『ZOZO CHAMPIONSHIP』大会初日&2日目のペアリングが決定!

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PGAツアートーナメント『ZOZO CHAMPIONSHIP 2023』が10月19日(木)~22日(日)、アコーディア・ゴルフ 習志野カントリークラブ(千葉県)で開催される。その大会初日・2日目におけるペアリングが発表された。

注目は、初日10:46にティーオフとなる第12組。2021年優勝の松山英樹、昨年王者のキーガン・ブラッドリー、そして昨年2位のリッキー・ファウラーという、優勝候補の実力者3人が顔を揃えた豪華なペアリングだ。

また、東京五輪金メダリストのザンダー・シャウフェレは、テイラー・ムーア、カート・キタヤマとペアリング。石川遼は、若手のホープと目されるアクシャイ・バティア、キャメロン・チャンプとラウンドする。

果たして、4日間の手に汗握る戦いを制するのは誰か? 両日のペアリングと各組のティーオフ時間は以下の通り。

【10月19日(木)ROUND1】

10月19日(木)ROUND1 第1~13組

10月19日(木)ROUND1 第1~13組

10月19日(木)ROUND1 第14~26組

10月19日(木)ROUND1 第14~26組

【10月20日(金)ROUND2】

10月20日(金)ROUND2 第1~13組

10月20日(金)ROUND2 第1~13組

10月20日(金)ROUND2 第14~26組

10月20日(金)ROUND2 第14~26組

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クラシック音楽をベースに独自の世界観を表現し続け、先日、結成15周年を迎えた男性4人組ボーカルグループ「LE VELVETS」の佐藤隆紀が、初となるソロ・オーケストラコンサートを開催することが決定した。

テノール担当、個性的なメンバーの中でも抜群の歌声を持ち、『レ・ミゼラブル』『エリザベート』などミュージカルでも活躍中の佐藤。今回のコンサートでは、過去出演ミュージカルからの楽曲はもちろん、クラシック、ディズニーからJ-POPまで、佐藤だからこそ実現できるジャンルレスのプログラムを、指揮・栗田博文、演奏・東京交響楽団とともに届ける。さらに、歌ネタで人気を博すお笑いコンビ阿佐ヶ谷姉妹のゲスト出演も決定。異なる舞台で活躍する阿佐ヶ谷姉妹とのコラボレーションも注目だ。

『佐藤隆紀 オーケストラコンサート 〜310 Sugar's Sweet Time〜』 は、2024年3月10日(日)東京オペラシティ コンサートホールにて開催。

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1986年札幌で結成し、日本屈指のロックバンドとして君臨し続けたbloodthirsty butchersが、11月3日(金・祝)の国内最大級アナログレコードイベント「レコードの日 2023」に、彼らが日本コロムビアに在籍時に発表したオリジナルアルバムである『birdy』(2004)、『banging the drum』(2005)と、『bloodthirsty butchers VS +/-{PLUS/MINUS}』(2005)の3作品をアナログ化同時リリースする。それに先駆け本日10月19日、公式YouTubeチャンネルを開設。

さらに、メンバーに田渕ひさ子を迎え、4人となったbloodthirsty butchersの日本コロムビア移籍第一弾として2004年にリリースされたアルバム『birdy』の1曲目に収録されている「JACK NICOLSON」のMVをYouTubeにて初の公式公開した。

イシバシミツユキ(映像作家・監督)と長田悠幸(漫画家)のタッグで制作されたMV「JACK NICOLSON」は、”君がこの先大人になっても 悪い大人の手本でいたいんだ”と綴った上で、”このバンドで踏み込んでいたい、このバンドで存在していたい”というバンドの強いメッセージが、一貫して突き刺さるストーリー仕立てのアニメーション作品で、発表当時、MVとしても大きな衝撃を与えた。

最後まで見入ってしまうMV「JACK NICOLSON」をはじめ、bloodthirsty butchers公式YouTubeチャンネルにて、これまでのMVなどを是非チェックしてみよう。

なお、「JACK NICOLSON」収録のアルバム『birdy』をはじめ、『banging the drum』、『bloodthirsty butchers VS +/-{PLUS/MINUS}』の3作品のアナログレコードは、発売日であるレコードの日11月3日(金・祝)に向け、予約受付中。

 

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『マンスリー弾き語りライブ「歌夕寝 -うたたね-」』を開催中の映秀。が、ワンマンツアーとしては2年ぶりとなる『映秀。CLUB QUATTRO TOUR “一寸先の貴方へ” 』を開催することを発表し、Teaser映像が公開された。

今回のツアーは、前回(2023年1・2月)の対バンツアー後、アコースティックでのLIVE活動を中心にしてきた映秀。が、自身が集めたバンドメンバーと共に東名阪のCLUB QUATTROを廻るバンド編成のツアーとなる。タイトル “一寸先の貴方へ” には、『届きそうで届かない、そんな貴方へ向けて歌う』という映秀。の想いが込められており、ライブハウスならではの距離感で、来場されるひとりひとりに向けて大切に歌を届ける公演になるだろう。

また、本日・10月19日(木)より、ファンクラブ EISYU FC “ 。” と、オフィシャルサイトにてチケット先行受付(先着)がスタート。EISYU FC “ 。” 先行受付でチケットを申し込むと、特典としてオリジナルピックキーホルダーがプレゼントされる。

 

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青春スポ根ミュージカル漫画を原作とする舞台『かげきしょうじょ!!』が、2023年10月18日(水)に開幕。同日のゲネプロ前には囲み取材を実施され、志田音々、二瓶有加、佐藤日向、佐々木李子らキャスト4名が意気込みを語った。ゲネプロのオフィシャルレポートが到着した。


『かげきしょうじょ!!』の原作は、斉木久美子が白泉社「MELODY」にて連載中で、2021年にはTVアニメ化も果たした青春スポ根ミュージカル漫画。
女性のみで構成される“紅華歌劇団”の人材育成を目的とした紅華歌劇音楽学校を舞台に、“第100期生”である10代の少女たちが未来のスターを目指してひたむきに奮闘・葛藤する姿を描く。

今回の舞台『かげきしょうじょ!!』では、天真爛漫な長身の少女・渡辺さらさ役を志田音々。周囲に関心のない“元”国民的アイドル・奈良田愛役を二瓶有加。
“第100期生”の委員長・杉本紗和役を佐藤日向。紅華歌劇団家系のサラブレッド・星野薫役を新谷姫加。高い歌唱力を持ちながらも自分に自信がない内気な少女・山田彩子役を佐々木李子。
姉妹揃って入学した双子の姉・沢田千夏役を高橋果鈴。双子の妹・沢田千秋役を和泉風花。愛の指導を担当する“第99期生”の先輩・野島聖役を青山なぎさ。さらさの指導を担当する先輩・中山リサ役を石井陽菜。第99期生の委員長・竹井朋美役を深沢萌華が演じる。

開演後に繰り広げられるのは、紅華歌劇音楽学校の合格発表シーンだ。
狭き門を通過した100期生の少女達が登場すると、アニメ版でも使用されている楽曲「星のオーケストラ」にあわせて、それぞれの特徴を印象付ける様なダンスでオープニングを飾った。

本作では、『かげきしょうじょ!!』のテーマである“ミュージカル”のエッセンスが要所に盛り込まれており、99期生の指導のもと100期生が掃除に励むシーンでは、まるでニューヨーク・オフ・ブロードウェイのロングラン公演「STOMP」を彷彿とさせるような、ホウキやバケツといった掃除道具を使ったパフォーマンスを見せる。

また、予行練習期間の最終日の場面では、声優・若本規夫がアニメ版と同じく自衛官の穴井一尉役として声の出演。講師陣からメタな台詞も飛び出し、客席から笑い声が上がる。
本舞台では、このシーンのほかにも、さらさの“アニメ好き”という設定を強めて、アニメパロディネタが随所に取り込まれているのも印象的だ。

そして、漫画を原作とするいわゆる“2.5次元舞台”でもっとも重視されるのが「いかにキャラクターに寄せられているか」だが、その点でも抜かりはない。
本作で最も“2.5次元”的なキャラクターは、“オスカル様に憧れる天真爛漫な長身少女”のさらさだが、演じる志田は共演者から「ナチュラルボーンさらさ」と評されるほど。
実際の志田はさらさよりも身長が低いが、スラリと伸びた手足から受ける印象はさらさそのもの。そして大きな瞳と、その身に纏ったオーラが天真爛漫さを体現しており、学校生活で一喜一憂する彼女を見ているだけで観客を飽きさせない、目が離せない存在となっていた。

愛役の二瓶は、囲み取材で「今まで人に見せてこなかった“陰の部分”を、愛ちゃんを通じて出せるようになった」と語っていたが、“能面”と揶揄されるほどの無表情に隠された感情を見事に表現。特に“負の感情”での愛とのシンクロを強く感じ、怒りや悲しみを爆発させるシーンが印象深い。

委員長・紗和は、演じる佐藤自身が囲み取材で「優等生なんですが、作中で先生から指摘されることは一度もなく、一方で褒められる描写も一度もない」と語ったように、アニメ版と同じく、今回大きくスポットが当たるシーンは無い。
しかし、舞台経験豊富な佐藤だからこそ醸し出る安定感が、100期生達の頼れる存在であることに説得力を持たせており、全編を通して彼女たちをリードする働きを見せていた。時折見せる“紅華オタク”な一面も非常に愛らしい。

そして彩子役は、アニメ版でも同キャラクターを演じた佐々木。アニメでも、学校生活で自信を無くしてしまった彩子と小野寺先生のシーン、そして彩子が歌う「My Sunset」のシーンで涙を流したファンは多いだろう。
その屈指の名場面が、今まさに佐々木の生の芝居と歌声で表現され、客席から拍手が巻き起こった。

