2024』をともに盛り上げていくとのこと。

(※)公式サイト・SNS 等で、グッズの詳細等について随時お知らせしてまいります。

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本日・2月26日(月)に、68回目の誕生日を迎えた桑田佳祐。サザンオールスターズの最新ライブ映像作品『茅ヶ崎ライブ2023』のリリースを3月に控える中、突如、桑田佳祐ソロでの特別企画を発表。極上の音楽・タイムスリップ・ショー『JAZZと歌謡曲とシャンソンの夕べ〜R60』を3月29日(金)・30日(土)に青山・Blue Note Tokyo[東京都]、4月5日(金)・6日(土)に神戸・クラブ月世界[兵庫県]で開催することが決定した。

普段は何万人も収容する全国5大ドームを超満員にするライブを行う桑田が、キャパシティの小さな会場で行うプレミアムなライブとなる。

2021年3月に初めてBlue Note Tokyoでライブを行った桑田佳祐。コロナ禍だったこともあり、無観客配信ライブとして日本中に音楽で元気を届けたことも記憶に新しいが、本日発表された『JAZZと歌謡曲とシャンソンの夕べ〜R60』では、有観客にてR60というサブタイトルからも見て取れるように、JAZZやシャンソンなど往年の名曲から、自身の音楽の礎とも呼ぶべき歌謡曲まで、さまざまなジャンルの楽曲をカバーする。以前から桑田は、自身のラジオ番組などで「お酒を呑みながら、ライブがやりたいな」などとことあるごとに発言していた。

また、ライブ発表にあたりオープンした特設サイトには、桑田佳祐のコメントが掲載されている。

桑田佳祐 コメント

皆様いかがお過ごしでしょうか。
桑田佳祐です。

ワタクシも齢68歳を迎えることができました。
温かいお祝いの言葉、本当にありがとうございます!!
いよいよ70の大台が見えてまいりました。
こんな年齢になっても、不肖、私に出来ることは20代の頃と変わらず“音楽を作り、届けること”であります。そんな日々を過ごせていることに感謝をしながら、現在も新曲の制作に勤しんでおります。

が、、、時に試行錯誤を繰り返しながらも、少々先へ進みあぐねている節がございます。

そこで!いま一度、自身の血肉となった先達の音楽に改めて触れ、「温故知新」の精神で多くの事を今一度学ぶとともに、お酒を片手に仲間たちと音を出しながら、新たなる「R60」の扉を開けることが出来れば、と考えました。

寄り道したっていいじゃない。令和の世に時代錯誤と呼ばれたって、いいじゃない。
我々がお世話になってきた“音楽の原風景”とも呼ぶべき楽曲たちに、心のチョメチョメをしようじゃないか……!

少しばかり狭いところでやるのも、多少不適切なことを言うのも、、、笑って許してね。
シーユースーン!!

本公演のチケット受付は、サザンオールスターズ オフィシャルファンクラブ「サザンオールスターズ応援団」会員の方のみを対象に行う予定。詳細は特設サイトを確認しよう。

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2024年7月に上演される、青山メインランドファンタジースペシャルブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』。この度、ダーリング夫人役に壮一帆が決定した。

世界中で愛され続けているブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』。

1981年新宿コマ劇場に榊原 郁恵演じるピーター・パンが舞い降りて以来、今年44年目の公演を迎える。ピーター・パン役に山崎玲奈、フック船長役に小野田龍之介が続投。昨年に引き続き翻訳・訳詞に福田響志、演出・振付に長谷川 寧。心温まる物語と音楽はそのままに、華やかなダンスや大迫力のアクション、パルクールが見どころの長谷川版『ピーター・パン』が、既に解禁となっているウェンディ役の鈴木梨央のほか、ダーリング夫人役に壮 一帆を迎え、さらにパワーアップして帰ってくる。