このほか、ステージのみならず客席通路も使って芝居やパフォーマンスが繰り広げられ、紅華乙女達の物語は、約2時間30分の2幕制で展開。
最後には、エンディング「星の旅人」が流れてキャスト総出で華麗にパフォーマンスし、幕は下りた。

舞台『かげきしょうじょ!!』は、2023年10月18日(水)~22日(日)に「こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ」にて上演。

渡辺さらさ役 志田音々

初日を迎えることができて、大変嬉しいです。
私は4年ぶりとなる2回目の舞台出演で、初めての座長だったのですが、みんなに支えてもらって、本当に紅華歌劇音楽学校の少女達のようにお互い切磋琢磨して過ごした、長い長い1ヵ月間の稽古でした。
この1ヵ月、原作漫画とアニメをリスペクトしつつ、自分なりの感性で、舞台ならではの“生きている人間らしさ”を突き詰めてお稽古してきました。
いざ本番を迎えて、お客様の前で、稽古通りにできるだろうかという不安もありますが、そのリアルな感情も乗せてお芝居していきたいと思っています。
稽古期間で培われた私達カンパニーの絆や空気感を、皆様と一緒に共有できたら嬉しいです。劇場でお待ちしております。

奈良田愛役 二瓶有加

今日が初日ですが、稽古期間に本当に色々なことがあったんで、早かったような長かったような……という気持ちです。
音々ちゃんは「みんなに助けられた」って言ってますけど、私自身は音々ちゃんの“ナチュラルボーンさらさ”な明るさにいつも救われていました。
自分と愛ちゃんは最初一致するところが全然なくてすごく不安に感じていましたが、稽古を続けているうちに、今まで人に見せてこなかった“陰の部分”を、愛ちゃんを通じて出せるようになりました。今回私の新たな一面をお見せできるんじゃないかと思っています。
千秋楽までカンパニーみんなで力を合わせて突っ走っていきますので、よろしくお願いします。

杉本紗和役 佐藤日向

『かげきしょうじょ!!』が、アニメに続いて舞台化され、遂に紅華歌劇音楽学校の世界をリアルに体験できる日が来ました。

紗和ちゃんは委員長を務める優等生なんですが、作中で先生から何か指摘されることは一度もなく、一方で褒められる描写も一度もなくて。
首席合格だからできて当然だと思われているんでしょうけど、私もあまり褒められない人生だったので、そういう部分を共感しながら「一緒に頑張ろうね!」という気持ちです。
あと、今回の髪型はウィッグではなく自分で地毛を結んでいるんですが、メイクのときにいつも「紗和も毎朝こうやって髪を結んでいるのかな」と、彼女とのリンクを感じています。
舞台という形で立体的に表現された紅華の世界を、皆さんも先生や生徒になった気持ちで見てもらえたらと思います。よろしくお願いします。

山田彩子役 佐々木李子

キャストとスタッフの全員が力を合わせて、お稽古をして、初日迎えることができました。
私は彩子ちゃんと同じで歌も大好きなんですが、心を開くのが苦手で外から見守る側になってしまうところも似ていて。
実際、お稽古始まってからもちょっと緊張しながらみんなの輪を眺めていたのですが、みんながすごく優しく迎えてくれたので、よりリアルに彩子ちゃんの気持ちを感じることができました。
お稽古の時も、毎回すごく役に感情移入していたので、本番でも彩子ちゃんの気持ちになって大切に演じていきたいです。
これで完成じゃなく、毎日毎日進化し続ける舞台『かげきしょうじょ!!』にしていきたいと思っております。

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国を越え年代を越え、広く長く愛され続けている喜劇作家であるニール・サイモンの自伝的戯曲ビロクシー・ブルース。日本でもさまざまな出演者、さまざまな演出家で上演されてきたこの名舞台が、2023年11月、新たな息吹を吹き込まれる。

物語の舞台となるのは第二次世界大戦中のアメリカ、ミシシッピー州のビロクシー。新兵訓練所に送られてきた若者たちが繰り広げる、笑えて泣けて、胸がキュンとしつつもほろ苦い青春グラフィティとなる。

演出を手がけるのは丁寧で繊細な演出で知られる注目株、小山ゆうな。キャストは主人公のユージン(作家志望で皆の様子を日記に綴っている)を濱田龍臣が演じるほか、エプスタイン(博学だが虚弱体質)に宮崎秋人、カーニー(おとなしい性格で歌が好き)に松田凌、セルリッジ(自分にはユーモアがあると思い込んでいる)に鳥越裕貴、ヘネシー(炊事当番を担当、同性愛者)に木戸邑弥、ワイコフスキ(屈強過ぎる胃袋と異常性欲の持ち主)に大山真志、デイジー(ユージンの初恋の対象となる美少女)に岡本夏美、ロウィーナ(ユージンの初体験の相手となる娼婦)に小島聖、トゥーミー(新兵訓練担当の鬼軍曹)に新納慎也が扮する。

濱田、宮崎、松田、鳥越の4人が初めて顔を揃えるという貴重なタイミングで取材会が行われ、各自が作品への想いや意気込みなどをたっぷり語ってくれた。

ーーまずはそれぞれ順番に、意気込みを訊かせてください。

濱田:2020年から舞台のお仕事をいただく機会が増えていまして、今年もこれが2本目の舞台になるのですが、毎回どの作品でも自分なりに成長できる何かを得られている気がしています。今回演じさせていただくユージンは、ストーリーテラーとしての面もありますが、彼自身も葛藤を抱いていたりするので、そういう部分を舞台上で表現できるように精一杯演じたいと思っています。こうして素敵なキャストの皆様に囲んでいただきながら、約1ヶ月の稽古期間を経てしっかりと作り上げていけたらと思います。よろしくお願いします。

濱田龍臣

濱田龍臣

宮崎:濱田くんに、本当に素敵なキャストだと思ってもらえるよう、僕も精一杯頑張りたいと思います。

鳥越:今、僕もプレッシャーをものすごく感じた(笑)。

宮崎:アハハ。僕が演じるエプスタインは、今までやったことがないような役柄だったりするので、自分としては正直なところまず役作りが一番大変かなと思っています。自分自身に全くない要素が多いので。初日までたくさん足掻いて、作っていきたいです。

松田:ニール・サイモンの戯曲を同世代の俳優たちと共に演じさせていただけるという、この機会にすごく感謝しています。今回の稽古と本番でカーニーという役どころを通し、この役だからこその魅力みたいなものをしっかりと出せるように努めていきたいです。初めてご一緒する方もいらっしゃるのでそういった点でも楽しみですし、みなさんから少しでもいい俳優だなと思っていただければと思っています。

鳥越:僕が演じるセルリッジは、自分を面白いと思っているヤツでして。なんだかちょっと周りから釘を刺されているかのような感覚にもなっていますが、まさに、この僕の特性を活かせる役だなとも思っています。僕も、一応自分を面白いヤツだと思っているので、その点に関しては東宝さんからだけではなく、常日頃から釘を刺されています(笑)。そんなことも役に活かせるように頑張りたいと思います。

ーーこの4人で顔を揃えたのは今日が初めてとのことですが。共演歴などこれまでの繋がりとしては。

濱田:僕は、このお三方とも今さっきが初対面です。だから、どうしよう……と思いながらここに座っています(笑)。

ーーもしかして緊張していますか?(笑)

濱田:ちょっと緊張してます!

ーー濱田さん以外は、それぞれ付き合いが長そうですが。

松田:お互い共演経験も多いんですが、実は7年ぶりの共演だったり、会うのが何年かぶりだったりで、意外と長い期間を空けての久しぶりの共演になるんですよね。

宮崎:プライベートではよく会ってるんですけどね。

松田:はい、2日前も会ったばかりで。

鳥越:そこの2人は仲良過ぎるんだよ。しかも、かなり仲良し期間が長いよね。

松田:そうですね。それこそ裕貴、鳥越くんもそうですけど。

宮崎:昔は仲良かったんですけどね?

宮崎秋人

宮崎秋人

鳥越:そう、実はいろんなことがあって、今回ようやく再び戻ってきた感じで……って?

松田:いやいや、とんでもない。今でもみんな仲良いですよ。

ーー宮崎さんと松田さんは、デビュー当時からのお付き合いになるとか。

宮崎:養成所の同期なので。

濱田:へえ、そうなんですね。

松田:(濱田に)今、おいくつなんですか?

濱田:僕、23歳になったところです。

一同:ええ!?

鳥越:10歳も下なんや。

濱田:2000年生まれです。

松田:うわー! それなのに、この貫禄たるや(笑)。素晴らしいですね!

ーー宮崎さんと松田さんと鳥越さん、久しぶりに共演することについてはいかがですか。

鳥越:なんか、イヤーな感じですね(笑)。変な緊張感があるというか。お互い、ここまでの道のりをどう来たのかみたいなものを今回見せることになるのかも、なんてことも思いつつ。

宮崎:確かに、手放しで「やったー!」みたいな感じでは正直なかったです。もちろん、嬉しいんですけど。プレッシャーとか、妙にこっぱずかしい気持ちがあったりして。裕貴も言ってますが、ホント「この数年間で、お前ちゃんと成長したのか?」みたいな見られ方をされるんじゃないかという気もして。

松田:僕も、同じような気持ちです。だけど年齢を重ねたからこその新たな自分、みたいなものもあるでしょうし、それが演出の小山ゆうなさんにどう映り、どう演出を付けていただけるかで、さらに自分たちの新しい色が見出せていけたらとも思います。

松田凌

松田凌

ーー濱田さんにとっては、こうして初共演の方が多い現場というのは。

濱田:みなさんがどういう人なのか、お芝居をどういう風にぶつけてきてくれるのかとか、楽しみが多いです。特にユージンの場合は、本当に全員と同じくらいの熱量でぶつかって対話をするシーンが多いですから。どう受け止め、自分もどうぶつけていくか、日々試行錯誤しながらの稽古期間になると思います。ぜひみなさんに仲良くしていただければいいなと思いつつ、でも今、こうやって挟まれているのが本当に僕もこっぱずかしいというか……。

鳥越:きっと、イヤだよねえ~(笑)。

濱田:いやいや、全然そんなことはないですが(笑)。

ーーみなさんが、この作品に感じている魅力、気に入っているところはどういったところですか。

宮崎:ニール・サイモン自身が若い頃に抱いていた感覚も、今の若者とまったく変わっていないんだというところ。ユージンがとにかく童貞を卒業したいということを考えていたりして、若者が抱く想いはどの時代も変わらないというか、特に男はずっとそういう生き物なんだなっていうのは感じましたね。

松田:僕も、ああいう時代背景にもかかわらず結構、笑えるところがいいなって思いました。環境や立場にしてもそうなってみないとわからないですが、でもあの状況で同年代の男の子たちが集まって、みんなでそれぞれのくだらない夢みたいなものを語り合う場面とかは、台本を読んでいて自然と笑えるシーンがとても多くて。だからこそ喜劇なんだなとも思いますし。前回、日本で上演した時に自分は観に行けなかったので、この作品を今、客席から観たらどういう気持ちになるんだろうということに、とても興味があります。ぜひ今回のお客様にも、期待して観に来ていただけたら嬉しいなと思いました。

鳥越:僕は、やはりセリフの面白さ、素敵さを感じたのと同時に、改めて考えさせられることも多々あって。今回、果たしてそういうセリフの意図をお客さんにちゃんと伝えられるだろうかというプレッシャーも、すごく感じています。喜劇ってこういうことなんだ、というのも改めて勉強になっていますし、とにかく面白いです。「そのツッコミ、自分もちゃんとできたら面白いな!」とか思いながら、ものすごく楽しく台本を読みました。

ーーツッコミ心が刺激されましたか(笑)。

鳥越:はい(笑)。それと、ユージンの恋愛のところなんか、キュンキュンしちゃって! つまみとお酒があれば、もうずっと読んでいたいくらいで。

宮崎:そう、ユージンがめちゃくちゃ可愛いんですよ。

鳥越:この、自分が最初に抱いた感覚を、しっかりと舞台でも表現したいなと思いました。

鳥越裕貴

鳥越裕貴

濱田:僕は、まだ台本をざっと2回くらいしか目を通せていなくて。深いところやそれぞれのキャラクターらしさも全部拾えているわけではないんですけど、本当にワードセンスがすごいなというのは感じました。そして、みんながどういうところで暮らしていて、どういう人間かということを最初にユージンが5人分、ぶわーっとしゃべる場面があるんですが、そこで各自のキャラクターがものすごく的確に言葉として表現されているので。そういう意味では、ユージンってマジで大変な役だなと思っていて。

鳥越:ホント、そうだよね。

濱田:その最初の場面でちゃんとそれぞれのキャラクター、人間性を、この世界観の説明と共に表現できたら、そのあとに続く素敵なセリフや言葉がさらに際立ってくると思いますし。だから、なんとか最初にしっかり気張らなきゃ! と思っていたら、実は最後にも爆弾がもう一個あって、今ちょっと震えています(笑)。だけど本当にすごく素敵な台本ですから、稽古開始までもう少し時間があるので自分なりに読み込んで解釈を広げながら本読みに向かいたいなと思っています。

ーー今回の舞台で、ご自分にとって課題になりそうだと思っているところは?

松田:僕は歌じゃないですかね。英語の歌詞で歌う予定なんですが、もともと自分が歌を得意としているタイプでもないですし、英語が喋れる人でもないので、ちょっと挑戦かな、と。物語の節目となる場所で歌ったりもしますし、歌い上げるというよりもシーンの移り変わりで口ずさんだりするので、お芝居とはまた別に稽古を重ねなければと思っています。

鳥越:僕は、自分の面白さを押し殺してちょうどよくすべらないとダメ、というのが課題ですね! と、まあそれは一旦置いておくとして。セルリッジは、意外にちゃんと軍人として成功していて、それが垣間見える瞬間があるので、そこをどう演じるか。その場面のためにも、わちゃわちゃしながらも水面下で動いている人のことをどうやって見せていくかも大事かなと思っています。

宮崎:今まで僕自身、わりと骨太で健康的な役が多かったので、そういう意味でもエプスタインは真逆のタイプで。精神面でも熱血で真面目で真っ直ぐで、みたいな役が多かったんですけど、それもまた真逆というか。でも芯は一本すごく太いのが通っていて、ただ、その芯が彼の中の正義感の元になっているのかどうかが言葉だけでは見えづらいところもあるなと。それに皮肉も多いから、それを出し過ぎないように、でも隠し過ぎないように、うまいバランスで演じなきゃいけないなと思っています。また、この作品は言葉遣いがすごく上手ではあるんですがお客さんがそれを聞くだけですんなりキャッチできるかどうかというのは、小山さんと相談しながらじゃないと、とも思っていて。僕らが演じてみて小山さんにどう届くか、そしてこの作品を文字で読んだことない人にどう届くかというのは、我々の身体を通してみてじゃないとわからないところなので。変な意味じゃなく、現状の台本を信じ過ぎないようにしようかなとは思っています。

濱田:ユージンはストーリーテラーでもあるのですが、ストーリーテラーって大まかに分けると過去、現在、未来、どの立ち位置からやるかということになると思うんです。今回、僕が読んだユージンの立ち位置としては、現在進行形で、観客が観ている場面を同時に説明しているという方向性だと思うので、そのトーン感をどう出すか。これまで、未来から過去を回想しながら進めていくストーリーテラーは演じたことがあって、その場合は「こんなこともあったなあ」と思い出しながらの説明になるんですが、それが現状に起きていることを説明するとなると来てくださっているお客様との心の距離が大事になるというか、どこに自分の軸を置いていいかというライン引きが難しくて。演出と、あとは舞台美術とかとの兼ね合いにもなりそうですが、客席との距離感をどこまで近づけたり、遠ざけたりするかも、難しそうだなと思っています。

ーーそれぞれが演じるキャラクターに共感できる部分、逆に違うなと思われる部分は。

濱田:ユージンみたいに文章にして書くわけではないですが、勝手に人のことを「こんな人なんじゃないか」と想像したりすることがたまにあるので。「ハンバーガー好きなのかな」とか「どんなお酒を飲むのかな」とかくらいですけどね。人のことをそうやって勝手に想像するところは、ちょっと似てるのかなと思いました。

松田:どうなんだろう、似てる部分はあるとは思いますけど。カーニー自身には共感みたいなものはあまりないんですが。この世代の気持ちみたいなもの、ピーターパン症候群みたいな、ああいう心持ちにはすごく共感できます。役としては似てないかもしれないですが、演じているうちに「似てるね」って言われればいいなと思いますね。

鳥越:そうですね、面白い時もあれば面白くない時もあったりするところは、すごく似てるかなって。

宮崎:打率の違いはあるけど?

鳥越:打率は、まあまあ上がってきたところなんじゃないかな。彼もまだ若いんでね。

松田:じゃ、昔の自分みたいなもんだ。

鳥越:そう。いや、自分のほうがもうちょっとウケてたつもりではいる。っていう、その感覚のノリも似てるんだと思います。

(左から)鳥越裕貴、宮崎秋人、濱田龍臣、松田凌

(左から)鳥越裕貴、宮崎秋人、濱田龍臣、松田凌

ーー長い付き合いのお二人から見ても、似てると思いますか?

松田:人の1.5倍くらい、言葉の玉数が多いところは似てるんじゃないですか。

鳥越:当たればいいかって思うから。

松田:今回久しぶりにご一緒させてもらうんで、そういう昔から変わらない部分に嬉しさを感じたりもしています。裕貴って心根が優しくて、みんなのことを見てくれているから笑いに飛び込めるというか……って、裕貴について語る取材じゃなかった!

鳥越:なんかもう、恥ずかしくなってきた。

宮崎:そうですね、裕貴の場合は……。

鳥越:いや、僕のことはもういいから!(笑) 引き続き、自分の役との共通点を答えてよ。

宮崎:ないですね、エプスタインと似てるところは。一応僕も弱めなので、お腹を壊しがちとか、そんなところくらいしかない。あとは彼の夢が最終的にわかる部分で、僕も目上の人に対してああいう風に思ってる節はあるかな。昔、二十歳そこそこで演出家に厳しくされた時に「いつかぶん殴ってやる」と思いながらやってましたから(笑)。ホントは仲良くしてるんですけど、その演出家の方とも。

鳥越:たまに鋭く言う時もあるからね。

宮崎:確かに、思ったことをピシッと言うところもあります。慇懃無礼なところもあったりする……。あれ? ちょっと似てるかもしれない?

ーー話しているうちにちょこちょこ似た部分が出て来ましたね(笑)。また、これは友情のお話でもありますから、みなさんが友情に対して思うこと、友達になるならこんな人というのを教えてください。

鳥越:個人的には、悪いところばっかり言っている人とはあまり楽しく過ごせないかなって思います。

ーー悪口で盛り上がるタイプではない?

鳥越:それがネタで笑えることならいいんですけど。そればかりずっと聞かされていると気持ちが落ちちゃうから、そういう人はあんまり好きじゃないかなって。(濱田に)友達、どう?