(左から)ピーター・パン:山崎玲奈、フック船長:小野田龍之介、ウェンディ:鈴木梨央、ダーリング夫人:壮 一帆

(左から)ピーター・パン:山崎玲奈、フック船長:小野田龍之介、ウェンディ:鈴木梨央、ダーリング夫人:壮 一帆

新たにダーリング夫人役として発表となった壮 一帆は、2012年より宝塚歌劇団雪組トップスターを務め、2014年の退団後はミュージカル、ストレートプレイ、朗読劇など様々なジャンルの舞台に挑戦する一方、コンサートやライブ活動、テレビドラマなど多方面で活躍している。2022年のブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』にも同役で出演したが、残念ながらコロナの影響で東京公演の途中でその後予定していた東京公演の全公演中止を余儀なくされ、本人の強い希望もあり今回再び出演となる。

さらに、東京公演でのスペシャルカーテンコール、アフタートークイベントの開催も決定した。

ダーリング夫人役:壮一帆 コメント

2年ぶりに『ピーター・パン』の世界に帰ってきました!
子供も大人もワクワクするネバーランドで繰り広げられる冒険の数々は
今も私の胸をときめかせてくれます

今回はどんな楽しい出会いがあるのでしょう
今からとても楽しみです!

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2024年2月23日(金・祝)シアタークリエにて、KERA CROSS 第五弾『骨と軽蔑』が開幕した。舞台写真と併せ、オフィシャルレポートとKERA&キャスト7名のコメントが届いたので紹介する。

オフィシャルレポート

KERA CROSS第五弾『骨と軽蔑』が開幕。
豪華キャストによる、ファンタジックで、リアルでスリリングな群像劇

撮影:引地信彦 写真提供:東宝 キューブ

撮影:引地信彦 写真提供:東宝 キューブ

撮影:引地信彦 写真提供:東宝 キューブ

撮影:引地信彦 写真提供:東宝 キューブ

ケラリーノ・サンドロヴィッチの過去の戯曲を、才気あふれる演出家たちが舞台化するKERA CROSSシリーズの第五弾『骨と軽蔑』が、2月23日、日比谷のシアタークリエで幕を開けた。シリーズのラストを飾る本作は、KERA自身による新作書き下ろし・演出作品。7人の手練れの俳優たち(宮沢りえ、鈴木杏、犬山イヌコ、堀内敬子、水川あさみ、峯村リエ、小池栄子)と紡ぎ出す、女性だけの群像劇である。

舞台は、東西に分かれての内戦が続くとある国の田舎町。作家の姉マーゴとその妹ドミー、母のグルカ、長年この家に仕えてきた家政婦のネネは、「お城」と呼ばれる巨大で古ぼけた邸宅に暮らしている。屋敷の主である父親は、軍需工場を経営し一財産を築いたが、今は2階の寝室に伏せったまま。秘書のソフィーがつきっきりで世話をしている——。

止まない爆撃音、姿を見せない権力者=父が醸し出す不穏なムードの中、それぞれに孤独を抱えた登場人物たちが交わす会話は、感情豊かで、滑稽で、しばしば不謹慎なほどに笑え、時に切なく身に迫る。さらにマーゴの熱狂的ファンの客人ナッツ、編集者のミロンガも加えた人間関係も、羨望と嫉妬、優越感と思いやり、反発と絆……の間を常に揺れていて定まらず、スリリングで目が離せない。人生も、日々の暮らしも、確かに「幸福」「不幸」といった一色に染まるものではない。こうした現実の人生、人の営みに対する解像度の高さと、マジカルでファンタジックな設定も折り込んだ独自の世界観が同居するところにこそ、本作の、そしてKERAの手がけるドラマの真骨頂がある、と言えるだろう。

撮影:引地信彦 写真提供:東宝 キューブ

撮影:引地信彦 写真提供:東宝 キューブ

撮影:引地信彦 写真提供:東宝 キューブ

撮影:引地信彦 写真提供:東宝 キューブ

東京公演は3月23日まで、当日券は貸切以外の全公演、前日18時より東宝ナビザーブにて販売。その後、福岡・博多座、大阪・サンケイホールブリーゼでの公演を予定している。