濱田:リアルの友達は最近少なくなりましたけど、一緒にゲームをやる友達は増えました。くだらないことで頭をカラッポにしたまんま笑っていられる人とは今後も一緒に遊びたいなって思いますね、気を遣いたくないので。確かに悪口を言うのは嫌ですけど、ちょっと愚痴り合えるくらいの感じは欲しいです。共鳴できるところがあるといいですよね、笑いのツボや、嫌だと思うポイントが共有できると何をやっても楽しくできるように思います。

濱田龍臣

濱田龍臣

宮崎:ダメなところが「愛くるしいな」と思えたら、友達なんじゃないですか。僕の一番仲のいい友達がダメなところだらけなもので……。

ーー今、ここにいる人ですか、松田さんとか?

鳥越:気づくの、早かったですね!(笑)

宮崎:そう、すべてが愛くるしいので(笑)。友達の、そういうところに惹かれるのかなって思います。

ーー松田さんも、そうですか?(笑)

松田:ま、そうやって愛してくれる人ですかね……!(笑)

鳥越:なんだそれ、その鋭い眼光のままで言うとコワイわ(笑)。

松田:僕の場合はたまに「今、何してるかな」って思う人。たとえば地元のツレ、友達でもそうなんですけど、ずっと会えていなくても時々、顔が浮かんでくるというのがたぶんすごく大事で。そういう相手に何かがあった時は何が何でもすぐ駆けつけたいですしね。そういうのは、互いの損得でもないし利害関係でもないし。たとえ年齢が離れていても、年上の方でも年下の方でもふっと思い出せば気兼ねなく連絡できる人が友達なんだと思います。

ーーでは、この作品の登場人物の中で友達になりたいのは誰ですか?

宮崎:エプスタイン!

ーー即答ですね!

松田:確かに、仲良くなりそう。

濱田:僕も、一番仲良くできるのはエプスタインな気がします。

ーー宮崎さんは、ご自分とは真逆なのに?

宮崎:いや、すごい魅力的だなって思いますし。

松田:でも確かにツレって考えたら、エプスタインが一番信用できるよな。

宮崎:めちゃくちゃ信用できる。

宮崎秋人

宮崎秋人

鳥越:僕、圧倒的にデイジーだけどな。

宮崎:そうだなあ。でも、それが恋にならないなら。

鳥越:……なるな!(笑)。友情じゃ無理か。好きになっちゃうか。

松田:お前、トゥーミーだろ。

鳥越:え? おいおい(笑)。いや、トゥーミーかもしれない、もしかしたらな(笑)。ああいう人の隣にいたいほうだからな。

ーー怖くないんですか。

鳥越:やっぱり、どれだけうまく世渡りできるかってことのチャレンジも入ってきますからね。

松田:さすが、元スネ夫(笑)。

鳥越:はい、スネ夫としては、やっぱりトゥーミーのそばにいたいってことです(笑)。

松田:僕は……エプスタインでも誰でもいい。この作品は群像劇なんだけど、なんか僕ね、年々、群れが苦手になってて。少人数が良くて、3、4人ぐらいがベストで。いっぱい人がいると、誰が何を思ってるみたいなことを考えられなくなっちゃうくらいに、なんかもう群れが苦手で!

一同:あははははは!

鳥越:パワーワードだな!

松田:難しくないですか、集団社会って。だから会社勤めをされている方とか、ある種コミュニティをずっと守っている方々って本当に素晴らしいと思う。

鳥越:(笑)、なんのインタビューやねん。

松田:だからまあ、友達ということであればエプスタインは、すごく芯を持っているし、ツレとして付き合ってても裏切りがお互いなさそうだし。そういうのは大事ですよね。

ーー稽古、本番までに何か準備をしておこうと思っていることはありますか。

濱田:ないです! 稽古が始まってから全部作ります。基本的にキャラクターの理解をするために台本を読むこと、多少はありますけど、そんなに回数は読まないんです。今回も、稽古までにあと1回読むか読まないかくらい。家で仕事をするのが苦手なもので。

ーー現場ですべてやる。

濱田:はい。あと、自分だけで作っても結局ひとりよがりになるだけだから。自分で声を出すだけでなく、他の人の声も聞きながら何ができるのか、のほうが僕は好きなんです。

鳥越:自分は、ある程度身体を鍛えておかないとだめかなとは思っていますけど。ただ最近、余分な肉がうまく取れないのよ。取れなくない?

松田:取れないよ。

松田凌

松田凌

宮崎:飲み過ぎなんだよ。

鳥越:それはそうなんだけど(笑)。そこのところが難しい。身体づくり、頑張ります!

松田:僕も、特にないですね。さっき龍臣が言っていたように、この同世代で稽古に入ってからその場の感覚を楽しめたらいいかなと思います。

宮崎:僕も身体作りですかね。ト書きに“華奢だ”と書いてあるんで、ある程度もっと落としておかないといけないな、と。

松田:でも、確かに痩せたよね!

宮崎:この舞台の話をもらってから僕、筋トレを一切していないから。脂肪を落とすより筋肉を落とすほうが難しいから、まず筋トレをやめてその期間は好きなものを食べてきたんです。あとは脂肪を落とすだけ、だから簡単です。

ーーということは、宮崎さんが最も準備をしてる人でしたね。

宮崎:僕そうでしたね(笑)。

鳥越:しれーっとして、めっちゃ準備してたやないか。悪いやつや。

宮崎:してたよ。準備なんてもんは、みんなしれーっと、やっておくもんです(笑)。

ーー本番に向けて、一番の楽しみというとなんですか?

濱田:初日と千穐楽、終わった後のビール!

鳥越:だよねー!(笑)

松田:そうだよな。

濱田:始まったー頑張ったー飲んだーうわーうまい! と。終わったー飲んだーうまい! と。

松田:裕貴は? 何が一番楽しみ?

鳥越:えー、なんだろうな。でも、このメンツが集まることってなかなかないからね。本番が来るだけで、すごい楽しみではありますけど。久しぶりだもんなあ。

鳥越裕貴

鳥越裕貴

宮崎:うん。久しぶりにみんなの声を近くで聞くのが、まずは楽しみですね。

松田:僕も稽古かな。どうやって稽古していくのかが、今は一番楽しみです。

濱田:……。

宮崎:いいよ、変えても。この流れだとなんか最初に「ビール!」って言っちゃったのを後悔してそうだから(笑)。

濱田:座長だし、一番年下なのに、ヤバイですよね(笑)。

ーーみんな急に真面目だ!って(笑)。

松田:ただ、3人とも「ビール、先に取られた」って思ってるだけだから。全員思いは一緒だから。

濱田:じゃ、初日の、最初に幕が開いた瞬間の視界。幕開きの瞬間は毎日楽しみではあるんですが、特に初日は「あ、始まる!」って意識があるので好きですね。今回もすごく楽しみです!

ーーでは最後に、お客様へのメッセージをいただけますか。

鳥越:この世代の『ビロクシー・ブルース』をしっかりと届けられるように、そしてニール・サイモンさんの言葉の巧みな感じや、その言葉の中にある世界観の楽しさを精一杯届けられるように頑張ります。本当の僕は面白いんですけど、舞台上ではちょっとスベる可能性があるかもしれないということだけ、先にお伝えしておきます(笑)。

松田:この作品は、本当にそれぞれのキャラクターが輝ける作品だと思っていまして。なのでこの上演期間中に、自分たちが舞台の上で表現するきらめきのようなものを皆様にしっかりと観ていただければと思います。

宮崎:時代は第2次世界大戦の頃ではありますが、小難しそうだなと思わずに肩の力を抜いて、ただただまっすぐでおバカな青年たちがわちゃわちゃしているところをご覧いただければと思っています。ぜひ、気楽に観に来てください。

濱田:23歳になって最近は年下の方と共演する機会が増えてきたと思っていたら、今回は自分が一番年下で。それなのにこうして主演として立たせていただけるわけなので、今まで経験してきたものを引き出しから全部引っ張り出して、本気でもがきながらユージンという役に向き合っていきたいです。皆さんの演じられるキャラクターとも関係性をしっかり作って、「若い頃ってこういうことあるよね」と共感してもらえる舞台を作りたい。言葉選びが素敵だからこその、クスッと笑えるところもすごくたくさんあると思いますので、そういうところも感じていただければ幸いです。劇場でお待ちしています、よろしくお願いします!

(左から)鳥越裕貴、宮崎秋人、濱田龍臣、松田凌

(左から)鳥越裕貴、宮崎秋人、濱田龍臣、松田凌

 

■濱田龍臣
HM:白銀一太(TENT MANAGEMENT)
STY:前田順弘
衣装:インナー¥11000/VICTIM(VTM)、ジャケット¥12980・パンツ¥6930/共にCASPER JOHN(Sian PR)
その他スタイリスト私物、値段は消費税込み

■宮崎秋人
HM:野中真紀子(éclat) 
STY:上田△リサ
衣装:カーディガン¥52,800/ANEI(JOYEUX TEL03-4361-4464)

■松田凌
HM:西村裕司(earch)
STY:ヨシダミホ

■鳥越裕貴
HM:GLEAM
STY:金野春奈
衣装協力:EKCOOKIES

 

取材・文=田中里津子   撮影=池上夢貢

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2024年1月6日(土)~8日(月・祝)に東急シアターオーブにて開催される『PGF生命 presents ニューイヤー・ミュージカル・コンサート 2024』にケリー・エリスが出演することが決定した。

ミュージカルの楽曲と共に新年の幕開けを祝うコンサートとして2016年より毎年開催されている『ニューイヤー・ミュージカル・コンサート』は、ミュージカルファンの“観劇初め”として恒例となった東急シアターオーブの新春公演。この度、豪華キャスト第2弾として、大人気ミュージカル『ウィキッド』ロンドン公演で英国人初のエルファバ役として話題を呼び、ブロードウェイ公演でも同役を演じたミュージカル界の歌姫、 ケリー・エリス の出演が決定した。ほか、すでにベン・クロフォード、テリー・リアンの出演が発表されている。