撮影:引地信彦 写真提供:東宝 キューブ

撮影:引地信彦 写真提供:東宝 キューブ

撮影:引地信彦 写真提供:東宝 キューブ

撮影:引地信彦 写真提供:東宝 キューブ

公演開幕に際し、作・演出のケラリーノ・サンドロヴィッチと出演者からコメントが寄せられた。

ケラリーノ・サンドロヴィッチ コメント

腕も魂もある7人のキャスト、骨身を惜しまず尽力してくれるスタッフ、そして集中して観てくれるお客さんのおかげで、とても気持ちよく終われた初日でした。
日比谷で公演するのは初めてなので緊張します。今日は、私のひねくれた作劇を心得てくれてるお客さんが多いように感じられて、非常に有り難かった。こんな日ばかりじゃないでしょう。心して臨みます。
こんな世の中なので迂闊なことは言えませんが、女優だけの出演者で書く台本、女優だけに演出する稽古は、昔からとてもやりやすいと感じてます。今回のように手練れ揃いだと尚更です。私はうまい俳優が好きです。どんどん変わってゆく。稽古もとても楽しかった。あそこで積み上げたものを大切にし、さらに練り上げていきます。いきますともさ。

出演者コメント

■宮沢りえ
楽しくて刺激的な稽古を経て、無事開幕いたしました。
強烈な個性と、高温の魂を持った7人が、KERAさん色に染まった台詞を紡ぎあって生まれていくユーモアや緊張感、演じていてもあっという間の濃密な舞台です。千秋楽まで、鮮度を大切に、飛躍し続けられるよう、頑張ります。
劇場という空間で、素敵な音色や明かりにも誘われこの作品の世界に吸い込まれるように、楽しんでいただけたらと思います。

■鈴木 杏
なんとか初日を迎えることができて嬉しいです。台本を読んだ時に感じた面白さや驚き、稽古場で日々KERAさんから言っていただいたこと——その素晴らしさをダイレクトにお客様にお渡ししたいなという気持ちでいます。
KERAさんの作品にはこれまでも出演したことがありますが、今回は特に複雑さを感じます。ですから、緊張もするし、気持ちの切り替えも大変なんですが、最後まで新鮮な気持ちでやっていきたいです。

■犬山イヌコ
KERAさんの作品には、数多く参加しておりますが、今回はその中でも上位に入る、シビれる初日でした。なんせ日比谷でKERAさんの新作をやるのは初めてなので、これは芝居を観ていただいた方にはわかると思いますが、いかに初めてお会いするお客さんに楽しんでいただけるのか、というポイントを、わしが一つ担っているんです。
今日も無事それを届けられたんではないかと思います。“スーパーセブン”って呼んでもいいぐらいの素晴らしい女優さんたちとつくりあげたKERAさんの世界を存分に楽しんでいただければと思います。それでは、劇場でお会いしましょう。

■堀内敬子
緊張しましたー!(笑) 私の役が登場するのは最後なので、どんどん緊張感が高まって……。でも最初のうちから劇場全体があったかい感じだったので、お客さんとキャストのみんなを信じていこう、みたいな気持ちで出ていきました。とはいえ結局、最後まで緊張はしてしまっていたかもしれない。でも、出演者7人、すごく心が通じてる感じもあって。サポートもしてくれるし、とっても温かいチームなので、最後まで頑張って公演をやり遂げたいと思います。

■水川あさみ
本番に向かってつくってきたみんなのグルーヴがはまっていく感じにゾクゾクしました。お客さまには、KERAさんの言葉、演出をたくさん浴びて、そのおかしみ、奥行きを味わっていただきたいと思います。どの人物も多面的で、感情移入できるポイントや面白みがあって、最初から最後まで一面しか見せてない役はないんです。だから、「あれ、この人、さっき言ってたことと違うな」なんて発見も楽しくて、ずっと見ていたくなるはずです。驚くような幕切れになりますし、「この人たちどうなるの……?」なんて台本には書かれていない場面の前後を想像してみるのもきっと面白いと思います。

■峯村リエ
初日が無事に開きました!!!
色々な言い間違えのミス満載だったゲネプロを経て、完璧な初日を迎えました!! 多分!! 
これからは日々、違った形の完璧を繰り返しながら、益々深い世界観を創っていく所存です。
言い間違い満載のゲネプロも大変面白かったです。

■小池栄子
冒頭からお芝居のギアがあがり、お客さまとの間でちょっとずつ、いい“うねり”ができていくのがわかりました。ナッツが客席に語りかける場面でも、お客さまが本当に温かくて。彼女のチャーミングさを伝えていくことで、一緒にひとつの空間をつくっていけるという実感が得られた気がします。大きな事件というよりは、シンプルな出来事を複雑に積み重ねて関係性をつくったり、言葉遊びも随所にありますから、ぜひKERAさんの書く台詞を聞き逃さないでいただきたいと思います。私たちも、一言一句を大切に届けていきますので、共に味わって楽しんでいただければ嬉しいです。