舞台写真:過去公演より(撮影:下坂敦俊)

舞台写真:過去公演より(撮影:下坂敦俊)

舞台写真:過去公演より(撮影:下坂敦俊)

舞台写真:過去公演より(撮影:下坂敦俊)

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演劇ユニット「unrato」が、2024年2月23日(金)~3月3日(日)、東京芸術劇場 シアターウエストにて松田正隆作『月の岬』(演出:大河内直子)を上演することが決定した。

『月の岬』は1997年、初演。長崎弁を用い、繊細な人間の機微を丁寧に描き、この年の読売演劇大賞最優秀作品賞を受賞した。コロナ禍や世界での戦争など大きな社会事象の中で、個々の生活や葛藤に目を向けるべく上演に至ったという。主演に陳内将を迎え、梅田彩佳、谷口あかり、石田佳央、田野聖子、岡田正、奥田一平、松平春香、山中志歩、赤名竜乃介、天野旭陽、真弓、金子琉奈といった、ストレートプレイに留まらず多方面で活躍する実力派から、オーディションで演出されたフレッシュな若手までが顔を揃える。

陳内将、梅田彩佳、谷口あかりよりコメントが到着した。

陳内将

陳内将

陳内将

この度、『月の岬』にて平岡信夫役を務めさせて頂きます。陳内将です。
プロデューサーと戯曲を読み漁っていた際、幾つか読み終えて、『月の岬』と出会いました。
松田正隆さんが1990年代に生みだされた今作は長崎の離島が舞台なのも加味してか、天草出身の私には不思議なほどにすんなりと馴染みました。
『月の岬』を読了した瞬間、戯曲漁りの旅も同時に終わりました。
この作品の中で生きたい。
その気持ちが強く掻き立てられたのを覚えています。
いい意味でこの戯曲は輪郭がぼやけている部分がありますので、だからこそ、丁寧で繊細な表現を日々追求しようと思います。
稽古も、本番もとても楽しみにしています。

梅田彩佳

梅田彩佳

梅田彩佳

『月の岬』に出演致します、直子役の梅田彩佳です。
今回出演できる事、とても嬉しく思っています。
個人的になのですが、ストレートプレイに出演させて頂くのはとても久しぶりです!
台本を読ませて頂き、とても繊細で大切に触らないと壊れてしまいそうな世界にとても惹かれました。
そして、とても難しそうと思いました。(ひゃーーー!!)笑
今からお稽古がとても楽しみです。
新しい自分に絶対出会えると思うので、真正面から直子にぶつかっていこうと思います。
よろしくお願い致します。

谷口あかり

谷口あかり

谷口あかり

今回お話をいただいた時に、生まれ故郷である「長崎」が舞台と知ってご縁を感じずにはいれませんでした。とはいえ、東京育ちで長崎弁は話せないので、新たなチャレンジも楽しみながら作品作りに挑みたいと思います。
戯曲の中では何があったのか「事実」が明示されていないことも多く、その空白をどう埋めていくかで何十通りもの『月の岬』ができそうな気がしています。まるで私たちの日常そのもの。事実は一つ、解釈は無限。この作品を埋めていく過程も、観劇されたお客様がどう受け取られるのかも、全てを楽しみに、丁寧に向き合っていきたいと思います。

あらすじ

舞台は1980 年代、長崎県の離島。夏の朝、平岡家の居間。長女の佐和子、すでに嫁いだ次女の和美は、長男の信夫と直子の結婚式に出かける支度で忙しい。信夫や和美の夫・幸一が勤める高校の生徒たち、佐和子の元恋人で幼馴染の清川悟、その妻と娘などが訪ねてくる。
ありふれた日常をおくる平岡家だが、小さな事件が起きる。人々の会話から微かな亀裂が露見し、深い歪みがそこに暮らす人々の秘密となって暴き出されていく。

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三宅裕司、小倉久寛らを中心に創立された劇団スーパー・エキセントリック・シアター。アクション、ダンス、歌、笑いをふんだんに取り入れ、わかりやすくて誰が見ても楽しめる“ミュージカル・アクション・コメディー”を40年以上にわたって作り続けてきた。第61回本公演では、とある地方都市を舞台にしたスパイアクションが描かれる。

劇団SETが最も得意とするアクションの集大成となるような作品だという本作。10月19日(木)からの開幕に向け、大詰めを迎えた稽古場で行われた通し稽古を取材した。

<あらすじ>
とある平凡な地方都市に潜入した 2 人の男。1人は国家を守る特殊部隊の精鋭、もう1人は世界中で暗躍する腕利きのスパイ。彼らのミッションは、極秘に開発されたと噂される超小型スーパーコンピュータの回収。
純朴な町の人々を巻き込んで、水面下の攻防戦が繰り広げられる。 超小型スーパーコンピュータの全貌とは一体?そして彼らの命がけのミッションは成功するのか?!

今回は、公安の特殊部隊やスパイ組織が暗躍する骨太なストーリー。冒頭からキレのあるアクションがフルスロットルで繰り広げられる。稽古中のため衣裳やセットは完全ではないものの、空間を余すことなく使った派手で見応えのあるアクションに一瞬で引き込まれた。また、稽古場の距離で見ると一人ひとりの身体能力の高さや無駄のない動きの美しさに改めて驚かされる。緊迫した雰囲気の中、着地の衝撃まで伝わってきて、思わず息を呑むほどの迫力があった。

とはいえ、カッコいいだけではないのが劇団SET。冒頭のアクションで魅せたかと思うと、すぐに公安特殊部隊の隊員・隊長が時事ネタを交えたコミカルな掛け合いを披露して笑いを誘う。

また、シリアスな設定が提示され、王道スパイアクションが繰り広げられるぶん、町の人々のシーンの和やかな様子にホッとする。道の駅で採れたての野菜を売っていたり、みんな気さくに旅行者に話しかけたりと、こんな町がどこかにありそうだと思わせるリアリティがある。

もちろんアクションだけでなく歌とダンスも健在。町民文化祭のシーンでは、ラップと女性ボーカルによる面白さとカッコよさを両立したパフォーマンスで場を沸かせたり、アクション研究会を演じるメンバーによる軽やかで華のあるアクションを披露したり。女性陣のパワフルな歌唱や和と洋のコラボレーションのようなダンスなど、ストーリーの本筋以外の部分にも楽しさが詰まっている。 町民一人ひとりが強いインパクトを残しているため、彼らの個性を楽しみつつ、「ここに潜入したスパイは大変だっただろうな……」といささか同情してしまう。

公安・スパイ陣営もシリアスから一気に笑いに振り切る場面が多く、出番は少なくても強烈な存在感を放つキャラクターが多数。パブリックイメージとのギャップで笑わせるキャラクター、ハラハラと笑いを同時に生み出すキャラクターなどが物語に華を添えている。劇団員の個性を活かしたネタや、劇団ならではのチームワークが感じられるシーンも楽しい。

座長の三宅と看板役者の小倉のやりとりでは、どこまでが台本かわからない掛け合いに、稽古に参加したスタッフや劇団員、取材陣からも大きな笑い声が。小倉のとぼけた雰囲気と、それに鋭くツッコミつつ時折反撃をくらう三宅のやりとりに、本番ではどんな笑いが飛び出すのかワクワクさせられた。

2人以外にも、本番での爆笑に向かって、稽古ではアドリブで手応えを試していたり、誰かがセリフを忘れると助け舟を出したり、思いがけないアクシデントから笑いが生まれたり。若手からベテランまで臆せず挑戦し、自分たち自身も楽しみながら魅力的な作品を作っている雰囲気が印象的だった。本番まで約1週間というタイミングでの取材だったが、ここからさらにブラッシュアップされ、芝居としての魅力も笑いも増すだろうという期待を抱かせてくれる。

全体を通してコメディーではあるものの、終盤で一気に熱いバトルアクションになるのも大きな魅力だ。山場となるシーンでは、小道具とセットも存分に活用し、見た目も音もド派手なアクションが展開される。アクションが好きな方にとってはたまらない見応えたっぷりな作品であると同時に、超小型スーパーコンピュータを巡る2人の男の生き様、平和な町が抱える秘密など、警察・スパイものが好きな方に刺さるだろうポイントもたくさん。一人ひとりの芝居を楽しめるシーンもふんだんに盛り込まれているため、見ている側も約2時間、ラストまでノンストップで熱中できるのではないだろうか。

思わぬ部分が伏線になっていたり、コミカルなシーンが王道の熱い展開に繋がったりと、シリアスとコミカルの緩急も心地よい。現代社会が抱える問題や身近な不安、この先起こるかもしれない問題も描かれており、笑いながら時折ハッとさせられる場面も。本番では衣裳やセット、音楽や照明が加わり、よりリアリティと迫力を増した、楽しくも考えさせられる作品に仕上がるのではないかと感じた。腹の探り合いや策略といった部分も描きつつ、一人ひとりのキャラクターに愛嬌があって憎めず劇団SETらしいユーモアに満ちた本作。難しいことは抜きで楽しめる極上のエンターテインメントを、ぜひ劇場で見届けてほしい。 

本作は10月19日(木)から29日(日)まで、サンシャイン劇場で上演される。

取材・文=吉田沙奈

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スケートボードストリートの世界選手権『ワールドスケートボードストリート世界選手権2023 東京』が、12月10日(日)~17日(日)に有明コロシアム(東京都)で開催される。

東京オリンピックや『X Games Chiba』など、日本でも大きな盛り上がりをみせているスケートボード。本大会は手すりや階段など街中を模したコースで高難度のトリック(技)を決め、その技の難度や正確さなどを競い合う「ストリート競技」の世界選手権となる。

スケートボードの世界選手権が日本で開催されるのは、今回が初めて。世界各国を代表する男女約200名の選手がおよそ50カ国から集結し、ストリート競技の世界王者を賭けた争いを繰り広げる。