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久保帯人による漫画『BLEACH』(集英社 ジャンプコミックス刊)を原作としてミュージカル化した『ROCK MUSICAL BLEACH』シリーズの新作公演、『ROCK MUSICAL BLEACH』~Arrancar the Beginning~。この度、2024年2月26日(月)発売の週刊少年ジャンプ誌面にて、メインビジュアルとキャスト・スタッフ情報が公開となった。

2005年8月の初演以来、“ロックと剣劇”をコンセプトに、2.5次元ミュージカルの先駆け的な存在として人気を誇ってきた『ROCK MUSICAL BLEACH』シリーズ。

今回、かねてよりミュージカル化が待ち望まれてきた破面篇の物語を二部作で上演することが決定し、前編となる「Arrancar the Beginning」を2024年5月より上演する。

脚本・演出は既に発表の通り、ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』シリーズなど多くの舞台作品を手掛ける児玉明子が務める。また音楽は、ジャンルを問わず幅広いフィールドで音楽活動を展開している作曲家・ピアニストの兼松 衆が担当。

そして、主演・黒崎一護役を演じるのは、木原瑠生。スーパー戦隊シリーズ『魔進戦隊キラメイジャー』キラメイイエロー/射水為朝役で人気を博した他、2.5次元ミュージカルではミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ(へし切長谷部役)や、明治モダン歌劇『恋花幕明録~前日譚~』(主演:斎藤 一役)など次々と話題作に出演し、透明感と力強さを併せ持つ伸びやかな歌声で多くの観客を魅了している。

一護たちに襲い掛かる破面、十刃(エスパーダ)のウルキオラ・シファー役は、百名ヒロキ。石丸さち子率いる Theatre Polyphonic で俳優デビューの後、数々の舞台作品に出演し、ミュージカル『RENT』などのブロードウェイ作品から2.5次元作品まで、幅広い役柄で高評価を受けている。

同じく十刃のグリムジョー・ジャガージャック役は、植原卓也。キレ味の鋭いダンスと豊かな表現力で広く人気を集め、近年はグランドミュージカルを中心に活躍する一方、『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage -New Encounter-に碧棺左馬刻役で出演が決まっているなど、2.5次元作品でも確固たる存在感を見せつけている。

その他、物語の中で重要な役割を果たす各キャラクターのキャストも決定し、公式サイトでもビジュアルを公開。

黒崎⼀護:木原瑠生               (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

黒崎⼀護:木原瑠生 (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

井上織姫:佐當友莉亜               (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

井上織姫:佐當友莉亜 (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

茶渡泰⻁:チャンヘ               (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

茶渡泰⻁:チャンヘ (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

⽯⽥⾬⻯:佐藤永典               (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

⽯⽥⾬⻯:佐藤永典 (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

平⼦真⼦:山﨑晶吾               (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

平⼦真⼦:山﨑晶吾 (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

浦原喜助:根本正勝               (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

浦原喜助:根本正勝 (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

朽⽊ルキア:田野優花               (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

朽⽊ルキア:田野優花 (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

朽木白哉:山本一慶               (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

朽木白哉:山本一慶 (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

阿散井恋次:宇野結也               (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

阿散井恋次:宇野結也 (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

日番谷冬獅郎:松岡拳紀介               (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

日番谷冬獅郎:松岡拳紀介 (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

松本乱菊:美麗               (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

松本乱菊:美麗 (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

更木剣八:岡本悠紀               (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

更木剣八:岡本悠紀 (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

斑目一角:川﨑優作               (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

斑目一角:川﨑優作 (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

藍染惣右介:井澤勇貴               (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

藍染惣右介:井澤勇貴 (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

市丸ギン:秋沢健太朗               (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

市丸ギン:秋沢健太朗 (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

東仙 要:藤田浩太朗               (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

東仙 要:藤田浩太朗 (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

ウルキオラ・シファー:百名ヒロキ               (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