『ワールドスケートボードストリート世界選手権2023 東京』の大会告知映像

また、本大会は来年に迫ったパリオリンピックの出場権をかけたランキングポイントを、もっとも多く獲得できる重要な予選大会でもある。ランキング上位の選手にとって、オリンピック出場権の獲得に王手をかける絶好のチャンスとなるとともに、現在ランキングに届いていない選手にとっては逆転を狙える千載一遇の機会となる。

なお、12月10日(日)~12日(火)は練習日となっており、13日(水)には女子予選、14日(木)には男子予選を実施。予選が免除されている世界ランキング1位から5位の出場選手と、予選を勝ち抜いた選手による準々決勝は15日(金)に行われ、16日(土)の準決勝を経て、17日(日)に頂点を争う決勝が予定されている。

『ワールドスケートボードストリート2023 ローザンヌ』で優勝したナイジャ・ヒューストン (c)Jake Darwen/World Skate

『ワールドスケートボードストリート2023 ローザンヌ』で優勝したナイジャ・ヒューストン (c)Jake Darwen/World Skate

『ワールドスケートボードストリート2023 ローザンヌ』女子ストリートで優勝した西矢椛 (c)Jake Darwen/World Skate

『ワールドスケートボードストリート2023 ローザンヌ』女子ストリートで優勝した西矢椛 (c)Jake Darwen/World Skate

イープラスでは10月20日(金)12:00から22日(日)23:59まで、チケットの先行発売を実施(抽選制)。一般発売は10月28日(土)12:00となっている(先着順)。

チケット料金は以下の通り。

■3日間通し券(12月15日~17日)

・VVIPシート(指定席):200,000円
・最前列シート(エリア内自由席):40,000円
・エキサイトシート(エリア内自由席):14,000円
・コースサイドシート(エリア内自由席):9,000円
・自由席(一般):4,500円
・自由席(ファミリーチケット):4,500円
・自由席(高校生):2,000円

※3日間通し券は、3日間同一席種での観戦となる。
※ファミリーチケットは、一般1名+小中学生以下2名まで同時入場可能。未就学児は膝上観戦が可能です。
※VVIPシート、最前列シートを3日間通し券で購入した場合、15日はエキサイトシートエリアでの観戦となる。
※来場時にリストバンド引換所でチケット提示の上、入場時に必要なリストバンドを受け取る。

■1日券(12月15日)

・エキサイトシート(エリア内自由席):3,000円
・自由席(一般):1,000円
・自由席(ファミリーチケット):1,000円
・自由席(高校生):無料

■1日券(12月16日)

・VVIPシート(指定席):150,000円
・最前列シート(エリア内自由席):30,000円
・エキサイトシート(エリア内自由席):7,000円
・コースサイドシート(エリア内自由席):5,000円
・自由席(一般):2,000円
・自由席(ファミリーチケット):2,000円
・自由席(高校生):1,000円

■1日券(12月17日)

・VVIPシート(指定席):150,000円
・最前列シート(エリア内自由席):30,000円
・エキサイトシート(エリア内自由席):12,000円
・コースサイドシート(エリア内自由席):8,000円
・自由席(一般):3,500円
・自由席(ファミリーチケット):3,500円
・自由席(高校生):2,000円

※VVIPシートは指定席。
※最前列シート、エキサイトシート、コースサイドシートは指定されたエリア内での観戦、エリア内では自由席となる。
※ファミリーチケットは、一般1名+小中学生以下2名まで同時入場可能。未就学児は膝上観戦が可能。

有明コロシアム会場図

有明コロシアム会場図

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10月21日(土)、22日(日)に静岡県富士宮市の朝霧アリーナ・ふもとっぱらで、『~It’s a beautiful day~ Camp in ASAGIRI JAM’23』(以下、朝霧JAM)が開催される。みどり豊かな酪農地帯・朝霧高原で、富士山を目の前にキャンプをしながらライブを楽しむ『朝霧JAM』の、当日券などチケットの最終販売情報がアナウンスされた。

現在販売中のチケットは、「2日通し券」「土曜1日券」「日曜1日券」「各駐車券」を含め公演日の前日まで販売される。なお「各駐車券」は2名分の入場券と合わせてのみ購入可能となっている。また、「各駐車券」は開催当日、該当の駐車場にてチケットを「駐車証」に引き換える必要がある。各駐車場の場所はオフィシャルサイトで確認してほしい。

【最終販売日時】
●10/20(金)各販売プレイガイドの終了時間まで販売
・2日通し券
・土曜1日券
・ふもとっぱらオートキャンプ駐車券
・ふもとっぱらパーク&キャンプ駐車券
・場外駐車券
・場外駐車券(土曜1日券)
●10/21(土)各販売プレイガイドの終了時間まで販売
・日曜1日券
・場外駐車券(日曜1日券)

 

当日券は、「2日通し入場券」「各日1日入場券」「場外駐車券(2日通し券)」「場外駐車券(1日券)」をイープラスにて販売(https://eplus.jp/sf/live/festival/asagiri ※PC・スマホのみ)する。当日券は会場での対面販売はないのでご注意を。開催まであと2日となった『朝霧JAM』。参加を迷っている方は、この最後のチャンスをお見逃しなく!

なお、『朝霧JAM』会場内での落し物については、開催中は会場内のインフォメーションテントにて対応してもらえる。開催終了後は、富士宮警察署に届けられるとのこと。

 

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ウマ娘 プリティーダービー、RAISE A SUILEN、伊藤美来、内田真礼など19組のアーティストが出演し、11月18日(土)に横浜アリーナで6時間アツいライブを繰り広げる「ANIMAX MUSIX 2023」がアニマックスで独占“初”生放送・生配信が決定したことが発表された。

さらに、スカパー!のアニマックスに契約するとテレビの生放送だけでなく、オンデマンド生配信も視聴可能になる。また「ANIMAX MUSIX 2023」だけではなく、昨年開催した「ANIMAX MUSIX 2022」や他アーティストのライブ、アニメも視聴できるようになる。現地に行けない人は、アニマックスで「ANIMAX MUSIX 2023」を楽しんではいかがだろうか。

 

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シンガーソングライター/ギタリストのReiが、コラボレーション・アルバム『QUILT』以来、1年半ぶりのリリースとなるニューシングル「Sunflower」を配信リリースした。

「Sunflower」は、共同プロデュースにESME MORIを迎えたオルタナティヴ・ポップロック・チューン。クリーントーンのリズムギターで幕を開け、弾むようなテンポのトラックに乗って、Sunflower=ひまわりになぞらえた大切な人を回想する、切なくも温かいReiのボーカルが胸に迫るナンバーとなっている。

レコーディングには、石若駿、真船勝博、TAIHEI(Suchmos、賽)といった、かねてから交流の深いミュージシャンが参加。ひまわりの首飾りをまき、物憂げな表情を浮かべたReiの姿をとらえたジャケットも印象的な仕上がりとなっている。

「Sunflower」

「Sunflower」

そして、11月29日(水)には、ミニアルバム『VOICE』を発売することが発表された。「Sunflower」を含む7曲が収録されており、収録曲などの詳細は後日発表となる。ボーナスDVDには、昨年9月23日にコラボレーション・プロジェクト「QUILT」の集大成としてLINE CUBE SHIBUYAにて開催された一夜限りのスペシャルライブ『Reiny Friday -Rei & Friends- Vol. 14 “with QUILT friends”』の模様が収録される予定。

また、Reiが2021年に立ち上げたセッションプロジェクト「JAM! JAM! JAM!」。その第三弾『Rei presents "JAM! JAM! JAM!" 2023』の開催も発表された。このイベントは、Reiが特別なメンバーと、オリジナル曲を中心に新たな解釈で音楽を再構築するという試み。

毎年錚々たる顔ぶれが名を連ねるイベントだが、今回はキーボードに、Suchmosや賽のメンバーでありSTUTSのサポートなどでも精力的に活動するTAIHEI、ベースには、所属するペトロールズの他、星野源やKID FRESINOのサポートメンバーとしても活躍する三浦淳悟、そしてドラマーにTRICERATOPSのメンバーであり、吉井和哉のサポートドラマーとしても活躍する吉田佳史を迎えて開催される。

『Rei presents "JAM! JAM! JAM!" 2023』

『Rei presents "JAM! JAM! JAM!" 2023』

 

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2023年12月7日(木)~12月12日(月)、京都市中京区の先斗町歌舞練場にて、『ZIPANGU 光が彩る演舞祭』が開催されることが決定した。

『ZIPANGU 光が彩る演舞祭』は、歌舞伎・演劇や映像を中心に、日本文化を世界に発信し続ける総合エンタテインメント企業である松竹株式会社と、音・映像・光によるステージ演出で活躍するクリエイティブ集団MPLUSPLUSが初めてコラボレーションする本イベントは、伝統的な舞踊と光が融合する新たなエンターテインメントショー。京都の先斗町歌舞練場で行われてきた、芸舞妓さんによる舞踊、OSK日本歌劇団による歌劇、石見神楽といった日本の文化である伝統的な「舞い」の舞台に、光によるステージ演出が加わった、鑑賞および体験型公演だ。

光のクリエイティブには、東京2020パラリンピック開会式や2023年のWorld Baseball Classic(WBC)のオープニングセレモニーなど、国際的なイベントの演出で世界でも高い評価を集めるMPLUSPLUSが参画。今回初めて、ステージ上のみならず、観客自身が光る法被(はっぴ)を着用して京都の劇場周辺を街歩きできるなど、最前線で“光の体験”を楽しめるという(※スペシャル体験チケットとして販売予定)。

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何やら長いタイトルだが、東京・三軒茶屋の秋の風物詩となっている「世田谷アートタウン『三茶de大道芸』」という大道芸フェスティバルの関連企画として毎年サーカス公演が行われていて、今年は日仏の国際共同制作からうまれた『フィアース5』が上演される。

【動画】『フィアース5』トレーラー

 

「サーカス」と言っても、いわゆる大きなテントに像やクラウンが登場する伝統的なものではなく、サーカスのテクニックを用いながら、ダンスや演劇などを織り交ぜて創作される「アートなサーカス」である。

明確なストーリーや台詞はないが、サーカスの世界に生きる若いアーティスト達が、失敗を繰り返しながらも成長し、最後には舞台に立つまでを描いた、いわゆる「バックステージもの」であることが明かされている。そんな『フィアース5』のメインキャスト5名が揃うリハーサル初日の稽古場に潜入した。

『フィアース5』過去公演舞台写真(2021)  (撮影:片岡陽太)

『フィアース5』過去公演舞台写真(2021)  (撮影:片岡陽太)

 

■稽古場内は既に準備万端

出演者は全員で7名だが、役割に合わせて段階的に合流することになっており、本作は2021年に初演されているが、メインキャストから2名が入れ替わっている。(初演についての詳細は、世田谷パブリックシアターのHPをご覧ください)

この日に集合したキャストとそれぞれの役割は以下の通り。

アクロバット・ダンス=浅沼圭
エアリアル・リング=長谷川愛実
エアリアル・ストラップ=アンブローズ・フー(胡嘉豪)
ジャグリング=目黒陽介
タイトロープ=吉川健斗

また、この日は不在のセカンダリーキャスト(スタッフ役)は、山本浩伸と安本亜佐美が務める。

長谷川、目黒、吉川が初演から続投。浅沼とフーが新メンバーとなる。

コンテンポラリー・ダンサーとして知られる浅沼だが、長谷川やリハーサル・アシスタントの吉田と共演経験があり、初日からチームにも打ち解けている。

また、唯一台湾からの参加となったエアリアルアーティストのフーは、不安よりも一緒にサーカスを創る仲間がいることの喜びの方が大きそうな様子だ。

初演の過酷さを知る長谷川、目黒、吉川は、更に1週間前から稽古場に来て調整を行っていたらしく、稽古場内は既に準備万端の状態だ。

リハーサル初日と言っても、構成・演出のラファエル・ボワテルと技術監督のトリスタン・ボドワンは、2018年に世田谷パブリックシアターでも上演した『When Angels Fall/地上の天使たち』のリヨン公演のため、まだフランスにいる。そのため、リハーサル・アシスタントの吉田亜希が事前にボワテルと打合せを行い、1~2週目のリハーサルメニューを作成・進行していく。

稽古場

稽古場

 

■あちらこちらから「頭がパンクする」という声が

まずは振付や段取りの確認、新メンバーへの引継ぎなどを中心に行い、数日おきにボワテルにリハーサル映像を送り、フィードバックをもらいながら進めていく。

この日はメインキャスト5名が揃う初日ということで、ウォームアップも兼ねて吉田によるワークショップから始まった。簡単なゲームを通してお互いのキャラクターを知り、信頼関係を構築していく。

身体と心が温まったところで、リハーサル開始。

初日は、細かい振付や段取りが多い2シーンが行われた。

5人(+本来はセカンダリーキャストの2名も)で行う複雑な動きを、初演の映像を観ながら一つ一つ確認していく。

とはいえ、新メンバーも含め各自が、合流前に自主稽古を行ってきており、進行は非常にスムーズだ。

大まかな動きを全員が把握したうえで、映像で確認できない細かい動きや、その動きが発生する理由などを初演からの続投メンバーが説明して補っていく。

道具の転換も全て演技中にキャストの手によって行われ、シーンによっては動線や順番を間違えると大事故になりかねないため、映像で確認→声を掛け合いながらゆっくり動く→音楽に合わせて動く、という作業を不安がなくなるまで繰り返す。

腑に落ちないところがあれば、話し合いをして動きを変えることもあるらしい。

個々の超人的な動きばかりに目を奪われがちだが、あちらこちらから「頭がパンクする」という声が聞こえてくるとおり、これはなかなか頭をつかう作業も多そうだ。

実際にはセカンダリーキャストが動かす器具や小道具、照明などもあるため、手が足りないところは舞台監督や吉田がカバーする。

稽古場

稽古場

 

■作品のテーマは「粘り強さ」

リハーサル終了後には、フランスにいるボワテル、セカンダリーキャストの山本、安本とZoomを繋ぎ、顔合わせおよび打ち合わせを行った。

ボワテルからは、

・作品のテーマは「粘り強さ」であり、失敗しても根気よく続けることで成功にたどり着く姿を描いていること。また、それは、日本のことわざ「七転び八起き」からきていること。

・自分が合流するまでに、振付と全体の流れを全員が覚えること。そのうえで、ボワテルが合流したあとに演出をつけていくこと。しかし、なぜ、その動きが発生するのか、各自シチュエーションを想像しながら取り組むこと。

・自身が持つテクニックに合わせて、振付を変化させても良いこと。

・伝統的なサーカスをオマージュした現代サーカス作品であり、作品の最後に着るサーカスの衣裳は、女性初のクラウン、アニー・フラテリーニから譲り受けた大切なものであること。

などが熱い口調で伝えられた。

ボワテルは「早く日本に行きたい」と何度も口にしていたが、今や、2024年のパリ五輪・パラリンピックに向けた大規模文化プログラム「カルチュラル・オリンピアード(Cultural Olympiad)」をも任されるようになった彼女の忙しさが、それを許さなかった。

とは言え、ボワテルが来日したあとは、2週間みっちり劇場の舞台を使って稽古をするという。

今日のリハーサルを1日覗いただけでも初演からの成長や変化が見て取れるこの作品が、本番までの1か月でどれだけ進化するのか楽しみだ

稽古場

稽古場

 

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2024年1月25日(木)~2月4日(日)東京・サンシャイン劇場、さらに広島、名古屋、大阪の3都市にて、『隅田川ヤングロード物語2 ~嗚呼!青春はマサラの香り!~』が上演されることが決定した。

2018年に小説を舞台化した『放課後の厨房男子』で出会い、アドリブが止まらず上演を重ねるごとに上演時間が延びていったことで「劇団尺伸ばし」の通称で愛されるふぉ~ゆ~、前野朋哉、野澤祐樹、田中穂先、楢木和也、三倉佳奈、そして小林顕作。その後、『放課後の厨房男子シリーズ(全3作)』、漫画を舞台化した『BORN 2 DIE』と、ヒット公演を続けおなじみとなったこのカンパニーが作秋、5回目にして初のオリジナル作品『隅田川ヤングロード物語 〜嗚呼!そりゃあいけねえぜ!〜』を上演。下町のさえない商店街を舞台にありふれた日常のなかで温かみのあるドタバタコメディを描き、大盛況のうちに幕を閉じた。

あれから約1年の時を経て、あの商店街と個性豊かな人々が帰ってくる。前作からの続編となる今作では再び訪れた商店街の危機に、マサラムービーからタイムスリップまで、前作を超えるドタバタ要素が盛りだくさんとなる。

演出を務めるのは、2018年の『放課後の厨房男子』から6年連続でふぉ~ゆ~とタッグを組むことになる小林顕作。コメディ要素満載の演出の中にある深い人間ドラマや、華やかなステージング、コミカルな作品を得意としており、話題となった舞台『呪術廻戦』の演出でも注目を集めた。俳優、ダンサー、声優、脚本家などマルチに活躍する小林顕作らしく、演出のみならずコメディ要素たっぷりの原案も担当する。

主演を務めるのは4人組グループふぉ~ゆ~。自他ともに認める“型破りなグループ”として舞台の出演を中心に、映画、ドラマ、バラエティー、情報番組へ出演やネット配信も精力的に行い、2021年にスタートした冠番組でもNGなしの様々な企画に挑戦してる。前作から続いて団子屋「丸福商店」を営む五郎は福田悠太、映画監督を目指す五郎の息子末吉は辰巳雄大、お隣の呉服屋店主で五郎の幼馴染はじめは越岡裕貴、団子屋「丸福商店」のしゃべる飼い犬ポチは松崎祐介が演じる。

そして今回も、個性的な演技で数多くの映画、ドラマ、舞台に出演する前野朋哉、俳優としてのキャリアを確実に積み、今後の活動に期待が高まる野澤祐樹、人気ダンスエンターテインメント集団「梅棒」のメンバーでミュージカル・舞台を中心に俳優・振付師として引っ張りだこの楢木和也、自主制作映画で監督を務めるなどマルチな才能をみせ確かな存在感を放つ「劇団柿喰う客」の田中穂先、双子の姉、三倉茉奈と共に、“マナカナ”の愛称で親しまれ、舞台やバラエティーで活躍する三倉佳奈らおなじみのメンバーが集結した。

さらに、ゴールデンボンバーのメンバーでパフォーマーとして活躍する一方、俳優としても精力的に活動する喜矢武豊がレギュラー客演として全公演にゲスト出演することが決定した。

メインビジュアルは、在りし青春の日々を見つめるようなふぉ~ゆ~と、初参戦の勢いを感じさせる喜矢武とが、“マサラムービー”風に扮する、まさに今回の副題「嗚呼!青春はマサラの香り!」な一枚に。6年目となる「劇団尺伸ばし」メンバーの結束と、喜矢武という新たな“スパイス”を迎えての化学反応で、前作を超えるドタバタ劇の予感満載となるので、期待しよう。

【あらすじ】
東京の下町にある寂れた商店街・隅田川ヤングロード。
団子屋「丸福商店」の主人・丸福五郎(福田悠太)と、その息子・末吉(辰巳雄大)、
そして飼い犬のポチ(松崎祐介)は、商店街にかつての賑わいを取り戻すため、PR動画撮影に勤しんでいた。
しかし呉服店「はんなり屋」の主人・高輪はじめ(越岡裕貴)と五郎の母・たね(前野朋哉)は全く協力しようとしない。

そこへ末吉の幼馴染で駆け出しの若手俳優・加藤花形(野澤祐樹)が現れる。
花形は、隅田川ヤングロードが有名映画監督・狩山豪(喜矢武豊)の最新作である和製マサラムービーのロケ地になると告げた。その映画に花形も出演するらしい。商店街の店主たちが湧き立つ中、末吉は浮かない顔。
出世していく花形に比べて自分のパッとしない生活に嫌気が差してしまったのだ。
そんな中「丸福商店」に謎の人物(三倉佳奈)からの電話がかかってくる…。

一方、河川敷へ散歩に出かけた末吉は、高校生の佑樹丸(田中穂先)と何かを発見する。
ポチが掘り起こしたそれは、なんと古びたタイムマシンの設計図で…!?