ウルキオラ・シファー:百名ヒロキ (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

グリムジョー・ジャガージャック:植原卓也               (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

グリムジョー・ジャガージャック:植原卓也 (C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2024

8年の沈黙を破り、再始動する『ROCK MUSICAL BLEACH』の新カンパニーがどのような作品を紡ぎ出すのか、期待したい。

スタッフ・キャストコメント

■脚本・演出:児玉明子
この度8年ぶりに上演される、『ROCK MUSICAL BLEACH』の脚本・演出のお話しを頂いた時、まず思ったのが、毎週発売日を楽しみに数えながら、兄と折半して硬貨を握りしめて、少年ジャンプを買いに行っていた幼い自分に、そして大きくなって、劇場の客席で過去作品の『ROCK MUSICAL BLEACH』を観ていた自分に、大きな声で報告できたら…という事でした。どれだけ驚く事でしょう(笑)!
今回の破面篇は、人気のあるキャラクター達がたくさん出て参ります。どうしたらより良い形で、お客様にお届けできるか、試行錯誤を繰り返しながら脚本を執筆致しました。
そして、丁寧に打ち合わせを重ねていくスタッフワークと、稽古を重ねていくキャストの演技と熱量で、皆様に楽しんで頂ける舞台になりますよう、精一杯頑張ります!

■音楽:兼松 衆
歴史ある作品に参加させていただき、まことに幸甚です。
並々ならぬ熱の籠ったホンをいただきまして、身が引き締まる思いで音楽を作っています。
歳のわりにめずらしい芸風で生きてきた所為でしょうか、
「つづきもの」を任せていただくことは二度目の経験になりますが、
古くからのお客様にも、新しいお客様にもお楽しみいただけますよう励んでまいります。
ご期待くださいませ。

■黒崎一護役:木原瑠生
歴史ある作品『ROCK MUSICAL BLEACH』の主演ということ、これまで先輩方が創られたブリミュの世界、情報が解禁される度に楽しみとプレッシャーの葛藤の日々でした。
一護の「自分の決めたことは絶対に曲げないまっすぐさ」「仲間思い」「THE 男前」というところに憧れています。少し気怠さがあるのが尚かっこいい。誰しも一度は憧れた卍解に今からワクワクしています。
ブリミュの中でも待望の破面篇です。
その期待を超えていけるように誠心誠意カンパニー一同で新しいブリミュを創り上げていきますのでどうか応援していただけたら幸いです。
魂に誓って熱い舞台にします!

■ウルキオラ・シファー役:百名ヒロキ
「2.5 次元」という単語自体が浸透していなかった時代から公演されていた「ブリミュ」。
長年愛されているこのシリーズの約8年ぶりの新作に関わる事が出来てとても光栄です。
小学生の頃は死神を怖い存在だと思っていたので、友達の家でドキドキしながら単行本を読んでいた思い出があります。その後もジャンプ本誌で楽しんでいました。学生時代の思い出がたくさん詰まった作品です。
ウルキオラが初登場した当時は絶望と憧れを同時に感じました。
舞台版でも一護をはじめ、お客様にも絶望を与えられる存在になる様に大切に務めます。
素敵な作品をキャスト、スタッフ、そしてお客様と盛り上げて行くのが楽しみです。

■グリムジョー・ジャガージャック役:植原卓也
この度、グリムジョー・ジャガージャック役で出演させて頂きます植原卓也です。
何年も前から絶大な人気を誇る『BLEACH』という作品に携われる事、とても光栄に思います。
『BLEACH』の物語、そしてグリムジョーというキャラクターを追求し、皆様に楽しんで頂けるよう日々精進します。「破面篇」ぜひご期待下さい!

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2月26日(月)、AMPTAKxCOLORSが新曲「AMP-ATTACK!」のミュージックビデオをYouTubeで公開した。

AMPTAKxCOLORS

AMPTAKxCOLORS

「AMP-ATTACK!」は、メンバーの自己紹介ラップが盛り込まれた楽曲。自己紹介ラップには、各メンバーから集められたそれぞれのキャラクター性や想い、個性が詰まっているという。また、“けちゃ”のみ曲調の異なるパートが含まれている。MVでは、ヒップホップ系のファッションに身を包んだメンバーが、ストリートで個性を発揮している。

 

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