演出:小林顕作 コメント

「男はつらいよ」的な感じで続けていけたらなぁと思って昨年新作を書き上げて、今年続編を上演することが決まりました。「毎年やってるけど、変わんないなぁ! でもまた来年も観てやろうか」そんな風に思ってもらえる作品を作りたいと思っています。何度観ても飽きないマンネリを作るため、模索を続けると思うので、その模索にご注目いただけたら。
ふぉ~ゆ~とは、いつも会うのを楽しみにしていますが、何年もいっしょにやらせていただいているので、少し、家族の集まりみたいなっているかもしれません。お互い中心は変わらないということがわかっているので、ひさしぶり! またやろうかね! という感じです(笑)。喜矢武さんには、出来上がっちゃったカンパニー感を全く感じることなく、ふらっと遊びに来て楽しんでもらえる事を楽しみにしております!
お客様、私たちは毎回おんなじ感じのことを、面白くなっちゃったら尺が伸びようと全く気にせず尺を伸ばして、あぁ、また伸びちゃったなぁってやってるカンパニーです。そんな、日々どうなっちゃうかわかんない作品を、また楽しんで頂けたら幸いでございます。何卒どうぞ宜しくお願いいたします!

キャストコメント

■福田悠太
続編というと、前回を観て、尚且つちゃんと憶えていないといけないと思われるかもしれませんが、きっとそんな事はないと思います。顕作さんがそんな事なく作ってくれると思います。顕作さんなら大丈夫です。早くマサりたいです。
今回は喜矢武さんが参戦してくださいます。無骨でストイックなカンパニーなので、そこに喜矢武さんのような華やかな方が入ってきた時の化学反応がどうお芝居として出るか、そしてそれをどう鬼才小林顕作さんが演劇というフライパンの上で料理するのか楽しみです。どんなマサラになるのでしょうか。
小林さんとは6作目のタッグですが、まだ6年目? という印象です。60年位までやりたいですね。そしてこのチームでの作品作りは例年9月や10月頃なのですが、今年は年末から年明けにかけてになります。まあ、だからといって何かが変わるわけではないのですが、年明けでお餅をいっぱい食べてからの1発目の舞台になるので楽しみです。マサラ!

■辰巳雄大
正直、劇団尺伸ばしの公演は年明けがピッタリだなと思っていました。2024年の始まりに劇団尺伸ばしの作品を観てもらえれば、きっとあなたも何があっても笑っていたらきっと、うまくいくと思うはずです。
昨年の続編ですが、続編だからこその面白さはきっと台本をもらった時にまず自分達が味わうのでしょう。演出の小林顕作さんは前作の時点でもうシーズン5くらいまでは構想があると言っておりました。今作からでも間に合います。早くあなたも隅田川ヤングロード物語に仲間入りして下さい。さらに今回は喜矢武さんが初参加です。喜矢武さんの爆発力が劇団尺伸ばしに新たな風穴を開けてくれる事は間違いありません。ただでさえ尺を伸ばしてしまう僕たちが喜矢武さんと出逢う事でどんなゴールデンな時間をボンバーしてしまうのか楽しみです。
今回も凄い事になりそうです。どうか、あなたの人生の尺を少し僕たちにください。僕らの公演はメッセージ性は特にありませんが笑いすぎて何故かあなたの人生の尺が少し伸びる効果があると言われています。2024年の爆笑初めを是非劇場で!

■越岡裕貴
6作品も、この愉快なカンパニーと舞台に立てること、そして年明けから劇団尺伸ばしの公演を迎えられること嬉しく思います。今年は尺を伸ばさないよう頑張ります。
『隅田川ヤングロード物語』は、観劇していただければ、ただただハッピーになります。寿命が伸びる舞台です。ビジュアル撮影時、このコメントを書いている時もマサラムービー?ってなっております。良い意味で怖いです、、、(笑)喜矢武さんは僕たちふぉ〜ゆ〜の一つ上の歳で、カンパニーでは前野さん、三倉さんと一緒です。すでに接しやすさを感じてます。なので早くイジれるようになりたいです。
意気込まないことが意気込みです! なので皆さんも意気込まずに観劇して下さい。是非、楽しんで下さい。

■松崎祐介
皆様マサラムービーと聞いて何を思いましたか? 僕はスパイスの効いたカレーでした。続編は更にスパイスの効いた物語になるでしょう。でも、年明けという事で寒さが心配です。僕は寒さが苦手なものでして良く厚着をして家を出ます。ただ劇場は僕達のエナジー、そして皆様のパワーで熱くなる事でしょう。
喜矢武さんにはビジュアル撮影の時にお会いしましたが、印象は友達の兄ちゃんですね。だから兄ちゃんです。兄です。ニ~~~~ィ~~~~って発声する感じです。
今回もこのカンパニーで贈る、最高最尺最幸エンターテイメントを皆様の視覚と聴覚に直接コンタクト。会場でお待ちしており松。
トゥクストゥ~~~~ル〜!!

■喜矢武豊
僕なんかにお話をいただけるとはびっくり&光栄でございます!しかもメインビジュアルにまで参加させていただくほどの大役を! すごく楽しそうな話ですが、ビジュアル撮影の時点で役も決まっておらず、言われるがままにインド人の様な服を着させられ撮ったので、きっと変な作品なのだろうと思っております(笑)
ふぉ~ゆ~さんとはビジュアル撮影で初対面でしたが、年齢が近いのと、一言目が「お酒は好きですか?」だったのできっとぶっ飛んでる人達なのだろうと気が合いそうで楽しみです(笑)。ただ、ふぉ~ゆ~さんの舞台はアドリブが過ぎると聞いているのでビビり倒しております。僕もそれに乗っかって暴走する可能性もありますので、話の流れをぶち壊すかもしれませんがご了承くださいませ(笑)
舞台自体久々ですが、足を引っ張らない様に、かつ、ふぉ~ゆ~さんより目立つ様にがんばります!

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シェイクスピア、ダークコメディ交互上演のうち一つ目の『尺には尺を』が2023年10月18日(水)に開幕した。

シェイクスピアの戯曲のなかでは上演回数もそれほど多くはなく、登場人物も屈折したキャラクターが多く、"ダークコメディ(暗い喜劇)"と呼ばれる『尺には尺を』と『終わりよければすべてよし』。この二作は同時期に執筆されたと推測され、悲劇とも喜劇ともつかない、その結末から「問題劇」とも分類される。シェイクスピア作品の中では、数少ない、女性が物語の主軸となる、

先陣を切って初日を迎えた『尺には尺を』は、岡本健一演じる「アンジェロ」とソニン演じる「イザベラ」の激しい攻防と、それぞれの葛藤に客席は熱気に包まれた。観劇後には、権力、ハラスメントなど400年以上前に書かれたとは思えぬ、シェイクスピア戯曲の驚くべき同時代性と、波紋を呼ぶその結末について、観客同士で語らう姿が見受けられたという。

翌10月19日には、交互上演のもう一つの演目『終わりよければすべてよし』が開幕する。

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2024年公開予定の映画『わたくしどもは。』から、追加キャストと音楽情報が解禁された。

『わたくしどもは。』は、初長編映画『Blue Wind Blows』が第68回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門に正式招待された富名哲也監督の最新作。小松菜奈と松田龍平がW主演を務める長編映画だ。ベネチア国際映画祭が新鋭監督を支援するプロジェクト、『Biennale College Cinema 2018-2019』のインターナショナル部門9作品のうち日本から選ばれた企画で、10月23日に開幕する『東京国際映画祭』のコンペティション部門にて、公式出品作品としてワールドプレミアを迎える。

 
 

舞台は佐渡島の金山跡地。倒れている女(小松菜奈)が目覚める。女には過去の記憶がない。女は、清掃員の女性・キイに助けられ、家に運ばれる。そこにはアカとクロという名の女の子も暮らしている。名前を思い出せない女はミドリと名付けられ、キイと一緒に清掃員として働き始める。ミドリはそこで警備員の男(松田龍平)と出会う。 男もまた名前と過去の記憶がないという。そんなミドリと男は互いに惹かれ合っていく。

新たに出演が発表されたのは7名。大竹しのぶが、記憶を失った女(小松菜奈)を助ける金山跡地の掃除婦キイを演じる。また、片岡千之助がジェンダーに悩む高校生の透役、石橋静河が謎のバスガイドのムラサキ役、田中泯があの世とこの世の狭間の番人である館長役、内田也哉子が透の母親役、森山開次が爛れた男役、辰巳満次郎が能楽師役で出演する。

野田洋次郎

野田洋次郎

また、劇中音楽をRADWIMPSのフロントマン・野田洋次郎が手がけることも明らかになっている。

『わたくしどもは。』は2024年ロードショー。

 

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